喜多川泰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小説をほとんど読まない自分が、現在発表かれている全ての作品を読み終わったほど、大ファンになった喜多川泰さんの「生き方」について教えられる一冊。
小学6年生の新学期に、転校生がやってくる。
その転校生は、髪型も着ている服もしゃべり方も、江戸時代くらいからタイムスリップしてきたような少年で、勉強は全くできないが、それについて気にしている素振りもなく、授業はだれよりも目を輝かせて受けている。明るくて、悪いものには悪いと立ち向かう、不思議な少年に担任も含め、クラス全員が引き込まれていく。
また、母親も普段着のような薄汚れた着物を着ているが、凛としていて、どことなく気品を感じる。
この本で印象に残 -
Posted by ブクログ
教育問題というリアルな中にSF的要素が折り込まれ、ラストも予想を裏切られ、一気に読ませる!
博史は小学校の教師。博史はクラスのいじめ問題や保護者の対応に苦慮していた。一方、家庭でも娘の対応に悩まされていた。そんな中、石場寅之助という転入生が博史のクラスに入ってきたところから物語はスタートする。
「学校は上手にたくさんの失敗をするための場所なのだ。そして、その失敗からどう立ち上がるのか、失敗をどう克服するかを学ぶ場所なのだ」
など、心に響くメッセージが散りばめられている。
自分の小中高校のころを振り返ってみると、失敗を悪とし、その場をうまく取り繕う自分もいたなあと思い出す。
中高生にも教育に携 -
Posted by ブクログ
旅して賢者に会っていくというのが、なんだかロールプレイングゲーム(ドラクエ)とかのようで楽しかった。行動する→ピースがもらえることの連続が人生で、ジグソーパズルの絵を完成させるように人生が完成していくというのは思い描きやすい表現。人の伝記を読むが如く、自分の人生を、しかも、今日、今、この瞬間を精一杯生きることで書き足していく。成功者の伝記のように人から見て、そりゃー成功するだろうなぁと思ってしまうような行動や言動を。皆んな知っているはずなのにナカナカ実践できていない事を、旅する少年の冒険のように描かれていて受け止めやすく。なんとなく、愛読書のサン=テグジュペリの星の王子さまを彷彿とさせた