喜多川泰のレビュー一覧
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ネタバレ主人公・秋月和也は熊本県内の高校に通う17歳。 ひょんなことからついてしまった小さなウソが原因で、単身、ディズニーランドへと行く羽目になる。 ところが、不運が重なったことから最終便の飛行機に乗り遅れてしまう和也。 所持金は3400円。 「どうやって熊本まで帰ればいいんだ……」。 途方に暮れる彼に「おい! 若者」と声をかけたのは、空港内の土産物売場で働く1人のおばさんだった――。 人生を考え始めた高校生に大人たちが語りかける、あたりまえだけどキラリと光った珠玉の言葉。 誰の人生にも起こりうる出来事から物語をつむぐ名手、ベストセラー作家の喜多川泰がお届けする感動の物語。 “この物語では、一人の若者
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この人の本はほんとハズレがないですね。
個人的にはちょっと設定が現実離れしてるなーと思って途中まで入れなかったんですが、後半はさすがでしたねー
若い頃に読みたかった といつも思います。
実際は遅いってことはないんだと思うので、今からできることを探したり今の自分に当てはめたりしながら読むけれど。でも昔の自分に教えてあげたいことがたくさんあります。
私もそうでした。人と比べて負けるのが嫌で、逃げたこともありました。
「今日1日だけ」と思ってがんばる。恥ずかしくない自分になる。
今日から実践したいと思います。
あと、靴はしっかり揃えたいと思います(笑) -
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好きな作家のひとり、喜多川泰さんの新作。
喜多川さんの作品は小説形式の自己啓発本という印象です。幸せに生きる為に必要なことは何か?人生に大切なことは何か?を教えてくれます。
主人公19才の翔馬は、「楽で簡単で儲かる仕事」を求めている。ちょっと面倒な事があるとバイトを無断で行かなくなり、また別のバイトを探す。
「楽だ」ということで始めた大学の守衛のバイト。そこで3人の爺さんと出会う。翔馬はその爺さん達を小ばかにした感じで見ていたが、ただの爺さん達ではない・・・。
翔馬は深層心理では「自分には特別なものは何もない」「将来何をしたいかわからない」という誰もが持つ悩み、不安、焦りを感じているが -
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切羽詰まった高校生がやむを得ず実行することになった、東京から熊本の自宅までのロードノベル。
たまたまの出会いに助けられて、中2気味のどこにでもいそうなちょっと意識高い系(がカッコいいと思っているから柄にもなく無理して背伸びして実行している)男子高校生が得た、泥臭いのにキラ星のような大切な1週間。
今の朝ドラ《あんぱん》でも言われている
やなせたかしさんの言葉
"人生は喜ばせごっこ"
に通じるものを感じた。
著者あとがきより
成功したいと願う若者は「そのために何が必要か?」と問われれば「もっと努力しなければならない」と自分に目を向けがちです。一方で、世間からすでに成 -
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運転者 スタートライン 手紙屋
に続き4冊目の喜多川さん。
今回は中年の教師が主人公であったり、祭りの描写が多いためかなかなか前半の盛り上がりや高揚感が感じられなかった。
後半、素晴らしいメッセージを受け取ったが、それにしても前半の前置きが長く感じてしまった。
人それぞれ、私が嫌いなあの人やこれから出会うであろうそんな人も、みんな頑張ってるんだなと、
その人なりにその人にしか超えられない、生きられない命を全うしてるのかと思い、
少し心を広くもてそうな気がした。
過去や未来、人からどう見られるかを気にせず、
自分を受け入れ今ここを生きて人の力になろうとする人は貴重で、かっこいいんだろうと思 -
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ネタバレオーディブルにて。
今回はストーリー重視で、他でも言われていたメッセージが多かった印象。
↓以下メモ書き。
・運はいいか悪いで表現するものではないんですよ。使う貯めるで表現するものなんです。先に貯めるがあって、ある程度たまったら使うができる。運は後払いです。何もしてないのに良いことが起こったりしないんです。周囲から運が良いと思われている人は、貯まったから使っただけです。
・運が好転すると言う事は、別の言い方をすると、人生のターニングポイントということです。つまり、そこを起点として、人生がどんどん良くなっていくのであって、そこで何かすごいことが起こるというわけではないんですよ。後から考えれ -
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あの世のことは誰もわからないから、人それぞれいろいろな考えがあると思うけれど、この考え方は結構しっくりくる。たぶん今「私」として生きているこの人生は、長い長い旅路のほんの一部なんだと思う。この人生で「私」でしか味わえない思いや経験をして、どんどん人間として成長していくことが目的なのかな。最終的にどうなる、とかは全く想像がつかないけれど。ずっとずっと繰り返していくのかな。
今出会っている人たちは、あの世でこれからよろしくねって挨拶してきた人かと思うとおもしろい。
最近思うのが、電車の中とか仕事とかほんの少ししか話さない人とか、もう関わらない人一人の行動の影響は意外と大きいこと。仕事で電話に出