あらすじ
報われない努力なんてない!
累計115万部 喜多川泰、渾身の感動作がプレミアムカバーで登場!
★プレミアムカバー限定の購入者特典「特別原稿 プレミアムカバーに寄せて」付き
あらすじーー
中年にして歩合制の保険営業に転職し、三年目の修一
しかし、なかなか思うように成果が上がらない日々を過ごしていた。
ある日、唐突な担当顧客の大量解約を受け、
いよいよ金銭的にも精神的にも窮地に追いやられてしまう。
妻が楽しみにしていた海外旅行計画はキャンセルするしかない。
娘は不登校に陥っているうえに、今後の学費の工面も難しくなるだろう。
さらに長い間帰れていない実家で一人暮らしをしている、
母からの電話が心にのしかかる。
「……なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」
思わず独り言を言ったそのとき、
ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに修一は気がつく。
それは乗客の「運」を「転」ずるという摩訶不思議なタクシーで――?
運が劇的に変わる時、場というのが、人生にはあります。あなたにも。
運はいいか悪いで表現するものじゃないんですよ。
使う・貯めるで表現するものなんです。
先に貯めるがあって、ある程度貯まったら使うができる。
運は後払いです。何もしていないのにいいことが起こったりしないんです。
周囲から運がいいと思われている人は、貯まったから使っただけです。―――本文より
【読者の皆様より感動の声、続々! 】
何かあると人のせいやその環境のせいにしてしまいがちですが、自分の行いや態度はどうだったのか?
直せる部分、我慢する部分、人に合わせる部分、感謝する気持ちはちゃんと出来ていただろうかと今一度、
立ち止まって振り返ることの大切さが良くわかりました。
(40代 女性)
SNSでお勧めされているのを見て、読んでみたい!と思い購入しました。
『運』について考えることがあり、自分はついてるのかついてないのかどうなんだ?と思っていましたが、
なんだか心のモヤモヤが晴れた気がします。
(30代 女性)
途中から涙が止まりませんでした。
人の愛情。
ご縁。
私も同じ考え方ですが
まだまだ行動が少ないので
微力でも、もっと次の日本、世界の為に頑張ろう、と思えました。
自分の生かされている意味が実感出来る人生をいきたいと思わしてくれる素敵な物語でした。
(60代、女性)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この本は自分的にどストライクでした。
きっかけは会社の研修用の本だったけどこの本で喜多川さんのファンになりました。
特に上機嫌でいる事の大切さ(実際は難しい)、管理職にはいい題材であった。
また、時間のある時読み直したい。
Posted by ブクログ
話題になっていたので読んでみました。
わたしもこのタクシーに乗りたい、そう思いました。
お父さんや奥さん、上司まで同じタクシーに乗っていたとは!
メーターの数字は、生まれてから死ぬまでの日数なのでは?と推理していましたが、そういうことではないんですね。
保険入りすぎててムダに高いなぁと思っていたところだったのですが…笑
上機嫌でいること、受け取り方でプラスにもマイナスにもなること、今日からそういう意識を持つようにしたいです。
Posted by ブクログ
とてもリアリティーがあって、アドラー心理学を読んでいるような小説でした。そしてかつ心も温まる内容でした。行き詰まっている。社会人みんなに当てはまる節があると思う。勇気が欲しいなぁとかついてないなぁって思う時にまた読んでみたい。そんな小説でした。
Posted by ブクログ
一気によめた、おもしろい。
最悪、と思うこともむしろ良かったんじゃないか
と考えるだけで運勢もかわる
確かにそうかもね。
運はあるかないかではなくて
貯める、使う
ふむふむ、これもありえそう。
ご先祖様が貯めてくれた運
これを使わせてもらい、わたしもまた
次の世代に運を引きつぐ
そう考えると未来があかるくなるなぁ。
努力は報われる、
この表現がなんかあんまり好きじゃないかも
それって努力なのかなぁ?
そもそも努力という言葉にざわっとする私
努力=頑張る という感じがして、どうもなぁ、
あと、主人公は実家帰ったら仏壇に手を合わせようよ
って思った、その描写がないのが謎。
葬儀の後に一人暮らしのお母さんをおいて
すぐに帰るというのも、、手続きどうしたんだろ
なんてことを思っちゃった。
そんなタクシーありえないよ、とかは全く思わなし
楽しく読めるんだけどそれ以外はやっぱリアリティが
ほしいのかも。
トータルではとてもいいお話だけど
ちょっとした違和感があったのが残念
Posted by ブクログ
本を好きになったきっかけがこの本。
学んだことは…
「運」を捕まえられる時は上機嫌でいる時。
上機嫌でいるいること→楽しいことを期待するのではなく、起こることを楽しむと決める。
Posted by ブクログ
生きていく上での心構え、考え方を根本的に変えてくれる作品だと思います。
今だけ、金だけ、自分だけと思ってしまう生きずらい世の中に生きる私達に、もっと大切な、大きな繋がり、途方もない時の流れを示唆してくれた素晴らし作品だと思います。『運』とは、「良い」「悪い」のでは無く「貯める」「使う」ポイントカードの様なも、常に上機嫌でいること、「プラス思考」の捉え方等 目からウロコの良作でした。
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
今回はストーリー重視で、他でも言われていたメッセージが多かった印象。
↓以下メモ書き。
・運はいいか悪いで表現するものではないんですよ。使う貯めるで表現するものなんです。先に貯めるがあって、ある程度たまったら使うができる。運は後払いです。何もしてないのに良いことが起こったりしないんです。周囲から運が良いと思われている人は、貯まったから使っただけです。
・運が好転すると言う事は、別の言い方をすると、人生のターニングポイントということです。つまり、そこを起点として、人生がどんどん良くなっていくのであって、そこで何かすごいことが起こるというわけではないんですよ。後から考えれば「あそこが始まりだったな」と気づくだけです。だからもちろん何も起こらないわけではないんですが、何か特別なことが起こったようには感じられないんです。
・仕事の成果とか努力の成果ということになると、頑張ってもなかなか結果が出ないと言って苦しんでいる人がいるんです。人によっては自分は運が悪いとか思い始めます。頑張っているのに報われないって言う人はみんな、種を蒔いてそれを育てているんですが、ちゃんとした収穫時期の前に「まだ育たない」と言って嘆いているようなもんです。もっと長い目で見たら、報われない努力なんてないんですよ。あまりにも短い期間の努力で結果が出ることを期待しているだけです。今日頑張って明日実になるなんて、どんなに早く育つ種でも無理なことですよ。
Posted by ブクログ
運転者
の意味が読んでいるとわかってきます。
運とは良いとか悪いとか言いがちだけど、どんな出来事でもなにかあとで繋がってくる。報われない努力はない、でもいつ報われるかはわからない。でも上機嫌で頑張りたい。そう思わせてくれました。