市川憂人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みやすさと物語の設定はめちゃ良かった!
作家さんがめちゃ読みやすいように文章を書かれている感があって、難しい事を書いているようで、全くその気にさせず苦になく楽しく読めた。
そしてここがめちゃ良いんだよ!
独自の技術的進化を遂げた、もう一つの並行世界にある80年代のアメリカでステルス機能を装備した小型飛行船ジェリーフィッシュ内で起こるクローズドサークル殺人事件。最高っす!
そんな難事件を解決するマリア&蓮の刑事コンビ
マジでこのコンビめちゃ好きだわ〜
しかーし!!
分かりやすい犯人と最終的なオチがあまり自分好みではなかったから、最後にむーん…となってしまった感は否めない…(´・_ -
Posted by ブクログ
『ジェリーフィッシュは凍らない』で有名な、
市川さん。
今回の本書が初読みでした!
最初から最後まで展開が読めなくて、置いてかれそうになったけどラストまで楽しく読めました!
孤立した無菌病棟に取り残された2人の少年少女。
しかし、少女が殺されているのが見つかる。
その部屋に残されたのは少年ただ1人。誰が少女を手に掛けたのか、最後のオチがどんな感じで終わるのかが気になって夢中で読んでました!
あまり書きすぎるとネタバレになるので書きませんが、中盤からラストにかけては予想がつかない展開に驚かされました。
次は『ジェリーフィッシュは凍らない』シリーズも読んでみたいと思います! -
Posted by ブクログ
人間って思い込みとか固定観念にとらわれて生きているんだなぁ。
それを実感出来る話でした。
マリア&漣シリーズ2作目。
今回は2人の人物が同時期に発表した「青い薔薇」から始まるミステリー。
テーマは「遺伝子」ですね。
前回より分かりやすかったけど、やっぱり難しいテーマだなと思います……いや完全に理解できなくてもトリックは分かるし事件も解決できるんだけどね。書いてあるなら理解したい!って思うじゃないですか。
……え、私だけか?
このシリーズは過去と現在が交互に進んでいくパターンの展開をするんですが(この作者さんのパターンなのかもしれない?)、まぁこの挟み込み方が上手なんですよね。
マリ -
Posted by ブクログ
ネタバレ各パートで語られるミステリ、面白いなぁ〜〜〜
段々とピースが繋がっていく展開は
加速して誰が犯人なのか混乱させられる…
とはいえ、最後は綺麗な幕引きだった。
探偵役のエドワードが冷静で格好良い!!
と思っていたらまさかの犯人で偽名だった!
正体が明かされた後も好青年だったし、
犯人達の恐ろしい真実が積み重なりすぎ&
研究メンバーが同情できない人ばかりなのもあり、
彼が本懐を遂げられて良かった…と感じちゃった……
とはいえ、まさかのどんでん返しで
大好きなクローズドサークルで
警部刑事も興味をそそるキャラで
探偵役も格好良くて
とてもミステリ好きにはワクワクする作品だった!
続編?と -
Posted by ブクログ
スケールが壮大な分、上下巻くらいのボリュームで読みたかったかも。
ただそれは量子もつれとかの話題が「三体」と被るから、つい三体レベルのスケール感を意識してしまっていたからな気もする。
でも三体は割とダラダラしてるイメージ(登場人物の過去を掘り下げる割には大して回収されないし、メインストーリーにそこまで関係ない)があったので、本作くらいサクサク進むテンポ感が心地よい。
宇宙とか量子もつれとか、内容はゴリゴリのSFだけど、本筋はあくまでミステリー小説として殺人事件の謎に焦点があたり話が進むので、とても読みやすかった。
私は市川憂人先生が作るキャラクターが好きだけど、今作もディセンバーと零司のコンビ -
Posted by ブクログ
ネタバレもつれ星は最果ての夢を見る
市川憂人の長編ミステリー。宇宙とA Iをテーマにした壮大な作品。話の数10%は理解出来ない(笑)くらい専門用語が飛び交う作品だが、その一方で最後まで飽きる事なく読み進める事が出来た。単純にミステリーというだけではなく、ストーリーも独特で面白い。筆者は過去にも独創的な作品を発表しているが、今作では時間も空間も超えた、相談な物語が描かれている。
ネタバレになるかもしれないが、今作の犯人やトリックを受け入れる事が出来るかどうでこれからの僕の読者としての懐が決まる。当然、認めない事も素晴らしいし、認めたのなら更に多くの作品を許容出来る様になるだろう。(今作も"F& -
Posted by ブクログ
ネタバレ1作目を読んでからかなり期間を開けちゃったけれど、面白かった!やっぱりマリアと漣の凸凹コンビ大好きだ〜
前作で良い味の出てたジョン少佐が準レギュラーキャラ?みたいな登場をしてくれてこれも嬉しい。次も出るのかな。
お庭がないから育てられないけど定期的にブーケを買う程度にはお花が好きなので、バラの花の色についてだいぶ噛み砕いてくれた化学面での解説があってすごくわかりやすかったし興味深かった。
物みたいに扱われて散々な日々を送っていたエリックが、ようやっと掴みかけた平穏という希望を挫かれたのも悲しいし、自分のせいでめちゃくちゃになってしまった彼の絶望たるや……。
誰も責めてくれないのが逆につらい -
Posted by ブクログ
マリア&漣シリーズ第3弾。
前作を読んでから1年以上積読してしまった(汗)
本作も相変わらずの理系要素が満載。今回はガラス工学の分野が随所に登場する。光の透過率や反射率など、なかなかマニアックw
物語はマリアと漣の『タワー』パートと、ガラス製造会社の関係者による『グラスバード』パートが交互に進行。
タワーパートでは、高層ビルで発生した爆弾テロに巻き込まれる緊迫感溢れる展開。ハリウッド映画さながらのスリルに圧倒されたし、手に汗握るシーンの連続でめっちゃ惹き込まれた!
一方グラスバードパートでは、クローズドサークルでの不可解な連続殺人が発生。一人また一人と犠牲者が…。スリリングでミステリ -
Posted by ブクログ
まるで地震を体現したかのような小説。
序盤から小さな違和感が何度も積み重なる。写実的なのに、時代背景や風景の描写は乏しく、どこか不安定。度々唐突に現れる粗さが前震のように揺さぶる。そして終盤、本震が訪れるかのように積み上げられた違和感が全く別の意味を帯びる瞬間は衝撃的だった。映像化は不可能なように思えた。
登場人物の内面はあまり深掘りされず、犯人の動機すら表層を掬うように描かれる。それは他者に視線を向ける余裕のない世界を映す意図的な表現のように思えた。
そこに死者さえ「数」として情報や記録に残され、現実にいつ訪れてもおかしくないディストピアを感じた。けれどそんな中でも人は誰しも誰かの記憶