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Posted by ブクログ 2023年04月12日
事実を押さえた筆致で綴る。筆者リヒテルがフリードリッヒと過ごし、関わった17年はモノクロで再現され、取り囲む景色、人々、会話が再現される。
善悪を語るのではなく、これを読んだ人間がどう感じ、どう捉えたか、それぞれの胸に手を置いて考える事を突き付けられる。
ナチスモノを始めて読んだのは14歳の時の「...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月25日
2021年のオリンピック演出(演出家が過去ホロコーストをネタにした)といい、日本人は今一度世界が抱える歴史にしっかり向き合うべきだと考える!!!
この本を読んで、演出家の方は当時の状況を面白おかしくネタにしようとは絶対に思わないはずだ。
当たり前の日常から、少しずつ迫害を受けていく生々しい状況...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月16日
読みながら苦しかった。読み進めるうち、徐々に苛烈になっていくユダヤ人迫害。深くなっていくフリードリヒ一家の絶望。シュナイダーさんの、ユダヤ人への迫害が20世紀という理性ある時代にもなって、そこまで酷いものにはならないだろうという期待に、胸が詰まった。どうしてこんな結末にならなければならなかったのだろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月31日
さまざまな出来事が時系列で進んでいく。
リヒターの作品3作目にして初めて一気に読みきりました。ノンフィクションが好きなせいかもしれません。あとがきにも「おそらくこの作品のほとんどが著者自身の体験、少なくとも自分の眼で見、耳で聞いたことだろうと思います」とあるので。
アンネの日記があまりにも有名です...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月04日
ドイツがナチスの指導の元第二次世界大戦へと進む中で、ドイツ人の「ぼく」が隣人、そしてユダヤ人のフリードリヒとの交流を日記にして当時の時代を描いた作品。
中学生のころ一編が教科書に掲載されており、当時読んだが、20数年の時を経て、古本屋で三部作で販売されているのを見て再読。そしたら最初は辛くて読めなか...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月22日
ナチスの負の部分、加害者としてのドイツについてじっくり学ぶドイツ。
映画「シンドラーのリスト」を観たり、この小説を読んだりする。それは悲劇を繰り返さないため。これに尽きる。ドイツ人のコラムニストの記事に触れこの本を再度読んでみた。
翻って昨今の日本はどうだろうか。
日本の加害の部分に触れる物語より...続きを読む
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