市川憂人のレビュー一覧
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ネタバレ『そして誰もいなくなった』『十角館の殺人』への挑戦と聞いて読み始めた。
私がど文系なので新素材の物理的説明はちょっと難解だったが、章立てが短いのと会話が多いため、するする読めた。
プロローグを読むと犯人は「当時何も知らなかった」とあるので、エドワードでは…と思いつつ、途中まではネヴィルや教授が犯人説も捨てきれなかった(「毒殺されて早々に退場、と見せかけて実は犯人だった」パターンは結構あるので)。真相には「なるほど」と納得。でもマリアがトリックを見破る過程は思いつき感が強く、やや肩すかし。
意外だったのはジェリーフィッシュの台数よりもチーム編成の話。叙述トリック的な部分もあり完全に騙された -
Posted by ブクログ
SFミステリー。
市川さんの本、機内での事件物面白く書く作家さんですね。
今回は、またスケールがデカい。
宇宙まで飛んでいってしまった。
時は、2100年前後の話。
この本では、もう惑星あちらこちらと宇宙船で移動し、居住地として展開してるですね。80年後には、こうなるかもとワクワクしながら読んでました。
なかなか、奥深い内容で、時々難しい用語も出たり。亜光速とか量子とか…物理的な話が出てくると頭が痛くなります(o_o)
そして、やはり、そんな中で殺人が起きます。待ってました〜的な展開。
登場人物の男の子、日本人なんですね。
そして、他のキャストは外国人の方々。
そしてそして、宇宙船と共に -
Posted by ブクログ
ネタバレSFミステリ。
エンジニア・夜河零司(ヤガワレイジ)と宇宙船制御AI「ディセンバー」は、コンペに参加させられ、地球から十光年離れた星に降り立つ。そこにはいるはずのないコンペ参加者の他殺体があった。困惑する彼らの前に、参加者ではないシャルロットが現れ、零司の宇宙船の制御権を渡せという。
実は「ディセンバー」にはある特性があり、彼女はその開発者である零司と「ディセンバー」を確保する使命を帯びていた。
時間的にも空間的にも壮大にもほどがある物語。技術系の話にはまったくついていけず、ぽかーん。ミステリ部分だけなんとか理解したが…… 途中で明らかになる母星の事実が辛い。ディストピアものだ。
いろ -
Posted by ブクログ
プロローグが何処に繋がるか不明なまま展開して行く。とつぜん現れた亡き恋人と同じ名前と姿の女性。主人公の千真だけでは無く、こちらも混乱する。インタールードとして挟み込まれる内容も唐突に不思議な状況の説明。
これに殺人事件が発生するが、殺されたのは恩師の死んだ妻のよう。犯人と思われた恩師も殺される。ここで千真と恋人似の女性と犯人捜しへ。
複雑な設定で、驚くような災害後の世界だった。思い返すと、途中にヒントは一杯あったのだが、気付けなかった。
恩師達の殺人事件の真相もそうだが、恋人似の女性の真相も二転三転して驚くような、そうでも無いような、複雑怪奇。分かりづらく、スッキリ感が無い。
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Posted by ブクログ
宇宙×AIというSF要素に連続殺人というミステリ要素を掛け合わせた小説。
宇宙を舞台にしたミステリはちょっと前に読んだけど、最早太陽系も飛び出すし、そこにAIも加わるとは。時代と共に進化するミステリの奥深さを実感です。
連続殺人が起こる中盤は非常にハラハラドキドキでとても面白く夢中で読んでいました。テンポも良いし、舞台が舞台だけに先も読めない。
終盤の種明かしと決着は新事実が多くて、少し手間取っちゃいました。また、中盤が大変面白かったのでハードルが上がりに上がっていたのもあり、想像は超えてこなかった印象です。量子力学が理解できていないこともあったので、わかる人はより楽しめるかも。