喜多川泰のレビュー一覧
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大学4回生のこのタイミングでこの本と出会うことができてよかった。「ぶつぶつ交換」という考え方も、「目の前にあることを全力でやる、それが成功につながる」という考え方も、自分の視野を広げてくれたように感じる。
最終的にりょうたは小さな会社に就職を決めて、熱量を持ち続けた結果企業することができている。私も、自分が何のために働き、将来どうなりたいのかを改めて考えたいと思えるきっかけになった。私は慎重になるが故に行動力が欠けているため、とりあえず行動をして、それを続けることが夢を叶えるために何よりも大切なことであるということをこの一冊から学んだ。 -
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オーディブルで聴いたもの。
物語形式で、大切な考えや言葉が散りばめられており、数少ないオーディブルで聴くことをむしろお勧めしたい作品だと思った。
・5年後の自分の可能性を舐めるなよ
・すべての人に無限の可能性があり、その可能性を発揮するのに遅すぎることはない
・人生で最も悲しい出来事は、感動を大切な人と共有できないこと
など多くの大切な考えをこの作品から学ぶことができた。自分の人生を振り返っても、5年前に全く思いもしなかったような自分に慣れている感覚があるので、この考え方はどんどん広めていきたいと思っている。オーディブルだと一番良かったんじゃないかと思えるくらい、非常にお勧めしたい作品です -
Posted by ブクログ
熱血ものではないのに、胸が熱くなる青春物語。
読んでいて、自分の人生を楽しくする考え方をたくさん教えてもらえる作品だとも思った。
大学の入学式というタイミングにも関わらず、「何もない自分なんて」と期待してないふりをして、大学生活も、その先の未来もどこか諦めている暖平。
そんな暖平を落研に引き摺り込んだ部長の蒼をはじめとした、落研のメンバー正範、健太、凛、皆がとにかく魅力的だ。
暖平にないものをたくさん持った先輩達は、自分とは違う人種たど思っていたが、ふとしたタイミングに、それぞれが努力して変わって、今に至っていることを知ることとなる。
出会ってきた人がいて、色んなものに触れてきて、過ごし -
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十年前の自分が書いた手紙とその配達員さんとの出会いで今の自分が変わっていく、光を灯すようなお話でした。
事業に失敗して会社を畳んだ主人公が転職した先は、『株式会社タイムカプセル社』。お客さまから預かった手紙を指定の時間を置いて配達するという一風変わった仕事なのだが、通常の郵送で受け取られなかった手紙を直接本人へ届けるために、彼らは今日も西へ東へ、海外へ。届かなかった人ほど、この手紙を必要としている。その言葉の通り、10年前に書かれたその手紙は、10年後の未来の彼らにそっと光を届けてくれる。
この話を読んで、昔自分もタイムカプセルを作って埋めたことを思い出しました。埋めた場所は、今はも -
Posted by ブクログ
●大切なことはすでに自分の中に持っている●
―大いなる力は壁を用意してくれる
・大いなる力と言われるとスピリチュアルは話だと思いましたが,難しい話ではなく 行動することに対する対価のようなものを用意する存在だと私は思いました。例えば勉強をする上でこの力は問題が解けないことや出来る人との比較してしまうなどの障壁を用意してくれるものであり,その壁は今の私が『乗り越えることができる』レベルの壁であるということです。逆に言えば乗り越えられない無理難題は登場しないし乗り越えられない時は,攻略方法が間違っているもしくは助力を乞うことをしなかったことで乗り越えられなかったものであると解釈しました。
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