喜多川泰のレビュー一覧
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ネタバレ
オーディブルにて。
義理の父から勧められたので。
ストーリー調の自己啓発系?
高校時代や大学時代に読みたかったなと思いつつ、結局当時いくら勉強した方がいいことを伝えられても当事者になって未来で経験しない限り私は動けない人間だからな〜とも思う(笑)
とにかく普段読まない系統なことと、節々捻くれて考えるから素直に入って来にくいこともあったけど、素直に受け止めて、こんな考え方もあるなと思えたことをメモとして書き留める。
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・勉強も道具である。考えるべきは、「何の目的のために、それを行おうとしているのか」なのです。
・つまり、勉強と言う道具を使って、手に入れようと考えるものがたくさんあれば、 -
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数年前に『運転者 未来を変える過去からの使者』を読んで以来の喜多川泰さん。
大学進学を機に上京したものの、お金もなく、コミュニケーションにも自信がない為、友人もつくれない門田暖平。
とある事で知り合った、落語研究会の部長・忽那碧に誘われて落研に入ることになりますが・・。
生きるヒントになるような気付きが散りばめられた、ええ話。
大学に入学したばかりの頃は、「四年間ずっと一人でいた方がマシだ・・」と、やさぐれ気味で、そのくせあわよくば「気が合いそうな誰かが向こうから話しかけてくれて、仲良くなれれば良いのに」などと都合の良い事を考えていた、受け身な暖平(芸名:こたつ)でしたが、落研に入り、 -
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10年前に書いたタイムカプセルを受け取れない人のために、当時と住所が変わっていても届けてくれる会社。
そこに、主人公の新井英雄が採用される。
彼は、会社を起こしたものの潰してしまい、奥さん子供とも別れて再出発をしようとしていた暗い影のある人なのですが、教育係の海人くんと一緒に全国各地を回るうちに、心に火をつけるためには、何もないところから火を起こそうとすると大変な労力が必要だが、火がついている人からもらうのは一瞬でできる、やる気がないなら、心に火がついている人の話を聞きに行くのが早い、と教わったことを思い出す。自分も海人君から火をもらい、自分も他の人に分けてあげられるようになりたい、と動き出 -
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【audiobook 】
10年前に書いた未来の自分への手紙を
読んだとしたら、どんな気持ちになるのだろう。
希望に満ち溢れた内容で励まされる感じ?
それとも現実とのギャップに目を背けたくなる感じ?
思わず自分に置き換えて考えてしまった。
本書は、現状に不満を持ちながらも
行動に移せなかった人々が住所不明で
届かない手紙を届けてくれる「タイムカプセル社」の
2人によって、人生をやり直すお話。
あらゆるストーリーが展開されているので、
同じ境遇にいる人には、胸にささるものが
あるだろう。
背中を押してくれる一冊になった人もいるかも☻
【響いた箇所】
▪️みんな理想よりも現実を優先するのは、 -
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生きるための指南書のような小説。
これといった目標もない高校生、ヨウスケが出会ったおなじ歳のハルカが、父から学んだことを伝え、ヨウスケが前向きに歩んでいけるようになる話。
自分も学べることが多かった。
1.なりたい、やりたい、できたらいいなのリストを作る。
2.やってあげたいこと、人に達成させてあげたいことリストをつくる。
2を日々実行していくことで1が実現できるようになる。今日できることをちゃんとやる。
今日できる人にしてあげたいこと、将来的に人にしてあげたいことを書く。与えなければ得られない。
また、お金の価値についても触れていて、「円」は、「ありがとう」に置き換えられる、と。
チーズバー -
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雑用ばかりの仕事に嫌気をさしたアレックスが急に思い立って昔住んでいた街に向かう。そこで会ったサイードは、9人の賢者と会い、賢者の書を完成させるために旅しているという。
サイードは、9番目の患者と会う時間まで、その8人の賢者と会うたびに記していた賢者の書をアレックスに読ませてあげる。
自分の記録用に以下記載します。
賢者の書にはとてもはっとさせるようなことも書かれていて、私自身もハッとさせられました。
第一の賢者は、行動することが大事で、行動の結果得たものは大事な経験である。何かを期待したら失敗を恐れることはない。
第二の賢者は、誰もが無限の可能性を秘めていて、実現し得ることに気づくべきだ、と説 -
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高校2年生の夏休み、友達についた嘘を本当にするために親にもまた嘘をつき熊本から東京へ行った和也。
日帰りのはずがトラブルで帰れなくなり、所持金もわずか……。五日間かけて熊本へ帰るまでの間に出会った人達から、和也は何を受け取り学んだのか。
その場しのぎでいい加減だった和也が、様々な大人達から生きていく上で大切なことを教わるのですが、その大人達も我が子とはうまくいってなかったりするのですよね。そこがリアルでいいな、と思いました。
本書に登場する大人達は皆、本当は我が子に伝えたいことを和也に伝えているのだろうなと思います。
……親子だと拗れますよね(^^;
実はこの本、夫に薦められて読んだのです。夫 -
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勉強の概念が一気に変わった。
自分が望めば,削るべき木がどんどん与えられる。それを磨いたり,彫ったりして自分の好きなものをつくっていく。大切なのは,どんなに小さな役割でもいいから,磨きはじめたらちゃんとそれを完成させること。何でもいいから一つ。
勉強するとは,今までこの地球上に存在した人々が経験し,発見しては次の世代へと伝えてきたすばらしい知識や知恵を,今度は自分が受け継ぎ,自分のものにすること
今までは自分の将来のために勉強するんだと思っていたけど,この本を読んで,
勉強は将来出会う多くの人たちのため,人の役に立つためにするものだとわかった。
「自分のために」から視点を変えて「他 -
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賢者になるというテーマで進んでいくお話。
この作品も勉強になりました。
9にんの賢者に順番に会っていき、そこで教えを受けとる。その度に自分自身や自分の人生について向き合うことが出来る。
当たり前のことが書かれてはいますが、言葉やお話の雰囲気によって、頭に入りやすかったなと思いました。
それに、当たり前のことが何よりもまず大事だなと感じることができました。
作品のなかでは、「何度でも生まれ変われる」というところが特に印象的でした。
挑戦や習慣を変えることなどは、失敗も付き物ですが、それでもまた「生まれ変わる」つもりでいれば、何度でも前進できる気がしてきました。 -
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ネタバレ・人より先に動いて、人の役に立つ
・青春18切符
・立派な居候: 早起き、玄関・風呂・トイレ掃除、食器洗い
・人間は人が喜ぶことをした時に、自分も、同じ、喜びを得る事ができる
・言うことを聞くんじゃない、お前の人生はお前のもの
・心から(能力・成長を)信頼して待つ、と、子供は才能を開花できる
・必死でやってできなかったら恥ずかしくて、必死になるのを避けてた逃げてた。負けるのが怖くて逃げてる方が恰好悪い、逃げずに正面からぶつかっていった方が格好良い
・旅、自分の居場所でないところから、自分の居場所をみる経験で、新しい気づき・日常に対する感謝・人生の使命すらを知れる
・生きる力、想像力、で人間はあ -
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ネタバレ何事にも嫌々文句を言ったり、人目を気にしすぎたり、人の失敗を笑う中学生の主人公。
3ヶ月海外に出張する父親が、主人公を良い性格にし成長させようと家にあるものでAIロボットを作った。そのAIロボットのおかげで、主人公が両親の予想以上に成長する物語だった。
AIロボットは、主人公に「他人に期待しない。
期待するからイライラする。相手を変えるのではなく自分が変わる。」
「最低限度をこえた勉強をする。
勉強しても将来の役に立つかどうかは分からない。しかし、長い年月かけて同じ時間、勉強に費やしても それが浪費になってしまう人と投資として自分の財産に変える人がいる。
どうせ同じ時間をかけるなら、投資にな