山田文のレビュー一覧

  • ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~

    Posted by ブクログ

    ついに読み終えた米国副大統領JDヴァンスの自伝。米国内陸部で見捨てられ明日への希望のない絶望の中で暮らす白人貧困層の現実を見せつけられる。
    なぜ民主党ではなく、トランプがこうした白人貧困層から支持を得ているのか、その手が会とはするな」といった疑問の根本について考えさせられる名著である。

    0
    2025年11月02日
  • ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~

    Posted by ブクログ

    あまりに名著だと、著名人が言うので購入。
    内容的にも読みやすく、ドンドン読み進められた。
    この本を読んだ人は、ヴァンス副大統領を応援せずにはいられないのでは?
    ご本人の政策や主張については、全然知らないので、これからフォローしていきたい。
    日本だけが大変だと思いきや、米国も深刻な状況だとわかる。

    0
    2025年10月21日
  • ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~

    Posted by ブクログ

    難読ではないんだけど、なんか読みにくい一冊。こういう人々がトランプ政権を支えているという勉強にはなります。

    0
    2025年09月17日
  • 忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方

    Posted by ブクログ

    普段自分が感じていた仕事に対するモヤモヤ感を見事に明らかにしてくれた書籍
    納得できることが多かった
    偽仕事という言葉は初めて聞いたが、確かに言い得て妙だと感じる
    時間潰しにしていること、以前やっていたから踏襲していること、意味もわからずやっていること、我々の仕事の本質を作者は問うている
    仕事ってなんのためにするのか?
    改めて考える必要があるだろう
    知人に、特に同僚に勧めたい作品

    0
    2025年09月03日
  • 忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方

    Posted by ブクログ

    夏の課題図書として勧められて読む

    「偽仕事」がなぜ生まれるのか、そしてそれはなぜ減らないのか、減らすにはどのようなことをすれば良いのかが理論立てて説明されている。

    なぜ生まれるのかについては、技術革新による直接作業時間の減少とそれと逆の動きをしている間接作業の肥大化が原因であるとしている。労働市場が供給主導になり、専門知識のないスタッフが爆増しそれに割り当てる偽仕事が増えた。

    そしてそれは一度生まれると簡単には減らない。偽仕事であると気づいていてもそれを肯定することはないし、そもそも気づかないことも多い(合理的に思えるが部分最適であるようなパターン)。

    それを減らすには何ができるか。業

    0
    2025年08月10日
  • ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~

    Posted by ブクログ

    数多くの小児期逆境体験を抱えた子どもはどんな地域で育ち、どんな文化的背景の中で育つのか?がよく分かる自伝。少し切なくなってしまう物語でもある

    0
    2025年06月15日
  • ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~

    Posted by ブクログ

    この著者がエール大学に入学した後に感じたもの、レベル感は全く異なるののだが、私が地方の女子校から東大に入学した際に感じたものを思い出させて、著者の若き頃を抱きしめてあげたくなった。
    社会関係資本の大切さ。
    トランプ政権で著者が副大統領になっていることが、少しでも世界を照らしてくれるといいなあ。

    0
    2025年05月06日
  • ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~

    Posted by ブクログ

    アメリカ合衆国の副大統領に就任し、トランプの右腕として注目されている人物の反省を綴った自伝。トランプの支持基盤となった通称ヒルビリーは、多様性が尊重される近年のリベラルな思想からも見放された層である。現在のアメリカを理解するために手に取ったが、全く異なる他者を赤裸々に記しているという点で文学としても素晴らしい一冊だと感じた。

    0
    2025年04月20日
  • ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~

    Posted by ブクログ

    アメリカの現職副大統領J•D•ヴァンス氏が2016年に発表した回想録。私が先週の火曜日にこの本を手に取ったきかっけは整理していた古い新聞の書評欄を観て本書の存在を知って興味を持ったからです。何がトランプ政権を再び誕生させたのか?アメリカ社会の繁栄から取り残された白人たちというはわれわれ日本人にとって見えにくい存在で、多様性を尊重するリベラリストの民主党政権下ではないがしろにされてきた存在です。幸いだったのは私が鈍感で本書の著者があの副大統領J•D•ヴァンスだと認識したのは一気に読み終えて久しぶりに読書後の充実した高揚感に浸っていた時です。最初から現職副大統領の著書ということで本書を手に取ったら

    0
    2025年03月30日
  • ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~

    Posted by ブクログ

    表面的でないアメリカを知ることができて良かった。トランプ大統領の発言は、日本ではトンデモ発言、どうしたアメリカと報道されるが、アメリカでは支持する層があるわけで。一瞬の流行ではないその根深い理由を知ることができた。

    また、著者が成功してからも、何かあると内面から湧き上がる怒りの感情や子供の頃のトラウマを乗り越えようとしつつも、曽祖母の代から続く血の濃さを改めて実感するところが、白人労働者層にとっても、単なるアメリカンドリームを体現した人以上の作品になっているのではないか。


    この本がベストセラーになって著者が有名になり、そこにトランプが目を付けて、陣営に引き込むことでまた支持を増やし、、、

    0
    2025年03月29日
  • ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~

    Posted by ブクログ

    (2025.4.9追記)2024.12.26に、以下のコメントを書いたが、関税をめぐる中国の農民を蔑視するような発言や、トランプをヒトラー呼ばわりするなど、ちょっとどうかと思う発言が相次いでいる。
    この本が歴史的書物になるかもと期待したが、アメリカ白人の全てではなく、実はごく一部の話であって、価値のない書かもしれないと不審に思うようになりました。

    以下、2024.12.26のコメント
    個人的に、今年読んだ本の中で、一番のオススメです。トランプの支持層である、白人労働者はどんな人達なんだろう?それを知ることによって、トランプが再当選した理由や、今のアメリカをより深く理解できるかと思って読みまし

    0
    2024年12月26日
  • ファンタジーランド(下)―狂気と幻想のアメリカ500年史

    Posted by ブクログ

    1980年代から現在までのアメリカを総ナメした本。
    奇しくもトランプ政権誕生により、この本の正しさを証明したのは何とも皮肉。本書で「トランプを描写すれば、実質上この本の要約をしたことになる。」とまで書かれている
    「アメリカの分断」が話題の今、下巻だけでも(出来れば上下巻)読んで欲しい

    0
    2024年06月07日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

    Posted by ブクログ

    本書『mRNAワクチンの衝撃: コロナ制圧と医療の未来』は コロナワクチンを開発した会社の1つであるドイツのビオンテックを取り上げたノンフィクションだ。 日本では同じようにmRNAを用いたワクチン開発会社であるモデルナはよく知られているが、ビオンテックについてはあまり知られていないかもしれない。本書にも詳しく買いてあるが、それほど規模が大きくなかったビオンテックはワクチン配布にあたってはファイザーと提携しており、日本では”ファイザー”ワクチンと呼ばれていたからだ。

    生物を真面目に勉強した人をのぞいて、コロナワクチンが広く利用されるようになるまではRNAという単語を知っている人はほとんどいなか

    0
    2024年03月18日
  • 心に、光を。 不確実な時代を生き抜く

    Posted by ブクログ

    流し読みのつもりが、割としっかり読んでしまった。前作マイストーリーの土台があるためすんなりと読めた。
    変化に反応するのではなく、応答する。
    自由はうっとりする花園ではなく、頭上に上げ続けるバーベルだ。
    “気高く生きよう”
    すなわち感情を、変化を起こす有用なツールとして行動に変えよう。
    色々と胸に残るフレーズがあった。
    とにかく色々な変化や自信のなさに押しつぶされそうになるが、わたしも“気高く”生きたいと思った。

    0
    2024年03月12日
  • 地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる

    Posted by ブクログ

    近年読んだ本の中でもとてもためになった著書だった。
    ビルゲイツがやろうとしていることの信念が感じられる。
    高いモチベーションは、どこからくるのか。素晴らしい人だと感じた。

    自分の資金を投資という形で提供しているが、そのことが、気候変動の問題に対する著者の回答である。

    温室効果ガスの削減
    1 ものを作る
    2 電機を使う
    3 ものを育てる
    4 移動する
    5 冷やしたり暖めたりする
    この活動全てに対策が必要となってくる。

    0
    2023年08月11日
  • 「歴史の終わり」の後で

    Posted by ブクログ

    ご多分に漏れず、よく知らないのに知った気になってました。まずはフランシス・フクヤマ氏に対する偏見・誤解から脱出し、近しい所ら辺へ辿り着ける入門書なんだろうと思います。対話形式ですし、感覚として新書に近いです。
    私は「成長」に対し懐疑的というか、神話めいた印象を拭うことができなかったのですが、成長のない世界はゼロサムの略奪ゲームになるという指摘は発見でした。また、国民は共同幻想(この単語は使われていません)というか、物語を共有することで構築されるとか、その物語は人種や民族や宗教ではダメだとか、基本に立ち返る言説が頻出する本でした。良かった。

    0
    2023年06月13日
  • 地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる

    Posted by ブクログ

    気候変動がいかに危機的か、それを解決するための具体的な施策が描かれていて分かりやすかった。ビルゲイツはインターネットだけでなく環境問題にも造詣が深い。温室効果ガス510億トン、クリーンエネルギー、カーボンフットプリント、グリーンプレミアム、核融合、地熱発電、炭素回収、農業革命、市場・技術・政策を考えなければうまくいかない、マングローブ林等グローバルに新興国も含めて考えなければならないとよく分かった。

    0
    2022年10月08日
  • バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

    購入済み

    彼なりの考え方

    アメリカ史上初の黒人大統領となったバラク・オバマ氏が、自身の働きを振り返った回顧録作品です。国中の様々な意見がある中で、真の平等とは何か、本当の平和とは何かを常に考え続けて、その真摯さと冷静さ、そして時に見せるユニークさを持ち合わせながら、長きにわたり大統領職を勤めあげてきたオバマ。そんな経験をしてきたからこそ語れる私たちの目指すべき国、そして世界の姿が描かれます。多くの日本人編集者が携わった力作です。

    #タメになる

    0
    2022年08月01日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

    Posted by ブクログ

    コロナ禍に身をおき、コロナワクチンを実際に接種した一人として、ワクチン開発から実用化までのストーリーを臨場感をもって読むことができた。

    〜感銘をうけた文章〜
    エズレムがよく好んで強調するように「イノベーションは一度には起こらない」のだ。いくつもの個々の発見が、ときに何のつながりもない分野で同時に起こり、積み重なっていく。やがて、それらのアイデアや研究者が出会い、融合したとき、人類は総体として、とてつもなく大きな飛躍を成し遂げることができるのだ。

    0
    2022年06月30日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

    Posted by ブクログ

    ドイツのトルコ移民2世が創業者のビオンテックのコロナワクチン開発物語。起業物語として創業者の意思決定などの話も勉強になる。mRNAについても少しだけ理解が深まった。

    0
    2022年06月25日