喜多川泰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレいつも生きるうえで大切なことを教えてくれる喜多川奏さんの作品。
日常生活を送っていると、つい自分の力だけで生きているような気がしてしまうけれど、
本当は自分を産み育ててくれた両親、祖父母、曽祖父母、そのもっともっと古い御先祖様。
日本の未来をより良いものにするため、行動してくれた見たこともない、名前も知らない方達のおかげだということを思い出させてくれる。
自分のことだけではなく、大切な人やまだ見ることのない未来の人のために、
自分が持っているモノを上手に使っていきたいと思う。
気に入った言葉
「欠点は周囲の人の才能に助けてもらえばいい。でも長所はお前のものだけではない。」 -
Posted by ブクログ
衝撃が走るぐらいに内容の濃い本だった。スピリチュアルまっしぐらで丁寧に生活とか、幸せを唱える、感謝を常に言葉にするなど他力本願で努力せずに自分の人生を幸せと感じ充実した毎日を過ごしたいと漠然と思っていた。そして他人が自分を変えてくれると思っていたが、そこに到達するには自分の出し得る力全て注がないと一時的なものですぐに挫折するとある。他著のトップモデルも努力して最高の自分、いつでも裸になれるメンテナンスをして頂点を維持していると書いてあった。
そして運もあると。スピリチュアルも必要だが、そこに到達する努力も大切だと今更ながら理解する。怠け者の私はこれからどうしていきたいのだろうか。そこまでのエネ -
購入済み
この本に出逢えてよかったです。
妻と娘とわたしの地元に移ろうとしています。
この選択がどう転ぶかは分かりませんが、10年後この選択をしてよかったと思えるように今をしっかり生きていこうと思えました。わたしの覚悟を形で残す為10年後の自分に手紙を書こうと思います。
この本に出逢えてよかったです。 -
購入済み
受験生にぜひ読んでほしい!
まず手紙でのやりとりというアプローチがすごい。実際私は受験生なのですが自分の事のように想像してよめた。特に「勉強する」とはどういう事なのか今まで深く考えた事が無かったがこの本をきっかけに価値観が変わった。受験前に読んで良かった!!
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Posted by ブクログ
物語調でとても読みやすく、学びの多い1冊。
大人になって毎日同じことの繰り返しで、しばらく何かに本気になるってことを忘れていた気がする。
改めて、自分らしく人生を生きようととてもポジティブな気持ちにさせてくれた本だった。
※以下、備忘
◉誰かを好きになるように、自分の未来に恋をする。
◉自分と交わした約束を守れる人になる。
◉「毎日やる」と決めてやるのと、すべての今日について「今日だけは負けない」と思ってやるのは違う感覚。
◉人は誰かと交わした約束を守ることで、人生を生きている。どうせ約束を守るなら相手の予想をちょっとだけ超えることを考えた方がいい。そうすればその時間が有意義なもの -
Posted by ブクログ
普段は考えないようなことでも、考えるべき問題というのがあり、この本はそれに向き合わせてくれるいい機会でした。まだ私は子供の世代なので自分の両親に照らし合わせて読んでおり、親の苦労や覚悟はどんなものだったのかとても気になってしまうし、とにかくありがとうと言いたくなりました。そして同時に「子供がやりたいことをしている姿を見るのが親として一番幸せ」という以前読んだ本に書いてあったフレーズも思い出していました。
「与えるんじゃなくて、共に創り上げていくもの」というメッセージが心に響きました。大人は与えようと意識しすぎてはいけないし、子供は貰おうと貪欲になりすぎてはならない。この物語から気がつかされまし -
Posted by ブクログ
思いっ切り生きよう。そう強く思える作品。
自分のルーツを辿れば、命のバトンが途絶えることなくつながってきたことがわかる。その間には大災害、戦争などの今まで直面したことがない危機がいくつもあったことだろう。そして数十億分の一の確率でこの世に誕生し、今ここにいる。
自分がどんな使命を持ってこの世にやってきたのかはまだはっきりとわからないけれど「すべての子供は、大人に自分の使命に気づかせるという使命を持っている」ということはよくわかる。海で溺れている人を助けるために死にかけた13年前のあの日、夜中に自分の葬式の夢を見て、何もわからずに唇を噛みしめる5才の長男の姿。その時から本当の意味の使命を生 -
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『ソバニイルヨ』で大好きになった喜多川泰さんの本を、久しぶりに読む機会に恵まれました。
あとがきより…
この作品は、短編集のように見えて、つながりを持った1つの長編であり、僕たちの人生そのものを表しています。それぞれの人生は、他者の人生と切り離すことができない縁でつながっていて、別々の物語のように見えて、実はそれが1つの長編の物語になっていることを感じてもらいたい。『One World 』というタイトルには、そんな思いが込められています。…
物語の形を取った、啓蒙書という感じの喜多川泰さんの本。この作品も、自分のダメなところをしっかりとついてくれ、その上で気持ちを新たに何かを始め -
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こんな人になりたい!
物事は全て繋がっているなと痛感しました。今の自分は興味がなかったり、無意味だと思える事でも、どこかで繋がってくると思うと未来への道が切り拓く感じがして、物事の見え方が全く別物になるなと思いました。私も、次世代へ繋げられるように運を貯めて生きていきます!!