山田文のレビュー一覧

  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    コロナのワクチン接種が続いている時期に読めてよかった。
    mRNAの技術が将来、ガンやタンパク質など治療法の確立していない病気に転用できることに期待。
    ※付録が秀逸。

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    2022年12月17日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    covid-19のワクチンを開発したドイツのバイオベンチャー企業の開発物語

    ある程度の専門知識があった方が良いが、NHK番組のプロジェクトXのような内容
    mRNAを用いて人間の免疫システムを制御してウィルスを抑制する、史上初のワクチン

    ビオンテック社は技術はあったが治験という複雑なプロセスかつ全世界を対象にした製品化の経験はなく、そこについてはファイザーと提携した

    RSウィルスのワクチンは治験段階で、抗体依存性感染増強(ADE)のため死者が出た。ワクチン開発には常に副反応や流行にワクチン開発が間に合わないというリスクがある

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    2022年11月24日
  • パンデミックなき未来へ 僕たちにできること

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    パンデミックを防ぐにはまず前段階のアウトブレイク、エピデミックな段階から対応する必要がある。また対応には医者の配置だったり許認可だったりとボトルネックがあるので事前のシミュレーション、関係者が関わった予行演習が不可欠実際アメリカでは感染症の対策演習が行われて、行政の権限が明確でない課題がその際挙げられたのだが、そこから先には進まず、コロナで結局問題となった。

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    2022年11月16日
  • 地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる

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    今温暖化を引き起こしているものが具体的に理解できた。自分の仕事を通じてできることを探すなど、読んだ人の行動を変える力を持つ本だと思う。
    後半の具体的な行動については自分ごとにすることが難しく感じたが、イメージの助けになる。

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    2022年10月18日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    今でもワクチン懐疑論者が居る中、mRNAワクチンの製造に成功したビオンテック社のそこに至る開発の実態を素人ではあるが、読み進み、この開発が上首尾に成し遂げられ、世界を救うことが出来たことに僥倖を感じました。
    まだ、コロナの感染が収まらす、前の様な日常生活に戻れませんが、次は、軽症者に処方出来る飲み薬の誕生を切に期待します。
    日本発の塩野義のゾコーバが世界を救う、本書でも語られていた国籍云々に囚われる愚を承知しながらもそんな夢?を期待します。

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    2022年09月08日
  • パンデミックなき未来へ 僕たちにできること

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    ネタバレ

    パンデミックの原因、過程、防止のCOVID19の事例をまじえて説明
    専門チームの開設やモニタリングの必要性を訴えている
    IT企業の実業家がバイオに関する取り組みに着手していることにおどろいた

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    2022年08月12日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    mRNAワクチンの開発過程が臨場感を感じられる筆致で描かれています。開発者であるウールとエズレムの技術に向き合う人間性が成功への鍵となったことが分かりました。
    今度、フランクフルト近郊へ行く機会があれば、マインツのビオンテック社まで行ってみたいと思います。

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    2022年07月30日
  • 地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる

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    知らなかったことが多く知れた。
    平均気温が数度あがることってそんなに大ごとなの、と思っていたのは大きな間違いだとわかった。
    技術への信望はビルゲイツらしいし、それは信じたいと思う。一方で原子力への感覚は国や人によって大きく違うだろうし、全世界的な取り組みの前提となる平和な世界がエネルギーを人質にして脅かされてしまう中、先は厳しいとも感じざるを得ない。


    平均気温が4度高かった恐竜の時代にはワニが北極圏で生きられた。
    氷河期の平均気温は今より6度低いだけだった。
    温室効果ガスを排出する人間の活動
    ものを作る(セメント、鋼鉄、プラスチック)31%
    電気を使う(電気)27%
    ものを育てる(植物(肥

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    2022年07月24日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    「変異ウイルスとの闘い-コロナ治療薬とワクチン」(黒木登志夫、中公新書、2022)の中で、この本を読んで、著者が衝撃を受けた...とあったので、さっそく買って読みました。
    リアルタイムなので、とても面白かったですし、ビオンテック社(ドイツ)のウール・シャヒン、エズレム・テュレジご夫妻に敬意を表します...

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    2022年07月13日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    mRNAとは全ての人間と動物の細胞に存在する、特定パターンの分子。
    それがいわば生物において暗号を運ぶ使者のような役割を果たしている。
    この分子はDNAから細胞内の工場のような場所に一連の指示を運ぶ。
    そこで運ばれた情報をもとに、体の臓器や組織を形作りコントロールするための必須タンパク質が作られる。

    uRNA(ウリジン含有mRNA)

    saRNA(自己増殖mRNA)スパイクタンパク質全体をコードするワクチン。


    modRNAとはスパイクタンパク質全体をコードするワクチンの中で、コブ状の突出部のヌクレオシド配列を調整したもの。

    ビオンテックのワクチンにはmodRNA(修飾ヌクレオシドmRN

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    2022年06月24日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    ネタバレ

    ファイザーワクチンを作った夫婦の物語です。大変おもしろく前半はすいすい読めますが、後半は、若干、長く感じました。
    非常に魅力的な夫婦であり、かれらの情熱なしでは、mRNAワクチンの早期の完成は成しえなかったでしょう。

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    2022年06月01日
  • 地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる

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    ネタバレ

    新型コロナで経済活動が落ち込んでも、CO2排出量はわずかしか減らなかった。

    温室効果ガスは年間510億トン。どのくらいの割合になるのか計算する。1%年間5億トンを超える技術に投資する。
    鉄鋼とセメントの製造は全排出量の10%を占める。発電は27%。
    電気量は、1メガワットで小さな町、5000ギガワットで全世界。
    空間が必要=太陽光、風力、水力、だけでは賄えない。エネルギー空間密度が低い。
    費用はいくらかかるのか=グリーンプレミアム。これが高すぎると誘導するのは無理。マイナスなら自然とそちらを選択するはず。

    DACで吸収するのは年間5.1兆ドルかかる。最も費用がかかる方法。
    グリーンプレミア

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    2022年04月04日
  • バラク・オバマ『約束の地 大統領回顧録1』ガイドブック(試し読み付)

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    購入済み

    シンプルでいい

    アメリカ合衆国第44代大統領バラク・フセイン・オバマ2世の今までをまとめた内容。分かりやすくまとめられていた。

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    2022年03月22日
  • IDENTITY 尊厳の欲求と憤りの政治

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    筆者は、アイデンティティの尊厳が求められているとする。これを解決するアイデンティティの政治が必要であるが、これが解決が困難な状態が現れ、安易にジェンダーやLBGTのようなより狭い問題に集中する様になった。これにより、アイデンティティの尊厳を求める最も大きな中間層の要求に、既存の中道左派が応えられない事が、現在の課題であるとする。
    移民を含めたより多くの人を巻き込むアイデンティティへの取り込みにより、解決することが出来るとするが、その具体的な方法は明確でない。
    移民への言語等の文化教育も行き過ぎると、移民のアイデンティティを奪うことにもなりかねない。

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    2022年03月04日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    ファイザー社と組み、11カ月という常識外のスピードで世界初の新型コロナワクチンの開発に成功したビオンテック社。「医療界のゲームチェンジャー」として一躍脚光を浴びているmRNA医薬の技術で世界の最先端を走るバイオ企業の創業者/研究者夫妻に密着取材した迫真のドキュメント。
    非常にタイムリーな話題がここまで早く翻訳までされて我々の手元に届くとはまずスピード感にびっくりする、コロナワクチンの裏側を描いた作品。本当にすごい科学者が世の中にはいるんだなと胸が熱くなった。政治とは距離を置きながらも、ひとりひとりの命を救ってくれたのは彼らなんだ・・・ととても感動しました。日本ではファイザーの名前が独り歩きして

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    2022年02月27日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    ビオンテックによるmRNAワクチンの開発ストーリー。
    他でも読んだことのある、mRNAの開発物語を期待して読み始めたんだけどそうではなくて。
    2020年に自分たちの持っている技術を使ってワクチンを開発することを決めてから、考えうる限りのスピードでワクチンを開発し上市した記録。
    そこでは科学者としての専門性だけでなく、全体像を把握して最善を目指すジェネラリストとしての能力も遺憾なく発揮されていた。
    ふと振り返る。自分たちは常に冷静に最善を目指しているか?

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    2022年02月12日
  • 地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる

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    ビル・ゲイツ氏による気候災害の現状の危機と今すぐ取るべき課題の提言がまとめられた本書、かなりヨカタ‼️

    既に脱炭素社会に向けた取り組みが毎日のように取り上げられるようになり久しいが、氏曰く、もっと喫緊に、各国各人が大至急連携を組んで対策を進めねば、地球が本気で取り返しのつかないものとなってしまうという。

    気候災害といえば、地球温暖化、異常気象、海抜上昇、などが思い起こされるけど、もちろんそれだけでなく、それにより食産物も生産できなくなり、人は住むのも食うのも立ち行かなくなる、等といった副次的に起こっていく事態の数々によって、地球は壊滅的な状況になっていく、、と。

    そしてそれらは地球上の貧

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    2022年02月06日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    コロナワクチンは、どうやらこれまでのワクチンとは違い医療界の革命だったらしく、どのようなものなのか気になったので読んだ。

    コロナ関連のニュースはあまり見ていなかったので、なんとなくファイザーかモデルナかどっちかの企業がワクチンを作ったと思っていたのだが、違っていた。
    実際には、バイオンテックというそれまで無名だった医療メーカーが、当社の画期的な癌治療技術を用いて開発したものだった。
    (大規模な治験や流通の段階から、ファイザーと協力した。モデルナはその何週間か後に独自で完成させたらしい。)

    本書は、画期的なワクチンの仕組みはもちろんだが、どちらかといえば、優れた洞察力と素早い判断力によって、

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    2022年01月26日
  • 地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる

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    ビルゲイツが、脱炭素への取組について述べたもの。大富豪であるビルゲイツは財団を持ち、さまざまな取り組みをしているが、脱炭素に関しても積極的に取り組んでいることがわかった。今まで行ってきた貧困対策などの経験や、豊富な人脈を駆使した調査研究などから自分なりの結論を導き、歩んでいる。その一環としての今回の本の出版なんだと思う。温暖化についてよく調べられており、説得力があった。政治家や市民団体とは違い、大富豪のこういった取り組みには賛同できる点が多く、すばらしいと思う。

    「最先端の事業に倒産のリスクはつきものだが、それは必ずしも失敗の印ではない。重要なのは失敗から学び、教訓を次の事業に活かすことだ

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    2022年01月25日
  • mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来

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    バイオンテック社のワクチン開発までの概略記録本。正月休みに喝を入れてもらえた、良い作品だった。
    (追記)誰向けの本かというと、プロジェクトマネージャーだと思う。リソースの最効率化とスケジュール管理よく書かれてる。

    欲を言えば、もう少しワクチンの知識を得られることを期待していた。

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    2022年01月02日