【感想・ネタバレ】ヴァンプドッグは叫ばないのレビュー

あらすじ

U国MD州で現金輸送車襲撃事件が発生。襲撃犯一味のワゴン車が乗り捨てられていたのは、遠く離れたA州だった。応援要請を受け、マリアと漣は州都フェニックス市へ向かう。警察と軍の検問や空からの監視が行われる市内。だがその真の理由は、研究所から脱走した、二十年以上前に連続殺人を犯した男『ヴァンプドッグ』を捕らえるためだった。しかし、『ヴァンプドッグ』の過去の手口と同様の殺人が次々と起きてしまう。一方、フェニックス市内の隠れ家に潜伏していた襲撃犯五人は、厳重な警戒態勢のため身動きが取れずにいたが、仲間の一人が邸内で殺されて…!? 厳戒態勢が敷かれた都市と、密室状態の隠れ家で起こる連続殺人の謎。マリアと漣が挑む史上最大の難事件! 大人気本格ミステリシリーズ第5弾。

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感情タグBEST3

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・あり得なさそうであり得そうな設定だった。
・無駄な描写がなく、読みやすい。
・展開が早いので飽きない。

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2025年12月03日

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ネタバレ

前作の後すぐに手を出せば良かった。。。
前作の感想にとりあえずヴィンセントはクソ野郎って書いてたから多分ムカつく奴なんだと思うけど、その中身まで思い出せなくて、こいつ何やったんだっけ〜ってなりながら読んでた。『シカーダ』、、、気になる!
マリアも九条も相変わらずカッコ良い。

0
2024年12月02日

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マリアと漣が挑む史上最大の難事件!
大人気本格ミステリシリーズ第五弾。

U国MD州で現金輸送車襲撃事件が発生。
襲撃犯一味のワゴン車が乗捨てられていたのは、遠く離れたA州だった。

応援要請を受け、マリアと漣は州都フェニックス市へ向かう。
警察と軍の検問や空からの監視が行われる市内。
だがその真の理由は、研究所から脱走した、二十年以上前に連続殺人を犯した男『ヴァンプドッグ』を捕らえるためだった。

しかし、『ヴァンプドッグ』の過去の手口と同様の殺人が次々と起きてしまう。

一方、フェニックス市内の隠れ家に潜伏していた襲撃犯人五人は、厳重な警戒態勢のため身動きが取れずにいたが、仲間の一人が邸内で殺されて…!?
厳戒態勢が敷かれた都市と、密室状態の隠れ家で起こる連続殺人の謎。

・帯
厳戒態勢が敷かれた都市と、
密室状態の隠れ家で起こる連続殺人。

殺人鬼が仕掛けた、
想像を絶するトリックとは?

マリアと漣が挑む、史上最大の難事件。

『ジェリーフィッシュは凍らない』に連なるシリーズ第五弾!

都市に潜む連続殺人鬼を追え!
(小説あらすじ抜粋――)
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・プロローグ
ヴァンプドッグ始まりの話

○登場人物(プロローグ)○

デレク・ライリー…プロローグ主人公
「のちのヴァンプドッグ」、当時13歳

妹…デレクの2歳下、犬拾って来る

父…軍と取引するエンジニア、厳格

母…背が高い気立ての良い人

祖父…地元の名士、アレルギー持ち

シャノン…妹が拾って来た雌犬

メヘタベル・イングリス…デレクの恋人、同級生
父子家庭、体に無数の痣

イヴェット・フロルキング…年配女性研究者
-----------------------------
・ヴァンプドッグ―インサイド
現金輸送車襲撃犯一味の逃走中の話
(皆、ジュニアハイスクール時代の同期)

(ニュース)
「MD州で発生した現金輸送車襲撃事件について、ボルチモア署は本日会見を行い、犯人グループが乗っていたものと思われるワゴン車が、K州で目撃されたことを明らかに―
全員分で百万ドル、運転兼警備員二名射殺」


○登場人物(ヴァンプドッグインサイド)○

エルマー・クィンラン…自動車整備工場勤務
ハイスクールドロップアウト、40歳前、おとなしい

インゴ・アスケリノ…染みだらけ浅黒い顔

スザンナ・モリンズ…芝居が上手い

キム・ロウ…サブリーダー役、几帳面

セドリック・ホールデン…リーダー、運転手
-----------------------------
・インタールード
事件に関わった人間達の話
-----------------------------
・ヴァンプドッグ―アウトサイド
マリアと漣達の捜査の話

○登場人物(ヴァンプドッグアウトサイド)○

マリア・ソールズベリー…A州フラッグスタッフ署警部
長髪の赤毛、ルビーの瞳、整った顔、引き締った体
30過ぎ、漣の上司兼相棒

九条漣…A州フラッグスタッフ署刑事、J国人
20代後半、理知的な雰囲気、眼鏡男子、
寸分の隙のないスーツの着こなし

ジョン・ニッセン…U国第十二空軍少佐
30代前半、ジェリーフィッシュ指揮官、豹を思わせる引き締った身体、マリアにドキドキが止まらない

ボブ・ジェラルド…検死官
嬉々として検死、白髪、マリアの呑み仲間

ドミニク・バロウズ…フェニックス署捜査課刑事
40代後半、銀髪、強面だが面倒見良し

アイリーン・ティレット…C州S郡C大学S郡校学生
飛び級で大学入りした少女、遺伝子工学に特化、
アルビノ、(ブルーローズは眠らない登場人物)

セリーヌ・トスチヴァン…検死官、既婚
マリアハイスクール時代ルームメイト、人形の様な雰囲気、
人形を撫でるように遺体を検める
(レッドデビルは知らない登場人物)

ヴィンセント・ナイセル…マリアハイスクール時代同級生
資産家息子、電化製品大手企業、警察、軍に顔がきく、(レッドデビルは知らない登場人物)

グスタフ・ヤルナッハ…国立衛生研究所教授

イヴェット・フロルキング…国立衛生研究所助手
若い女性

バーバラ・ジョイス…フラッグスタッフ署新事務員
サンドフォードタワー大事件にて事実上解雇された一人

エマ・グラプトン…署近くのホットドックショップ店員
サンドフォードタワー大事件にて事実上職を失った一人
バーバラとは愛称で呼び合う仲
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・プロローグ時被害者

最初の事件
1960年11月 A州コセチ郡 山小屋 13歳
メヘタベル・イングリス

二件目
1961年5月 O州ゼインズビル市 郊外森の中
ウリカ・クリングヴァル 74歳

三件目
1961年10月 K州レキシントン市 空き店舗 41歳
ポール・エドワーズ

四件目
??? 吸血鬼の森 池の上 11歳
レックス・バークリー

五件目 1962年9月 O州州郡コロンバス市 店のガレージ内 30歳
ファニー・ピアソン

六件目 1963年10月 吸血鬼の森 16歳
ローラ・ディケンズ
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・マリア、漣捜査時被害者

被害者1.
クラーク・グエン
26歳、パブ勤務

被害者2.
ノーマン・ルーサー
47歳、喫茶店個人経営

被害者3.
キャサリン・ウェイド
36歳、ショッピングモール勤務

被害者4.
バート・アンダーヒル
22歳、G大学学生

被害者5.
ハリエット・エイマーズ
61歳、
-----------------------------------
○感想○
今度は上下に分かれたページ…
これって、何で分かれてるんでしょうか?
私には分かりません_(:3 」∠)_

今回は凄いです。
何が凄いって、人名が多い、多過ぎます…
被害者も多い。もうもうカオス。
皆さんはどうやって覚えてるんでしょうか…
私は覚えられない_(:3 」∠)_

今回はヴァンプドッグ、吸血犬です。
他の作品に似てるって、あまり言いたくないんですが…なんか、屍人荘ぽくてワクワクしてしまいました。(どんだけ気に入ってるか…)

セリーヌ、ヴィンセント、アイリーンが今回も登場。今までで1番ドラマ的要素があって、とても面白かったです。

時系列も登場した事で、とてもわかり易かったです。有難い。

今回も切なかった…










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○お気に入りシーン○

ちょっとグロいんですが…
血の味って、人それぞれ違うんでしょうか?
作中の血の味の表現が違うので、ちょっと…
他の人の味を味見したくなってしまいました…




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2024年09月21日

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ネタバレ

犯人も二点三点し騙された。吸血鬼と強盗犯の同時進行で殺人が起き、誰が殺したのかわからないスリリングさと、死体が復活する吸血鬼要素が謎を深くしておりかなり面白かった。

0
2024年03月02日

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面白かった!素晴らしい。かなり濃厚濃密な作品。サバイバルホラー要素とクローズドサークル要素が共に楽しめて、それぞれ別進行で展開していくという盛り盛り感。吸血鬼を題材にここまでの展開に出来るのすごい。どんでん返し的な要素もあり非常に楽しめた作品でした。自分はこのシリーズ、ジェリーフィッシュ以来の2作目でしたが、こっちの方が好きですね。主人公のキャラも含め、とてもよく出来ている作品だと思いました。続編がまだありそうなので楽しみに待っていたいと思います!

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2025年11月28日

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ネタバレ

このシリーズほんと好き

最後まで全然訳がわからなかったけど妹なのはびっくりした。
兄デレクはなんで自分がやったって思い込んでたんだ?せん妄?

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

マリア&蓮シリーズ、第5弾。
強盗犯と脱獄犯の二つの事件が並行に進んでいき、結末がどうなるかのドキドキ感が最高、と読み進めていたら、まさかの展開にひっくり返されました。
この壮大な物語は素晴らしかったです。
この世界観に浸っていると、荒唐無稽な特殊設定も気にならない感じで、ただただ楽しめました。
のシリーズの読後感は、いつも何とも言えない気持ちになりますね。
マリアのハイスクール時代のキャラクターも登場してファンにはたまらない展開でした。

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2025年11月01日

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読めない展開 オーディブルにて

変わらずのキャスティングで、毎回楽しみのドラマ仕立てのナレーション
展開が読めないストーリー
何軸かの話が順番に展開されていく

前作の伏線をところどころ咬ましていくファンサービスもしっかりある

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2025年12月12日

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ネタバレ

シリーズ第5弾

読んでて良かった「ボーンヤードは語らない 」(忘れかけていましたが、、、)
セリーヌ・トスチヴァンのちょっとクールな感じのキャラが好き。今後も活躍してほしい〜。
あと「ブルーローズは眠らない」(忘れかけていましたが、、、)で登場したアイリーン・ティレットもかっこいいなぁ〜

現金輸送車襲撃事件の応援要請を受け、マリアと漣はフェニックス市へ向かう。厳戒態勢の市内だが、応援要請の真の理由は、研究所から脱走した、20年以上前の連続殺人犯「ヴァンプドッグ」を捕まえるためだった。
警察と軍が「ヴァンプドッグ」を追う中、市内では過去の手口を思わせる殺人が次々と起きてしまう。
襲撃犯達は、市内が厳戒態勢のため、隠れ家に足止めされていた。密室状態の隠れ家で仲間が一人また一人と殺されていく。

連続する殺人のスピードと現場の不可解さ。二転三転する真実に一気に読んでしまいました。
フィクションとはわかっていますが、しっかり説明されると、話が真実味を帯びてくるのが楽しい。

マリアと因縁のある登場人物もでてきて、今後も楽しみです。

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2025年03月31日

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作者のこのシリーズでは現実世界にある様々な化学的知識を利用した説明やトリックが特徴的で読んでいると自然と知識がつきそうなものだ。
理系出身の人が読むと話がすんなりと腑に落ちるし、専門分野に近い話が出てくると没入感が一層増してくる。

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2025年03月30日

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物語の展開は何となく予想できつつも、それがスピーディーすぎてはらはら止まらなかった、夜中に読むもんじゃない怖い、、、時空をこえて1つのトリックに結びつく感じがたまらない!

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2025年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、絶対に過去作を読んでからの方がいいです!
特にシリーズ4作目『ボーンヤードは語らない』内の「レッドデビルは知らない」を読んでからだとヴィンセント・ナイセルかどういう男か分かるのでおすすめです!

良かったところ
・デレクとヘスターの関係性と真実
・ヴィンセント・ナイセルが黒幕(ラスボス)確定?
・これまでのシリーズの主要キャラが総登場
(特にアイリーンとマリアが良い友達になってるのが◎)
・チャプター毎に変わる緊張感

ここが難しい!
・今回はDNAと狂犬病ウィルスの話
(結構調べながら読み進めた…マリアの存在に感謝)

このシリーズは本当に題材がいつも難しい!けど、マリアの役回りのおかげで簡単で理解しやすいものに変換されているから助かる。
ヴィンセントが最後に言った「シカーダ」という名前も気になる。

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2024年10月25日

Posted by ブクログ

物語始めからその存在感が大きすぎたヴァンプドッグ。物語序盤で名前の意味はわかるが、物語の最後までそのことが事件の根幹に関わってくる。次々と犠牲者が出てくるため、不謹慎だが読む側としてはずっとはらはらしてわくわくが止まらない。事件の思いもよらない結末と異常な殺人鬼の驚くべき真実が読者を待ち受けている。今回も完全にしてやられた。

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2024年10月12日

Posted by ブクログ

マリア&漣シリーズの第五弾。今回もSFミステリーとしてたくさん驚かされた。時代設定は古いのに、現代よりも科学技術が優れていて、ついつい騙されてしまいがち。続きが気になる終わり方だった。

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2024年09月20日

Posted by ブクログ

科学ミステリーをメインに扱う推理小説シリーズ
今回はオカルトチックなテイストを含ませつつ、密室殺人も並行して繰り広げられる豪華なラインナップ。
特殊設定推理小説に分類分けされると思いますが、現実離れしておらず骨太な話筋でスラスラ読めます。
シリーズものですが一冊で完結しているのもありがたいです。

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

蓮とマリアのコンビ大好き。あんまり海外舞台のミステリは読まないけど、このシリーズは読みやすい!

現金輸送車襲撃事件と、同時期に起きた連続殺人鬼「ヴァンプドッグ」の脱走事件。そして次々と吸血鬼に襲われたかの連続殺人事件。
真相がかなり複雑だったので、理解するのに結構時間かかったけど、面白かったです。
前回出てきた登場人物が再登場するのも嬉しい。

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2024年05月22日

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絶対に「ボーンヤードは語らない」を再読してから読むべき!!!
シリーズ再読してから読み始めたからより楽しめた。
どんどん愛着のあるキャラクターが増えていく。今回のテーマは吸血鬼&狂犬病。
過去作品より創作性の高い科学ミステリーだから若干世界観についていけないところはあったけど面白かった。シリーズの軸も見えてきたし、次作が楽しみ!

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

シリーズ過去作の登場人物が出てくるがよく覚えておらず残念だったが主人公二人は相変わらずキレの良いやり取りで楽しく読めた。やはり小説は本作のようにキャラクタの書き分けがはっきりしていたほうがストレスなく読めると感じた。ストーリー展開には翻弄されました。エピローグが若干長めかなと思ったが不可解な状況もスッキリ。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

マリア&蓮がタッグを組んで事件を解決するおなじみのシリーズ。このシリーズはサクッと読める感じが好きです。心地よいような二人の掛け合いとは裏腹に進む非情な殺人がジェットコースターのよう。練られた推理がいつも通り面白いです。前作までの(だいぶ忘れちゃってたけど)キャラクターが再登場するのも個人的には好きですね。

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2024年04月10日

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1970年、春
レッドデビルは知らない

1970年代前半〜1983年2月
赤鉛筆は要らない

1982年8月〜1983年2月
スケープシープは笑わない

1983年2月
ジェリーフィッシュは凍らない

1983年5月
ボーンヤードは語らない

1983年11月
ブルーローズは眠らない

1984年1月
グラスバードは還らない

1984年2月
ヴァンプドッグは叫ばない

198?年?月
○○は☓☓ない

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2024年04月10日

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ネタバレ

◯◯は××ないシリーズ5作目です。
一作目から読んでいますが、過去作の登場人物たちも出てくるので、すごく懐かしくなったり、もう一度過去作を読み直したくなったり…

今回も最後まで息をつかせぬ展開といいますか、話が二転三転していくので、どうなってしまうの?と思いながら一気読みしました。
途中、なんとなくこの人が怪しいのでは…と思うところもあるけれど、どうしてもトリックなどが思い浮かばない!結末で、そういうことか…!してやられたり…!毎回この驚きをくださる、作品シリーズです。
ただ、今回は力技というか、よく読んでいれば確かに伏線でそう語られているのですが、なんか「そういう設定」にしてしまえばなんでもありなのでは?と少し思ってしまったのでちょっとだけ評価下げてます。
しかしながら、謎が謎を呼び、続きが気になる話の運び方はさすがですね。
とても面白い作品でした!

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集を先に読むべき。
セリーヌいいなって思ってたので、本編に出てきて嬉しい。

人が多くて(というか殺される人が多くて)よく分からないので、メモしながら読んでみた。今回は中と外の時間のズレはなくって、うーん?と思ってたのと、かなり早い段階で、たぶん犯人この人だろうなーと分かるんだけど、どうやって?っていうのが見えてこない。
のが最後にわかるんだけど、そんなに上手くいくのかなあ…と思ったり。

ウィルスとは、ワクチンとはそもそもなんなのか、なんとなーく分かってありがたい。
読んだすぐ後に、日本の狂犬病ワクチン接種率が下がってるっていうニュースを聞いた。ダメ、ぜったい…

最後に出てきた彼と、次で対決するのかな〜
裁きたいけど裁けない、とかじゃない、マリアの完全勝利に期待。

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2024年02月21日

Posted by ブクログ

ジェリーフィッシュのシリーズ第5弾。
現金輸送車襲撃事件と、連続殺人犯ヴァンプドッグの脱走が重なり、マリアと蓮も州都フェニックス市に応援に駆けつける。そしてヴァンプドッグの手口と同じ殺人が次々に起きて…
検問のため逃走できず潜伏する輸送車襲撃犯たちと、捜査陣の視点で交互に語られるストーリーはスピーディーで、どんどん人が死んでゆく。ヴァンプドッグの秘密が明らかになってゆく過程も面白い。
相変わらずSF的設定をミステリに組み込むのがうまいと思った。続編も期待。

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2024年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズでいちばん複雑だった気がします。いろいろと頭が追いつきませんでした。Dウイルスについて、保菌者に噛まれても、唾液に含まれるウイルスが末梢神経へ到達できる程度に強く噛まれないと感染はしないみたいに書かれていたけれど、読んでいくと、傷口舐められただけで感染しているっぽい……? 老婆はなぜデレクや犬に対して、まるで狂犬病ウイルスを持っていると、見た目だけでわかったかのような反応をしたのだ……? なんだか理解が追いつかない部分がちょいちょいありました。

シリーズはまだ続きそうです。

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2025年10月03日

Posted by ブクログ

マリア&漣シリーズ第五弾
現金輸送車襲撃事件に応援要請されたマリアと漣。しかし、応援要請の本当の理由はヴァンプドッグ-秘密裏に匿われていた連続殺人事件の犯人の脱走だった。そして次々と襲い来るヴァンプドッグの出口に倣った殺人事件。あまりに素早い犯行に2人は苦戦を強いられる。

いつものことながらだが今回はとりわけ奇想天外なトリックだったし、長期的な犯行だった。シリーズ通して人物のすり替わりだったり、犯行の手口をマリア達の推理が可能なように抜けを作りながら組み立てていく巧妙さに舌を巻かざるを得ない

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2025年09月13日

Posted by ブクログ

ヴァンプドックって響きが、初めて聞いたにも関わらず自然と耳に馴染む。過去の凄惨な事件をなぞるように、しかし犯罪のスピードは爆速に事件が起きる。
初期のジェリーフィッシュよ時みたいに、SFを混ぜたミステリーな展開に、バイオレンスホラーが混じって独特の読み応え。
前作の短編に出てくる人物の背景や関係性が重要そうなので、ほんとちゃんと読んでてよかったー。
読み終わったあとも次に続く感じで、まだまだマリアの因縁が解決しなさそう。

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2025年07月07日

Posted by ブクログ

おもろでした。
シリーズ第5作品目。
登場人物たちにも愛着が湧き出して、、、
キャラも立ってます。。。

突飛すぎる設定も、あるかもと思わせるのは作家の科学的な事象への理解の深さが所以か?
狂犬病には、気をつけようと思いました。笑

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2025年05月07日

Posted by ブクログ

なんだかんだ読み続けているシリーズ。
序盤でなんとなく予想はできるけれど、スピーディーな展開は一気読みしてしまう。
このシリーズの犯人はいつもどこか悲しい感じで、だからこそ犯人予測しやすい笑

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2024年12月22日

Posted by ブクログ

マリア&漣シリーズ5作目。
20年前の連続殺人犯「ヴァンプドッグ」が拘束されていた研究所から脱走し、過去の手口と同様の連続殺人が起こる。時を同じくして現金輸送車襲撃事件が起こり、逃走した犯人5人が隠れ家として潜伏した館でも同様の手口で殺人事件が起こる。厳戒態勢が敷かれた市内と閉ざされた館、すべての犯行は脱走したヴァンプドッグの仕業なのか。2つの事件の被害者たちのミッシングリンクは…?
マリア&漣が挑む最大の難事件。

上下二段になっていてかなりのボリュームだったけど先が気になってどんどん読めた。相変わらずマリアと漣のやりとりが楽しい。館での殺人はミステリの王道展開でワクワクしてしまった。最後までマリアの張った二重三重の罠に翻弄されたけど、最終的には一番怪しいと思っていた人物が真犯人でした。
今回も偶然や博打要素が多すぎて犯人の自白を読んでもなるほどスッキリ~とはいかない部分が多かった。マリアのたくさん傍点打ってある推理もいまいちピンとこず…いつもこのシリーズはちょっとだけもやもやが残る。…とはいえ全体を通してみるとやっぱり面白いから新刊出てたら読んじゃうんですが。
過去作の登場人物が結構重要なポジションで出てくるのでこのシリーズは絶対順番に読んだ方がいいと思います。特に「ボーンヤード」の「レッドデビルは知らない」は必読。まぁほぼ忘れてしまっているのですが…レビューに「刑事になったマリアがヴィンセントを法の下で裁く話が見たい。」って書いてたので、今後そういう展開になっていくのかなと期待。(こういうとき覚書としてレビュー書いててよかったと思う)

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2024年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

過去作に出てきた登場人物のオンパレード。特に、前作の短編のマリアの過去と根深い。寧ろ、マリアの過去ありきで、記憶があやふやな私には不完全燃焼。

今回は内容量に対してやや説明くさく、冗長。
次作への布石としてのモリアーティ的なライバル(金に物言わせるだけの下衆で足元にも及ばないが…)登場といったところか。だが、恣意的に起こす犯罪はアンフェアで、今作以降、これは純粋な犯罪ではなく、プロモーションされた犯罪ではと素直に事件と動機を楽しめなくなるではないかと懸念。
実際に今回は犯人の小物感が半端なく残念。
さらに閉ざされた街、閉ざされた館のダブルでビッグなクローズドサークル設定なのに、吸血鬼(どちらかというと屍鬼)という力技で捩じ伏せられて私的にはアンフェア。

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2024年03月28日

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