喜多川泰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「運転者」というタイトルには、“運を運ぶ人”“運を変える人”という深い意味が込められていました。
この本を通して、運は「良い・悪い」ではなく、「使うもの」「貯めるもの」という考え方に初めて出会い、目から鱗が落ちる思いがしました。
著者は「上機嫌でいること」が運をつかむ鍵だと言っています。
機嫌が良いとき、人は周りの幸せやチャンスに気づけますが、不機嫌でいるとせっかくの幸運も見逃してしまいます。
この言葉に、日々の自分の姿を重ねてハッとしました。
私の人生の指針には「24時間365日機嫌よく」とありますが、気づけば些細なことでイライラして、その大切さを忘れていました。
そんな自分にこの本がそっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「プラス思考で誰よりも笑おう」この言葉に尽きると思う。
本物のプラス思考とは、今の自分にとって都合の良いことが起きることを言っているのではなく、将来の自分が過去を振り返った時にこの出来事(運の転機)がなかったら、今の幸せはなかった、と思えるような生き方をすること。
それこそが本当のプラス思考である、というか考えは、今の私には必要な考えだった。
そして、運の転機は、全てに興味を持って、いつもご機嫌でいないと自分では気付くことが出来ない。
誰よりも運を貯めて、その半分くらいを使って、それでも誰よりも得をしている生き方。
そんな生き方に向けて頑張ろう! -
Posted by ブクログ
ネタバレ「いただきます」
どういう物語か分からないまま
出会った本として読み始めました
食事ができるまで、たくさんの恩恵を受け
自分の前にある
天候、物の生きる力、人の力やかけた時間…
それらを命の時間をもらっている
その思いを感じ受け取れたとき…
「いただきます」と言える
食べる前の挨拶でしか
認識していなかった言葉だった
私のために…
仕事を教えてもらえた時間
ランチを一緒に食べてもらえた時間
相談を聞いてもらえた時間
体調悪くて寝込んだ時に
温かい卵がゆを作ってもらえた時間
勤務調整を休む時間を確保するのに
動いてもらえた時間
顔を合わせた時に声をかけてくれた
気づかいの気持ち
これ以上 -
Posted by ブクログ
運転者と手紙屋を読んで喜多川泰さんの作品をもっと読んでみたいなと思い、本書を読んだ。
最初は、タイトルの"賢者の書"を見て、ファンタジー系はちょっとなぁ。。と悲観的な印象を抱いていた。
しかし!ところがどっこい、のめり込まれました。
9人の賢者からの学びを、主人公が自分の中で落とし込むと同時に、私の中にもスンッと入ってきた。
それぞれの学びは、今までなんとなく理解していたものであったが、具体的に私の中に落とし込められてはなかったものが大半だった。それを、賢者の説明と主人公なりの要約があることで、分かりやすく具体的に理解できたことが非常に読みやすかった理由の1つだ。
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