上田真而子のレビュー一覧

  • ジム・ボタンの機関車大旅行

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    これが処女作と知って震えました。小学生のころにモモとはてしない物語は読んだのですが、これだけは未読だったのでワクワクしながら読み終えました。最後の竜の展開は素晴らしい!フクラム国の問題をどうするか、ずっと気になっていたので一安心です。フクラムという国名も伏線だったんだなあと思うとすごいとしか!(訳者さんのちょっとしたウィットですかね??)冒険の中に金言が散りばめられていて、モモと同じようなメッセージ性を感じました。

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    2014年05月10日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    チャイコフスキーの楽曲で有名な「くるみ割り人形」の原作です。少女の空想の中、くるみ割り人形はおもちゃの兵隊とともにネズミと戦い、お菓子の国へと少女を誘うのです。
    甘いお菓子のような幻想的な世界でありつつ、原色に彩られたような酩酊感をも催します。そして鮮やかな光を投射して出来る濃い影もそこにはあります。何とも面白い読後感でした。

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    2013年11月23日
  • 若い兵士のとき

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    散文形式で綴られている。時系列に並んでおらず、物語の前後がわかりにくいが、それだけつらい経験だったのだろう。
    もう戦争は起こしてはいけない。

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    2013年05月20日
  • ぼくたちもそこにいた

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    登場した作者の友達は無事復員できたのか。書いてない辺り、復員できたのは作者くらいなのでは。
    戦争はいやですね。戦争に盛り上がっていくあの独特な雰囲気もいやだ。

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    2013年05月20日
  • バンビ 森の、ある一生の物語

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    ディズニー映画とは、けっこう印象が違うかも。

    原作のほうが、人間との関係に主題が置かれてる感じがする。

    産まれたてのバンビが見る森の描写なんかは、バンビになった気分で新鮮に読める。

    けど読んでるうちに、いつのまにかバンビが遠い存在になってしまっている。
    なかなかハードボイルドというか、ニヒルでございますな。


    続編?の『バンビの子どもたち』も読んでみたいなぁ…。

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    2013年04月26日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

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    エンデの本。今まで読んだことがなかったが、目にとまったので読んでみた。いろいろ示唆に富んでいるが、これを読んだ子供たちにどこまでが伝わるのだろうかと考えてしまった。不思議な冒険譚で終わってしまわないだけのものが力があるのか。自分が子供の頃に読んだとしたら、どうだったのかな?久しぶりに「モモ」や「はてしない物語」を読み返してみたくなった。

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    2013年04月12日
  • ハイジ 下

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    ネタバレ

    ペーターが粗雑な?田舎青年として描かれているのがちょっと衝撃的。

    キリスト教の教え的な色も非常に強い話だけど、素敵なお話でした。

    アニメもかなり原作の世界をうまく作り上げていたのだなぁ、と
    改めて思いました。

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    2013年04月01日
  • ハイジ 上

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    ネタバレ

    上巻はクララのおうちで夢遊病になって、アルムに帰るまで。

    ハイジは非常に快活な子で、それゆえおじいさんともうまくやっていける。
    このつれてこられた子が愚鈍な子だったら・・・と考えると恐ろしくもある(!)。

    翻訳も昔のものなので、この(時代の)本でしか味わえない、翻訳の味も味わいながら、すばらしい世界に没頭しました。

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    2013年04月01日
  • バンビ 森の、ある一生の物語

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    圧倒的な古老の存在感。
    森の匂いや日差しまで感じる情景描写。

    すごい!
    ほんとに読んで良かった。

    ディズニー映画のバンビとは、別物。
    あのイメージがあって敬遠してたけど、
    全く次元が違ったぞ。

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    2013年02月04日
  • きつねのライネケ

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    ライネケの見え透いた嘘に何度も騙される無能な王、正直者すぎて搾取されつづける羊やうさぎたち、そしてライネケが決闘に勝利した途端手のひらをかえす民衆たち。昔からの言い伝えであるというこの話からも、世相はいつの時代も変わらないんだということがわかる。まさに憎まれっ子世にはばかる。

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    2012年02月14日
  • ジム・ボタンの機関車大旅行

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    ときどき意味深な言葉があり、社会への風刺が読み取れる。これが処女作とは信じられないほど。大人が読んでもしばし空想の世界に遊ぶことができる。

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    2011年12月22日
  • ハイジ 上

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    宗教描写も多いが、アニメのハイジが吹き飛ぶくらい素敵な本。チーズもパンも、本当に美味しそう。読んで良かった。

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    2011年06月09日
  • 若い兵士のとき

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    「あのころはフリードリヒがいた」
    「ぼくたちもそこにいた」の
    完結編となるこの作品。

    読みながら、何か不思議だなと思っていたら
    この作品は各章が*で仕切られているだけで
    ストーリーがないことに気付いた。
    つまり、リヒターは記憶に残っていることを
    絞り出すようにして、
    ただただ、書き残したのだろう。
    思い出すこともつらく、思い出したくもないことを
    「伝えなくては。。。」という使命感のみで
    懸命に書き残したことが伝わる文章だった。
    一説には、リヒターはこの作品を最後に
    筆を折ったとも言われている。
    それだけつらい作業だったんだろうと思う。

    この三作品を読んで、まず「知る」ことが大事だと思った。

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    2011年02月17日
  • ぼくたちもそこにいた

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    「あのころはフリードリヒがいた」の続編となるこの作品。
    この作品は、ヒトラー・ユーゲントに入団した
    3人のドイツ人少年の経験を書いている。

    この作品を通して、少年達の中にも様々な葛藤が
    あったことが分かる。
    すぐに染まった者。
    何かおかしいと思いつつ、進むしかなかった者
    できるだけ抵抗した者など。
    でも、これはドイツだけの話だけでなくて
    戦時中は、日本でも同じようなことが
    多かれ少なかれ起きていたのでは
    ないかと思う。
    このようなことが二度と起こってはいけないと思う。

    この作品もリヒターの体験を基に書かれているので
    まえがきのリヒターの言葉がとても重い。

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    2011年02月12日
  • ぼくたちもそこにいた

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    冒頭の著者の言葉、「わたしは参加していた。〜わたしは、もう二度と信じないだろう。」が衝撃的で、読み終えるまで心臓の辺りでもやもやと沈澱していた。年号と共に付された「ぼく」の年齢が自分の歳に近づくにつれもやもやは濃くなった。

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    2011年02月10日
  • 若い兵士のとき

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    兵士となって前線へ赴いた「ぼく」が悪化し、崩壊していく戦況の中で見たもの。
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    リヒター三部作の最後。こちらも「ぼくたちもそこにいた」のように、回顧録的な位置付けのように思えました。志願してから下士官となって戦線が崩壊するまで、淡々と描いています。負傷しつつも尉官として下にも置かぬ扱いを受ける中、戦線が崩壊すると軍や民衆とともに敗走しますが、次第に民衆の目線が厳しくなっていって、軍の特権を受ける自分に迷いが生じ、最後には民衆から向けられる目線に耐えがたくなってしまう有様は一個人としては読むに耐えないものでした。国家の嘘に乗せられて、結局酷い目に遭うのは一兵卒だったり巻き

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    2025年12月21日
  • ぼくたちもそこにいた

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    ドイツ少年団、ヒトラーユーゲント、そして志願兵として前線に赴く「ぼく」と友人ハインツ、ギュンターの3人。
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    「あのころはフリードリヒがいた」で衝撃を受けてしまって読まざるを得なくなった続編です。ここではドイツ少年団に入ってからヒトラーユーゲントを経て前線で戦闘に放り込まれるまでを描いています。続編ということもあるのですが、前作とは少し異なって友人二人や親の間で揺らぎつつも「ドイツの少年」としてナチ政権下のドイツ国民を内側から見た様子を淡々と描写しています。フリードリヒも一瞬出てきますし、空襲でアパートを焼け出されたりするなど、前作とだいたい同じ経過を辿りますが、

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    2025年12月21日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    タイトルが有名過ぎて読んだ気になっていたお話の1つ。ちゃんと読むと結構思ってた話と違った。
    ロマンス要素があると思ってなかった!結末がどうなるかワクワクしながら読めた。

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    2025年05月08日
  • はてしない物語 上

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    アトレーユは勇敢で大好きで応援したいのですが、どうしてもバスチアンがヘタレすぎて好きになれませんでした…。

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    2025年01月19日
  • クルミわりとネズミの王さま

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    夢なのか権実なのかわからない、でもそれが子供でも大人でも経験する夢で、妄想で、理想だからこの感覚が良いと思えるお話し。
    目まぐるしくて場面がパンと変わる、この切り替わりが睡眠中の夢の切り替わりのようで、現実世界での経験はなかなか頭が混乱する。混乱するのはあたまが硬くなってきたからなのかも。

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    2024年09月13日