山田文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ第2弾、カペスタン警視正の元夫に関連する事件勃発。
前作でおなじみのメンバーに新たな加入で、「変な警察官」集団がパワーアップ!
うーん、なんだかみんな仲良しでヨイコになってしまって、ちょっと物足りない。
自分としては、もう少し各人の「隠れた秘密」をにおわしながら付かず離れずのチーム戦だった第1話の方がよかったかも……。
でも、アイロン早がけ世界選手権で盛り上がったり、モンスターカーへ異常な愛情表現をしたり、ゲームアバター作成で犯人のモンタージュ写真を作ったり(それで「犯人」という名前でゲームするし)、潜入したカジノで酔っ払いド下手なゲームをしたりなど、吉本新喜劇風のコメディドラマも -
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。パリ司法警察の掃き溜め部署の特別捜査班。今回は、中世からの生き残りと考える精神的に問題を抱えるサン・ロウと前作でほぼレギュラー登場している脚本家の飼い犬ピルーとアル中の飼いネズミ、ラタの1人と2匹が新たなメンバーだ。
彼らは、1か月前に警察官幹部を連続殺人犯として逮捕した。大手柄の筈が警察署内部からは身内を売った班として今まで以上に敬遠された
古い未解決事件専門が何故か今回は発生して2時間の殺人事件に駆り出される。
被害者は、カペスタン警視正の元夫の父親リュフュスだった。
捜査は、カペスタン班・捜査介入部・刑事部の3部署で当たる事となった。
時を同じくして、南フランスでも同 -
Posted by ブクログ
カペスタン警視率いる、問題警察官たちの巣窟〈特別班〉の活躍を描くシリーズ第二作。
今回は過去の迷宮入り事件ではなく、起こったばかりの殺人事件の捜査を命じられる。と言っても現場に着いてみればやはり〈刑事部〉や〈捜査介入部(日本で言えば暴力団対策担当と立てこもりやテロ対策の突入隊との合体?)〉に邪魔者扱いされ、捜査資料も古くて役に立たないものしか回してもらえない。
しかし〈特別班〉には優位性がある。何しろ被害者はカペスタンの元夫ポールの父親で元警察官だったのだ。同時に何故起きたばかりの事件が〈特別班〉に回って来たのかも分かった。
同性愛者であることを理由に組織を追われたルブルタンや書いた小説に