市川憂人のレビュー一覧

  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    初読み作家さんでした。
    評判は色々と聞いてましたが、噂に違わぬ面白さでした。過去と現代のパートを行き来しながら、謎がどんどん深まっていく。トリックも動機も良かったと思う。

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    2025年09月29日
  • 灰かぶりの夕海

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    ネタバレ

    こんな形の叙述トリックがあるとは…。
    改めて読者に勝手に想像で補わせるのが上手いと思った。
    20年後、30年後の読者には何を言ってるのかわからないかもしれない。
    作中でも言及されていた通り将来あの出来事がどのように人々の記憶に残っているかで変わるのだろう。
    内容的にはミステリというよりラブストーリーかな?と思ったが、色々現実離れした狂った感じは本格ミステリらしさもあり、結構気に入った。

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    2025年09月28日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    無駄な描写が殆ど無く、フェアなミステリーで楽しめた!後から考えると、難しいすぎることもなく思いついても良さそうなトリックなのに、読んでる最中全くわからなかったのは市川憂人さんの手腕であり、僕の洞察力の無さでもあるのだろうと思う。
    ただ、期待値を上げすぎ、度肝を抜かれるトリックを勝手に想像していただけに驚きは小さかった。ラストも爽快ではなく、少しモヤモヤする感じだったのが個人的には残念。
    架空の小型飛行船「ジェリーフィッシュ」。乗って、まさにたゆたうように、気ままに旅したいと思える魅力を感じた。

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    2025年09月28日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    まるで検討つきませんでした、
    読んでみて思い返せば無駄がなかった、
    強いていうなら刑事側の解決までがいきなり飛躍したから謎解き感は薄め

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    2025年09月24日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    パラレルワールドの1980年代を舞台に、現実とは異なる発展を遂げた科学技術で誕生した小型飛行船「ジェリーフィッシュ」を惨劇の現場としたクローズド・サークル。犯人の独白、当時のジェリーフィッシュ内の物語、捜査する警察側の視点、3つの視点から描かれた、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」への挑戦作。
    最初の殺人が起こった後のジェリーフィッシュ内の会話から、何となく犯人は分かったけれど、果たして全員死んだのか、それとも犯人だけ生き残ったのか分からず、さらにトリックも分からなかった。
    中盤でなんとなくトリックが明示され、エピローグ直前で犯人は確定するけれど、犯人の動機が分からなかった。
    エピ

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    2025年09月22日
  • グラスバードは還らない

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    マリア&漣シリーズ第3弾

    不動産王ヒューが所有するタワーが爆破テロに見舞われる「タワー編」、最上階の迷宮にて起きる殺人事件「グラスバード編」とが交互に描かれる。

    事件が複雑で入り組んでて難解だったー
    そもそも「誰もいなく」なりすぎだろ(褒め言葉)
    誰を疑っていいのか分からないまま最終章に突入してた( ˙-˙ )

    マリアのピンチに駆けつけるジョンにときめきました˙ᴥ˙

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    2025年09月16日
  • 東大に名探偵はいない

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    東大出身の小説家6人によるアンソロジー。
    どれも短編でサクサク読めちゃうライトミステリー。
    どうやら、東大ならではのエピソードを盛り込んでくれって依頼されて書いたんだろう内容です。
    面白い。
    新川帆立さんのふざけ具合も楽しいし、
    伊与原新さんの地震予知の話も興味深く読めた。
    その2人以外は初読み作家さんでしたが、
    どれも良かった。
    特にラストの浅野皓生さんの弁護士から医者になった人の話は二転三転していて考えさせられた。

    アンソロジーは新しい作家さんとの出会いがあって良いですね〜

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    2025年09月14日
  • 灰かぶりの夕海

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    まるで地震を体現したかのような小説。

    序盤から小さな違和感が何度も積み重なる。写実的なのに、時代背景や風景の描写は乏しく、どこか不安定。度々唐突に現れる粗さが前震のように揺さぶる。そして終盤、本震が訪れるかのように積み上げられた違和感が全く別の意味を帯びる瞬間は衝撃的だった。映像化は不可能なように思えた。

    登場人物の内面はあまり深掘りされず、犯人の動機すら表層を掬うように描かれる。それは他者に視線を向ける余裕のない世界を映す意図的な表現のように思えた。

    そこに死者さえ「数」として情報や記録に残され、現実にいつ訪れてもおかしくないディストピアを感じた。けれどそんな中でも人は誰しも誰かの記憶

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    2025年09月06日
  • 灰かぶりの夕海

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    本格ミステリ×少しの不思議×愛
    この3つを感じる作品でした。
    冒頭から感じる違和感が、物語が進むにつれ増えていく。「こういうものなのか…?」と思いながら読み進めて、ひとつずつ違和感が増えていく。

    なんとまぁそういうことだったのか!
    昨今の自分の経験が、この物語に至ってはフィルターになっていた。それはもう分厚い瓶底のメガネくらいに。

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    2025年08月31日
  • ブルーローズは眠らない

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    両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。一方、〈ジェリーフィッシュ〉事件後、閑職に回されたマリアと漣は、不可能と言われた青いバラを同時期に作出した、テニエル博士とクリーヴランド牧師を捜査することになる。ところが両者への面談後、バラの蔓が壁と窓を覆い、施錠された密室状態の温室から、切断された首が見つかり……。

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    2025年08月30日
  • あなたも名探偵

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    謎を愛し推理を愛する読者の皆様は、問題編の文章を読んで、真相に辿り着けるででしょうか。謎を解く愉しみが満喫できる犯人当て小説アンソロジー。六人の推理作家からの挑戦状!

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    2025年08月27日
  • グラスバードは還らない

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    格好良いんです、文章もストーリーも。
    なんだか海外のミステリーを翻訳したような感覚(決して登場人物が外国人だからではないです)というか、、

    何というか、、なら星5つにすればというか、、


    後半の解説的な解き明かしで、毎シリーズぶっ飛んでいて、え?! になるのですが、このシリーズはじっくり読めて良い。過去のシリーズの話もちょいちょい出てくるので順番に読む事をお勧めします(誰)

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    2025年08月22日
  • 東大に名探偵はいない

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    伊与原新さんの作品が掲載されているとのことで拝読。

    なんだかんだ学歴社会の世の中において、東大という看板はやはり魅力的ですね。

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    2025年08月13日
  • ブルーローズは眠らない

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    まさに和製アガサクリスティ。(登場人物が外国人だからでは無いです)

    緻密なトリックと過去のサブストーリー。

    登場人物が覚え辛い(登場人物が外国人だからでは無いです)

    ちょいと今回は無理があり過ぎな展開だったようにも感じましたが、、

    よく、こんな入り組んだ話を思いつくなという感嘆と細かなシチュエーションに含まれた隠された真実の露呈は1作目のジェリーフィッシュから変わらずに感じられ、アメリカ人ぽく唸りました。(登場人物が外国人だからでは無いです)

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    2025年07月10日
  • あなたも名探偵

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    どれも面白かった。
    東川さんの『アリバイのある容疑者たち』は、論理関係に若干納得のいかない部分(被害者が電車を降りた時刻)があった。

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    2025年07月03日
  • 断罪のネバーモア

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    ネタバレ

    SF仕立て、近未来的な民営化警察を舞台に不良先輩刑事とブラック企業から転職した主人公がバディを・・・組まないw
    不器用に時間をかける主人公と不真面目先輩であるが、天啓をうけいくつか事件を解決するのだが・・・
    ラストに全てがひっくり返る、過去の事件のかりそめの解決もバタバタと伏線回収がなされるが、ラスボスの扱いが消化不良ではあるものの読むべき作品

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    2025年06月12日
  • 揺籠のアディポクル

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    クローズドサークルものではあるが、主な登場人物が2人(あと主治医と看護師もかな)という珍しいパターンの作品。なにせ人数が少ないので、いかにも怪しい人物に対して「お前がやっただろ!」と疑いを持ちながら読み進めていくことになる。しかしながら、一筋縄ではいかないところが作者の工夫であり、この作品の醍醐味であると感じた。ネタバレなしでいろいろ語ることは難しいが、本格推理というよりも切ない人間ドラマが好きな人におすすめかと思いました。

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    2025年04月21日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    読めない展開 オーディブルにて

    変わらずのキャスティングで、毎回楽しみのドラマ仕立てのナレーション
    展開が読めないストーリー
    何軸かの話が順番に展開されていく

    前作の伏線をところどころ咬ましていくファンサービスもしっかりある

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    2025年12月12日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    ネタバレ

    シリーズ第5弾

    読んでて良かった「ボーンヤードは語らない 」(忘れかけていましたが、、、)
    セリーヌ・トスチヴァンのちょっとクールな感じのキャラが好き。今後も活躍してほしい〜。
    あと「ブルーローズは眠らない」(忘れかけていましたが、、、)で登場したアイリーン・ティレットもかっこいいなぁ〜

    現金輸送車襲撃事件の応援要請を受け、マリアと漣はフェニックス市へ向かう。厳戒態勢の市内だが、応援要請の真の理由は、研究所から脱走した、20年以上前の連続殺人犯「ヴァンプドッグ」を捕まえるためだった。
    警察と軍が「ヴァンプドッグ」を追う中、市内では過去の手口を思わせる殺人が次々と起きてしまう。
    襲撃犯達は、

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    2025年03月31日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    作者のこのシリーズでは現実世界にある様々な化学的知識を利用した説明やトリックが特徴的で読んでいると自然と知識がつきそうなものだ。
    理系出身の人が読むと話がすんなりと腑に落ちるし、専門分野に近い話が出てくると没入感が一層増してくる。

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    2025年03月30日