喜多川泰のレビュー一覧

  • 賢者の書

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    「自分がどんな人間になりたいか」をまず考える。
    私自身、仕事が上手くいっていないと感じ、転職を検討していた中で、すごく刺さるフレーズだった。
    今の職場よりも金銭、待遇、人間関係が良い所へ行きたいという考えに固執するようになっており、本来自分が目指していた人物像からはかけ離れてしまっていたと思う。周りの人を幸せにしたい、世の中の役に立ちたい(と実感できる何かをしたい)と考えていた自分がいたはずなので、今一度原点へ立ち返りたい。
    また、自尊心と他尊心を同じレベルで高めていくという事も非常に興味深いと感じた。
    一般的にどちらも高すぎることは良くないと言われる事は多いが、どちらも高めるべきだというコメ

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    2025年09月30日
  • いただきます。 人生が変わる「守衛室の師匠」の教え

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    久々に本屋で出会ってしまった本。
    オーディブルで人気だった作品の書籍化。
    大学の守衛室が舞台の話なのに、タイトルは「いただきます。」
    正直、内容が全く想像出来なかったけど、これは読まなきゃ!って強く思った。
    普段何気なく使ってる「いただきます」
    もちろん、いろんな生命をいただいているから、その感謝を込めて、きちんと言ってるつもりだった。
    でも、私たちは食事だけでなく、人生の中でたくさんの「いただきもの」をしていることを気付かせてくれた。
    大学に行けずに、定職にも就かず、大学の守衛室に派遣された19歳の翔馬が出会った、松原、薮島、天野の3人の人生の先輩たち。
    彼らのこれまでの人生を知っていくうち

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    2025年09月30日
  • おあとがよろしいようで

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    人との出会いで人は変わっていく。
    自己啓発本のイメージが強かった喜多川泰だが、自己啓発本というより、物語メインとして読める。
    自分で自分を決めつけて、相手を決めつけて幻滅して閉じこもるより、自分の脳に新しい世界を見せるつもりで、飛び込んで行くと自分はどんどん変わっていく。
    「おあとがよろしいようで」は、話が良い感じに終わったよって意味だと思っていたが、次の人の準備ができました!とはびっくり!
    落語には、日本人の心のゆとりがあらわれてていいね!現代はなんてゆとりのない時代になったのやら…

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    2025年09月24日
  • きみが来た場所

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    この世に生を受けることの奇跡。
    気が遠くなるほどの可能性の中で、誰しも皆、誕生しているんだよな。だからこそ、『何のために生まれてきたのか』という問いに立ち返るけど、本編の主人公はご先祖様の体験から、その答えを見出す。
    ファンタジー要素を含めながら、いろいろな気づきを得て成長していく主人公の姿が熱い。

    『「俺は命をぶつけているか!?」
    鏡の前の自分に問いかけた。』
    このシーンにハッとする。っていうか、どこまで熱い?(笑)どこか懐かしい昭和的な感じもするけど、ガッツリ昭和生まれの自分は心を揺さぶられた。
    そして自分はどうだろう、と考える。不平不満の原因を自分以外の何かのせいにして逃げてないか、っ

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    2025年09月22日
  • いただきます。 人生が変わる「守衛室の師匠」の教え

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    【うれしい】
    小説です。

    喜多川泰先生の本は裏切りません。

    個人的にはある業界の話が出てきて興奮しました!

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    2025年09月22日
  • 上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え

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    大学生や、将来に悩んでいる人にぴったりの本
    みんながやっているから「当たり前」と考えてしまうけど、決してそうではないと勇気をもらえる物語

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    2025年09月21日
  • 「また、必ず会おう」と誰もが言った。

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    〜印象的なところ〜

    心から信頼してくれる誰かがいて初めて才能を開花させる土壌ができる

    信頼して待ってくれる誰かがいる

    そうするだけで絶対に才能を開花できる

    信頼の反対は管理
    そして待つの反対は結果を求めること。

    経験を通して一回りも二回りも大きく育つことを心から信頼する。今はまだ見つけられてないけれども、自分の力でやりたいことを見つけることができるようになるということだったり、いつかきっとたくさんの人から信頼される素晴らしい人に成長してくれるということに対する信頼をする。

    あなたの大切な人も、あなたのことを信頼している。そして、あなたが成長して帰ってくるのを待ってくれている。焦るこ

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    2025年09月20日
  • おあとがよろしいようで

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    ネタバレ

    喜多川泰さんが落研について書いた一冊

    大学進学を機に田舎から上京した貧乏大学生の暖平。新品のこたつを亀の甲羅のように背負って佇んでいた。途方にくれる暖平の前に一台のワゴンが止まる。その出会いが暖平の運命を大きく変えることになった。

    初めての人ができないものってあんの?それってみんなどうやって始めたんだよ

    明日が来るのが楽しみになるぐらい準備する

    徹底的に同じことをやってみないと、個性なんて発露しない

    じっとしてる奴より、行動していろんな世界見てる奴の方が成長は早い。

    今のお前はこれまで出会ったすべてだ。
    でも、未来のお前はこれから出会うすべてだ。

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    2025年09月14日
  • スタートライン

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    サラッと読める青春を思い出し、未来の可能性を信じられるような小説。
    講演会に行く主人公2人だが、講演会に行ってすごい人の話を聞いて、その後自分がどう動くのが大切というインプットをどうアウトプットに繋げるかを伝えてくれました。

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    2025年09月14日
  • おあとがよろしいようで

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    自分も主人公と似たような心境だった事を思い出す。落語と人との出会いを通して成長していく姿に勇気をもらえた。読み終えて勇気をもらえる作品が多くて作者の小説が好きです。学祭の話がいいですね。

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    2025年09月11日
  • 君と会えたから……

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    喜多川さんの本を読むのは2冊目。
    前半は恋愛要素含めつつ、自己啓発本のような感じ。後半は意外な展開で惹き込まれた。

    ・やりたいことリストを書くだけでなく、それを叶えるまでに「相手に何をしてあげられるか」

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    2025年09月10日
  • 「また、必ず会おう」と誰もが言った。

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    秋月くんのようになりたいな〜と思った。シンプルに。!

    当たり前に親や友人に対して感謝の気持ちを常日頃から伝えるべきだし、
    人生の中で出会った人たちは必然的に出会ったんだろうし、
    誰1人同じ人生なんてないし、それぞれの人生があるけど
    毎日を無駄に生きてられないし有意義な時間にしたいと改めて思った

    やっぱり思いは言葉にしないと伝わらないね

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    2025年09月10日
  • スタートライン

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    すっかり喜多川ワールドに引き込まれ、これで読むのは10作品目。

    今回の主人公は高校生から大学生になった2人の男女。他の喜多川作品より恋愛小説要素が強い印象でした。正直、これが喜多川作品を読む1作品目だったらサラッと読み流してしまいそうな内容だと感じました。未来を臆することなく、自分の信念を信じてやりたい道を進めというようなドラマや小説にありがちな内容で、他の喜多川作品に比べ訴求感というか説得力に欠けるというか…。

    主人公目線というより、私は親目線で、子供にはたくさんの出会いや経験をさせることで未来を拓く手助けをしていきたいと改めて思いました。

    小説として読むには後味の良い素敵なお話でした

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    2025年09月07日
  • 「手紙屋」蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙

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    喜多川泰作品を読むのはこれが5作目ですが、正直、今回だけは私にあまり刺さりませんでした。

    今回は勉強をする意味が見出せない高校生のお話で、少し私と状況が違ったからかも。
    私は有名大学でも有名私立中学に行ったわけでもないですが、学生の頃も大人になった今も勉強は嫌いではないないので主人公の気持ちに感情が乗せられなかったのかも。
    ただ、好奇心がいろいろなことに向き過ぎてどれも中途半端なのが悩みなので、この本では最後までやり抜くことも教えのひとつとしていたので、少し耳が痛かったです笑。

    勉強をやる意味が見出せない学生や卒業以来学ぶことをやめてしまった大人には響く作品だと思います。

    今回は星4をつ

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    2025年09月07日
  • 運転者 プレミアムカバー (20周年)

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    ネタバレ

    人から勧められて読んだ本。
    ちょっと前に読んだ自己啓発系の本と系統は同じかなと思うんだけど、ちゃんとストーリーが練られていて、小説としても普通に楽しめた。
    ただ、少しだけ「考え方が社会主義的だな~」とは思った。
    理想論ではあるけど、なかなか難しいんじゃないかな。
    でも、とりあえず、上機嫌でいることは自分も実践してみようかなと!

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    2025年09月03日
  • 君と会えたから……

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    円とありがとうの事は本当に驚かさせる程納得した、部下にもこの話はしたが自分の営業マン時代にこのことを知っていればもう少しマシな営業マンに慣れてたかもと・・・(笑)
    自分も病気をして明日が来ないかもという事は本当によくわかってるつもりなのについつい忘れてしまう事を再度思い出させてくれて、そして青春の淡いラブストーリー的な要素も含み本当にいい本だった。

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    2025年08月27日
  • よくがんばりました。

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    2023年36冊目『よくがんばりました。』喜多川秦
    喜多川さんの作品は、いつも心に寄り添ってくれたり、力を与えてくれたりする作品ばかり。

    よくがんばりました。と言えるように明日からもまた生きていきたい。

    #読書記録2023

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    2025年08月25日
  • よくがんばりました。

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    面白かった!
    半分以上読んで、この人の小説っぽくないなーと思っていたけど、ラストの方はやっぱ喜多川さんらしいなと思いました。

    子供が可愛いのに愛情を表現する方法がわからない。
    こういう不器用なお父さん、昭和にはたくさんいましたよね。そんなイメージ。
    でも最近では男性もずいぶん小器用になったような……笑

    ただただ怖かったお父さんの、亡くなってから見えた人間らしい一面が胸に響きました。

    数学好きなので、途中にでてきた数学の話も面白くていいなと思いました。

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    2025年08月24日
  • 「また、必ず会おう」と誰もが言った。

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    旅育という言葉があるが、
    確かに違う土地に行って
    いつもと違う人と出会うことは
    人を成長させる

    私もちょっとした冒険(留学)を
    したことがあるが、
    良い経験になった。

    娘にも
    同じ経験をさせたい。

    ただ、
    この主人公の母や自分の母のように
    娘を信じ待てるだろうか。

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    2025年08月24日
  • きみが来た場所

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    自分が生まれた意味は何なのか、今何のために生きているのか考えるきっかけになった。
    これを読んだだけでは何かが変わるわけではないが、この本を通じて考えた自身のルーツや親に対する想いを言語化して小さな一歩でも行動に移すことで、少しでも豊かな人生に繋がるきっかけになればいいなと思う。

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    2025年08月23日