上田真而子のレビュー一覧

  • あのころはフリードリヒがいた

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    さまざまな出来事が時系列で進んでいく。
    リヒターの作品3作目にして初めて一気に読みきりました。ノンフィクションが好きなせいかもしれません。あとがきにも「おそらくこの作品のほとんどが著者自身の体験、少なくとも自分の眼で見、耳で聞いたことだろうと思います」とあるので。

    アンネの日記があまりにも有名ですが、これもまた、誰もが読んでおく(知っておく)べき本ではないでしょうか。

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    2021年01月31日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

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    エンデの作品でジム・ボタンのシリーズが一番好き!
    どんどん話が展開されていく感じも好きだったけど、何より情景描写が凄すぎて、想像がどんどん掻き立てられていった✨
    とにかく表現力がすごいな〜

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    2020年12月17日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

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    ファンタジックな登場人物に強く惹かれた。
    特に見かけ巨人のトゥートゥーさんは遠くから見るときだけ巨人という設定には、エンデの想像力の豊かさを感じた。
    あと話はしないけど擬人化されている機関車のエマにも、物語を通じて「あともう少しガンバレ!」と応援したい気持ちが芽生えてくる。

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    2018年07月28日
  • 黒いお姫さま ドイツの昔話

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    絵物語作家のヴィルヘルム・ブッシュが採集したドイツの昔話11篇。佐々木マキさんの挿絵が可愛いよう。

    黒いお姫さま
    かしこい百姓
    小人のぼうし
    金のくさりをつけた王子さま
    スリクシェばあさん
    しようがないヤギ
    ムッシェティーア、グレナディーア、プンペディーア
    寒い冬
    ふたごの兄弟
    かじ屋と坊主
    魔法にかけられたお城

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    2016年06月17日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

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    立て!アクション!ファイト!ジムボタンのように― 勇ましい主題歌がいつまでも記憶に残っていて、この本のタイトルを見た途端、ぱあっと小学生のころに見たアニメを思い出した。

    でも1枚目のさし絵を見てびっくり。アニメで見たジムボタンと全然イメージが違う。
    読み進めたら、さらに違いは歴然に。ジムボタンは黒人の男の子で、ジムのズボンが何回縫っても同じ所に穴があくので大きなボタンを縫いつけたのが名前の由来だって。ボタンパンチのボタンじゃないんだ(笑い)

    でも、そんな違いなんかすぐ忘れるほど、ストーリーに入り込んでしまった。最大の理由は、ジムや機関士ルーカスといった登場人物が、すごくいいやつだってこと。

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    2018年11月14日
  • ハイジ 下

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    ハイジはフランクフルトからおじいちゃんの元へ帰ってきました。そしてフランクフルトからクララがやってくることになったのです。しかし秋口になり、病弱なクララが山へ来ることは難しいためクララの主治医がまず山へ来ることになりました。先生は妻を昔に亡くし、最愛の一人娘も亡くしたばかりで打ちひしがれていました。落ち込んでいる先生にゼーゼマンが提案したのです。


    下巻にもなると、アニメで省かれているエピソードも幾つかありました。
    でも私の中ではそれは意味のある省略だと感じずにいられませんでした。
    最も大きく省かれた、宗教的な表現について。改めて原作を読むことでもう既に知っているエピソードにより深みを与えて

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    2015年10月17日
  • ハイジ 上

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    デーテおばさんに連れられて、ハイジはアルムの山の上のハイジのおじいさんの所に行きました。麓の村ではおじいさんのよくない話ばかり。いい仕事に巡り会えたデーテおばさんはハイジをおじいさんのところに置いて世話をしてもらうことにしたのです。
    気難しいおじいさんにも、山羊使いのペーターや山羊たち、そして雄大なアルムの山々の自然にもすぐに打ち解け親しんだハイジ。山での暮らしがすっかり気に入りました。

    子どもの頃から大好きなアニメ。原作をやっと読みました。
    昔の訳だと少し難しい表現かなと思っていましたが、全くそんなことはなくスイスイ読み進められました。
    私が最も感動したことは、アニメで省かれているエピソ

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    2015年10月14日
  • あのころはフリードリヒがいた

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    ハッピーエンドが好きです。登場人物のがんばりが報われる物語が好きです。しかし世の中そんな話ばかりでないことも知っています。

    戦時中のドイツでの物語。ドイツ人のぼくが見た友人のユダヤ人フリードリヒの生涯。ユダヤ人迫害の様子が、ドイツ人の目から淡々と描かれています。
    つらい展開が見えているため、手に取ることを躊躇していました。思い切って読んでみると、静かな文章がスルリと胸に迫り、つらさに目を背けることなく読むことができました。重い内容のものを読ませることができるのも小説の力なのでしょう。

    まだ平和だった幼年期から書かれているため、世の中の変わりようがはっきりと感じられます。
    徐々におかしな方向

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    2022年02月22日
  • バンビ 森の、ある一生の物語

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    生きる哲学の詰まった本。
    動物が動物らしく生きている。
    生きるということは、美しい。
    同じ物事でも視点を変えると
    違って見えるということに気づかせてくれた本。
    ドキドキハラハラ、最後は感動。
    何度も読み返したい。

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    2015年05月31日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    ときには空想の世界に遊ぶのもよきことかな。

    これが1800年初頭のお話というのだから、まあ昔話はもっと昔からあるので、そんなに驚くことでもないけど、驚きです。

    ちなみに、これは先日行ったジブリ美術館にて、くるみわり人形の展示があり、そこでこの本が紹介されていたので、読んでみました。

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    2014年06月16日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    マリーの豊かな想像力にたのしませてもらいました。
    いや、くるみ割り人形との出来事は、本当のことだったんですよね。

    素晴らしい世界に連れて行ってくれてどうもありがとう、マリーさん。

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    2013年10月25日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    ネタバレ

    昔、家にくるみ割り人形のビデオがあって
    何回も観てたので、内容は知ってましたが本を初めて読み
    結構怖い話だと思いました。

    クリスマスの雰囲気とか、おとぎ話の国の景色とか
    描写?が素晴らしい。すごく頭に浮かびます。

    昔の記憶なので曖昧ですが、ビデオの内容は結構本の内容に忠実だった気がします。また観てみたくなったがもう無いんだよね・・・

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    2012年05月02日
  • ハイジ 上

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    なんとなくアニメのハイジを知ってるだけだった
    素晴らしい!
    ハイジがスイスに帰りたい気持ちを押し殺してるところは泣きそうになる

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    2012年04月27日
  • きつねのライネケ

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    この岩波少年文庫版「きつねのライネケ」は読者対象として小学5.6年生を想定しているようです。  つらつらと思い出してみるに、KiKi がその年齢層だった頃、子供のための読み物というものの大半は「勧善懲悪」「予定調和」の物語ばかりだったように思います。  そうであるだけに KiKi は読中、まるで当然の事でもあるかのように「ああ、最後にはライネケには罰が当たるんだろうなぁ」と思いながら、ライネケの口から出まかせ答弁を楽しんでいました。  ところが・・・・です。  な、な、なんとライネケは勝利を収め、ライオン王の片腕となって動物王国(?)の重鎮となってしまうなんて!!!

    でもね、よくよく考えてみ

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    2011年09月27日
  • はてしない物語 上

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    映画化もされたエンデの名作。本を読む少年とその本の内容と、二重の構造になっています。永遠のファンタジーですね。

    確固とした夢の世界が無いために、人間は戦争をはじめるという論理。揺さぶられました。虚言・妄想がファンタージェンの国(確かな夢の国)を滅亡へ向かわせ、さらにそのことが人間世界の退廃にも影響を及ぼすという悪循環。真っ当な夢・空想を失うと、想像力が妄想や虚言の方面へ助長し、その逆もまたしかりという話。太い芯の通ったファンタジー小説。

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    2025年04月14日
  • バンビ 森の、ある一生の物語

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    興味をもったことはなんでも尋ねる無邪気な子供のバンビ、それにゆったりと答え、時には敢えて答えない母親。森の仲間と戯れ天真爛漫な子ども時代を経て、やがて立派な大人の鹿へと成長していく様子は素朴ながら感動的です。訳も柔らか。
    ディズニーのバンビが、その残像すら綺麗に吹き飛んでしまう。さよならでぃずにーバンビ。(あれはあれで可愛いけれど。)

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    2011年08月29日
  • バンビ 森の、ある一生の物語

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     冒頭部分、生まれたばかりのバンビの成長の日々は読んでいるこちらも幸せになってしまいますが、長くは続きません。
     突然森に現れる災いのもと【あいつ】。あいつが体の一部から轟音と炎と嫌なにおいを放つと、離れた場所にいる森の仲間が血を流して倒れ、死んでいく・・・。
    あいつってなんだろう。あいつは何がしたいのだろう。
    森の仲間はあいつの思うがまま死んだり、生きたりしているのだろうか。
     森の古老と触れ合ううちにバンビは気づきます。あいつも、自分たちも同じ、より偉大な存在の一部ではないのかと。

     対象年齢は小学5~6年以上ですが、自分が小学5年生だったら、どこまで深く読めただろうか、単に物語の筋を追

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    2011年04月01日
  • はてしない物語 下

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    実はまだ読んでいなかった名作。やっと読みました。

    昔、映画で見た時中盤までは面白くわくわくしながら見たのですが、ラストがどうしても納得できずモヤモヤ感が残ったのです。バスチアンの役割が腑に落ちなかったんですね。
    そうしたらば、映画は原作の序盤部分しか映像化せず無理矢理終らせていたことが判明。なるほど本当の物語、バスチアンの物語はこれから始まるところだったのかと納得。

    壮大な物語の中で主人公が出会う人々にもまた物語があることを示唆する「けれどもこれはまた別の物語」という一文に、物語世界のはてしない広がりを感じます。そのことが最終段階で意味を帯びてくることにも驚嘆させられます。いやもう本当に物

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    2023年10月28日
  • ハイジ 下

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    大感動です…。
    神さまを信じる純粋な心。
    素晴らしいです。
    こんなまっすぐな物語があっていいのだろうか!
    名作は名作と呼ばれる理由がやはりありますね。

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    2010年02月21日
  • ハイジ 上

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    アニメでざっくりは知っていますが、原作を読むのは初めて。
    なんて気持ちのいい少女なのか、ハイジ!
    そして周りの人々もええ人ばっかり。
    なので、ロッテンマイヤーさんの厳しさが際立ってしまいますね。
    上巻はハイジがアルムに帰って来るところで終わってます。
    下巻が楽しみです。

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    2010年02月21日