喜多川泰のレビュー一覧
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前半は、「 何だこの流れは、このままでいいのか」と思って読んでましたが、後半への軌跡だということがわかり、なるほどと思いました。最後におすすめ本を紹介してくれるのが良かったです。喜多川さんの他の本とも被る内容もあるので新たな発見は少なかったですが、大学生に上がる自分にオススメしたい本の1つ。
成功のために5つの破るべき常識
①幸せは人との比較で決まる
②今ある安定が将来まで続く
③成功とはお金持ちになること
④お金を稼げる事の中からやりたい事を選ぶ
⑤失敗しないように生きる
①比較すればするほど、更に上を求めるので幸せになれない
自分の目指す幸せを目指すべき
②
③収入が増えるとそれに -
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ネタバレキャッチコピー→父の教えは正しそうでかなり深海だった
共感できたところ→ゆうすけの、人と比較したりお金を基準に動いたり、お金を使う時に一生懸命自分に言い聞かせて買うあたりがすごい行動基準が似てるなって共感した。一方で、お父さんの話はすごい深くてよく言われてることもあったりしてそうだよなって頭では理解した。(本当の意味では共感できる領域に自分が達していない)
この本を他の人に勧めるとしたらその理由→これを読むことで頑張っている方向性を正すことができたり、気づきがあってより人生を意義のあるものに近付けるきっかけを与えることができそうだから
この本が私の視点や考え方を変えた部分→本を読むことの -
Posted by ブクログ
友達との本の交換会でいただいた本。『相手に読んでもらいたいオススメの本』ということで、こちらが届きました。
題名から勝手にタイムトベルものを想像していたのですが全然違いました。
職も家族も失った英雄が就職したのは、一風変わった会社、タイムカプセル社。
預かったタイムカプセルを指定された日に送る仕事をしている。
その会社で英雄は、様々な事情で手紙を受け取れない人たちに、直接手紙を届けに行く部署に配属される。
室長の海人といろいろな人に出会ううち、自分の考えや気持ちに変化が出てきて___。
1章から涙が・・・。
所々に出てくるメッセージが心に刺さって、自分も頑張らねばなと思わされる1冊でした -
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『失敗を恐れずに挑戦する勇気』
いくつか心に残るメッセージがあったけど、これが一番刺さったかもしれない。
いろいろなリスクを考えてしまうと、どうしても挑戦することに躊躇したり、何かと理由をつけて先延ばしにしたくなるが、勇気をもって挑むことが大事なんだな、と思った。
前半の小説パートは、祐介は何も得られなかった、と後悔と共に反面教師のように描かれているけど、大切な家族を得たじゃないか、家族のために身を粉にして働いてきたじゃないか、と擁護したくなる気持ちも湧いてくる。挑戦したい気持ちは死ぬまで持っててもいいし、そのことに早い遅いはない。祐介に対する思いなのか、半ば自分に向けての弁解の気持ちなの -
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人生という旅
実は、事前に色々用意して生まれてくるが、
そのことは全く忘れて人生が始まる
人生の旅は大変なことが多ければ多いほど
乗り越えていくことで、充実した旅になる
足りないものがあっても、きっと別の才能があったりする
そこに気付けないことも多い
出会いを大切にする
同じ想いでいる人だと大事な出合いにつながる
一緒の友達をつくるなど想いを持つ
どんな人と一緒に旅に行きたいか
一緒に行きたい人になる
なぜなら、常に一緒にいる人が自分だから
何が起きても笑い飛ばせる人になる
目の前のことを全力で楽しむ
アクシデントこそが、滅多にできない経験をするチャ -
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あとがきまで良かった。
物語の始まりは、父親が亡くなったことを警察から知らされこと。
はるか昔に父とは縁が切れており、教師をしている嘉人は煩わしく思いながらも諸々の手続きのため故郷へ帰る。
父との空白の数十年に想像をめぐらせる嘉人。
みじめで孤独だった記憶、だんじり祭りの日のささやかな父との思い出。
父と子。親子だから許せること、許せないことがある。
親も一人の人間。いろいろな顔を持っている。
嘉人の凝り固まった気持ちがスッと解けてゆくのを見届けられて良かった。
誰もが、自分だけの苦しみを乗り越えて生きている。それだけですごいこと。
喜多川さんの作品は、生きていくうえで心に留めておき