市川憂人のレビュー一覧

  • 灰かぶりの夕海

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    ネタバレ

    装画の美しさに惹かれて手に取った一冊。
    平野美穂さんによる油彩が、すでに物語の余韻となります。

    魅力的なプロローグで、ミステリアスで淡くロマンティックな世界に引き込む世界観。
    そこから、どうもわかりにくさを感じる——叙情性の叙述。
    もしや、あのトリックなのだろうか? 今回は流されずに読もうと、慎重に。

    市川さんは、きっと頭の良い方なのだと思う。
    それぞれの記憶を辿るように、時間が少しずつ遡っていく。
    そして、あそこまで大きな仕掛けを用意しているとは思わなかった。

    灰をかぶっていたのは夕海だけではなく、
    物語そのものが灰をかぶる不安と静けさの中でラストになる。

    一方で、女性たちの会話には

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    2025年10月08日
  • 灰かぶりの夕海

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    亡くなったはずの人物が生きていてなど、謎の多い作品で面白かったです。途中話がこんがらがってしまったのと、結末がある程度予測できたのが少し残念でした

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    2025年10月05日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    ネタバレ

    シリーズでいちばん複雑だった気がします。いろいろと頭が追いつきませんでした。Dウイルスについて、保菌者に噛まれても、唾液に含まれるウイルスが末梢神経へ到達できる程度に強く噛まれないと感染はしないみたいに書かれていたけれど、読んでいくと、傷口舐められただけで感染しているっぽい……? 老婆はなぜデレクや犬に対して、まるで狂犬病ウイルスを持っていると、見た目だけでわかったかのような反応をしたのだ……? なんだか理解が追いつかない部分がちょいちょいありました。

    シリーズはまだ続きそうです。

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    2025年10月03日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    マリア&漣シリーズ第五弾
    現金輸送車襲撃事件に応援要請されたマリアと漣。しかし、応援要請の本当の理由はヴァンプドッグ-秘密裏に匿われていた連続殺人事件の犯人の脱走だった。そして次々と襲い来るヴァンプドッグの出口に倣った殺人事件。あまりに素早い犯行に2人は苦戦を強いられる。

    いつものことながらだが今回はとりわけ奇想天外なトリックだったし、長期的な犯行だった。シリーズ通して人物のすり替わりだったり、犯行の手口をマリア達の推理が可能なように抜けを作りながら組み立てていく巧妙さに舌を巻かざるを得ない

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    2025年09月13日
  • 東大に名探偵はいない

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    泣きたくなるほどみじめな推理:市川憂人
    アスアサ五ジ ジシンアル:伊与原新
    東大生のウンコを見たいか?:新川帆立
    片面の恋:辻堂ゆめ
    いちおう東大です:結城真一郎
    テミスノ の逡巡:浅野皓生

    東大出身という共通項が作品に表れるのかどうか??
    舞台は東大なんだけど、言葉や雰囲気に共通するものがある気がする。
    もっとも先に 六人の東大出身作家 と言われてたらそう思うのも仕方ないか……

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    2025年09月10日
  • 灰かぶりの夕海

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    文体がイタい。非モテが拗らせてる感。
    大したことないことを大袈裟に書く癖が読むのちょっと苦痛。
    内容はまぁまぁ

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    2025年09月03日
  • 灰かぶりの夕海

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    ある日、喪った彼女と全く同じ顔の人物が現れる。
    一体、目の前にいる人物は誰なのか。
    死んでいるのか、生きているのか、それとも違う人物なのか。
    ストーリーもオチもとても良かったが
    後半の説明がちょっと口説く中弛みした。
    いろんな人が書いて、繋げた様な独特な文体。

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    2025年08月25日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    ネタバレ

    犯人の独白から始まるタイプの小説。
    ただその独白が登場人物の誰とも結びつかず誰なのかワクワクして読み進めていった。
    オチには少し肩透かし。

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    2025年08月06日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    ヴァンプドックって響きが、初めて聞いたにも関わらず自然と耳に馴染む。過去の凄惨な事件をなぞるように、しかし犯罪のスピードは爆速に事件が起きる。
    初期のジェリーフィッシュよ時みたいに、SFを混ぜたミステリーな展開に、バイオレンスホラーが混じって独特の読み応え。
    前作の短編に出てくる人物の背景や関係性が重要そうなので、ほんとちゃんと読んでてよかったー。
    読み終わったあとも次に続く感じで、まだまだマリアの因縁が解決しなさそう。

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    2025年07月07日
  • 神とさざなみの密室(新潮文庫)

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    面白く読めるまで時間がかかる。
    中盤くらいからは一気読み。政治の話や民主主義について興味があるかなしかで評価分かれそう。
    わたしは興味深く読めました。
    そんなにうまくいくか?とご都合主義な部分がどうしても気になってしまうが、楽しく読めました。
    ちりめんさんの民主主義についてのコメントがいい。有能すぎw

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    2025年06月10日
  • 神とさざなみの密室(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ツイ廃の人は読むべし、森友学園を始めとする安倍総理への左翼側の批判とその批判を批判する保守(ネトウヨ)のやり取りがページの枚数を貪っているw
    政治・社会運動の盛り上がりを事件のエネルギーにして不可思議な物語のエンジンを廻している、主人公の凛と大輝は、パヨクと反政府vs.ネトウヨ外国人排斥のそれぞれの団体に所属していていて二人とも目が覚めると二つの密室の中で別々の死体を発見した、SNSフォロワーの「ちりめん」を探偵に各人話しながら事件の真相を探る
    「民主主義って何?」「正義って人によって違うよね?」とツイ廃以外には興味なさそうなテーマを燃料に、不可思議設定が合理的に事件簿となるかアクロバティック

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    2025年06月05日
  • あなたも名探偵

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    市川憂人の「赤鉛筆は要らない」は、以前短編集で読んでいたので再読になりますが、他の5作品も含めてそれぞれの良さがギュッと凝集されている感じ。
    バリエーションが多くて楽しめました。

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    2025年06月02日
  • 神とさざなみの密室(新潮文庫)

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    密室の謎というミステリの要素は面白かった。
    ただ背景説明や選挙に関する講義的な部分やヘイトが募るような言動が特に序盤に多く、エンタメとしてのミステリを楽しむ妨げになった

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    2025年06月02日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    クローズド・サークルでの殺人事件。そして誰もいなくなったや十角館の殺人を先に読んでから読むとより楽しめます。
    外国人の名前が覚えにくいのと初めの方の浮遊船の構造や科学の話が難しいが、事件が始まってからは読む手が止まらなくなります。

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    2025年05月15日
  • 断罪のネバーモア

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    ネタバレ

    プロローグを読んでこれは面白そうだと思って読み進めたが、少し期待値を上げ過ぎてしまったのと、自分の思っていたストーリー展開ではなかったのでうーんという感想です。
    たくさんの人を殺した犯人の動機が今ひとつでした。
    終盤の盛り上がりは悪くなかったですが、自分なら最後まで同時進行で犯人達を追い詰めて違う結末にしたかもなあと思ってしまいました。

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    2025年05月11日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    おもろでした。
    シリーズ第5作品目。
    登場人物たちにも愛着が湧き出して、、、
    キャラも立ってます。。。

    突飛すぎる設定も、あるかもと思わせるのは作家の科学的な事象への理解の深さが所以か?
    狂犬病には、気をつけようと思いました。笑

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    2025年05月07日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    期待しすぎたかな… 1980年代アメリカ、「ジェリーフィッシュ」という新しい飛行船をモチーフに取り込んだ推理小説。
    冒頭から1番犯人として怪しそうな人が。「まさかこの人が犯人なわけ…」と思っていたら終盤であっさり犯人と確定します。ただ、小説自体「犯人探し」よりは「どういうトリックだったのか」に重きを置かれているのかな?と思ったのでそれに関してはこんなものなのかなぁと。ただ肝心のトリックも綿密に練られた計画、というよりは行き当たりばったり感、偶然の産物感もあり少し物足りない感じがありました。
    ストーリーの流れとしてもアメリカを舞台とする必要性とか、明らかに私怨と思しきモノローグを挟みながら、ロシ

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    2025年12月16日
  • 揺籠のアディポクル

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    クレイドル、そこはタケルとコノハの二人しかいない無菌病室だった。しかし大嵐の日…コノハが誰かの手によって刺殺されていた。

    犯人は誰なのか…。

    柳先生、若林看護師、タケル、コノハ。
    登場人物は少ないけれど、その中で色んな推理を楽しめる話だった。

    真犯人は、やっぱりそうだよねってなったけど、それで幸せだったのなら、きっと良かったよね。

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    2025年04月19日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

    匿名

    購入済み

    捜査パートが少し退屈でした。
    外国の設定なので仕方ないのかもしれないが、本物の海外小説と比較すると、
    マリアのキャラが薄っぺらい感じがして、
    読んでいて恥ずかしくなる、うすら寒い感じが辛かったです。

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    2025年04月13日
  • ボーンヤードは語らない

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    このシリーズを読み進めているが、正直この1冊が必要だったかというと微妙でした。
    マリアと蓮の過去は分かりましたが、それによって2人の人物像がより深まったという印象は自分はあまり受けませんでした。
    自分はいつもの長編小説の方が好みでした。

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    2025年03月04日