小川糸のレビュー一覧

  • 食堂かたつむり

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    初、小川糸さん

    いいなぁ、こんなふうに料理を作ったことがない、私にとって料理は“義務”に近いです
    毎日こんな気持ちで料理できたらシアワセだろうなぁ
    食材や工程の描写がとてもよい、あたたかくて心地よくて気持ちが晴れてゆく
    そして出て来る人が結局みんないい人なのも癒される

    もし食堂かたつむりに行くことができるなら、ビールに合う一皿、ワインに合う一皿、そして日本酒でも一皿、最後にエスプレッソで小さなスイーツをいただけたら最高です!

    また別な作品で美味しそうな料理に出会いたいと思う、初・小川糸でした

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    2026年02月16日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    だいぶ前に読み終わり、今でも一番好きな本はと聞かれたら挙げる本。

    私はずっと、死ぬのが怖かった。
    何かをやり遂げられないということより、死ぬ瞬間が、死を待つ時間が怖い。
    父と母を看取って、子供を持ち、その思いがどんどん増していった。
    当たり前に仏教徒の家で育ったが、信心深いわけではない。
    仏壇に手を合わせ、仏像を見て感心し、神社に初詣して、クリスマスにごちそうをたべる。
    もっと私の心に宗教が根付いていれば、恐怖心は薄れるのかもしれないとは思っていた。

    この本の中には多少「スピってる」場面が出てくる。特定の宗教が表現されているわけではない。
    その塩梅がちょうど良くて、すとんと胸に落ちる感じが

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    2026年02月14日
  • ライオンのおやつ

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    とても泣きました。自分が主人公の立場になったらどうするか。その瞬間に私は生きてきたことに感謝できるように今から生きたい。
    人は死の直前まで、変わるチャンスがあるのだから。

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    2026年02月14日
  • 小鳥とリムジン

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    小鳥ちゃんとリムジン2人ともハードな境遇で聞いてると少し悲しくなったりしてしまうけれど、そこに温かい料理が出てきて2人を包み込む
    心に染みる文章がたくさん出てきてメモをとった

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    2026年02月13日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    特に、
    痛い人生設計を作る、ルノアールで
    彼と彼女の秘密と彼
    のお話しが好きだった

    イルフロッタントやウインナーコーヒーなど
    聞いたことのない、けれども、
    美味しそうで食欲をそそる喫茶店が舞台の
    アンソロジー

    タイトルのとおり、
    読後に、ちょっと頑張ってみるかー!と
    少しの元気をくれる物語たちでした

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    2026年02月11日
  • ライオンのおやつ

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    この本を読んで死ぬとはそんなに怖いものではないんじゃないかと思えた。それまで自分は死ぬ時は苦しくてまだ生きていたい、この世を離れたくないと思うのではないかと考えていたが、この本を読み進めていくうちに死ぬこととは新たな旅の始まりなのではないかと思った。最後ホスピスのマドンナがよい旅を!という言葉を言っていた所はとてもポジティブに切り替わる瞬間だった。また死ぬことは人生でいちばんのオーガニズムだと言っていてそんな気持ちよく死ねたら最高だなと思った。最近おじいちゃんが亡くなりおじいちゃんはどんなことを思ってこの世を去っていったのか考えてみたが、体が不自由で辛いことが多かったのではないかと思うが、最後

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    2026年02月15日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    誰しもが当たり前に身に潜ます死にスポットライトを当てていて、色々と考えを改めされされた。
    本作では、入居者達が人生最後に食べたいおやつをリクエストし、みんなで食べるおやつの間なるものがある。自分ならとびっきり美味しいチーズケーキをあの人と食べたいなとか、臆病やから死の恐怖で、味がしないんじゃないかとか、普段自分の最後について考えることはあまりないが、この本を読んでいると自然に死に際について考えざるおえなかった。一番心に響いた文は「生きることは、誰かの光になること。」最後自分が天寿全うした時に、大切な人の光になれてたらいいなと沁み沁み思った。
    でもやっぱり死ぬのは怖い。

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    2026年02月08日
  • 小鳥とリムジン

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    これでもかと、子供の頃から不幸の連続。
    でも外からは理解されない。
    いつ死を選んでもおかしくなかった子が、
    幸せが何か少しずつ気がついていく。
    高校生、大学生くらいの子達にぜひ読んでもらいたいなぁと思った本。
    自分も含めた人の心と身体を大事に思い、優しい関係を作っていくことを考えさせられる。

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    2026年02月07日
  • ライオンのおやつ

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    この本に出会えてよかったと切実に思う。何気なく手に取った本。自分はこれからどう生きていこうか、同じくらいの年齢の主人公に惹かれながら、最後はずっと涙を流して読んできた。悲しい涙じゃない。とても素敵な涙を流しながら、心があったかくなるような、素晴らしい本だった

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    2026年02月06日
  • ライオンのおやつ

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    父に末期の癌が発覚した。
    家族が集められ,医師の話を聞く。
    すでに多くの臓器に転移が見られて,手の施しようのないことが素人目でも 分かる。
    父の「死」というものが急に現実的なものとしてやってくる。
    そんなとき3年前に読んだ本書を思い出し,すがるように再読した。
    調べてみると,著者の小川糸さんの母が癌で余命を宣告されたときに,母「死ぬのが怖い」と言っていたのを聞き,それがきっかけで本書を書き上げたとのこと。

    本書のストーリーは他に譲りますが,
    特に私に刺さったメッセージは,
    「いつか命が尽きるのだから,それまでは目いっぱい,この人生を味わおう」

    後半の百(もも)ちゃんのお話は号泣でした。

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    2026年02月03日
  • ライオンのおやつ

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    人は生きていると色んな出来事があります。
    嬉しい事だけじゃなく理不尽な事もたくさん
    「なんで私だけ…」と思い詰めて、生きている事を辛く感じる事もあります

    そんな時にこの本に出会って読んでみると、「生きる事」について本当に素敵で自分の心に刻みたいと思う言葉と沢山出会えました
    主人公と同年代な事もあって胸が締め付けられる部分も多かったですが、本当に素敵な一冊です
    生きる事がしんどいなと思った時に、何度でも読み返して自分の血肉にしたいです。
    これは死についての話でもありますが、読み終わった後は不思議と暗い気持ちにはなりませんでした
    不思議と暖かい気持ちになりました。

    この本は読書だからこそ得られ

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    2026年02月03日
  • ライオンのおやつ

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    仕事帰りの電車の中でこれ以上読んだら電車で泣いてる怪しい女になってしまうと思って一度本を閉じたのに、続きが気になってバスの中で読んでしまい、やはり引くほど泣いた。
    主人公が育ての父とその再婚相手に複雑な感情を抱いてしまう状況は理解できたから、最後に妹と対面するという流れでわたしはモヤモヤしてしまったけれど、死を覚悟している状況だとまた違う感情になるのかな?
    おやつは生きるうえで必ずしも必要なものではないけれど、おやつがあることで人生が豊かになるというのはすごく納得できた。
    温かい気持ちになれる本だったからまたいつか再読したい。

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    2026年02月03日
  • サーカスの夜に(新潮文庫)

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    ネタバレ

    サーカス。
    聞いただけで心躍る、それでいて少し不思議で陰を感じる単語だ。
    13歳から14歳という多感な時期に、少年はたった一人でサーカスにとびこんだ。本作ではサーカスという場をとってはいるが、少年の抱える葛藤や感動は普遍的なものだと思う。

    名前の付け方が絶妙で、トロ、ナットー(脳内で「ナ」にアクセントを置いていた)、クスクスなど、言われるまで食べ物の名前だとは気づかなかった。ソリャンカ、トリッパなども異国情緒が感じられていい名だ。

    ただ、一点。どこか遠い外国の、いつか分からない時代(たぶん昔)のお話だと思って読んでいたのに、急にランドセルが出てきて「え、日本!?」、次にスマホが出てきて「え

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    2026年02月02日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    終末期の患者たちの物語から、生きることへの希望を感じることができる。
    病に罹り死へと近づく中で、不安や怒り、悲しみを抱えながらも精一杯食べて寝て生きた主人公の姿に心が打たれ、涙が止まらなかった。
    その日を無事に過ごせることに感謝し、1日を大切に生きていきたいと思った。

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    2026年02月01日
  • つるかめ助産院

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    糸さんの小説はどの小説もそうですが、美しい情景が容易に想像できるように執筆されるから凄いです。また人と人の思いやりに満ちた繋がりに、読み終わりたくなかった一冊です。ストレスフルな現代社会だからこそ、現実逃避に読みたくなる処方箋のような本です。
    途中涙してしまうところもありますが、同じくらい声を出して笑ってしまうギャグも散りばめられていてこのバランスの良さも好きです
    あー、島ぐらし。楽ではないけど憧れるな、と思いました

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    2026年02月01日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    久しぶりに本を読みながら泣きました。
    生きていることが愛おしくなる作品。
    確かに最後は死が待っているけど、確かにハッピーエンドでした。


    「思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変えればあなたの人生は光り輝くことでしょう」
    負の感情に襲われて囚われることもあるけど、小さな幸せに気づければ人生は豊かになるんだと改めて思いました。

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    2026年01月31日
  • つるかめ助産院

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    じんわりと心があたたかくなった。まりあが、島で暮らしていくうちにどんどん明るくなっていく様子が丁寧に描かれていて、自分が微笑みながら読んでるのが分かった。島の景色も目に浮かぶようで、いいな、行ってみたいなと思った。へその緒の話、すごく良くて、人は必ず誰かと繋がっているんだと実感。
    さて、この物語、2012年にドラマ化されており、まりあが仲里依紗・鶴田亀子が余貴美子なんて、面白いに決まってるじゃん!!14年も前かぁ、はぁ、14年前に出会いたかった~

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    2026年01月30日
  • ライオンのおやつ

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    余命が分かっても、それを受け入れることは難しいのですね。私もきっと受け入れられない。そして食べ物のことなんて考えている余裕も無さそう。しかし、食べることとは生きること。最期に美味しい食べ物に思いを馳せるのは、とても素敵に思えました。
    私が最期に食べたいものはなんだろう?頭の片隅に置きながら、これからは大好きなスイーツを頬張りたいです。今のところ、オレンジのパウンドケーキが良いな!

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    2026年01月30日
  • ライオンのおやつ

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    話のまとまりが最後までいい意味でなく、この作品独特なふんわりとした空気感を創り出している。投げっぱなしのものは投げっぱなしで、何かの行動に深い理由もなく、その場で解決してしまう、という展開が続いたが、それもこの作品の醍醐味なのだと思う。ご飯の描写や天気の描写が全体的に暖かい色味を出しており、読んでいて心が小波立つこともなく、優しい気持ちにさせられるお話だった。
    人前で読んでいた関係上、終盤はずっと泣くのを我慢しながら読んでいた。
    大切な人、身近な人、家族を亡くした経験がある方は是非読んでほしい。この本はきっと正解の一つを教えてくれると思う。

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    2026年01月29日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さん、ライオンのおやつに続いて2作目。心があたたまる、けれど、、やっぱり悲しい。本作は後半まで美味しそうな料理と素敵なお話で、このまま幸せな気持ちで終わると思っていたのに…。おかんの病気からのエルメス、そして手紙。涙がこぼれ落ちそうになった。悲しい気持ちが強いまま終わってしまったので、巻末に短編小説がのっているんだけど、それは読まず、悲しみから顔を上げた倫子に私も便乗
    。さ、ご飯作ろう!

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    2026年01月28日