喜多川泰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ中学生の隼人、父親が作り出したAIロボットユージのお話。
文体はさらっと読みやすい。
この本は小学校高学年くらいから中学生の子に読んで欲しい。
もちろん大人が読んでも刺さる点は多い。
生きる上で大切な事をどんどんユージが語ってくれるのだけど、それが非常に身に沁みた。
始めから、他人に期待しない。
誰かに或いは何かに幸せにしてもらうのではなくて、今日1日を自分で幸せにしようとする。
生きていれば困難な場面は避けられないけれど、
困難に直面した時は、
その困難が無かったら得られなかった物の事を考える。
などなど…
そうなんだよねぇ
ほんと、世の中には色んな人がいる。
私もあの人に出会わなかった -
Posted by ブクログ
某youtuberが薦めていたので、読んでみた。
小説ではなく、若者(中高生)向けの自己啓発本。
学習塾の先生(経営者?)が執筆したらしい。どうりで文章が下手なわけだ、というのが第一印象。一人称が基本的には「僕」なのだが、「私」になっているところもあった。私はそういうところが気になってしまう。
自己啓発本と思えば、文章も気にならない(小説でこれなら「金返せ」レベルだが)し、内容も悪くはない。と言うか、中学生に薦めたいくらいだ。
ただ、私の場合、この手の本を結構読んでいるので、新しい発見がひとつもなかった。
また、主人公が「成功者」になったとあるが、何をどうやって何になったのかが全くわからな -
Posted by ブクログ
旅に必要なものが何かというお話。
実際に今ヨーロッパ周遊の旅をしている私にとって、起きたことを楽しむという言葉はまさにその通りだなと感じました。最初空港に着いたらスーツケースは破損しているし、ホテルのルームキーは無くすし、持っていた折りたたみ傘を無くしたりといったトラブルに見舞われたりしましたが、それすらもおもろいネタができて最高な旅だなと感じています。
またこれも一緒に回っている友人が不機嫌になりにくい性格だったりしてそのような人と回っているからこそまだ喧嘩など起きず楽しい旅ができ、また一緒に回っているツアーの人と新しく喋れて0から1になる経験が出来ていることこそが旅の醍醐味なんだと思いまし