市川憂人のレビュー一覧

  • ブルーローズは眠らない

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    マリア&漣シリーズ2作目
    今回のもとても面白かったです。
    この世界観が好きです。
    ストーリーには切なさを感じましたが、物語に引き込まれてあっという間に読み終わりました。

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    2023年11月01日
  • 断罪のネバーモア

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     冒頭まではありきたりな警察ミステリーだと思っていた。登場人物も癖がありそうだが、これまでの筆者の作品よりは薄味かなと感じており、一章、ニ章とトリックや事件自体は興味深いものだったが、僕自身の脳細胞を刺激する様子ではなかったんだ。気になっていたのは、モノローグや章の合間の挿話が特殊で、どの様に本筋と絡んでくるのかという事だった。
     しかし、市川憂人は単純な警察ミステリーではおわらなかった。
     ミステリー好きだと、少なからず物語の行く先を邪推してしまい、結末を知ったときがっかりしてしまう事も多いが、今作では僕が邪推した流れをいとも簡単に、嘲笑うかの様に超えていき、全く予想だにしていない結末へと物

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    2023年05月13日
  • 断罪のネバーモア

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    民営化された架空の警察組織を舞台に繰り広げられる物語。読み進めるうちにどんどん引き込まれて行きました。仕事の合間に読み進めていましたが、危うく泣きそうになって焦りました…。
    面白かった!

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    2022年08月01日
  • 断罪のネバーモア

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    大どんでん返しがあると聞いていたが、そういうことか。
    警察は新人といえどミスをすると1人の人生を狂わしてしまう可能性があるのが辛いところ。
    脇役も相棒も含めて、みんないいキャラしてたので続編希望。もちろんその際はあの殺人鬼も再登場願いたい。

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    2022年07月18日
  • 断罪のネバーモア

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    腐敗しきった警察組織を一新するために民営化された警察を舞台に交通課から異動となった藪内唯歩と、バディを組む仲城流次の活躍を描くミステリ×警察小説。
    ただの警察ものと思いきや、作者の企みにやられるのはもちろんで、とにかく先を読み進めたくなる。大いなる敵に対して二人の連携が最高にかっこいい。三つの事件と、最後のタイトルが断罪…。相沢沙呼の『medium』や米澤穂信の『黒牢城』といったように構成の妙が冴え渡る一冊だった。
    本ではシリーズ化、メディアミックスで映像化もできそうだ。

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    2022年06月30日
  • 断罪のネバーモア

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    プロローグから始まって、中盤まで、何がどこで、どうやってつながっていくのだろう、という謎だらけで、途中で読み止めることができないくらい集中させてくれる。そして、謎として引っかかっていたことが、気持ちよく解き明かされていく。終盤の怒濤の展開は圧巻。非常に面白かった!

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    2022年05月20日
  • ボーンヤードは語らない

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    シリーズ物だったのかー。
    知らずに手にとってしまったけれど、大きく問題無く読めた。

    4つの短編、どれも一筋縄ではいかない物ばかりで、頭を捻りながら楽しめた。
    1970〜80年代という背景や、U国J国表記も、変に雑音無く読めるいい設定だったと思う。

    なによりマリアと漣、凄くいいコンビ。
    全然タイプは違うけれどチグハグでは無く、デコボコなコンビネーション。
    ジェリーフィッシュから読んでみよう。

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    2026年04月11日
  • 灰かぶりの夕海

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    ネタバレ

    とある事情で生き別れてしまった千真と夕海。失意の千真が海岸線をバイクで走っていると記憶を失くした夕海とそっくりの子が倒れていた。
    最初の章は千真と夕海の宅配業を手伝いながらぎこちない関係が甘酸っぱい。次の章で目張りした千真の恩師の家で亡き妻にそっくりな女性が刺殺されており、恩師も近くの海岸で撲殺されていた。密室殺人の解明の前に今回の舞台設定が分かってオイオイ。なかなか激しい設定ですね!南海トラフと富士山噴火が合わせて起きた設定で来るとはね。千真の家の状況が水しか出なかったり恩師の家での事件もむむむと思ってたら火山灰で埋め尽くされてたり土石流でやられてたりだったとは。
    恩師の亡き妻が実は生きてて

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    2026年04月03日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    面白かったけど専門的な単語も沢山出てきて難しかった、でも最後はそういうことだったのか!という衝撃はあった、これも映像化は難しい作品なんじゃないかなと思う

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    2026年04月02日
  • グラスバードは還らない

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    シリーズ3作目だけど、今のところ1番好きだった、マリアと漣のコンビの掛け合いは相変わらず面白いし、続きが凄く気になってスラスラ読めちゃう、終盤、ラストは凄く切ない気持ちになった、これは映像化不可能なタイプの小説

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    2026年04月02日
  • 揺籠のアディポクル

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    ネタバレ

    重病におかされたコトハとタケルは無菌病棟に入れられて闘病している。柳医師と若林看護師は感染症に罹らないように防護服で問診する。2日以上問診が空く場合もナースコールで会話する様にしている。
    突然嵐が病棟を襲い無菌病棟と一般病棟を繋ぐ通路がタンクが落下して崩壊し、無菌病棟は孤立。孤立した無菌病棟でコトハが胸をメスで刺されて死亡。隔離された病棟にはタケルしかいないハズだが犯人は誰だ。
    最初は2人のラブストーリー要素でうーんと思っていたが、タケルが来る前の病棟の様子やアディポクルの真実とかが明らかになってからが面白い。色々と繋がっていって記憶が48時間しか持たない真実が伏線のように伏せられてるのがキー

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    2026年03月19日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    トリックが鮮やかだった。
    いちばんの核心となる部分はもちろん見抜けなかったけど、予想が当たった箇所もあって、仕掛けの謎のバランスが良かった。

    あとこの作品の推しポイントは、地味だけど冒頭の一文かな。
    プロローグから、犯人の個人的な復讐劇だとわかる。
    本格ミステリって世にたくさんあるけど、犯人の動機にしっくりきたことがあんまりない。ので、内面的なところは期待してなかった。
    でもこの作品の犯人はなぜだか納得できてしまった。
    冒頭の一文、彼女とは結局は他人だったっていう表現が、最終的にその言葉以上の意味を持っていたのがわかって、すんなり受け入れられた。
    だからこそトリックにも無理がないというか、完

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    2026年03月19日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    ネタバレ

    ※『十角館の殺人』のネタバレも含みます※


    『そして誰もいなくなった』『十角館の殺人』を綺麗にオマージュされた、でも意外性に驚きも与えてくれた作品だった。
    理系分野はちんぷんかんぷんだったのでちょっと難しい場面もあったけど、作中同じくちょっと頭が弱い?設定のマリアと同じように「もう一機ジェリーフィッシュがいたのでは…?」と閃いてはレンたちに否定されていた。
    レンとマリアのやり取りがちょっとサムイなと思ったし、マリアがちょっと警部にしてはバカすぎんか?と思ったけど読者への説明のためにこの役を置いたのかなと思えば仕方なし?

    有名な二作品のオマージュなんだから、誰かが死んだフリのはず…!どいつが

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    2026年03月11日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    未来を舞台にしたSFミステリ。環境破壊が進み、地球以外の惑星にもコロニーを作り各所で生活を送る人類。あらたな開拓地を求めて行われるコンペに参加した各コロニーの代表者たちが、次々と謎の死を遂げてしまう。それに伴い不測の事態が立て続けに発生し、やがて恐ろしい真相が明らかになる。
    正直に言います。SF苦手です。量子もつれ理論、けっこう丁寧に説明があるのだけれど……あまり理解できません。たぶんもやっとしたニュアンスでしかわかっていない気が。こんなんで読んで大丈夫かな、と心配だったのですが、充分面白く読めました。地球出身の参加者・零司と毒舌AIディセンバーのコンビがもうとんでもなく素晴らしいです。ディセ

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    2026年03月10日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    ネタバレ

    シリーズの中では一番長編だけど、一番分かりやすい化学要素だったのでサクサク読めた。
    陳腐な例えだけど、ゲームのバイオハザードシリーズがリアルに起きたらこういう展開もあるかもしれないと思った。
    ヴァンプドッグの正体が狂犬病だろうなとは思っていたけど、真相はそれを上回って二転し、もはや人災パンデミックどころか殺人である事が恐ろしい。
    ヘティは吸血鬼ではなく、兄を吸血鬼から守っていたら兄よりも『吸血鬼』になっていたという二律反転が哀しい。

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    2026年03月09日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    ネタバレ

    そして誰もいなくなったとか十角館の殺人のオマージュだと言われたら読むしかない。
    小型飛行船の中で次々に人が殺されていく、雪山に不時着したから脱出不可能、しかも最終的に発見された遺体はすべて他殺だった。犯人は内部の人間か外部の人間か不明。そして犯人は下山の厳しい雪山に不時着した飛行船の中からどうやって逃げ出したのか。
    もう面白いわけない。
    最後の最後で犯人が刑事たちの目の前で去っていくのも個人的には好き。

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    2026年02月28日
  • ブルーローズは眠らない

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    前作ジェリーフィッシュ事件後、閑職に回された刑事マリアと漣。不可能と言われた青いバラを同時期に作出したという、博士と牧師を捜査することに。しかし、両者との面談後、博士が密室状態の温室で首だけを残し殺害されていた、、、

    密室での不可解な死
    青いバラをめぐり科学と哀しみが交差する一作
    最後まで胸を締めつけられた

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    2026年02月10日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    ネタバレ

    いつもの特殊設定ではない立派な"SF"ミステリー
    毒舌AIと中小企業エンジニアのコンビはマリア&蓮から年齢いじりを取り払った程度の既視感のある造形(笑) 亜光速航行、量子テレポーテーション、もつれ粒子対、惑星探索等々…ノーランが映画化したらさぞ面白そうなガジェットを下敷きに五十光年離れた惑星で銃殺遺体が見つかるというもの。基礎的な量子力学の内容はイチからレクチャーしてくれるのでかなり親切です。
    こういうのを読むたびに、宇宙空間や宇宙船などのディティールをどうやって調べ上げるのだろうと感心するばかりです。


    ドラえもんのコミックス17巻に登場する「バイバイン」みたい

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    2026年01月18日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    史上最大のクローズド・サークル!その舞台は“惑星”。

    2100年代、惑星の宇宙開発コンペに参加した零司とAI。
    誰もいないはずの惑星で、コンペ参加者の銃殺遺体を発見するところから物語は始まる。

    雪山の山荘や孤島などでおなじみのクローズド・サークルものだが、本作はスケールが桁違い。
    舞台は惑星そのもの。史上最大のクローズド・サークルである。
    なお、宇宙人やエイリアンは出てこないのでご安心を。

    傑作『ジェリーフィッシュは凍らない』が架空世界寄りだったのに対し、本作は今の世界と地続きの未来。
    AIや量子コンピュータなど、リアルに想像できる技術が物語に説得力を与えている。

    SFゆえ理論部分は少

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    2026年01月15日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    ネタバレ

    ディセンバー。れいじ。強いAI。シャルロット。コンペ。量子もつれ粒子。QT通信。コロニー。過去の記憶。コールドスリープ。エンタングル計画。ウラシマ効果。イブ。
    ミステリとして成り立ってる。SF用語は若干難。

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    2026年01月14日