市川憂人のレビュー一覧

  • 断罪のネバーモア

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    ネタバレ

    警察の民営化というのが新しくて惹かれた。

    解決してきた事件が関係なさそうで関係する。違う視点から真相が暴かれる。

    キャラ設定も良くて、みんなで上層部を叩きのめすのが清々しかった。

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    2022年12月30日
  • 断罪のネバーモア

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    現実から少しだけずれ、警察が民営化された世界。新米刑事がいくつかの事件を解決しながら、最終章に繋がっていく構成。

    最終章は面白かった! でも犯人が…なんか、とてもエンタメチックで現実味が薄いキャラ設定で…最終章が一番面白いのに、そこだけ冷めてしまった。

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    2022年10月12日
  • 断罪のネバーモア

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    ネタバレ

    で、結局チヒロは何者?
    表紙絵の人物を勝手に烏丸変換してたのでここでも齟齬が。
    章と章の間の挿話が今回もスパイス効いていていい。この間のやりとりが今後にどう繋がるんだろうかと、一番ワクワクしながら読んだ。

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    2022年07月28日
  • 神とさざなみの密室(新潮文庫)

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    市川憂人氏の作品は、いつも謎を仕掛ける展開が素晴らしく、次へ次へとページを捲らせます。今回は、密室殺人の謎と、左右の政治的対立の絡み。政治的・思想的な活動と密室での殺人の謎とが、徐々にきっちりはまっていく展開は素晴らしい。
    事件解決に向けて重要な役割を果たすあの人が・・・!そんな仕掛けにもやられました。

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    2022年04月15日
  • 断罪のネバーモア

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    民営化された警察が舞台のミステリー。警察小説とミステリー、面白くない訳ない。特に後半はぐんぐん引き込まれて、前半の伏線回収が気持ちよかった。ぜひシリーズ化して欲しい。

    勝手に妄想実写化キャスト
    籔内唯歩→清野菜名
    仲城流次→井浦新
    烏丸真珠巳→松坂桃李
    千尋→栗山千明
    堤拓馬→浅野忠信
    大森麗→水川あさみ

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    2022年04月13日
  • ブルーローズは眠らない

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    またもや展開が読めないストーリー オーディブルにて聴了

    複数の話の軸が交差しながら密室殺人の謎な解き明かされていく

    今作も面白いので毎日聴き進めるのが楽しみだった

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    2025年12月12日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    オーディブルにて聴了

    複数のナレーターで展開されるオーディオブックをはじめて聞いたけれど、とても楽しめた
    最後まで飽きない構成で展開される難事件

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    2025年12月12日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

    購入済み

    ミステリをそんなに読まないので、大体トリックを見破ることはできなくて、謎解き部分で「なるほどねえ」と思う事が多いのです。本作もそんな感じで読みました。
    犯人の犯行動機というか、犯行に至った思いには、ちょっと胸をつかまれる思いがしました。

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    2021年08月29日
  • ブルーローズは眠らない

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    ネタバレ

    【感想】
     一言でいうと「優等生」。よくできた本格ミステリである。プロトタイプと称される章と、ブルーローズと称される章が交互に描かれる。プロトタイプの章の主人公はエリックという少年。虐待を受けて育った少年は両親を殺害し、逃走。その逃走の最中、テニエル一家と出会う。テニエル一家は、青いバラを作り出したテニエル博士とその妻ケイト、そして娘のアイリスの三人家族。地下には「実験体72号」という謎の存在がいる。エリック少年はつかの間の幸福を得るが、エリックを追い、警察官がテニエル一家に来る。これが引き金となり、テニエル一家で殺人事件が起きる。
     ブルーローズの章では、ロビン・クリーヴランドという牧師と、

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    2025年06月12日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    ネタバレ

    ○ 総合評価 ★★★★☆
    〇 サプライズ ★★★☆☆
    〇 熱中度 ★★★★☆
    〇 インパクト ★★☆☆☆
    〇 キャラクター ★★★☆☆
    〇 読後感 ★★★☆☆

    〇 総合評価 ★★★★☆
     第26回の鮎川哲也賞受賞作。「21世紀のそして誰もいなくなった登場!」という帯の惹句が話題になった。
     舞台は異なる方向にテクノロジーが発達したパラレルワールド。時代設定も1983年となっており、DNA鑑定や携帯電話などのテクノロジーが発達していない。
     「そして誰もいなくなった」系のミステリは、読んでいるときは抜群に面白いが、結末の意外性に欠ける。事件関係者の数が少なく、前例も多い。登場人物の誰が犯人でも

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    2025年05月22日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    ネタバレ

    期待値を上げ過ぎた部分はあるが、トリック自体は驚きもあって面白かった。「十角館の殺人」っぽさはあるけど、例の一文みたいなガツンとくるインパクトというのはなかった。あとは、トリックの説明が少し冗長な気はした。
    レベッカとエドワード(仮)が有能すぎるのと、研究者が揃いも揃って無能すぎないか、とは思った。実力が伴わないこと、専門外のことはしない方がいいね。

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    2025年11月17日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    「誰もいなくなった」系のミステリ。舞台設定も特殊で面白い。終盤になって!?となるポイントもあり、満足度の高い内容でした。オチも、捻りすぎずいい塩梅かと。

    探偵役の2人に対する解像度がまだ低いので、続巻に期待。

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    2025年11月02日
  • 灰かぶりの夕海

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    死んだはずの恋人が現れた
    これはファンタジーなのか…

    殺人事件が起こる
    実はミステリーなのか…

    そうこうするうち
    災害のドキュメンタリーっぽくなってきた

    いつか起こると言われている大災害
    本当にこんな事になってしまうかもしれない
    怖いなと思いながら読んでいくと

    ラブストーリーだった

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    2025年10月27日
  • 灰かぶりの夕海

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    ネタバレ

    装画の美しさに惹かれて手に取った一冊。
    平野美穂さんによる油彩が、すでに物語の余韻となります。

    魅力的なプロローグで、ミステリアスで淡くロマンティックな世界に引き込む世界観。
    そこから、どうもわかりにくさを感じる——叙情性の叙述。
    もしや、あのトリックなのだろうか? 今回は流されずに読もうと、慎重に。

    市川さんは、きっと頭の良い方なのだと思う。
    それぞれの記憶を辿るように、時間が少しずつ遡っていく。
    そして、あそこまで大きな仕掛けを用意しているとは思わなかった。

    灰をかぶっていたのは夕海だけではなく、
    物語そのものが灰をかぶる不安と静けさの中でラストになる。

    一方で、女性たちの会話には

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    2025年10月08日
  • 灰かぶりの夕海

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    亡くなったはずの人物が生きていてなど、謎の多い作品で面白かったです。途中話がこんがらがってしまったのと、結末がある程度予測できたのが少し残念でした

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    2025年10月05日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    ネタバレ

    シリーズでいちばん複雑だった気がします。いろいろと頭が追いつきませんでした。Dウイルスについて、保菌者に噛まれても、唾液に含まれるウイルスが末梢神経へ到達できる程度に強く噛まれないと感染はしないみたいに書かれていたけれど、読んでいくと、傷口舐められただけで感染しているっぽい……? 老婆はなぜデレクや犬に対して、まるで狂犬病ウイルスを持っていると、見た目だけでわかったかのような反応をしたのだ……? なんだか理解が追いつかない部分がちょいちょいありました。

    シリーズはまだ続きそうです。

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    2025年10月03日
  • ヴァンプドッグは叫ばない

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    マリア&漣シリーズ第五弾
    現金輸送車襲撃事件に応援要請されたマリアと漣。しかし、応援要請の本当の理由はヴァンプドッグ-秘密裏に匿われていた連続殺人事件の犯人の脱走だった。そして次々と襲い来るヴァンプドッグの出口に倣った殺人事件。あまりに素早い犯行に2人は苦戦を強いられる。

    いつものことながらだが今回はとりわけ奇想天外なトリックだったし、長期的な犯行だった。シリーズ通して人物のすり替わりだったり、犯行の手口をマリア達の推理が可能なように抜けを作りながら組み立てていく巧妙さに舌を巻かざるを得ない

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    2025年09月13日
  • 東大に名探偵はいない

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    泣きたくなるほどみじめな推理:市川憂人
    アスアサ五ジ ジシンアル:伊与原新
    東大生のウンコを見たいか?:新川帆立
    片面の恋:辻堂ゆめ
    いちおう東大です:結城真一郎
    テミスノ の逡巡:浅野皓生

    東大出身という共通項が作品に表れるのかどうか??
    舞台は東大なんだけど、言葉や雰囲気に共通するものがある気がする。
    もっとも先に 六人の東大出身作家 と言われてたらそう思うのも仕方ないか……

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    2025年09月10日
  • 灰かぶりの夕海

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    文体がイタい。非モテが拗らせてる感。
    大したことないことを大袈裟に書く癖が読むのちょっと苦痛。
    内容はまぁまぁ

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    2025年09月03日
  • 灰かぶりの夕海

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    ある日、喪った彼女と全く同じ顔の人物が現れる。
    一体、目の前にいる人物は誰なのか。
    死んでいるのか、生きているのか、それとも違う人物なのか。
    ストーリーもオチもとても良かったが
    後半の説明がちょっと口説く中弛みした。
    いろんな人が書いて、繋げた様な独特な文体。

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    2025年08月25日