市川憂人のレビュー一覧

  • ボーンヤードは語らない

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    漣とマリアの過去を描いた作品です。
    読むまで短編集と知りませんでしたが、
    それぞれ満足感のある短編でした。
    個人的には後味は良くありませんが、
    『レッドデビルは知らない』が好きです。

    「どうしてこいつは-なぜ彼女は-警察官になったのか?」

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    2024年07月14日
  • 揺籠のアディポクル

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    ネタバレ

    タケルとコノハだけが入院する無菌病棟、通称《クレイドル》。
    ある日、大嵐で貯水槽に通路を寸断され、二人は外界から隔絶される。不安を抱えながら日付を越した深夜、コノハは胸をメスで刺され、死んでいた。
    二人きりのはずの無菌病棟で、外気にすら触れられない彼女を殺したのは誰なのか?


    『ジェリーフィッシュは凍らない』などのマリア&漣シリーズで有名な市川さんのクローズドサークルミステリです。

    無菌病棟で過ごす二人きりの患者であるタケルとコノハ。嵐で孤立した病棟で、コノハが殺される。ウイルスすら入り込めない密室のはずなのに、凶器など持ち込めないはずなのに、彼女を殺したのは誰なのか、タケルが推理

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    2024年07月06日
  • ブルーローズは眠らない

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    科学用語多めのミステリー
    その科学技術が謎に迫る鍵となるのは面白い構成。クローズドサークル的な設定も◎!
    何より、マリアと漣のコンビが私は好き。

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    2024年06月16日
  • グラスバードは還らない

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    グラスバードの仕掛けは面白かった。
    ちゃんとわかりやすい伏線もあったのに見逃してしまった。

    ただ全体的にはちょっとご都合主義だったかも。

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    2024年06月13日
  • 揺籠のアディポクル

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    市川憂人さん初読み『揺籠のアディポクル』の概要と感想になります。

    概要です。
    八部屋の病室を備えた最新鋭の無菌病棟は通称「クレイドル」と呼ばれ、タケルは一号室でコノハは九号室で投薬治療を受けている。初対面から人見知りを発揮するコノハであったが、ある事態から生き抜くためにタケルとコノハは身を寄せ合っていく。次第にコノハを意識するタケルであったが、無惨にも二人で助かる道は閉ざされた。

    感想です。
    市川憂人さんはデビュー作『ジェリーフィッシュは凍らない』から始まるシリーズが有名ですが、なぜか私は書店に並んだ本作を手に取っていました。初読み作家さんの作風を一冊だけで語るものではありませんが「気にな

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    2024年06月01日
  • ブルーローズは眠らない

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    マリア&漣シリーズ第2弾。
    前作のジェリーフィッシュ同様、理系要素がまぁまぁ登場する。今回は特に遺伝子工学の分野。序盤に青バラ誕生のくだりで、この辺の説明がワンサカ出てくるが、当然門外漢なのでなかなか理解が及ばず…物語の展開にも波に乗れず…という感じだったけど、中盤のマリア,漣視点とエリック視点の違和感や、アイリスの日記の内容が出た辺りから面白くなって一気読み!

    それにしても犯行に至る背景を知ると切なすぎる。
    何とか平和な人生を送る方に舵を切れなかったかなぁ…と考えてしまう。
    本来送れたであろう幸せな家族の日常を思うと、やっぱり切ない。

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    2024年04月27日
  • ブルーローズは眠らない

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    マリア・漣シリーズ2作目。
    ジェリーフィッシュに負けず劣らずのクオリティの高いトリック。すごい!

    ジェリーフィッシュもそうでしたが、2つのストーリーが謎が多すぎるまま同時並行で進むのが本当にワクワクして最高です。楽しい。
    ナチュラルに化学式出てきたの笑いました。
    理系ミステリ最高です。もっと理系理系しちゃってください(ハート)

    叙述トリックにまんまと騙されてしまったな~
    楽しかったです。次もはやく読みたい!

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    2024年04月22日
  • 断罪のネバーモア

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    警察の一部事業がが民営化された後の世界。IISCのようなものが今後出てこないとも限らないけど、結局中身は変わらないのかもと思ってしまうね…
    唯歩の周りの人たちがみんないい人なのが救い。
    あと、最後の展開は結構怒涛でした。面白かった!

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    2024年04月03日
  • 断罪のネバーモア

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    地位が上がれば上がるほど、人は「下」の景色が見えなくなっていくものです。
    頭を押さえつける者が減り、権力が増すにつれ、自らの言動が組織の論理そのものになり、不合理や不平等に鈍感になっていく。

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    2024年04月02日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    ネタバレ

    過去作に出てきた登場人物のオンパレード。特に、前作の短編のマリアの過去と根深い。寧ろ、マリアの過去ありきで、記憶があやふやな私には不完全燃焼。

    今回は内容量に対してやや説明くさく、冗長。
    次作への布石としてのモリアーティ的なライバル(金に物言わせるだけの下衆で足元にも及ばないが…)登場といったところか。だが、恣意的に起こす犯罪はアンフェアで、今作以降、これは純粋な犯罪ではなく、プロモーションされた犯罪ではと素直に事件と動機を楽しめなくなるではないかと懸念。
    実際に今回は犯人の小物感が半端なく残念。
    さらに閉ざされた街、閉ざされた館のダブルでビッグなクローズドサークル設定なのに、吸血鬼(どちら

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    2024年03月28日
  • グラスバードは還らない

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    ネタバレ

    事件が始まるまでスロースタートでしたが、閉じ込められてからはグイグイ読めた。
    布状の屈折率制御ガラスなんて便利な物が発明されているのはフェアなのか否か。
    硝子鳥という世間から存在していない様に扱われているものと掛けたのかも知れない。
    ラストのやるせなさは好き。

    ジェリーフィッシュやブルーローズが出てきて、3部作で畳む予定だったのかもと思ったが、シリーズが続いているのは嬉しい。

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    2023年12月23日
  • 断罪のネバーモア

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    08月-13。3.0点。
    警察が不祥事のため民営化に。IT企業を退職し、刑事になった主人公、検挙率向上をうるさく言う上司の下で捜査に当たり。。

    主人公の抱えてるものが、小出し過ぎて感情移入が出来づらかった。ストーリーとしてはまあまあヒネっていて面白いと思った。

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    2023年08月25日
  • グラスバードは還らない

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    あ~、なるほどって思った箇所がある。どうなんだろう・・・。三作の中では一番わかりやすいのかな・・・。

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    2023年06月18日
  • 断罪のネバーモア

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    小品ながら綺麗にまとまっている。マリア&漣シリーズのような強いバディ感が本作にも活かされている(ただし、バディ感は少々弱めで新人刑事の成長に焦点が当てられているが)。
    この刑事の成長物語としても推理小説としても本作はなかなかの出来栄えで楽しめる。

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    2023年04月23日
  • 断罪のネバーモア

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    ネタバレ

    ネタ自体は面白い。
    警察の民営化ってこんなもんかな。主人公以外キャラ弱い。もっと強くていい。警察の体制ってこんなもんなのかな

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    2023年03月22日
  • 断罪のネバーモア

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    警察が民営化された世界。

    ダメでしょー笑 こんな事件ほんとにあったら何を信じれば良いんですかね?
    真面目に働いている人が不憫でならない…

    テンポ感はよく、読みやすいと思います。
    続編あっても面白いかも。

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    2023年03月19日
  • 断罪のネバーモア

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    民営化された警察を舞台に、ブラック企業から転職した新米刑事・唯歩が、殺人事件を捜査していく。前半は、話がどこに向かって進んでいくのかわからなかったが、中盤を過ぎて一気読み!前半の伏線を、しっかり回収。
    続編出ないかなぁ~。

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    2022年12月28日
  • 断罪のネバーモア

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    ほんわか小説の次に読んだら難しいと感じてしまいました。ウォーミングアップが必要だった。
    現実からちょっとだけズラしたパラレルワールドでの語りはさすが、なんだけど。
    気力も体力も時間もしっかり確保出来る時に読むべきだった。

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    2022年10月10日
  • 断罪のネバーモア

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    描写と設定はめちゃくちゃ細かいのに、登場人物たちのコミュニケーションに関しては全体的に言葉足らずでずっと不穏でネガティヴな空気だったので私にはちょっと疲れた。読ませる力もエンタメ力も好きだし、フェアなミステリではある、んだろうけど。アリス&漣もだけど、細やかな真相の割に大仰な環境設定と回りくどい展開の印象なんだよなあ。叙述の仕掛けは毎回好きなんだけども、今回はあんまりピンと来なかった。警察を民営化したって設定もいまいち活きてない気がする…。

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    2022年10月07日
  • 断罪のネバーモア

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    現実世界とはちょっとずれている世界をベースにした警察小説×本格ミステリ。よくある警察小説の展開に絡めて、起こった事件がきっちりと本格ミステリ的になっていてすごい。本格ミステリの趣向はフェアであることが挙げられると思う。その意味でフェア(考えれば読者も解ける)でありながら、かつ警察小説の空気を纏っているためどちらも読めているようにお得感がある。ラストは「池井戸作品?」と思い読んでいて笑ってしまった。市川さんは初読みであったが個人的には文章の書き方や点のふりなどがあまり合わず他の作品を読むかは熟考する。

    警察小説好きだからか、展開はよめてしまったのだがその過程に本格ミステリが入り込んでいるため入

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    2022年09月29日