喜多川泰のレビュー一覧
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ネタバレ生活に疲れたアレックスは仕事から逃げ出し単身、旅に出る。旅先で出会ったサイードも9人の賢者に会う旅の途中。居眠りしてしまったサイードが持っていた賢者の書を読ませてもらったアレックスは大切なことに気づく。
①行動の結果として手に入れるものは成功か気づきか学び
②人間には無限の可能性がある
③自尊心と他尊心を高める
④まず真剣に考えるべき事は何になりたいかではなく、どんな人になりたいか
⑤今日一日、成功した自分にふさわしい過ごし方をする
⑥時間を投資して信頼、人脈、人望、知識を手に入れる
⑦誰かを幸せにできないかを探しながら生きる
⑧自分が一番よく聞くのは自分の心の言葉。自分を認める言葉を自分に聞 -
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またまた感動!喜多川さんに惚れ込んでます。中高生の時に出会いたかった1冊。今からでも遅くないとワクワクしている。周りの中高生に勧めよう。主人公の颯太は高3で目標もないが大学に行っておこうという気持ちで夏休みをダラダラ過ごす。縁があり素晴らしい大人たちと出会い転機が訪れる。
※自分との約束を破る奴は自分のことを信用できなくなっていく。だけど自分と交わした約束を守って生きればきっとそれだけで思いのままの人生を手にすることができる
※今の困難は未来の自分のためにある。それを乗り越えたらさらに素敵な自分になれる
※自分の目標としている人の真似した生活を送ってみる -
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就職活動中に『手紙屋』さんに出会い10通の文通を通してどんどん成長するという物語。出会ってすぐの手紙で「あなたは絶対、成功する」という屋号を与えられる。読書に目覚めた彼は「本とは素晴らしい師匠であり一生付き合っていける友人であり色んなヒントを与えてくれる先生でもある。そういう本に出会ったときの感動は自分の未来すべて光り輝いて見える」と気づく。私にとってこの本が素晴らしい師匠。
※倒れなかった者が強いのではなく倒れても立ち上がれる者が本当に強い
※才能とはあらかじめあるものではなく自らの努力で開花させるもの
【再読済み】
たくさんの学びがつまっている。 -
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audible83冊目。
とっても素敵な作品でした。
中高生はもちろん、大学生にもオススメしたいです。
見栄を張りたくてプライドが高くて背伸びして失敗し、それから多くの出会いに恵まれて、心が成長していくお話。
人生って、ひょんなことから、大きく変わって行くものです。
この作品の主人公のように、ちょっとだけ特別な経験ができなかったとしても、毎日の生活の中にもしかしたら、自分を育ててくれる出会いやメッセージが溢れているのかもしれない。
それに気づく力こそ、わたしたちに求められているのかもしれない。
紙の本でも購入し、教室にそっと置いておきたい作品になりました。
手に取った生徒の心が、ほんの少し -
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―勉強を道具として捉える
・この考え方は,今まで私の中では「しないよりもした方がいい」という抽象的なレベルにあった勉強に対して形を与えてくれる考え方だと思えました。今はもう学生ではないですが,社会人になってやっと勉強の楽しさに触れることができた私にとって「しなければならない」という思考に戻ってしまいそうになる時に一歩引いた視点で客観視できる考え方になりそうです。嫌だったらしなくていいんです。私は自分で選んで勉強しているんだ!と認めることができました。
―勉強を自分を磨く手段として使う
・私は資格勉強をする上で資格合格を目標に頑張ってきたつもりでしたが,そこはゴールでは無かったのだと教わりまし -
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やっぱり喜多川シリーズはハズレがない。
「何でもいいよ、楽しくやれや。」の碧の一言は印象に残った。
落語のことは全然知らなかったけど、登場人物が「みんな抜けてるくらいがちょうどいい。」という言葉にもあったように、自分はいつも完璧を求めがちで自分はできてないことがあるにも関わらず、家族には完璧を求めてた気がする。
故に一緒にいるとあまり空気が良くない時を感じてた。
家に帰りたくないと思うことがたまにあった。
自分のことを受け入れてもらいたいなら、相手のやることや言うことも受け入れないと矛盾してる。
もっと家族とも楽しく過ごしたい。
そう学ばせてくれた本でした。