砂原浩太朗のレビュー一覧

  • 黛家の兄弟

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    前作が良かったからすごく楽しみにしてたんだけど、期待以上だった!
    前作はもうちょっとほのぼの感というか、日常感があったけど、今回は凄くドロドロしてるし、人もいっぱい死ぬし、騙し騙され…って感じですごかった。
    次も楽しみー

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    2024年01月04日
  • 高瀬庄左衛門御留書

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    まず、大変面白かったです。
    舞台は神山藩、北陸あたりか?架空の藩です。
    老年に近づく高瀬庄左衛門の周りで起きる事件や藩の闘争、多彩な伏線が物語の終わりに回収されて行きます。恋心、友情、剣と学問などを絡めてサスペンスのごとく物語は進む時代劇となっていましす?

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    2023年07月26日
  • 高瀬庄左衛門御留書

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    庄左衛門さんは、反省したり、悩んだり、忖度したりする凄く普通の人。それが凄く良かった。

    「人などと申すは、しょせん生きているだけで誰かのさまたげとなるもの」
    「されど、ときには助けとなることもできましょう……均して平らなら、それで上等」

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    2023年06月29日
  • 高瀬庄左衛門御留書

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    ネタバレ

    架空の藩、神山藩で役人を勤める主人公。いきなり息子を事故で亡くすところから始まり重たいなあ、と読み進める。
    独り暮らしの生活が始まるが、息子の嫁や夜鳴き蕎麦屋、藩の同僚など人が集まり、得意の絵を嗜んだりして穏やかな日常に戻りつつあるが、事件に巻き込まれていく。
    普段は落ち着いた様子である庄左衛門であるが、上司に詰問され凄く緊張したり、剣術がそれほど大した腕前でないところなど、平凡な部分に親近感を覚える。現代のサラリーマンの様。
    が、昔の友に言い出せない事、江戸に送り出した息子の嫁への思い、思い通りに描けなくなった絵、胸に秘めた多くの思いを抱えこれからも生きていく姿に強さを感じた。
    それでも最後

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    2023年06月29日
  • いのちがけ 加賀百万石の礎

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    長頼と利家の繋がりの強さ、読みごたえがあった。長頼が主と強く繫がる以前からのふたりをずっと追いかけていくのが楽しかった。長頼の成長が分かるのもまた楽しい。読み進めるにつれ、主従の絆が強まっていくのが分かる。

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    2023年06月26日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    「13人」の小説家が「鎌倉」時代について書いた作品集。どの作品も面白いし、最新研究や資料を読み込まれている感じがして、興味もそそられる。
    この本片手に鎌倉を歩きたい。

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    2022年04月09日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    ネタバレ

     歴史小説が苦手な人にも読みやすいと思います。
     
     様々な思惑がうごめく武家のはじまりの時代。その時代背景がよくわかりますし、素敵な話もたくさん。

     そして、何より出かけたくなる。あー、修善寺の温泉でゆったりしたい~。

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    2022年02月17日
  • いのちがけ 加賀百万石の礎

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    前田利家の忠臣・村井長頼が命を懸けて貫いた武士の本分。名だたる戦場を駆け抜け、利家の危難を幾度も救う。主君の肩越しに見た、信長、秀吉、家康ら天下人の姿。

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    2021年10月15日
  • 霜月記

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    またまた今回も部分的に3回ほど再読した。詳しくは前回の感想に書いてあるが、総次郎の初々しさや友人の武四郎が良い味を出している。とくに最後のほうの武四郎が面白すぎ!

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    2026年03月30日
  • 藩邸差配役日日控

    H

    購入済み

    砂原浩太朗の著作としては5冊目。藩邸の差配役と言われる「なんでも屋」の話ですが、砂原節はしっかりと出ており、安心して読めます。
    現在に引き戻すと、企業の総務部庶務課の係長の物語と言えばよいのでしょうか。

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    2026年03月26日
  • 高瀬庄左衛門御留書

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    ネタバレ

    続編が出ていると知り、「まずは最初の作品から」と手に取った本書。
    物語の軸となる一揆騒動は、郡奉行としての庄左衛門の矜持を示す山場だが、個人的にはこれをより後半に配置し、緊迫感を持ったまま幕を閉じる構成の方がと思ったが、しかし、それは、大きな事件(一揆)が終わっても、日常は続いていくという残酷な人生の本質が描かれているのかもしれない。
    もう一つの軸は、亡き息子の嫁・志穂との関係。息子という共通の愛する人を失った二人が、絶望の果てに見つけた「縋るもの」としての関係性がある。道は間違っていると知りながらも抑えきれない志穂の恋情の激しさには、抗いがたい魅力があった。
    庄左衛門は決してヒーローではな

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    2026年03月21日
  • 決戦!設楽原 武田軍vs.織田・徳川軍

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    長篠のコトだった 知らなかった、、、(^.^))
    初めての作家先生方でしたが面白かったです
    影の功労者って!ほんとアツいです

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    2026年03月19日
  • 夜露がたり

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    目次
    ・帰ってきた
    ・向こうがわ
    ・死んでくれ
    ・さざなみ
    ・錆び刀
    ・幼なじみ
    ・半分
    ・妾の子

    著者初の「市井もの」ということだが、「人情もの」ではない。
    掛け違えた心が作り出すのは、取り返しのつかない痛みだったり別れだったり。
    そう、江戸に住む庶民のすべてがいい人のわけはないし、善人と悪人の間にくっきりと線が引かれているわけでもないのは、現在と同じなのだ。
    人間だもの。

    耐えに耐えた挙句に良い結末を迎える、なんて話ばかりではないので、カタルシスが得られるかは読者しだい。
    私は『帰ってきた』おみのの「あたしはあたしのもんだっ」が、結構好きだ。
    元夫と、その弟分の現夫が彼女をめぐって「お

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    2026年03月18日
  • 藩邸差配役日日控

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    別のシリーズよりちょっと賑やかでドタバタ感がある。
    どっちも普通の人が普通に頑張って暮らしてて、凄く良い。

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    2026年03月11日
  • 夜露がたり

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    親子の愛情や幼馴染との友情、主君への忠誠など、綺麗な物語の作り手という印象の砂原さんだが、本書は一転ドロドロとした暗部が前面に出ている。愛の裏返しの恨みや憎しみ、表に出せない悪意、殺意、欲望、自己保身など。怖い物語が8編で、読みやすいが恐ろしい。

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    2026年03月11日
  • 武家女人記

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    淡々したと暮らしの中の不条理。植物だけでなく季節ごとの鳥や昆虫が彩りと音を添え、砂原さんらしさ、短編にも溢れる。いつの時代もヒトの世は生きづらくままならない。でもささやかな喜びも。

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    2026年03月09日
  • 武家女人記

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    武家の女人を描いた短編7篇。
    雪が大好きな武家娘の「深雪花」が好き。木内昇の『雪夢往来』で出てくる書物も登場。
    小太刀をたしなむ奥方の「背中合わせ」もいいなぁ。貧しい足軽一家の「縄綯い」も読んでいて辛いけど死に物狂いで縄を綯う未亡人がいい。

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    2026年02月17日
  • 武家女人記

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    p246
    〈武家は家を伝えるもの〉
    〈家とは結局ひとの集まりでしかない気がする〉
    『あねおとうと』より

    引き継がなくてはいけない名がある。
    それぞれの顔を持つ者が集まり家族として成り立っている。
    ときに窮屈で、守ることの意味を考えてしまう。

    静謐で芯を持った話が続き楽しい読書の時間だった。
    少しざわざわする『嵐』
    歩み寄る過程が丁寧に描かれた
    『緑雲の陰』が印象に残っている。

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    2026年02月10日
  • 武家女人記

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    表題通り武家の女性たちの美醜両面の感情を描いた短篇集で各話短いなかバランスよく巧みに纏められているなと感じました。彼女たちの心模様の変化は武家という立場にあることで起こる出来事に端を発するわけですが、一方でその感情の根本的な部分にじっと焦点を絞ってみれば、そこに映るのは現代のわたし達にも覚えのある普遍的な人間の揺らぎです。やや飛躍した感想にはなりますが、自分とはあらゆるものが違う相手の中にも自分の知っている何かが顕れ得るのだと改めて刻み込むことは、分断や悪辣な糾弾の蔓延る時代に人が他者を同じ人として捉える為の手掛かりにもなるように思うのです。

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    2026年02月02日
  • 冬と瓦礫

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     神戸出身の筆者が、震災直後に帰郷した実体験を基に、人物造形その他に脚色を加えながら創作した作品。自身の投影である主人公ほかの描き方に、透徹したリアリティを感じる。

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    2026年01月31日