ヴァンプドッグは叫ばない

ヴァンプドッグは叫ばない

1,999円 (税込)

9pt

U国MD州で現金輸送車襲撃事件が発生。襲撃犯一味のワゴン車が乗り捨てられていたのは、遠く離れたA州だった。応援要請を受け、マリアと漣は州都フェニックス市へ向かう。警察と軍の検問や空からの監視が行われる市内。だがその真の理由は、研究所から脱走した、二十年以上前に連続殺人を犯した男『ヴァンプドッグ』を捕らえるためだった。しかし、『ヴァンプドッグ』の過去の手口と同様の殺人が次々と起きてしまう。一方、フェニックス市内の隠れ家に潜伏していた襲撃犯五人は、厳重な警戒態勢のため身動きが取れずにいたが、仲間の一人が邸内で殺されて…!? 厳戒態勢が敷かれた都市と、密室状態の隠れ家で起こる連続殺人の謎。マリアと漣が挑む史上最大の難事件! 大人気本格ミステリシリーズ第5弾。

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ヴァンプドッグは叫ばない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月23日

    パラレルワールドの世界での事件を扱ったマリア&レンのシリーズ。今回は、首を抉られる惨殺と狂犬病ウィルスの謎を追って2人が活躍します。吸血鬼?ゾンビ?とあらぬ方向に向きそうな流れを、医学的に持ちこたえる(本当かどうかは別として)構成、序盤からたたみかける怒濤の展開と後半での所謂どんでん返しな展開に、ど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月23日

     「マリア&漣シリーズ」の第5弾。非常に面白い。確かにシリーズ中最高かもしれない。但し、本書から単独で読み始めるのはおすすめできない。前作の短編集「ボーンヤードは語らない」の中の「レッドデビルは知らない」を読んでいないと、登場人物のとの関わりや背景がわからないからだ。ニッセン、アイリーン、ドミニクと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月07日

    現金輸送襲撃犯たちの隠れ家で起こる連続殺人。同じころ、厳戒態勢が敷かれた都市でも同様の連続殺人が起こり……。犯人は二十年以上前に大量殺人を起こした殺人鬼、ヴァンプドッグだと思われたが……待望のマリア&漣シリーズ5作目。→

    あああああ!好きだぁぁ!(落ち着け)このシリーズほんとに好き!今回は過去最高...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月29日

    最初から犯人がわかってるパターンのミステリーかと思いきや、中盤には、え?ホラー!?となって、その後生物学的SFだったことに気づいた。こういうのは知識がなければ文才だけで書けるものではない。登場人物(レギュラー)も愛着がわく。夢中になり時間を忘れて読んでしまった。

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    Posted by ブクログ 2024年04月15日

    シリーズ過去作の登場人物が出てくるがよく覚えておらず残念だったが主人公二人は相変わらずキレの良いやり取りで楽しく読めた。やはり小説は本作のようにキャラクタの書き分けがはっきりしていたほうがストレスなく読めると感じた。ストーリー展開には翻弄されました。エピローグが若干長めかなと思ったが不可解な状況もス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月10日

    マリア&蓮がタッグを組んで事件を解決するおなじみのシリーズ。このシリーズはサクッと読める感じが好きです。心地よいような二人の掛け合いとは裏腹に進む非情な殺人がジェットコースターのよう。練られた推理がいつも通り面白いです。前作までの(だいぶ忘れちゃってたけど)キャラクターが再登場するのも個人的...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月10日

    1970年、春
    レッドデビルは知らない

    1970年代前半〜1983年2月
    赤鉛筆は要らない

    1982年8月〜1983年2月
    スケープシープは笑わない

    1983年2月
    ジェリーフィッシュは凍らない

    1983年5月
    ボーンヤードは語らない

    1983年11月
    ブルーローズは眠らない

    1984年...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月15日

    ジェリーフィッシュのシリーズ第5弾。
    現金輸送車襲撃事件と、連続殺人犯ヴァンプドッグの脱走が重なり、マリアと蓮も州都フェニックス市に応援に駆けつける。そしてヴァンプドッグの手口と同じ殺人が次々に起きて…
    検問のため逃走できず潜伏する輸送車襲撃犯たちと、捜査陣の視点で交互に語られるストーリーはスピーデ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月07日

    終盤次々と真相が明らかになるシーンはとてもワクワクした。
    一方で、あまりに死者が多く、加えて特殊設定も持ち出され、考慮することが多くなりすぎて中盤は推理が追い付かなかった…。
    2場面進行や伏線回収など推理しがいがあったので、ついていけなかったのは残念だった。
    壮絶な動機や現実離れした展開は、本格物ら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月05日

    面白い。
    過去の連続殺人と同様の殺人事件。その真相とは。
    もう少し練って欲しかったところもあるがそれを差し引いても十二分な面白さと言えよう。
    やはり目を惹くのは後半にある伏線の回収である。何気ないところまでサラリと伏線が張り巡らされており、綺麗に持っていく点で巧みだなと感じた。自然、次作への期待も高...続きを読む

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