市川憂人のレビュー一覧

  • グラスバードは還らない

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    ネタバレ

     ガラスの透過の話が出たところで迷彩布のトリックは察した。でもそれだけで終わらないのが「らないシリーズ」の凄いところ。グラスバードは本当に鳥なのか?一回は頭を過ったとは思う。でもそれだけでまんまと騙されてしまった。口惜しいなぁ。犯行現場とビルが別の場所では?という問いも立てられた。でも死体の数の問題が出てくる。色々推察できながらもグラスバードの正体に辿り着かなければ解明できない、ここがこの話の凄いところ。「らないシリーズ」はトリックに「ズレ」を用いる。ここまで大胆にネタバレしつおいて尚面白いのは市川さんの凄さだろうと思う。「らないシリーズ」はバッドエンドが多い。次に待つ謎は一体何だろう。

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    2023年11月07日
  • グラスバードは還らない

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。今回のも物語に惹き込まれてあっという間に読み終わりました。

    グラスバードの事が分かった時や犯行の行われた場所が分かった時など、今回も色々と驚きました。

    3作ともラストが切ないですね…

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    2023年11月04日
  • ブルーローズは眠らない

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    マリア&漣シリーズ2作目
    今回のもとても面白かったです。
    この世界観が好きです。
    ストーリーには切なさを感じましたが、物語に引き込まれてあっという間に読み終わりました。

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    2023年11月01日
  • 断罪のネバーモア

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     冒頭まではありきたりな警察ミステリーだと思っていた。登場人物も癖がありそうだが、これまでの筆者の作品よりは薄味かなと感じており、一章、ニ章とトリックや事件自体は興味深いものだったが、僕自身の脳細胞を刺激する様子ではなかったんだ。気になっていたのは、モノローグや章の合間の挿話が特殊で、どの様に本筋と絡んでくるのかという事だった。
     しかし、市川憂人は単純な警察ミステリーではおわらなかった。
     ミステリー好きだと、少なからず物語の行く先を邪推してしまい、結末を知ったときがっかりしてしまう事も多いが、今作では僕が邪推した流れをいとも簡単に、嘲笑うかの様に超えていき、全く予想だにしていない結末へと物

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    2023年05月13日
  • 断罪のネバーモア

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    民営化された架空の警察組織を舞台に繰り広げられる物語。読み進めるうちにどんどん引き込まれて行きました。仕事の合間に読み進めていましたが、危うく泣きそうになって焦りました…。
    面白かった!

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    2022年08月01日
  • 断罪のネバーモア

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    大どんでん返しがあると聞いていたが、そういうことか。
    警察は新人といえどミスをすると1人の人生を狂わしてしまう可能性があるのが辛いところ。
    脇役も相棒も含めて、みんないいキャラしてたので続編希望。もちろんその際はあの殺人鬼も再登場願いたい。

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    2022年07月18日
  • 断罪のネバーモア

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    腐敗しきった警察組織を一新するために民営化された警察を舞台に交通課から異動となった藪内唯歩と、バディを組む仲城流次の活躍を描くミステリ×警察小説。
    ただの警察ものと思いきや、作者の企みにやられるのはもちろんで、とにかく先を読み進めたくなる。大いなる敵に対して二人の連携が最高にかっこいい。三つの事件と、最後のタイトルが断罪…。相沢沙呼の『medium』や米澤穂信の『黒牢城』といったように構成の妙が冴え渡る一冊だった。
    本ではシリーズ化、メディアミックスで映像化もできそうだ。

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    2022年06月30日
  • 断罪のネバーモア

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    プロローグから始まって、中盤まで、何がどこで、どうやってつながっていくのだろう、という謎だらけで、途中で読み止めることができないくらい集中させてくれる。そして、謎として引っかかっていたことが、気持ちよく解き明かされていく。終盤の怒濤の展開は圧巻。非常に面白かった!

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    2022年05月20日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    ネタバレ

    いつもの特殊設定ではない立派な"SF"ミステリー
    毒舌AIと中小企業エンジニアのコンビはマリア&蓮から年齢いじりを取り払った程度の既視感のある造形(笑) 亜光速航行、量子テレポーテーション、もつれ粒子対、惑星探索等々…ノーランが映画化したらさぞ面白そうなガジェットを下敷きに五十光年離れた惑星で銃殺遺体が見つかるというもの。基礎的な量子力学の内容はイチからレクチャーしてくれるのでかなり親切です。
    こういうのを読むたびに、宇宙空間や宇宙船などのディティールをどうやって調べ上げるのだろうと感心するばかりです。


    ドラえもんのコミックス17巻に登場する「バイバイン」みたい

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    2026年01月18日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    史上最大のクローズド・サークル!その舞台は“惑星”。

    2100年代、惑星の宇宙開発コンペに参加した零司とAI。
    誰もいないはずの惑星で、コンペ参加者の銃殺遺体を発見するところから物語は始まる。

    雪山の山荘や孤島などでおなじみのクローズド・サークルものだが、本作はスケールが桁違い。
    舞台は惑星そのもの。史上最大のクローズド・サークルである。
    なお、宇宙人やエイリアンは出てこないのでご安心を。

    傑作『ジェリーフィッシュは凍らない』が架空世界寄りだったのに対し、本作は今の世界と地続きの未来。
    AIや量子コンピュータなど、リアルに想像できる技術が物語に説得力を与えている。

    SFゆえ理論部分は少

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    2026年01月15日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    ネタバレ

    ディセンバー。れいじ。強いAI。シャルロット。コンペ。量子もつれ粒子。QT通信。コロニー。過去の記憶。コールドスリープ。エンタングル計画。ウラシマ効果。イブ。
    ミステリとして成り立ってる。SF用語は若干難。

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    2026年01月14日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    シリーズ第五弾。ヴァンプドッグの説明が序盤である程度あって読み進めやすかった。また、法医学やウイルスなどの科学的な内容や、20年前の事件との関連性などミステリー要素も強くて興味をそそられる内容だった。強盗犯と警察側の場面が交互にでてきて、少しずつ繋がりはじめる。真相がけっこう複雑なのと、終盤のSF感が出てくるのが個人的に残念なところ。

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    2026年01月12日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    SFミステリーです。
    量子力学など、理解しきれない部分もありましたが、最後の伏線回収は見事でした!!
    AIディセンバーと零司の掛け合いも楽しめました✨️

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    2026年01月10日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    読みやすさと物語の設定はめちゃ良かった!

    作家さんがめちゃ読みやすいように文章を書かれている感があって、難しい事を書いているようで、全くその気にさせず苦になく楽しく読めた。

    そしてここがめちゃ良いんだよ!
    独自の技術的進化を遂げた、もう一つの並行世界にある80年代のアメリカでステルス機能を装備した小型飛行船ジェリーフィッシュ内で起こるクローズドサークル殺人事件。最高っす!
    そんな難事件を解決するマリア&蓮の刑事コンビ
    マジでこのコンビめちゃ好きだわ〜

    しかーし!!
    分かりやすい犯人と最終的なオチがあまり自分好みではなかったから、最後にむーん…となってしまった感は否めない…(´・_

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    2026年01月08日
  • 揺籠のアディポクル

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    『ジェリーフィッシュは凍らない』で有名な、
    市川さん。
    今回の本書が初読みでした!
    最初から最後まで展開が読めなくて、置いてかれそうになったけどラストまで楽しく読めました!

    孤立した無菌病棟に取り残された2人の少年少女。
    しかし、少女が殺されているのが見つかる。
    その部屋に残されたのは少年ただ1人。誰が少女を手に掛けたのか、最後のオチがどんな感じで終わるのかが気になって夢中で読んでました!

    あまり書きすぎるとネタバレになるので書きませんが、中盤からラストにかけては予想がつかない展開に驚かされました。

    次は『ジェリーフィッシュは凍らない』シリーズも読んでみたいと思います!

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    2026年01月07日
  • ブルーローズは眠らない

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    人間って思い込みとか固定観念にとらわれて生きているんだなぁ。
    それを実感出来る話でした。

    マリア&漣シリーズ2作目。
    今回は2人の人物が同時期に発表した「青い薔薇」から始まるミステリー。
    テーマは「遺伝子」ですね。
    前回より分かりやすかったけど、やっぱり難しいテーマだなと思います……いや完全に理解できなくてもトリックは分かるし事件も解決できるんだけどね。書いてあるなら理解したい!って思うじゃないですか。
    ……え、私だけか?

    このシリーズは過去と現在が交互に進んでいくパターンの展開をするんですが(この作者さんのパターンなのかもしれない?)、まぁこの挟み込み方が上手なんですよね。
    マリ

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    2025年12月26日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    どんでん返しものとして紹介されていたので読んでみた。
    そこまで衝撃度は少なく、なんとなくだが途中からオチも読めた。

    ただ、ジェリーフィッシュという飛行船を巡る航空工学、合成化学に関する記述は理系心をくすぐられるし、物語の根幹としてしっかりと設定を活かしていた。
    海外ミステリに読み慣れてないのもあるが、登場人物が横文字なので、キャラを覚えるのに少し苦労した。

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    2025年12月24日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    ネタバレ

    各パートで語られるミステリ、面白いなぁ〜〜〜
    段々とピースが繋がっていく展開は
    加速して誰が犯人なのか混乱させられる…
    とはいえ、最後は綺麗な幕引きだった。

    探偵役のエドワードが冷静で格好良い!!
    と思っていたらまさかの犯人で偽名だった!
    正体が明かされた後も好青年だったし、
    犯人達の恐ろしい真実が積み重なりすぎ&
    研究メンバーが同情できない人ばかりなのもあり、
    彼が本懐を遂げられて良かった…と感じちゃった……

    とはいえ、まさかのどんでん返しで
    大好きなクローズドサークルで
    警部刑事も興味をそそるキャラで
    探偵役も格好良くて
    とてもミステリ好きにはワクワクする作品だった!
    続編?と

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    2025年12月14日
  • 灰かぶりの夕海

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    ・展開が早いので飽きない。
    ・他にはない設定だった。
    ・突拍子もない内容で、よくわからなかった。
    ・最後の方はなにが書いてあるのか
     理解できなかった。

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    2025年12月04日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    面白かった!素晴らしい。かなり濃厚濃密な作品。サバイバルホラー要素とクローズドサークル要素が共に楽しめて、それぞれ別進行で展開していくという盛り盛り感。吸血鬼を題材にここまでの展開に出来るのすごい。どんでん返し的な要素もあり非常に楽しめた作品でした。自分はこのシリーズ、ジェリーフィッシュ以来の2作目でしたが、こっちの方が好きですね。主人公のキャラも含め、とてもよく出来ている作品だと思いました。続編がまだありそうなので楽しみに待っていたいと思います!

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    2025年11月28日