松岡圭祐のレビュー一覧
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ルパンが好きでたまらないのに作品中の不合理な行動が気になる、そんな松岡圭祐先生は弁護をしたくなり一冊の作品を仕上げるのだ
自分の疑問を明智小五郎に仮託して非難めいた突っ込みをするが次々と真実で遣り込めるルパンの言葉は世界中のフアンにとって福音であるw
「アルセーヌ・ルパンと明智小五郎(黄金仮面の秘密)」の中で、ルパンは日本にいる探偵が失われた我が子「ジャン」ではないかと来日をした―すんごいネタバレ―
黄金仮面が世間を賑わせていた、その正体はルパンだと江戸川乱歩は明智小五郎より聞いて作品としますが、明智の推理の途中経過でしかなく、実態は来日したルパンは二年前に黄金仮面の姿で大島不二子を救い恋心を -
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松岡圭祐『探偵の探偵 桐嶋颯太の鍵』角川文庫。
『探偵の探偵』のスピンオフ的な新シリーズの開幕。最初のシリーズでは紗崎玲奈が主人公だったが、本作では同じ調査会社『スマ・リサーチ』の桐嶋颯太が主人公を務めるようだ。第1作からアクセル全開の非常にスリリングな作品となっている。また、面白いことに『高校事変』が作中に描かれている。
ガールズバーでアルバイトをする女子大生の璃香は太客のスギナミベアリングの代表取締役・漆久保から執拗に付きまとい行為をされた挙げ句に力づくで愛人にされてしまう。
璃香は漆久保の弱味を握り、別れようと探偵を雇うが、漆久保は金に物を言わせ、悪徳探偵を雇い調査を妨害する。
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購入済み
世界を渡る作品
義和団についてから始まり豆知識の話しが多い。登場人物が実在している話しながら、裏取りした話しと矛盾するところなく書かれてあるので安心して読める。環境や状況が想像できるくらいに分かりやすく書かれてある。まだ上だけなので下の続きが読みたくなる作品だった。
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とりあえず、のっけから、なかなかの情報量
そういうことだったんですねって思っていたら
なんだか、急にヤクザたちの日常に・・・
あれ? なんか大筋の方向転換なん?っておもったら急に
ダイハードでミッション・インポッシブルな壮絶なバイオレンス・アクションが
怒涛の如く繰り広げられる、まさにまってました展開
予定通り水浸しで証拠隠滅、ホントこういうときに雨はいい
ブルース・ウィリス、トム・クルーズを可憐な女子高生に脳内変換して
エンターテイメントを楽しんだ後は
やるせない現実と、主人公の葛藤でしっとりと締めくくる
あぁ〜、なんてものを正月休みに読んでしまったんだ・・・
このままだと、今年一年、JKの -
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とにかくスピード感満載、低能なヤクザを殲滅していくのも、ある意味気分爽快。バイクアンションは頭の中でミッションインポッシブルのイーサン・ホークが頭の中で再現されます。映画化されたなら、誰なら主人公にピッタリなのか、どのように映像化されるのか、想像するだけでワクワクしました。
つくづく松岡圭祐は凄いと舌を巻きました。2では1の伏線を見事に回収しており、ここまで綿密にストーリーを考えていることに感嘆のみです。
ある意味、流れに身を任せ、ジェットコースターのように作品を楽しめれば良いと思います。これでシリーズが終わるとすれば残念です。次の作品にもとても期待しますし、待ちきれないです。 -
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復活や!
面白い!一気読み〜(^_^)v
主人公は、玲奈さんではなく、桐嶋さん!
まぁ、復活してくれただけでも嬉しい!
この人も、須磨さんの右腕だけあって、凄い…激しい…
バイオレンスや〜
相変わらず、「探偵の探偵」達は、激しい…
ガールズバーで働いていた女性からの依頼で、動く桐嶋。しかし、彼女は解決する前に殺されて…更に妹まで…
相手は、強面の大企業のシャチやけど、何か胡散臭い…
もう、ここからは、対探偵課のお仕事なんで、小市民的な動きでは、段々となくなっていく。
後半は、この強面らと戦争や!的な感じでガンガン進む。前主人公も登場し、大活躍。(この人らの大活躍は、ある意味、戦争とも言える。 -
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ネタバレ万能鑑定士シリーズの最後の作品。
シリーズ通しての敵であったコピアとの対決や小笠原との恋の行方などの決着と、ムンクの〈叫び〉に関わる謎という両輪が上手く回っていて、さらには最後の作品ということもあり他の作品からの客演や今までのシリーズに登場したキャラクターが再登場し物語がどんどん盛り上がっていくのがとても面白かったです。瀬戸内陸の登場は予想できていたものの、まさかの漢那先輩の登場には驚きました。推理劇Ⅱでのあの苦い結末からのこの展開はとても感動しました。そしてコピアとの決着は、まぁそうなるかなぁ、コピアだしなぁと思いつつもまさかの最後のあの行動はとても粋なことすると同時に本当に莉子に負けを認め -
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上巻を読んだあとすぐに読みました。
ほんとにもう最高です!!
教科書ではサラッと記載されてた義和団事件がこんなにも濃密で、大きな事件だったなんて知りませんでした。だからこそ、小説としてのこしていくことって偉大であり大切なことなんだなと思いました。もちろん脚色とかはしてるでしょうけど、それによって人の記憶に事件が残るのであればオールオッケーです!
下巻では櫻井伍長がどんどんどんどんカッコ良くなっていく様子が描かれていて、私はとても満足です。元々責任感のある人でしたが、戦争の経験や戦場においての人との関わりによって、あらゆるものを背負う人間となっていった姿がもう感動ものですよ!人のために行動で -
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ネタバレ松岡さんの小説は「探偵の探偵」シリーズを読んだことがあるのですが、話の盛り上がり・殺伐さの描き方が上手くて色んな意味でドキドキするなあと思いました。
今回「黄砂の籠城」では義和団の人たちがクリスチャンを襲う残虐でドキドキするシーンが最初の方に持ってこられたので、一気に世界に引き込まれました。怖い、でも見たい。そんなスリルを味わいながら読み進めました。
そしてエンタメ性はバッチリな中でも、それぞれの人物に対しての心情の変化などがとても良かったです。皆さんが感想で言及されているように、柴五郎さんは本当に立派な人ですね…。生き様がカッコ良すぎる。
加えて杉山さんも本当に素敵なお方。日本と中国が