市川憂人のレビュー一覧

  • グラスバードは還らない

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    「マリア&漣」シリーズ第三作目。今作も『ジェリーフィッシュ』『ブルーローズ』を超えた衝撃のトリック、どんでん返しだった。タイトル『グラスバードは還らない』の意味も、結末を知れば納得する美しい回収で納得。

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    2025年02月10日
  • 揺籠のアディポクル

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    ネタバレ

    完全密室と化した病棟で起こる殺人。「マリア&漣」シリーズと同じくSF的世界観の特殊設定ミステリ。どんでん返しに次ぐどんでん返しに騙された。そして、ラストシーンの切なさに心を動かされた。

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    2025年02月06日
  • グラスバードは還らない

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    文句無しに面白かったです。結末は救いが無いですが、このビターな感じがマリア&蓮シリーズですね。謎解きを考えながら読むより物語に入り込んで読んで欲しい一冊です。今回もプロローグが後々重要な意味を持ちます。全てが分かった後に読み返すと意味は真逆になります。事件パートで最終的に犯人が誰もいなくなった点、主人公であるマリアが現場に入った際の決定的な矛盾点等読みどころ満載の作品でした。

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    2025年01月04日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    ネタバレ

    前作の後すぐに手を出せば良かった。。。
    前作の感想にとりあえずヴィンセントはクソ野郎って書いてたから多分ムカつく奴なんだと思うけど、その中身まで思い出せなくて、こいつ何やったんだっけ〜ってなりながら読んでた。『シカーダ』、、、気になる!
    マリアも九条も相変わらずカッコ良い。

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    2024年12月02日
  • ブルーローズは眠らない

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    〈マリア&漣〉シリーズ第二作。不可解な密室の謎とその真相に唸らされた。また、二部構成の物語が、最後に一つに繋がるどんでん返しは圧巻。

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    2024年11月12日
  • ボーンヤードは語らない

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    ネタバレ

    最高最高最高
    グラスバードの次に好き!
    短編集だけどどの話も全部面白かった!
    早く次の読みたい!!!

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    2024年11月02日
  • グラスバードは還らない

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    ネタバレ

    最後まで事件の謎が分からないような、
    複雑な内容で、とても面白かった。
    グラスバードとはなんなのか、
    またそれが事件解決の鍵になっているのも
    面白かった。

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    2024年09月25日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    マリアと漣が挑む史上最大の難事件!
    大人気本格ミステリシリーズ第五弾。

    U国MD州で現金輸送車襲撃事件が発生。
    襲撃犯一味のワゴン車が乗捨てられていたのは、遠く離れたA州だった。

    応援要請を受け、マリアと漣は州都フェニックス市へ向かう。
    警察と軍の検問や空からの監視が行われる市内。
    だがその真の理由は、研究所から脱走した、二十年以上前に連続殺人を犯した男『ヴァンプドッグ』を捕らえるためだった。

    しかし、『ヴァンプドッグ』の過去の手口と同様の殺人が次々と起きてしまう。

    一方、フェニックス市内の隠れ家に潜伏していた襲撃犯人五人は、厳重な警戒態勢のため身動きが取れずにいたが、仲間の一人が邸内

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    2024年09月21日
  • ボーンヤードは語らない

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    マリア&漣シリーズ第4弾!
    で、初の短編集。
    2人の過去を知ることができる。
    これからの2人の活躍が、もっと楽しみ!

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    2024年09月20日
  • 揺籠のアディポクル

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     無菌病棟『クレイドル』でのボーイミーツガールを経て大嵐で外界から隔絶され、少女が侵入不可能の状態で刺殺される謎が謎を呼ぶミステリーで、『アディポクル』の正体や殺人犯が気になり読み進めたが、衝撃の結末に感情を揺さぶられた。ミステリーでもあり恋愛小説でもあるのが本作の魅力だった。

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    2024年09月19日
  • ボーンヤードは語らない

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    ネタバレ

     マリア&漣シリーズ初の短編集でジョンの視点で語られる事件、マリアと漣がそれぞれの学生時代に起こった事件、マリアと漣がバディを組んだ初めての事件など全部で4つの短編が収録されており、彼らが事件を通じて得たほろ苦く残酷な経験から正反対の二人がバディを組むようになるまでが分かるようになっており、シリーズのファンとして大満足だった。また『ジェリーフィッシュは凍らない』からシリーズを再読したくなった。

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    2024年06月27日
  • ボーンヤードは語らない

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    一番好きなシリーズでしたが、正直「短編集かぁ」と思っていました。

    ですが、読んでみると今までの主要キャラの過去や人柄に迫れるストーリーばかりで物凄い没入感でした。

    「ボーンヤードは語らない」
    米軍基地で起きた事故を、ジョン視点で描かれ、マリアと漣による捜査依頼を経て解決へ向かう。ジョンにも米兵を目指す上で苦い過去があり、それらを想起させる事件。

    「レッドデビルは知らない」
    マリアが警察官を目指すきっかけとなる事件。友人を死なせてしまったことへの後悔が深く描かれ、前作迄のマリアの刑事として事件へと向かう姿勢の背景が深く見受けられる。叙述トリックもあり、本作で1番の力作だと感じられる。

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    2024年06月21日
  • グラスバードは還らない

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    ネタバレ

    以下超ネタバレ





    いやーおもろかったなあ。
    弁護士のヴィクターが犯人なのは予想通りだったけど、パメラが共犯とか、硝子鳥が人間とかは見破れなかった。
    確かに序盤からエルヤのことを「彼女」と描写するから、「なんで雌だとわかるの?」と思いながら読んでいた。
    硝子鳥の説明が明らかに鳥を連想させたから、実は人間でしたなんてのは「そんなのアリかよ」と思ったけれども、最後まで読んだ結果、伏線を色々と考慮すると確かにミスリードだと納得できたかな。

    いやーブルーローズも面白いけど、グラスバードも負けてないなぁ。最後の金髪エルヤの描写も美しいし。エルヤはいずれ別の作品で再登場するなこれ。

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    2024年06月14日
  • ブルーローズは眠らない

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    掛け値なしの面白さ!
    読後感は良い!

    温かな気持ちに包まれる。

    5時間で読めたことになる。

    一言で言えば、

    壮大な〇〇〇ということだろう。

    でもこれを言ったら、ネタバレになるし、面白さが半減してしまう。

    できれば前情報なしで読んで欲しいなぁ。

    全くね、最後の1/3?1/4?まで、全くミスリードさせられまくり。

    クローンとかそういう話?とか思ってしまった。

    前作より一層切れ味冴え渡る!

    そんなトリックだったなぁ。

    あぁ面白かった♪

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    2024年05月11日
  • ブルーローズは眠らない

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    ネタバレ

    先ずブルーローズっていう題材がいいよね。
    これもどっちかっていうと映像化出来ないんじゃないかな。理系チックなところと世界観が綺麗で好きなんだよなぁ。
    あと叙述トリックはほんと飽きない。

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    2024年04月11日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    ネタバレ

    犯人も二点三点し騙された。吸血鬼と強盗犯の同時進行で殺人が起き、誰が殺したのかわからないスリリングさと、死体が復活する吸血鬼要素が謎を深くしておりかなり面白かった。

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    2024年03月02日
  • グラスバードは還らない

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    マリア&蓮シリーズ3作目
    読み始め100ページ程度、話の展開がよくわからず登場人物も頭に入りにくかった。展開がスローペースに感じたが、事件が起こり始めてからは急展開でハラハラドキドキとした展開が楽しめた。最終的には冒頭部分が全て繋がり、読み終えてからもう一度読みたくなった。
    グラスバードの正体には自分は気づけなかったのがやられたという気持ちになった。しっかり考えれば気付けてもいい難易度である。次回の市川先生の作品で謎に気づけるようリベンジしたい。

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    2023年11月28日
  • グラスバードは還らない

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    ネタバレ

     ガラスの透過の話が出たところで迷彩布のトリックは察した。でもそれだけで終わらないのが「らないシリーズ」の凄いところ。グラスバードは本当に鳥なのか?一回は頭を過ったとは思う。でもそれだけでまんまと騙されてしまった。口惜しいなぁ。犯行現場とビルが別の場所では?という問いも立てられた。でも死体の数の問題が出てくる。色々推察できながらもグラスバードの正体に辿り着かなければ解明できない、ここがこの話の凄いところ。「らないシリーズ」はトリックに「ズレ」を用いる。ここまで大胆にネタバレしつおいて尚面白いのは市川さんの凄さだろうと思う。「らないシリーズ」はバッドエンドが多い。次に待つ謎は一体何だろう。

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    2023年11月07日
  • グラスバードは還らない

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。今回のも物語に惹き込まれてあっという間に読み終わりました。

    グラスバードの事が分かった時や犯行の行われた場所が分かった時など、今回も色々と驚きました。

    3作ともラストが切ないですね…

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    2023年11月04日
  • ブルーローズは眠らない

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    マリア&漣シリーズ2作目
    今回のもとても面白かったです。
    この世界観が好きです。
    ストーリーには切なさを感じましたが、物語に引き込まれてあっという間に読み終わりました。

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    2023年11月01日