市川憂人のレビュー一覧
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ネタバレ以下超ネタバレ
いやーおもろかったなあ。
弁護士のヴィクターが犯人なのは予想通りだったけど、パメラが共犯とか、硝子鳥が人間とかは見破れなかった。
確かに序盤からエルヤのことを「彼女」と描写するから、「なんで雌だとわかるの?」と思いながら読んでいた。
硝子鳥の説明が明らかに鳥を連想させたから、実は人間でしたなんてのは「そんなのアリかよ」と思ったけれども、最後まで読んだ結果、伏線を色々と考慮すると確かにミスリードだと納得できたかな。
いやーブルーローズも面白いけど、グラスバードも負けてないなぁ。最後の金髪エルヤの描写も美しいし。エルヤはいずれ別の作品で再登場するなこれ。 -
Posted by ブクログ
冒頭まではありきたりな警察ミステリーだと思っていた。登場人物も癖がありそうだが、これまでの筆者の作品よりは薄味かなと感じており、一章、ニ章とトリックや事件自体は興味深いものだったが、僕自身の脳細胞を刺激する様子ではなかったんだ。気になっていたのは、モノローグや章の合間の挿話が特殊で、どの様に本筋と絡んでくるのかという事だった。
しかし、市川憂人は単純な警察ミステリーではおわらなかった。
ミステリー好きだと、少なからず物語の行く先を邪推してしまい、結末を知ったときがっかりしてしまう事も多いが、今作では僕が邪推した流れをいとも簡単に、嘲笑うかの様に超えていき、全く予想だにしていない結末へと物 -
Posted by ブクログ
ネタバレ吸血鬼になってしまったデレクは13歳にして血を求めて連続殺人鬼として6人を殺害。研究所に幽閉されている。ある日デレクは20年の歳月を経て研究所から脱出。フェニックス市では吸血鬼ウィルスDウィルスに感染した死体が多数発見される。また、強盗殺人事件を起こしたセオドリックを主犯とするグループは逃走中の隠れ家で謎の人物による仲間の殺害を受ける。一人一人と殺されていく中で犯人はだれなのか。
Dウィルスにより吸血鬼化した人たちを殺すor死ぬことに関する設定がミソ。Dウィルスを熟知した犯人による犯行であるためにアリバイもくそもない。上手いこと設定をまとめてるのもさすがといえる。 -
Posted by ブクログ
初読みの作家さん。超SF設定で繰り広げられるミステリー。2090年くらいが舞台で、太陽系のあちこちにコロニーがある。何光年も離れた宇宙空間で開催される開発コンペがあり、宇宙船関連の技術を扱う会社が参戦し、コロニーの利権をめぐってある星の開拓課題に取り組む。
しかし、初っ端から、コンペ参加者が次々と不可解な死を遂げるという展開に。殺されている。一体誰に?!コンペ参加者の日本人技術者、零司と相棒のAIディセンバーの視点で物語は展開していく。1人ずつ殺されていくコンペ参加者。途中で現れるコンペ参加者ではない乱入者。誰が敵で誰が味方か?!
途中で出てくるAIや量子学や物理学の説明についていくのでい