市川憂人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
autumn522akiさんの本棚から
おお!遂に市川憂人さん本領発揮か!という一冊
良かったわ〜
こいつを読み逃さなくて
やっぱ秋さん本棚頼りになるわ〜w
ひまわりめろんの本棚なんかチェックしてる場合じゃないのよ実際
という訳でね
「量子力学」ですよ
SFに振り切ってきたんかな?とちょっと思ったんですが、何のことはない市川憂人さんお得意の特殊設定ミステリーでした
だがしかーし!
そこの特殊設定のところが、めちゃくちゃガチンコでハードSF陣営も真っ青
ハードSF陣営の概要知らんけど
めちゃくちゃ勉強したんでしょうな
それにもう地頭のレベルがちゃうんやろな
さすが東大工学部出身
それ -
Posted by ブクログ
★5 量子論、AI、宇宙… 壮大なSFなのに人が身近に感じられる物語 #もつれ星は最果ての夢を見る
■あらすじ
量子コンピュータやAI開発が進んだ未来、量子テレポーテーション通信によって、宇宙の遠く離れた惑星同士の通信も可能になっていた。
宇宙開発のプログラマーである夜河零司と宇宙船制御AIのディセンバーは、宇宙開発コンペに参加するため、地球から十光年も離れた惑星に近づいていた。夜河が惑星に着陸すると、コンペ参加者のメンバーが、銃殺されているのを発見する…
■きっと読みたくなるレビュー
★5 SF要素特盛ミステリーですね、量子論、AI、宇宙開発をふんだんに盛り込んだ作品です。
ミステリ -
Posted by ブクログ
何を説明してもネタバレに繋がる重要な事実を開示してしまいそうで、何を言っていいか不安になってしまう作品があります。本書もまさにそんな作品のひとつ。だからこの作品に関しては特に、これ以降の私の拙い感想などは読まずに、本書を読んで欲しい、と思っています。
倒れている少女がいた。行き先も分からないらしい少女は一年前にこの世を去った恋人と瓜二つで、名前も同じ『夕海』だった。こんな偶然が本当にあるのだろうか。
隙間に非日常が入り込んできたようなどこか不安定に進んでいく物語はやがて、その不安定さがなければ成り立たなかった物語に変わっていきます。伏せられていた事実が明らかになった時、思わず「すごい