市川憂人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
期待しすぎたかな… 1980年代アメリカ、「ジェリーフィッシュ」という新しい飛行船をモチーフに取り込んだ推理小説。
冒頭から1番犯人として怪しそうな人が。「まさかこの人が犯人なわけ…」と思っていたら終盤であっさり犯人と確定します。ただ、小説自体「犯人探し」よりは「どういうトリックだったのか」に重きを置かれているのかな?と思ったのでそれに関してはこんなものなのかなぁと。ただ肝心のトリックも綿密に練られた計画、というよりは行き当たりばったり感、偶然の産物感もあり少し物足りない感じがありました。
ストーリーの流れとしてもアメリカを舞台とする必要性とか、明らかに私怨と思しきモノローグを挟みながら、ロシ -
Posted by ブクログ
短編ミステリーをサクッとなおかつ簡単に読みたい時にはいい本だと思います。
6つのミステリーの内4つは比較的すんなり謎解きできて達成感はありました笑
普段読まない作者さんの作品に触れれた機会でもあるのでここから関連して新しい本当の出会いもできるので楽しいです。
複雑なミステリーを求める方には物足りないかな…?
「はい、ここまでのヒントで解いてください!」って感じが好奇心で先に進んでしまうよりも強制ストップをかけて頭に残りやすいです。
米澤穂信さんが気になって手に取りましたが、小市民を名前は認識していましたが読んだことがなかったので、もし前知識として持っていたらより世界観が頭に浮かんで楽しめたかも -
Posted by ブクログ
ネタバレタケルとコノハだけが入院する無菌病棟、通称《クレイドル》。
ある日、大嵐で貯水槽に通路を寸断され、二人は外界から隔絶される。不安を抱えながら日付を越した深夜、コノハは胸をメスで刺され、死んでいた。
二人きりのはずの無菌病棟で、外気にすら触れられない彼女を殺したのは誰なのか?
『ジェリーフィッシュは凍らない』などのマリア&漣シリーズで有名な市川さんのクローズドサークルミステリです。
無菌病棟で過ごす二人きりの患者であるタケルとコノハ。嵐で孤立した病棟で、コノハが殺される。ウイルスすら入り込めない密室のはずなのに、凶器など持ち込めないはずなのに、彼女を殺したのは誰なのか、タケルが推理 -
Posted by ブクログ
市川憂人さん初読み『揺籠のアディポクル』の概要と感想になります。
概要です。
八部屋の病室を備えた最新鋭の無菌病棟は通称「クレイドル」と呼ばれ、タケルは一号室でコノハは九号室で投薬治療を受けている。初対面から人見知りを発揮するコノハであったが、ある事態から生き抜くためにタケルとコノハは身を寄せ合っていく。次第にコノハを意識するタケルであったが、無惨にも二人で助かる道は閉ざされた。
感想です。
市川憂人さんはデビュー作『ジェリーフィッシュは凍らない』から始まるシリーズが有名ですが、なぜか私は書店に並んだ本作を手に取っていました。初読み作家さんの作風を一冊だけで語るものではありませんが「気にな