喜多川泰のレビュー一覧
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高校2年生の夏休み、友達についた嘘を本当にするために親にもまた嘘をつき熊本から東京へ行った和也。
日帰りのはずがトラブルで帰れなくなり、所持金もわずか……。五日間かけて熊本へ帰るまでの間に出会った人達から、和也は何を受け取り学んだのか。
その場しのぎでいい加減だった和也が、様々な大人達から生きていく上で大切なことを教わるのですが、その大人達も我が子とはうまくいってなかったりするのですよね。そこがリアルでいいな、と思いました。
本書に登場する大人達は皆、本当は我が子に伝えたいことを和也に伝えているのだろうなと思います。
……親子だと拗れますよね(^^;
実はこの本、夫に薦められて読んだのです。夫は本当は私にではなく息子に読んでもらいたかったのだと。
だけど、本って人に薦めるのはとても難しいですよね。特に我が子に薦めるのは御法度だと私は思っています。親に薦められた本は子どもは絶対読まないと思う。押し付けられた感ムンムンですよね。親からの無言のメッセージや期待が重すぎる(^^;
なので、和也が色々な大人達に出会ったように、いつかこの本に息子が出会ってくれたらいいな、と思っています。 -
Posted by ブクログ
勉強の概念が一気に変わった。
自分が望めば,削るべき木がどんどん与えられる。それを磨いたり,彫ったりして自分の好きなものをつくっていく。大切なのは,どんなに小さな役割でもいいから,磨きはじめたらちゃんとそれを完成させること。何でもいいから一つ。
勉強するとは,今までこの地球上に存在した人々が経験し,発見しては次の世代へと伝えてきたすばらしい知識や知恵を,今度は自分が受け継ぎ,自分のものにすること
今までは自分の将来のために勉強するんだと思っていたけど,この本を読んで,
勉強は将来出会う多くの人たちのため,人の役に立つためにするものだとわかった。
「自分のために」から視点を変えて「他人のために」に変わることによって新たに多くのことを発見できる気がする。
「今日の私の頑張りは,将来多くの人の幸せにつながっているんだ」そう思って勉強していこう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何事にも嫌々文句を言ったり、人目を気にしすぎたり、人の失敗を笑う中学生の主人公。
3ヶ月海外に出張する父親が、主人公を良い性格にし成長させようと家にあるものでAIロボットを作った。そのAIロボットのおかげで、主人公が両親の予想以上に成長する物語だった。
AIロボットは、主人公に「他人に期待しない。
期待するからイライラする。相手を変えるのではなく自分が変わる。」
「最低限度をこえた勉強をする。
勉強しても将来の役に立つかどうかは分からない。しかし、長い年月かけて同じ時間、勉強に費やしても それが浪費になってしまう人と投資として自分の財産に変える人がいる。
どうせ同じ時間をかけるなら、投資になるようなやり方で勉強する。」
「だれしも困難にぶつかる。
でも、それは乗り越えるべき壁。苦しい時はその困難と出会わなければ、手に入らなかった未来を想像する。」を教えた。
人生において、大事なことだなと思った。
いきなり全て変わるのは難しいから、少しずつ変わっていけたらいいなと思った。 -
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子どもにとって、必要なことってなんだろう?
子どもの幸せのために、大人がしてあげられることって、なんだろう?
そんな疑問の答えのひとつが、この本の中にありました。
親として、子どもとどう向き合えば良いのか。
そして自分はどう生きたいのか。
自分を振り返って、改めて考え直すきっかけをくれたお話。
子どもが小さいうちに読めて良かった。
これからの私の子育ての指針になりそうです。
失敗することって悪いことばかりじゃない。
失敗して、反省して、学んで、次に活かす。
そうすれば、人生はいつでもやり直せる。
読み終わった後は清々しい気持ちになります。 -
Posted by ブクログ
数年前、タイトルに惹かれて旦那にプレゼントとして購入
普段の生活で あの人は良いとか悪いとか
明るいとか無愛想だとか ついつい言ってしまうことがあるけど あくまで自分の価値観でしかその人をみていないよなってことが改めてわかった
わたしが苦手なあの人や言動が理解すらできないあの人も 誰かにとったら家族で 大切な人なのかもしれないって思えたら なんとなく受け入れることができる気がした
自分自身もいろんな人から いろんな価値観で見られてるわけだけど それは仕方がないことだとも思えたし それよりも自分はどうありたいかを考え続けたいと思った
わたしの人生をわたしが懸命に生きてることこそが
すごいことなんだって知ると これまで生きてきた 昔の自分もなんか愛おしく感じた
もし自分の大切な人が、その人の一生を懸命に生ききったときには よくがんばりました って伝えてあげようと思った
よくがんばりましたってどこかで伝えたり 自分が伝えてもらうことを想像するだけで泣きそう! -
Posted by ブクログ
ネタバレ喜多川さんにハマり、賢者の書、手紙屋、手紙屋(蛍雪変更)に続いて読みました。
登場人物の知哉の考え方である「大人になるにつれ損得で物事を判断する」になっている自分に気づかされました。
大学生までは、悩んだら楽しい方を選ぶと思っていたのに本当にいつの間にこうなったのか…
大人になるとわかったつもりになり、0を1にする体験を選ぶことが減ってきました。
例えば、外食に行くときもいつも同じ店をえらんでしまい新しいお店を選ばなくなってしまっていた。
0を1にすることの苦労はあるが、その経験があるから今の自分ができていると思います。
これからの人生の選択は、楽しい方を選んで充実した人生にしたいものです。
最後の方で突然黄泉の世界?的なとこに入り、少しついて行くのに戸惑ったため☆4にしました。