喜多川泰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
《運が劇的に変わる瞬間は必ず訪れる》
この本は全てが科学的な証拠に基づいて記載されているわけではないため、読み始めは懐疑的な部分もありましたが、その内容はかなり実用的で納得度の高いものでした。
生きていると自分にプラスの事象とマイナスの事象どちらも存在します。
短期的に見ると一見マイナスの事象であっても、長期的に見たら何かの布石の可能性もあり、それをプラスにできるかマイナスにするかは自分の考え方次第ということでした。
自分の知らない部分で複雑に絡み合う世界の中で、運(人)を味方につけるためには、誰よりもご機嫌で人に好かれる何かを持つ必要があります。
作者の伝えたいメッセージが僕の感じた内 -
Posted by ブクログ
運転者と手紙屋を読んで喜多川泰さんの作品をもっと読んでみたいなと思い、本書を読んだ。
最初は、タイトルの"賢者の書"を見て、ファンタジー系はちょっとなぁ。。と悲観的な印象を抱いていた。
しかし!ところがどっこい、のめり込まれました。
9人の賢者からの学びを、主人公が自分の中で落とし込むと同時に、私の中にもスンッと入ってきた。
それぞれの学びは、今までなんとなく理解していたものであったが、具体的に私の中に落とし込められてはなかったものが大半だった。それを、賢者の説明と主人公なりの要約があることで、分かりやすく具体的に理解できたことが非常に読みやすかった理由の1つだ。
人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めは劣等感の塊だった翔馬。新たな出会いを重ねるごとに少しずつ変化する価値観・心。たぶん翔馬に自分を重ねたことで、まるで自分の物語(こんな物語の主人公になりたいという願望)のように読むことができました。
自分の出会いに自信を持っていい。
きっと目標を持って行動していれば、自然と同じ志を持った人・仲間に巡り会えるってことなんだと思います。
自分の得意なことや好きなことを見つけることも大切だけど、今やっている仕事をとことん突き詰めてみる。それでしか見えない世界や出会いもあるんだろうと思えました。
「誰かのために」
やっぱり「くれくれ」のTAKERじゃなく、GIVERであることが、良縁につなが