喜多川泰のレビュー一覧
-
購入済み
正しい生き方
とても当たり前なことだけど、
実践するのは困難な、
だけどだれにでも当てはまる
『正しい生き方』の教科書。
作者が伝えたいことでもあるのかな、
とあとがきを読んで思いました。
面白い!読んで!
というよりかは、
人生のどこかで必ず読んだ方がいい、と
人に伝えたい本。 -
Posted by ブクログ
こばからのおすすめ
「未来に恋をする」って表現が特にすき。
将来のことをいくら考えても、どうしても
不安とか心配の方が大きくて怖さもあるけど
未来に恋をするって考えれば、わくわくとかどきどきとか
プラスの感情でがんばろうって考えれる気がする。
「他人との約束は守れても自分との約束を守るのは本当にむずかしい」ってのも、めちゃくちゃその通りやなーとおもった
他人に対しては真面目に誠実に向き合えても
自分に対してはどうしても甘えてしまって
妥協したり方向転換したりしてしまう
自分との約束を他人としたとおもってしっかり守れたときに
自信がついて、器の大きい人間になれるんやろなー
これからについて色 -
ネタバレ 購入済み
ストーリー性のある自己啓発本
少年サイードが旅に出て9人の賢者と出会い、「人生の成功とは」を学んでいくお話。
賢者との出会い・サイードに出される課題・賢者とサイードの会話など、ストーリーがしっかりとあり、読者がサイードと一緒に順を追って教えを学べるので理解が深めやすいなと思った。
特に、第四の賢者の「どんな人間になりたいのかを考えること」という教えが心に深く残った。
『「この職業になれたら幸せを掴める・成功する」というものはどこにもなくて、成功は人に着いてくるもの』というのは本当にそうだなと思った。仕事が幸せや成功をもたらしてくれるのではないなとハッとさせられた。
唯一もやっとしたのは、最後サイードはどんな -
購入済み
なんで大人でも感動するんだろう
子供、もしくは若者達に読まれる本だと思い込んでいた。
偶然、色んな人達に出会って成長して行く少年が輝いて成長していく。
読者は10代、20代、30代、、、で色んな登場人物に自分を重ねるだろうなぁ
70歳でもますます頑張ろうと感じた本でした。
-
Posted by ブクログ
小説をほとんど読まない自分が、現在発表かれている全ての作品を読み終わったほど、大ファンになった喜多川泰さんの「生き方」について教えられる一冊。
小学6年生の新学期に、転校生がやってくる。
その転校生は、髪型も着ている服もしゃべり方も、江戸時代くらいからタイムスリップしてきたような少年で、勉強は全くできないが、それについて気にしている素振りもなく、授業はだれよりも目を輝かせて受けている。明るくて、悪いものには悪いと立ち向かう、不思議な少年に担任も含め、クラス全員が引き込まれていく。
また、母親も普段着のような薄汚れた着物を着ているが、凛としていて、どことなく気品を感じる。
この本で印象に残 -
Posted by ブクログ
教育問題というリアルな中にSF的要素が折り込まれ、ラストも予想を裏切られ、一気に読ませる!
博史は小学校の教師。博史はクラスのいじめ問題や保護者の対応に苦慮していた。一方、家庭でも娘の対応に悩まされていた。そんな中、石場寅之助という転入生が博史のクラスに入ってきたところから物語はスタートする。
「学校は上手にたくさんの失敗をするための場所なのだ。そして、その失敗からどう立ち上がるのか、失敗をどう克服するかを学ぶ場所なのだ」
など、心に響くメッセージが散りばめられている。
自分の小中高校のころを振り返ってみると、失敗を悪とし、その場をうまく取り繕う自分もいたなあと思い出す。
中高生にも教育に携