市川憂人のレビュー一覧

  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    面白かった。パートが入れ替わって進んでいくので飽きずに読み進められる。「発想」で片付けすぎな気もするが、やるときにはやるマリアと冷静なレンのコンビも悪くなかった。
    ただ、ラストほんの少しで鮮やかなどんでん返しをくらうことを期待していたのもあって、最後の最後でちょっと盛り下がったような印象も受けた。

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    2026年06月24日
  • あなたも名探偵

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    いつもミステリー小説を読んでいるときは、受け身で答えが出るのを待っているが、自分が名探偵になった気分で考えながら小説を読むという体験ができて面白かった。
    アンソロジーによっては、犯人と方法が当てられた!と思っても、私の考え方では矛盾点があることまで答え合わせ部分で書かれており、さすがミステリー作家だと感じた。

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    2026年06月07日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    面白い!!
    十戒を遵守した上でのクローズドサークル内での犯行の動線がすごく綺麗!!

    SF×ミステリーで満足感高く楽しめた!

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    2026年05月31日
  • ボーンヤードは語らない

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    初の短編集
    ジョン、漣、マリアが関わった事件、そして2人で挑んだ最初の事件(『ジェリーフィッシュは凍らない』の前日譚)と豪華な内容。このままジェリーフィッシュを再読したくなります。

    それぞれの人物の人柄や苦悩が掘り下げられていて、感情移入できました。

    『赤鉛筆は要らない』と『レッドデビルは知らない』がお気に入りでした。

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    2026年05月20日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    面白かった〜!

    自分はこういう本格ミステリみたいなジャンルが好きで、次々謎が出てくるのをどう解いていくのか、ワクワクしながら楽しませて頂きました!

    でも、レベッカみたいな善良な人が被害にあってしまうのは、物語といえどやりきれない気持ちになりますね…泣

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    2026年04月22日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    初読みの作家さん。超SF設定で繰り広げられるミステリー。2090年くらいが舞台で、太陽系のあちこちにコロニーがある。何光年も離れた宇宙空間で開催される開発コンペがあり、宇宙船関連の技術を扱う会社が参戦し、コロニーの利権をめぐってある星の開拓課題に取り組む。

    しかし、初っ端から、コンペ参加者が次々と不可解な死を遂げるという展開に。殺されている。一体誰に?!コンペ参加者の日本人技術者、零司と相棒のAIディセンバーの視点で物語は展開していく。1人ずつ殺されていくコンペ参加者。途中で現れるコンペ参加者ではない乱入者。誰が敵で誰が味方か?!

    途中で出てくるAIや量子学や物理学の説明についていくのでい

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    2026年04月19日
  • ボーンヤードは語らない

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    シリーズ物だったのかー。
    知らずに手にとってしまったけれど、大きく問題無く読めた。

    4つの短編、どれも一筋縄ではいかない物ばかりで、頭を捻りながら楽しめた。
    1970〜80年代という背景や、U国J国表記も、変に雑音無く読めるいい設定だったと思う。

    なによりマリアと漣、凄くいいコンビ。
    全然タイプは違うけれどチグハグでは無く、デコボコなコンビネーション。
    ジェリーフィッシュから読んでみよう。

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    2026年04月11日
  • 灰かぶりの夕海

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    ネタバレ

    とある事情で生き別れてしまった千真と夕海。失意の千真が海岸線をバイクで走っていると記憶を失くした夕海とそっくりの子が倒れていた。
    最初の章は千真と夕海の宅配業を手伝いながらぎこちない関係が甘酸っぱい。次の章で目張りした千真の恩師の家で亡き妻にそっくりな女性が刺殺されており、恩師も近くの海岸で撲殺されていた。密室殺人の解明の前に今回の舞台設定が分かってオイオイ。なかなか激しい設定ですね!南海トラフと富士山噴火が合わせて起きた設定で来るとはね。千真の家の状況が水しか出なかったり恩師の家での事件もむむむと思ってたら火山灰で埋め尽くされてたり土石流でやられてたりだったとは。
    恩師の亡き妻が実は生きてて

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    2026年04月03日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    面白かったけど専門的な単語も沢山出てきて難しかった、でも最後はそういうことだったのか!という衝撃はあった、これも映像化は難しい作品なんじゃないかなと思う

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    2026年04月02日
  • グラスバードは還らない

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    シリーズ3作目だけど、今のところ1番好きだった、マリアと漣のコンビの掛け合いは相変わらず面白いし、続きが凄く気になってスラスラ読めちゃう、終盤、ラストは凄く切ない気持ちになった、これは映像化不可能なタイプの小説

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    2026年04月02日
  • 揺籠のアディポクル

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    ネタバレ

    重病におかされたコトハとタケルは無菌病棟に入れられて闘病している。柳医師と若林看護師は感染症に罹らないように防護服で問診する。2日以上問診が空く場合もナースコールで会話する様にしている。
    突然嵐が病棟を襲い無菌病棟と一般病棟を繋ぐ通路がタンクが落下して崩壊し、無菌病棟は孤立。孤立した無菌病棟でコトハが胸をメスで刺されて死亡。隔離された病棟にはタケルしかいないハズだが犯人は誰だ。
    最初は2人のラブストーリー要素でうーんと思っていたが、タケルが来る前の病棟の様子やアディポクルの真実とかが明らかになってからが面白い。色々と繋がっていって記憶が48時間しか持たない真実が伏線のように伏せられてるのがキー

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    2026年03月19日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    トリックが鮮やかだった。
    いちばんの核心となる部分はもちろん見抜けなかったけど、予想が当たった箇所もあって、仕掛けの謎のバランスが良かった。

    あとこの作品の推しポイントは、地味だけど冒頭の一文かな。
    プロローグから、犯人の個人的な復讐劇だとわかる。
    本格ミステリって世にたくさんあるけど、犯人の動機にしっくりきたことがあんまりない。ので、内面的なところは期待してなかった。
    でもこの作品の犯人はなぜだか納得できてしまった。
    冒頭の一文、彼女とは結局は他人だったっていう表現が、最終的にその言葉以上の意味を持っていたのがわかって、すんなり受け入れられた。
    だからこそトリックにも無理がないというか、完

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    2026年03月19日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    ネタバレ

    ※『十角館の殺人』のネタバレも含みます※


    『そして誰もいなくなった』『十角館の殺人』を綺麗にオマージュされた、でも意外性に驚きも与えてくれた作品だった。
    理系分野はちんぷんかんぷんだったのでちょっと難しい場面もあったけど、作中同じくちょっと頭が弱い?設定のマリアと同じように「もう一機ジェリーフィッシュがいたのでは…?」と閃いてはレンたちに否定されていた。
    レンとマリアのやり取りがちょっとサムイなと思ったし、マリアがちょっと警部にしてはバカすぎんか?と思ったけど読者への説明のためにこの役を置いたのかなと思えば仕方なし?

    有名な二作品のオマージュなんだから、誰かが死んだフリのはず…!どいつが

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    2026年03月11日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    未来を舞台にしたSFミステリ。環境破壊が進み、地球以外の惑星にもコロニーを作り各所で生活を送る人類。あらたな開拓地を求めて行われるコンペに参加した各コロニーの代表者たちが、次々と謎の死を遂げてしまう。それに伴い不測の事態が立て続けに発生し、やがて恐ろしい真相が明らかになる。
    正直に言います。SF苦手です。量子もつれ理論、けっこう丁寧に説明があるのだけれど……あまり理解できません。たぶんもやっとしたニュアンスでしかわかっていない気が。こんなんで読んで大丈夫かな、と心配だったのですが、充分面白く読めました。地球出身の参加者・零司と毒舌AIディセンバーのコンビがもうとんでもなく素晴らしいです。ディセ

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    2026年03月10日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    ネタバレ

    そして誰もいなくなったとか十角館の殺人のオマージュだと言われたら読むしかない。
    小型飛行船の中で次々に人が殺されていく、雪山に不時着したから脱出不可能、しかも最終的に発見された遺体はすべて他殺だった。犯人は内部の人間か外部の人間か不明。そして犯人は下山の厳しい雪山に不時着した飛行船の中からどうやって逃げ出したのか。
    もう面白いわけない。
    最後の最後で犯人が刑事たちの目の前で去っていくのも個人的には好き。

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    2026年02月28日
  • ブルーローズは眠らない

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    前作ジェリーフィッシュ事件後、閑職に回された刑事マリアと漣。不可能と言われた青いバラを同時期に作出したという、博士と牧師を捜査することに。しかし、両者との面談後、博士が密室状態の温室で首だけを残し殺害されていた、、、

    密室での不可解な死
    青いバラをめぐり科学と哀しみが交差する一作
    最後まで胸を締めつけられた

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    2026年02月10日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    ネタバレ

    いつもの特殊設定ではない立派な"SF"ミステリー
    毒舌AIと中小企業エンジニアのコンビはマリア&蓮から年齢いじりを取り払った程度の既視感のある造形(笑) 亜光速航行、量子テレポーテーション、もつれ粒子対、惑星探索等々…ノーランが映画化したらさぞ面白そうなガジェットを下敷きに五十光年離れた惑星で銃殺遺体が見つかるというもの。基礎的な量子力学の内容はイチからレクチャーしてくれるのでかなり親切です。
    こういうのを読むたびに、宇宙空間や宇宙船などのディティールをどうやって調べ上げるのだろうと感心するばかりです。


    ドラえもんのコミックス17巻に登場する「バイバイン」みたい

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    2026年01月18日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    史上最大のクローズド・サークル!その舞台は“惑星”。

    2100年代、惑星の宇宙開発コンペに参加した零司とAI。
    誰もいないはずの惑星で、コンペ参加者の銃殺遺体を発見するところから物語は始まる。

    雪山の山荘や孤島などでおなじみのクローズド・サークルものだが、本作はスケールが桁違い。
    舞台は惑星そのもの。史上最大のクローズド・サークルである。
    なお、宇宙人やエイリアンは出てこないのでご安心を。

    傑作『ジェリーフィッシュは凍らない』が架空世界寄りだったのに対し、本作は今の世界と地続きの未来。
    AIや量子コンピュータなど、リアルに想像できる技術が物語に説得力を与えている。

    SFゆえ理論部分は少

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    2026年01月15日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    ネタバレ

    ディセンバー。れいじ。強いAI。シャルロット。コンペ。量子もつれ粒子。QT通信。コロニー。過去の記憶。コールドスリープ。エンタングル計画。ウラシマ効果。イブ。
    ミステリとして成り立ってる。SF用語は若干難。

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    2026年01月14日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    SFミステリーです。
    量子力学など、理解しきれない部分もありましたが、最後の伏線回収は見事でした!!
    AIディセンバーと零司の掛け合いも楽しめました✨️

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    2026年01月10日