喜多川泰のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
誰もが人生の主人公でありながら、誰かにとっては主要な登場人物や脇役だったりする。
ほんの些細なことでも誰かの人生に影響を与えていたり、与えられたりすることが日常に溢れている。
ただ誠実に毎日を過ごすだけでも生きている意味があるように思えて、心が軽くなりました。
一番印象に残ったのは留学生の張さんが感じた日本人のすごさ。
接客態度のレベルの高さ、並んでいたけど電車で高齢者に席を譲る若者、高齢者が降りた後も周りの人が若者のために当然のように空いた席に座らない光景。日常的で気づかなかったけれど、言われてみれば確かにと思える日本人のすごさを張さんから教わり、誇らしいし嬉しいし、日本に生まれたことが幸せ -
Posted by ブクログ
喜多川さんらしい作品です。
心は投影図:人はそれぞれの価値観で(方向から)相手を見る(光を当てる)ので、球体でない限り投影図(印象)は異なりますね。ざっくり3つにまとめると…
①相手のそれを心の本体だとは思わないこと②自分の心がどんな形で投影されるかなんて気にしないこと③心自体を光源として影を作らないこと/但しそれは悟りの境地…
他にも「家族と迷惑の考え方」、「抱えている難題は唯一無二で誰にも理解できない」など、自分を苦しめている思い込みを和らげてくれる内容です。何より「よくがんばりました。」いや「よくがんばってますね。」と、常に自他に対して思えるようになれば、それだけで儲けもんです。 -
Posted by ブクログ
一見短編集のようだが、
ひとつの物語で主人公に「教え・気づき」を与えてくれたキャラが、次の物語では主人公となりその「教え・気づき」をえたきっかけの物語と続いて……という連鎖の物語。
「教え・気づき」が自己啓発っぽいが、それはそれでためになるし面白い。
「教え・気づき」としては、お金を得る量は人を幸せにした量という考え。確かに自分の周囲の人にしか影響を与えない人と、アップルやWindowsなど世界に影響を与える人では得る金は異なる。トップに近づくほど給与は高くなる。だけど、介護や看護など人対人の影響を与える範囲が狭い人の給与が少ない一因でもあって……それでいいのかなあ、とも思う。皆が皆、開発やサ