喜多川泰のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ西条市出身である私ですが、喜多川先生の作品は何冊も読んできたもののよくがんばりました。は読んでいませんでした。
父哲治は不器用で自分のような人間にならないようにと息子の嘉人と距離を置いていたけど、実は誰よりも息子を愛していた。その事を伝えないまま亡くなり、そんな父の想いも知らないまま父の訃報だけを聞いて西条市に37年ぶりに戻った嘉人は西条祭りを通じて父との記憶に触れて次第に父に対する感情が変わっていく過程を体験することができました。
後半に母と嘉人が出て行った後の哲治についての話があるのですが、必読です!
あと山吹先生が無事に乗り越えれたのかが気になります笑 -
Posted by ブクログ
中学生の頃に母に勧められて以降ずっと本棚にしまっていたこの本を20歳となった今ようやく読んだ。
読んでみて、もっと早く読めばよかったと一瞬思ったが、この物語で主人公が出会った人々に言われたことは、ほとんどこれまで母に言われてきたことだった。
他人の親は良く見えるものだと作中でも言われていたが、その通りだと思う。
私も自分の親が嫌いな訳では無いけど、他人の親が言っているのと同じことを自分の親に言われるのでは全く違う受け取り方をしてしまったり、めんどくさくて聞き流したりしてしまう。
人との出会いを通して成長できるのは、礼儀や知識を身に付けるからだけでなく、自分が置かれている環境を他者と比較することで客観視し、そのありがたみを認識できるからだと思った。
この本を母からもらった中学生の私はもう大学生だし、まだ大学生だ。
ディズニーランドは一人では行きなくないけど、私もこんな旅がしてみたいな。
-
Posted by ブクログ
やっぱり喜多川作品好きだった。
主人公の成長が見て取れるのが見ていて清々しいし、それを見ると「自分もできるかも」と思えることがある。
・「いただきます」の意味合いをじっくり考えてから食事を楽しむ
・休日の外出するときを貴重な体験とし、存分に雰囲気を楽しむ
→子供を連れていくことが目的になってたから、自分たち親も存分に楽しむためにできることを計画する
・学ぶことの大切さを人に伝える。まぁ伝える機会がなくとも自分が学ぶことでゼロだった可能性をイチにできるような新しい学びに挑戦したい
名前の由来のシーンは特に良かった。
今までの出会いやみんなとの会話を全部回収してくれた感じにトリハダが立ったよ! -
Posted by ブクログ
『いただきます』
当たり前に使っている言葉。
その言葉に宿る言霊を、
あなたも誰かに伝えたくなる。
◇◇◇◇◇◇◇◇
【タイトル】いただきます。人生が変わる「守衛室の師匠」の教え
【 著者 】喜多川泰
【 出版社 】ディスカヴァー・トゥエンティワン
◇◇◇◇◇◇◇◇
『楽してお金を儲けたい』
『真面目にやったって損。割に合わない』
『自分だけにできる仕事がしたい』
一度は感じたこと、ありませんか??
この物語の主人公はそんな人物。
でも決して特別な人物ではありません。
ごくごく普通の19歳の男の子なんです。
◇◇◇◇◇◇◇◇
その男の子が、大学の守衛室の仕事につく。
しかも3周り以上も年上の男性たちと。
最初はバカにするような気持ちさえあったのに、
時間が経つに連れ、向かい合うようになっていく。
仕事も人も。
そして、自分にも。
◇◇◇◇◇◇◇◇
『いただきます』
の言葉に込められた想い。
それは単純で軽いものではない。
背筋を伸ばして、『覚悟』を持って、
遣う気持ちになる。
知っている。
大事にしている。
そう思っていたけれど、
まだまだちゃんと知ることができていなかった。
ここに書いて伝えたい気持ちはあるけれど、この言葉たちは、本書の中の人の口から聞いてほしい。
そして受け取ってほしいと願います。
◇◇◇◇◇◇◇◇
『楽して生きたい』
『自分だけ損』
『自分だけにできる仕事』
その答えもこの物語の人たちが、
それぞれの口から教えてくれる。
心の奥深く、柔らかな場所に。
そっと、涙とともに。
人と人とのつながりがもたらす、
温かな未来への成長の物語です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
劣等感のようなものがヘドロのようにこびりついて
実際には誰もそんなことを気にも留めていない
人はやってもらってうれしいという経験があって初めて、それを人にもしてあげたいって思いますからね
自分もそうなりたい
悪いイメージで終わらないって大事なんだよね
誰にもできることをやらせたときに、誰にもできないところまでやる人がいるとするよね。そこにできるの差のことを『その人にしかできないこと』って呼んでいるんだよ
ほかの人ができない個性やオリジナリティを獲得できない方が損でしょ。
そもそも損をしたくなくて生きてるわけじゃないからね。せっかく生まれたからには自分にしかできない何かに出会って、それを使って日々人を幸せにしたい
『それくらい』とか『そんなの滅多に起こらない』っていうのが一番危ない。
震災後に植えたんだ。もしまだ地震があったらこの桜の木よりも上に逃げろ
一生というのは、ある人が生まれてからなくなるまでの時間です。つまり人の命というのは、一生という時間とも言えるでしょう。
今日のこの時間、つまり私の命の一部を成瀬さんのために使うことができた。それは私も妻もあなたのなかで生き続けるということです。
それこそ朝九時くらいまで寝てても、一日はそれから十分楽しむことができます。焦らなくっても大丈夫ですよ。
そこまでの覚悟がなかったことを思い出し、もう一度心の中で松原に向かって「いただきます」と言った。
一膳のご飯を作るためには宇宙のすべてが必要だ
つながりに対する感謝
今更、遅いだろうか
まだ始まってすらないじゃないですか -
Posted by ブクログ
やっぱり読みやすい。シンプル。お勧めしやすい。
今回も名言いっぱいでモヤモヤした気持ちがスッキリするような本でした。物語はありきたりで誕生だけど、作者が伝えたいことがはっきり伝わってくるので読んでいて楽
でも読んで終わりにならないように、明日から頑張りたいなと思った
1歩踏み出せば、奇跡は起こる
未来を希望で埋める者たちへ
Be chance you wish to see in other people
あなたが見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい
Live as if you were to die tomorrow
Learn as if you were to live forever
明日、死んでしまうかのように、生きなさい。そして永遠に生き続けるかのように学びなさい。
向かい風が強いと言う言葉前を向いて走っている証拠胸を張れ
5年後の自分の可能性を舐めるな
良い本と出会ってもその後何もしなければ出会ってないのも同じ。良い本とであったら、必ず何か行動を起こして、この本と出会ったから、今の自分があると言う状態を作らなければならない。
簡単に手に入るものは、簡単に役に立たなくなる。一方で、手に入れるのが困難なものは一度、それを手に入れてしまえば、誰もがそれを求めて人に集まるようになる。どうせなら簡単に手に入らないようなものを追い求めて生きていこう。
今もし不安でも1年後に同じように不安である事は無い。行動を起こした後の不安には胸を張っていい。自分は挑戦してるんだって。
-
Posted by ブクログ
自分に今の仕事が合ってるか悩んでいる時に、
フラっと寄った本屋さんで目に留まりました。
今の仕事が合ってるか、ずっと分からず
もうすぐ10年。でも辞める勇気もなく、周りの友達の8割は転職をしており、自分はこのままでいいのかと堂々巡りをしていました。
しかし、この本を読んでもう少し頑張ってみようと思いました。
『最初から自分だけにできる仕事はない。
誰にでも出来る仕事を誰にでも出来ないところまでやることで「その人にしか出来ないこと」になる。誰でも出来る仕事が、1番誰がやったかわかる。』
確かになと気付かされました。
そんなすぐすぐ自分だけにしか出来ないことってありませんよね。
また、タイトルである
『いただきます』
この言葉の重みを知らされた本でした。
そして自分は今充分幸せだということ。
気づかさせてくれてありがとうございます。