喜多川泰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これを読んで、私がいかに時間を浪費しているかと思い知った。時間を投資すること
それが一番私ができていないことだと思った
世の中が便利になって、ネットショッピングで買い物したり、ウーバーイーツでご飯が頼めたり、マッチングアプリで簡単に出会える、TikTokやインスタで周りの人の状況や便利な情報がすぐ入ってくる
時間をかけなくてもすぐに手に入れられる中で、
私はそれを消費する繰り返しに時間を使いすぎてて、結局買ったものも捨てることが多かったり、体に悪いものを摂取したり、ピンと来る人に出会えなかったり、、、何が自分に残ったのか分からないなと思った
自分が幸せを感じられて前向きな気持ちになれるのは -
Posted by ブクログ
父から息子への手紙、という形の中に作者の伝えたいことがたくさん詰まっていたように思う。
全編を通して、”常識"に捉われるなということが伝えられている気がする。世の中には、何歳までに結婚して子供を授かり、マイホームを建てて…、サラリーマンの方が安定している等さまざまな常識があると思う。でも、私はそれに対して本当にそうなのか?それにとらわれず、自分の生きたい人生を大事にしたいと思っていたので作者には共感できた。あと、衝撃だったのが時間の大切さについて述べていたことだ。実は、昨日単発のアルバイトをしている時にちょうど考えていたからだ。単発のアルバイトに1日入ることで確かにお金は入る。しかし -
Posted by ブクログ
「向かい風が強いのは前を向いて走っている証拠や。胸を張ってええ。」
登場人物である宮下先生の言葉に当時中学1年生だった私は何度も何度も救われた。本気で生きる情熱がいつか自分の将来の糧となり、素晴らしい人との出会いに繋がる。5年前そう心に刻んでくれたことで私の夢に対する思いが大きく変わった。
「夢とは一体何なのか」いつからだろう。小さい頃は早く大人になりたいと思っていたのに歳を重ねるにつれて将来を見ることが嫌になったのは。それはきっと歳を重ねるにつれてやらなければいけないことに追い込まれたから。それに、夢を大きく語っても叶えられるのはほんの数パーセントの天才だけであって平凡な私には夢を叶えること -
Posted by ブクログ
一言でいうと、「父親が中学生の息子のためにドラえもんを作った」という話。
中一の隼人は、勉強が嫌いで周りの目ばかりを気にして生活している。そして「変人」で人工知能研究者の父親が、3ヵ月ほどアメリカに行って不在になるという。父親が旅立った日、隼人が帰宅すると部屋には不格好なロボットがあった。
ロボットの名前はUG(ユージ)。隼人に「アイ」を伝えるために、生まれてきたという。最初はユージを毛嫌いしていた隼人だった。しかし、友人と仲違いし孤立する中で、ユージと話を話をするようになり…
ロボットとの友情と少年の成長、そして「アイ」の意味が描かれる。ちなみに「アイ」とは「愛」のことではな -
Posted by ブクログ
届け先不明になった「未来の自分への手紙」を、本人達の元へ届ける配達人の話。手紙を届けられた人達は、それぞれに今の境遇に葛藤を抱えながら毎日を生きている。過去の自分からの手紙をきっかけに自己を見つめ直す。
自分にとって今このタイミングでこの本を手にしたのは、果たして偶然なのか必然なのか?いろいろと考えさせられた。細かなツッコミどころもあったけど、心に刺さる場面やフレーズが多く、気持ちを大いに揺さぶられた。
誰しも苦しい時や壁にぶつかる時はあるわけで、それを如何にして乗り越えられるか。
本書はそっと背中を押して前へ進む勇気をくれたり、立ち直るきっかけを与えてくれる本だと思った。
人生はいつで -
Posted by ブクログ
これまでの過去にあった全てのことが、今にとって必要な経験であったといえる。
その時にはこんな経験したくなかった、と思うようなことかもしれないけれど、その時その事に対してどう自分が動くかによって、未来は作られていく。
その時どう動いたかによって、未来が今になった時、その経験したくなかった過去が経験できたからこその今に変わるんだろう。
過去に起こったことは変わらないけれど、それをどう捉えるかはその時によって変化する。
重さを持った言葉。メールよりも手書きの手紙やハガキに心を動かされるのにはそういう想いに心が反応しているんだなと改めて感じることができた。