市川憂人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
よい読後感 そして誰もいなくなった、十角館の殺人系ミステリー。
読みやすい文体でサクサク読み進められました。
ジェリーフィッシュというオリジナル要素を持ち込み、また、1980年代として技術的制約を持たせることで、推理が面白い。
客室は3つしかないのに各人1部屋といったような記述など、冒頭から違和感は散りばめられていましたが、読み進めるうちに忘れてしまうような部分も、推理パートの図解などで作中マリアが持っていない情報として浮かび上がる面白さ。
犯人の推測はしやすく警察推理パートでやっぱりそうだよね、と答え合わせをする面がつよいためそこは少し物足りなさも?
レベッカへの思いで知識をモノにする、 -
Posted by ブクログ
名探偵にはなれそうもないけど、読者への挑戦がはさまれた作品は大好き。
推理に必要なものが全て提示されてからの真相の開示。
うん、楽しい。
東川篤哉と麻耶雄嵩や法月林太郎を1冊で読めるのはアンソロジーならではの贅沢さ。この、ある意味真逆ともいえる作品を立て続けに楽しませてもらった。
麻耶さんの作品は、ミステリはミステリでも、推理小説でない方のミステリっぽくてぞくぞくしたし、法月作品は親子で軽口たたいてるようでいて、なかなかに重いし。
市川憂人さんは、たぶん、初読み。雪の密室で、ちょっと切ないラストがよかった。米澤穂信さんのは、たぶん、小市民シリーズかな。名前だけは知ってても未読だのこのシリーズ、 -
Posted by ブクログ
ネタバレまず、絶対に過去作を読んでからの方がいいです!
特にシリーズ4作目『ボーンヤードは語らない』内の「レッドデビルは知らない」を読んでからだとヴィンセント・ナイセルかどういう男か分かるのでおすすめです!
良かったところ
・デレクとヘスターの関係性と真実
・ヴィンセント・ナイセルが黒幕(ラスボス)確定?
・これまでのシリーズの主要キャラが総登場
(特にアイリーンとマリアが良い友達になってるのが◎)
・チャプター毎に変わる緊張感
ここが難しい!
・今回はDNAと狂犬病ウィルスの話
(結構調べながら読み進めた…マリアの存在に感謝)
このシリーズは本当に題材がいつも難しい!けど、マリアの役回りのおか