喜多川泰のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
感動しました
とても気付かされることが多く、心が温かくなりました。苦しい出来事が起こったときに、むしろこれでよかったと思える自分に、良いことが起きなくても運を貯めていると思える、そんな自分になりたいと思いました。私自身普段から上機嫌ではいられず、どちらかというと不機嫌なことが多いです。けれど、すぐには変われなくても、少しずつでも気持ちの持ちようを変えていけたらと心から思いました。ストーリーも面白くて、最後にハッとさせられて、少しでも多くの人に読んでほしいと思いました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読んで、一気に喜多川さんのファンになりました。
主人公の高校生の甘い考えは、私の若い頃とそっくりで、言い当てられているようで、何か懐かしい気持ちになりました。自分は大して度量もないのに、すてきな人が現れないかなとか、こんな風にやってくれたらいいなとか、相手に期待ばかりしていたことを思い出しました。
また、年だけは大人になった自分が、これからの人生を見つめ直すこともできました。
【心に残った言葉】
「大切なのは未来視点だって。未来の自分から見た、今の自分っていう考え方。・・・未来の颯汰くんがいるよね。例えば40歳になった颯汰君。その未来の自分にとって必要な経験がたくさんあるのよ。辛 -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界も人もどこかで繋がっている。
人生の主役は自分だが、誰かの脇役になった時、
わたしは誰かの糧になれているだろうか。
一瞬の出会いでも誰かの心に残るような生き方ができる人でありたい。
物語も繋がっている。
ユニフォーム
言葉を選ぶ。褒める視点で。褒める言葉はパワーを与えられる。
この物語ですてきな有馬監督は次の物語で新人バイト。
ルームサービス
働くとは。『どうせやるなら』
自分にできることで、誰かを幸せにする行為が、働くということ。自分にできることを増やしたり、深めたりすることで、誰かを幸せにする深みが変わってくる。
この物語の素敵な紳士、安達はチェックアウトした時には、来た時と同じ -
Posted by ブクログ
【いつだって今日がスタート】
18歳の高校生の男女2人の視点から描く、恋を土台にした人生の物語。誰と出会うか?どんな経験をするか?が人の人生を決める。でも、今この人との出会いが、いまこの本との出会いが、今この経験が人生を変えたと言えるかどうかは、自分次第。そんなことを教えてくれる一冊です。
何かを始めようとか、何かを成し遂げようとか思った時に、それをするのに一番最適なのは"今"。今よりも早いスタートは切れないし、誰に何を言われようとも、最後に決めるのは自分自身。
学生時代に読みたかった一冊だなと思いながらも、全ての人に読んで欲しいなと思う一冊です。