市川憂人のレビュー一覧

  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    ネタバレ

    ずーっと気になってたけど、クローズドサークルものがそんなに好きじゃないのとそもそも飛行船っていうのにもそそられなくて読んでなかったこちら。
    人の名前が英名なのと理系すぎる内容でとっつきにくかったけど、名前を覚えて理系の内容は諦めたらわりとスルスル面白く読めた!

    しかしオチは…十角館やないかーい!!
    説明が長いのと、色んな人の思いが交錯しすぎててなんでこんなに人の心が読めるん?ってつっこんじゃうのと、何もかもが上手くいきすぎなのとで無理やり感が否めない…
    そもそも十角館もあまり好きじゃない(説明長すぎる)から、まぁハマらないよなぁという感じ。

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    2025年08月07日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    ネタバレ

    犯人の独白から始まるタイプの小説。
    ただその独白が登場人物の誰とも結びつかず誰なのかワクワクして読み進めていった。
    オチには少し肩透かし。

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    2025年08月06日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    ヴァンプドックって響きが、初めて聞いたにも関わらず自然と耳に馴染む。過去の凄惨な事件をなぞるように、しかし犯罪のスピードは爆速に事件が起きる。
    初期のジェリーフィッシュよ時みたいに、SFを混ぜたミステリーな展開に、バイオレンスホラーが混じって独特の読み応え。
    前作の短編に出てくる人物の背景や関係性が重要そうなので、ほんとちゃんと読んでてよかったー。
    読み終わったあとも次に続く感じで、まだまだマリアの因縁が解決しなさそう。

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    2025年07月07日
  • 神とさざなみの密室(新潮文庫)

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    面白く読めるまで時間がかかる。
    中盤くらいからは一気読み。政治の話や民主主義について興味があるかなしかで評価分かれそう。
    わたしは興味深く読めました。
    そんなにうまくいくか?とご都合主義な部分がどうしても気になってしまうが、楽しく読めました。
    ちりめんさんの民主主義についてのコメントがいい。有能すぎw

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    2025年06月10日
  • 神とさざなみの密室(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ツイ廃の人は読むべし、森友学園を始めとする安倍総理への左翼側の批判とその批判を批判する保守(ネトウヨ)のやり取りがページの枚数を貪っているw
    政治・社会運動の盛り上がりを事件のエネルギーにして不可思議な物語のエンジンを廻している、主人公の凛と大輝は、パヨクと反政府vs.ネトウヨ外国人排斥のそれぞれの団体に所属していていて二人とも目が覚めると二つの密室の中で別々の死体を発見した、SNSフォロワーの「ちりめん」を探偵に各人話しながら事件の真相を探る
    「民主主義って何?」「正義って人によって違うよね?」とツイ廃以外には興味なさそうなテーマを燃料に、不可思議設定が合理的に事件簿となるかアクロバティック

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    2025年06月05日
  • あなたも名探偵

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    市川憂人の「赤鉛筆は要らない」は、以前短編集で読んでいたので再読になりますが、他の5作品も含めてそれぞれの良さがギュッと凝集されている感じ。
    バリエーションが多くて楽しめました。

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    2025年06月02日
  • 神とさざなみの密室(新潮文庫)

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    密室の謎というミステリの要素は面白かった。
    ただ背景説明や選挙に関する講義的な部分やヘイトが募るような言動が特に序盤に多く、エンタメとしてのミステリを楽しむ妨げになった

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    2025年06月02日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    誰が犯人?よりかはどうやって?が軸のミステリー
    トリックは予想も出来んかったので大敗北
    シリーズ読むかどうかは未定

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    2025年06月01日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    クローズド・サークルでの殺人事件。そして誰もいなくなったや十角館の殺人を先に読んでから読むとより楽しめます。
    外国人の名前が覚えにくいのと初めの方の浮遊船の構造や科学の話が難しいが、事件が始まってからは読む手が止まらなくなります。

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    2025年05月15日
  • 断罪のネバーモア

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    ネタバレ

    プロローグを読んでこれは面白そうだと思って読み進めたが、少し期待値を上げ過ぎてしまったのと、自分の思っていたストーリー展開ではなかったのでうーんという感想です。
    たくさんの人を殺した犯人の動機が今ひとつでした。
    終盤の盛り上がりは悪くなかったですが、自分なら最後まで同時進行で犯人達を追い詰めて違う結末にしたかもなあと思ってしまいました。

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    2025年05月11日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    おもろでした。
    シリーズ第5作品目。
    登場人物たちにも愛着が湧き出して、、、
    キャラも立ってます。。。

    突飛すぎる設定も、あるかもと思わせるのは作家の科学的な事象への理解の深さが所以か?
    狂犬病には、気をつけようと思いました。笑

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    2025年05月07日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    終盤に差し掛かって「ここからどうひっくり返すのか?」ワクワクしながら読んだが期待したほどの驚きはなかった。
    寧ろ読者に対して不公平と感じる部分があり、「そりゃないぜ」感が残った。

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    2025年05月04日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    期待しすぎたかな… 1980年代アメリカ、「ジェリーフィッシュ」という新しい飛行船をモチーフに取り込んだ推理小説。
    冒頭から1番犯人として怪しそうな人が。「まさかこの人が犯人なわけ…」と思っていたら終盤であっさり犯人と確定します。ただ、小説自体「犯人探し」よりは「どういうトリックだったのか」に重きを置かれているのかな?と思ったのでそれに関してはこんなものなのかなぁと。ただ肝心のトリックも綿密に練られた計画、というよりは行き当たりばったり感、偶然の産物感もあり少し物足りない感じがありました。
    ストーリーの流れとしてもアメリカを舞台とする必要性とか、明らかに私怨と思しきモノローグを挟みながら、ロシ

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    2025年12月16日
  • 揺籠のアディポクル

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    クレイドル、そこはタケルとコノハの二人しかいない無菌病室だった。しかし大嵐の日…コノハが誰かの手によって刺殺されていた。

    犯人は誰なのか…。

    柳先生、若林看護師、タケル、コノハ。
    登場人物は少ないけれど、その中で色んな推理を楽しめる話だった。

    真犯人は、やっぱりそうだよねってなったけど、それで幸せだったのなら、きっと良かったよね。

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    2025年04月19日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

    匿名

    購入済み

    捜査パートが少し退屈でした。
    外国の設定なので仕方ないのかもしれないが、本物の海外小説と比較すると、
    マリアのキャラが薄っぺらい感じがして、
    読んでいて恥ずかしくなる、うすら寒い感じが辛かったです。

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    2025年04月13日
  • ボーンヤードは語らない

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    このシリーズを読み進めているが、正直この1冊が必要だったかというと微妙でした。
    マリアと蓮の過去は分かりましたが、それによって2人の人物像がより深まったという印象は自分はあまり受けませんでした。
    自分はいつもの長編小説の方が好みでした。

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    2025年03月04日
  • グラスバードは還らない

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    小説を読みながら映像をイメージして読むタイプなので、グラスバードというものが結局よくわからなくて最後まで曖昧な感じで読後感はモヤモヤが残りました。
    ストーリー構成も悪くないし、最後まで楽しく読めましたが前作がリアリティがあった分だけに今作は自分的には没入感に欠けました。

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    2025年02月24日
  • グラスバードは還らない

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    マリア&漣シリーズ三作目。
    希少動物を飼育しているという少しファンタジーのような設定は、シリーズでは初めての展開で新鮮でした。

    硝子張りの空間で目撃する殺人事件。
    ほかの作品では読んだこともない斬新な設定にも引き込まれました。
    最後の展開に少し拍子抜けしたものの、期待度が高すぎたせいかもしれません。
    この物語を一から生み出す作者のセンスには圧巻でした。

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    2025年02月21日
  • ブルーローズは眠らない

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    マリア&連シリーズの二作目ということもあって期待度は高めでしたが期待を裏切らない作品でした。

    今作も科学の要素が強めで、青いバラの生成に成功した二人の男性の調査から始まる物語。
    単純な怨恨殺人かと思わせつつ、巧妙な殺人トリックとそれに至る経緯の緊迫感と恐怖を交えた展開に脱帽しました。

    読んでいて背筋が冷たくなるような寒気を感じる展開も面白かったです。
    読む手が止まらない感覚は久しぶりでした。

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    2025年02月21日
  • あなたも名探偵

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    短編ミステリーをサクッとなおかつ簡単に読みたい時にはいい本だと思います。
    6つのミステリーの内4つは比較的すんなり謎解きできて達成感はありました笑
    普段読まない作者さんの作品に触れれた機会でもあるのでここから関連して新しい本当の出会いもできるので楽しいです。
    複雑なミステリーを求める方には物足りないかな…?
    「はい、ここまでのヒントで解いてください!」って感じが好奇心で先に進んでしまうよりも強制ストップをかけて頭に残りやすいです。
    米澤穂信さんが気になって手に取りましたが、小市民を名前は認識していましたが読んだことがなかったので、もし前知識として持っていたらより世界観が頭に浮かんで楽しめたかも

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    2025年01月20日