市川憂人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本格的SFミステリー、と言ったらいいのだろうか。舞台は今から百年ほど先、地球以外の太陽系惑星に進出し、他の恒星系へ人を送り込んで探索を開始したあたりの時代。別恒星系への惑星開拓コンペティションに参加した各企業の参加者が次々謎の死を遂げ。。という展開。
舞台のバックグラウンドを説明するために、量子もつれ、亜光速航行、そしてAIについての解説はわかりやすく、まるで科学雑誌Newtonを読んでいるかのようだったが、正直前半は説明の分量が多く、且つ登場人物も多いため、肝心のストーリーがなかなか展開せずに、読むのをやめようかと想う瞬間さえあった。
が、物語が動き始めた中盤からは、主人公と主人公が作った“ -
Posted by ブクログ
ネタバレ装画の美しさに惹かれて手に取った一冊。
平野美穂さんによる油彩が、すでに物語の余韻となります。
魅力的なプロローグで、ミステリアスで淡くロマンティックな世界に引き込む世界観。
そこから、どうもわかりにくさを感じる——叙情性の叙述。
もしや、あのトリックなのだろうか? 今回は流されずに読もうと、慎重に。
市川さんは、きっと頭の良い方なのだと思う。
それぞれの記憶を辿るように、時間が少しずつ遡っていく。
そして、あそこまで大きな仕掛けを用意しているとは思わなかった。
灰をかぶっていたのは夕海だけではなく、
物語そのものが灰をかぶる不安と静けさの中でラストになる。
一方で、女性たちの会話には -
Posted by ブクログ
ネタバレずーっと気になってたけど、クローズドサークルものがそんなに好きじゃないのとそもそも飛行船っていうのにもそそられなくて読んでなかったこちら。
人の名前が英名なのと理系すぎる内容でとっつきにくかったけど、名前を覚えて理系の内容は諦めたらわりとスルスル面白く読めた!
しかしオチは…十角館やないかーい!!
説明が長いのと、色んな人の思いが交錯しすぎててなんでこんなに人の心が読めるん?ってつっこんじゃうのと、何もかもが上手くいきすぎなのとで無理やり感が否めない…
そもそも十角館もあまり好きじゃない(説明長すぎる)から、まぁハマらないよなぁという感じ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレツイ廃の人は読むべし、森友学園を始めとする安倍総理への左翼側の批判とその批判を批判する保守(ネトウヨ)のやり取りがページの枚数を貪っているw
政治・社会運動の盛り上がりを事件のエネルギーにして不可思議な物語のエンジンを廻している、主人公の凛と大輝は、パヨクと反政府vs.ネトウヨ外国人排斥のそれぞれの団体に所属していていて二人とも目が覚めると二つの密室の中で別々の死体を発見した、SNSフォロワーの「ちりめん」を探偵に各人話しながら事件の真相を探る
「民主主義って何?」「正義って人によって違うよね?」とツイ廃以外には興味なさそうなテーマを燃料に、不可思議設定が合理的に事件簿となるかアクロバティック