市川憂人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ装画の美しさに惹かれて手に取った一冊。
平野美穂さんによる油彩が、すでに物語の余韻となります。
魅力的なプロローグで、ミステリアスで淡くロマンティックな世界に引き込む世界観。
そこから、どうもわかりにくさを感じる——叙情性の叙述。
もしや、あのトリックなのだろうか? 今回は流されずに読もうと、慎重に。
市川さんは、きっと頭の良い方なのだと思う。
それぞれの記憶を辿るように、時間が少しずつ遡っていく。
そして、あそこまで大きな仕掛けを用意しているとは思わなかった。
灰をかぶっていたのは夕海だけではなく、
物語そのものが灰をかぶる不安と静けさの中でラストになる。
一方で、女性たちの会話には独特の作為を感じる。どこか芝居がかっていて、本心とは思えないような。
けれどそれもまた、真実を見せないための“灰”の一部なのかな。
この物語が覆い隠していたのは、悲しみでも嘘でもなく、救いを求める偽装だったのかもしれない。
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Posted by ブクログ
ネタバレツイ廃の人は読むべし、森友学園を始めとする安倍総理への左翼側の批判とその批判を批判する保守(ネトウヨ)のやり取りがページの枚数を貪っているw
政治・社会運動の盛り上がりを事件のエネルギーにして不可思議な物語のエンジンを廻している、主人公の凛と大輝は、パヨクと反政府vs.ネトウヨ外国人排斥のそれぞれの団体に所属していていて二人とも目が覚めると二つの密室の中で別々の死体を発見した、SNSフォロワーの「ちりめん」を探偵に各人話しながら事件の真相を探る
「民主主義って何?」「正義って人によって違うよね?」とツイ廃以外には興味なさそうなテーマを燃料に、不可思議設定が合理的に事件簿となるかアクロバティックな市川先生の作業が続く、この手の作品にありがちな動機やそこまでする意味が分からんを見ないフリすれば楽しめるかもしれん -
Posted by ブクログ
短編ミステリーをサクッとなおかつ簡単に読みたい時にはいい本だと思います。
6つのミステリーの内4つは比較的すんなり謎解きできて達成感はありました笑
普段読まない作者さんの作品に触れれた機会でもあるのでここから関連して新しい本当の出会いもできるので楽しいです。
複雑なミステリーを求める方には物足りないかな…?
「はい、ここまでのヒントで解いてください!」って感じが好奇心で先に進んでしまうよりも強制ストップをかけて頭に残りやすいです。
米澤穂信さんが気になって手に取りましたが、小市民を名前は認識していましたが読んだことがなかったので、もし前知識として持っていたらより世界観が頭に浮かんで楽しめたかもしれません。でも世界観も好きですし、面白かったです。
東川篤哉さんの作品はもちろん好みもあるかと思いますが、世界観が好きではなかったです。もちろん「謎解きはディナーのあとで」は当時ドラマで見ていて好きでしたが、映像だったから良かったのかも…
格作品、しっかり読み込んだのでまた記憶が薄くなった時に謎解きを楽しみたいです。