名越康文のレビュー一覧

  • 続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。孤独も悪くない編

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    前作に続く2作目。
    ストレスのはけ口にされる
    気の進まない人間関係を続けている など
    前作と同様、自分に当てはまることがたくさんありました。モヤモヤすることに対して、考え方次第で心が楽になれたらいいなと思います。

    気持ちを切り替える時に読みたい本です。

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    2025年07月07日
  • 「鬼滅の刃」が教えてくれた 傷ついたまま生きるためのヒント

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    鬼滅の刃を精神科医が読むとこうなる。
    キャラについて、こういう性格じゃないかとか、ストーリーの考察とか。

    自分は深く考えて読んでなかったので、専門家のフィルターを通すとさらに視野が広がり面白いです。

    鬼について。鬼=悪。悪は幼稚性、未熟性。
    ぶつける側が受け止めてくれるだろうという
    甘えがある。鬼は強強だと思っていたからこの考え方は新鮮でした。脆いから強がるんですね。

    お館様が陽なら鬼舞辻無惨は陰。同じ家系から現れた負の存在と、それを消そうとする陽の存在。
    無惨を倒したあとも、完全に清いものに満たされるのではなく、また陰陽両方の存在がでてくるのかなーと思う。それがこの世の中の摂理だから。

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    2025年06月14日
  • これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本 HSPとトラウマのちがいを精神科医と語る

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    名越先生をYouTubeで知って、本を手に取ってみた。YouTubeの話ですが、名越先生のお話はとてもよいのだけど、周りの雑音や編集がされていないので、だらだらと単調な感じで、集中して見られないのが残念です。名編集者がいればいいのですが。

    本の方ですが、繊細さん気質とトラウマの違いの説明がわかりやすかったです。

    それからどんな人にでも当てはまると思うのですが、ゆるくやることが長く続くひけつだと思います。この前に読んだphaさんの「しないことリスト」と同じことを言っていると思うのですが、

    仕事しすぎたり何かやりすぎたりして、交感神経がずっと高ぶっている状態は危ない。たまに休息を入れて体を休

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    2025年06月10日
  • 仕事で折れない心のつくり方

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    大崩れしないために、かすかな体調の不調の際に目を向ける。これ、とても大事だと思います!
    ・なんだかイライラしている
    ・なかなか決められない
    ・話を盛りたくなってしまう
    こういう症状が出てきたら、自分をいたわってあげる。こまめなケアで、絶不調にならないようにする。


    【やってみようと思うこと】
    蹲踞(そんきょ)=つま先立ちでしゃがむ
    をして、心の状態を確認する。

    心の中の「湖の水位」を見る。
     よどんでる?きれい?深さはどのくらい?

    会社の人間関係が「家族化」していないかチェック(過剰反応)

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    2025年06月05日
  • ニホンという病

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    開いてみたら拍子抜け。私の好きなおじいちゃんとおじさんが楽しそうに会話した記録。タイトルを見て身構える必要は無い。

    養老さんの「生者必滅 会者定離」が沁みた。私の実家は多くの生き物を飼育している。そして生き物の「死」に無頓着だ。ネグレクトの意味ではない。死後は数日間お別れの時期を経て、土葬が基本だ。土の上に目印の石を置き、花を植える。これが常なのだ。そこに「死の壁」は無い。「生きとし生ける物は必ずいつか滅ぶ」のだ。この私の根底に流れる精神を言語化できずに批判されたこともある。「あまりにも無情すぎないか」と。昨今の人間は生き物を家族のように大切にする。まるで我が半身のように。それは好きにしてく

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    2025年04月30日
  • これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本 HSPとトラウマのちがいを精神科医と語る

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    こちらは対話形式の内容だったので解離や仏教にまで話が及んでいて、興味深かったです。自分はトラウマの影響もかなり大きいしHSPだけじゃなくさらに関連する参考になるお話が載っていて良かったです。

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    2025年03月05日
  • 別冊NHK100分de名著 果てしなき 石ノ森章太郎

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    暫く積ん読になっていた。NHKの放送後に纏められたテキストらしい。

    子供の頃、サイボーグ009は映画やテレビアニメで観ていた。最初のモノクロ版。サラサラっと描いたような描線が好きだった。

    小学生の時に読んだ「漫画の描き方」の竜神沼の解説で、暗い森の中のカブトムシの背光で少年の孤独感、白い百合で不思議な少女の気高さを現わしているとあり、マンガの表現手法にビックリしたことを覚えている。

    さるとびエっちゃんの編で、主人公の内面が見えない、善悪を等価に俯瞰しているの記述に納得。サイボーグ009の編でも善悪を混然一体としているとの記述もある。
    サイボーグ009が神との戦いの前で長い休載となり、その

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    2025年02月23日
  • これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本 HSPとトラウマのちがいを精神科医と語る

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    対話形式なので読みやすい。
    名越先生は仏教等にも見識が深いので話し言葉ではあるがたまに難しい文章もあった。
    難しいところは飛ばすのも◎
    武田先生の体験談からの知見を得ることもできるので良かった。

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    2024年12月10日
  • 「他人」の壁

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    好きな人同志の対談だから絶対面白いと思ったら、やっぱり面白かった作品。

    妻でさえ一生理解できないは笑った。

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    2024年09月25日
  • 価値観再生道場 本当の大人の作法

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    (2014/10/22)
    最近読むとはまる内田樹さん。一方妻はその弟子の名越康文さんを読みたいというので、二人が書いてるこの本を入手。
    しかし、、、なんだか違った。
    この橋口いくよさんって人も混ざっての鼎談。
    タイトルがテーマなのかと思いきや、そうでもない。
    広い意味ではそうだんだろうけど、、、
    テーマは言葉の持つ力、というところだろうか。暴力的でもあり、愛だったり、、、
    あげ足取りが印象的。

    それと、五七五の語感が記憶にもたらすパワー。
    全学連の正式名称が五七五でなかったら世の中が変わったのでは、という説は面白かった。

    全日本学生自治会総連合 ぜんにほん がくせいじちかい そうれんごう 

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    2024年09月04日
  • まんがでわかる 隣のサイコパス

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    以前、サイコパスと思わしき人物が得意先にいて一緒に仕事をせざるを得なかったが、本当に大変だった。そのため、非常に共感できる内容であった。マンガの事例を元に様々なパターンのサイコパスを解説していており、ためになる。結論、逃げるが勝ちですね。

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    2024年06月30日
  • ニホンという病

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    5章からなる対談集なんだけど、全編面白いわけではないのだけれど、面白い章はとことん面白かった。
    面白くないのは、お二人と司会役だけで話が完結してしまっているような感じがするところで、一言あるいは説明が一文あっても良いのになと思うところがついていけない感覚になる。
    ところが、何故だろう、南海トラフ地震が起きれば、明治維新や戦後のように日本が大きく変わるというテーマのときはやたら面白く読めたな。
    こういう人はこのお二人だけではなくもっと在野にも沢山いるのだろうから、もっともっと出てきて侃侃諤諤やれば良いのにとき思う。でもまあそれだけでは他力本願がすぎるので、自分でも何かできないかな、まずは田舎に移

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    2024年05月17日
  • まんがでわかる 隣のサイコパス

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    本書では、殺人のための殺人を繰り返す凶悪犯や反社会的行為に没頭するような強烈なキャラクターの持ち主ではなく、サイコパスの資質を有していても、犯罪者になることなく市井に生きている人々にフォーカスします。
    何食わぬ顔で一般社会に潜むサイコパスに見られがちな特徴を有する人物たちを まんがでわかりやすく紹介していきます。
    自分の前にいざサイコパスが現れたとき思わぬ痛手を負ってしまうことのないよう、その特徴や心理などについて詳しく解説します。
    特徴としては、外面が良過ぎて家族などには自己愛丸出しの素顔を見せる、自己の利益の為に良心の呵責なくウソを頻繁につく、共感性が欠如しているために感情表現が芝居がかっ

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    2024年04月05日
  • ニホンという病

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    南海トラフ地震が起きることを前提にどう生きたいか考えておくと良いよ、って、言われたら普通なんかオカルトっぽかったり防災っぽく聞こえるけど、
    そういうことじゃなくて、単に「起きることに対して捉われることなく生きれるように、何があってもある意味すがらず焦らず動じずで自分の大切だと思うことをやり続けたら良いよ」って言われた気がした。

    夏目漱石が、内発的と外発的の話を書いている。内発的ならどうなっても応用が効くし発展するが、外発的だと外から入ってきたものにいつも惑わされるということだから、なかなか前に進まない。by養老孟司

    何に自分を溶かしていくかを考えてみる=生きることを考えてみること。溶かすっ

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    2024年03月10日
  • 続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。孤独も悪くない編

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     SNSが普及している現代だからこそ、他人の言動が、目が、考えが非常に気になる、いや、気にしてしまうんではないかと思います。かく言う私もSNSで落ち込むことが多々あったと思います。でも考えてみてください。1年前の悩みを今覚えていますか? '2112/12 '2311/18

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    2023年12月30日
  • ニホンという病

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    解剖学の養老孟司さんと精神科医の名越康文さんの独特な対談。
    74歳の自然流な生き方をしている私には納得する事ばかりでした。
    明治維新以後、内発的な気概で行動を起こさない日本人・日本人社会、南海トラフ大地震で、ガラガラポンになったとき、しっかり対処できるための準備をしておけとのお言葉、しっかり心に据えておかなければなりません。
    馬鹿なテレビ、新聞から離れ、たまにはこんな会話に親しむというのもいいものです。

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    2023年12月03日
  • 続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。孤独も悪くない編

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    無印も続も 「なるほど…」 とか 「それな…」 とかなることがたくさん書かれていてためになりました。今後も目次を見てはその時悩んでる項目を開いて読み返したい本。

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    2023年10月16日
  • ニホンという病

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    未来の日本(著者の目)よりこちら(現在の日本)を解剖して見ればヤマイにかかっている。
    これから来るかも知れない困難に、今のままの都会人の日本人では生き抜けない。

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    2023年08月21日
  • 仕事で折れない心のつくり方

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    ネタバレ

    手に取った時の期待の50倍くらい良い本だった。著者は精神科医。心理学とは自分の弱さを知り、その弱さを抱えてどう生き抜いていくかの助けになるという立場から、いろいろなヒントを書いている。
    *だめな自分をありのままの自分として受け入れて、他人と協力、コラボレーションする道を模索する。
    *仕事で気分が乗らないとか、やりたくないという微妙な違和感を大切に、正確にキャッチできるようにする。そしてそれを回避したり、乗り越えたりを自分でコントロールできるようになる。それを重ねる事で、やりたいことが見えてくる。
    *不調のサイン イライラする、決められない、話を盛るなど。自分をモニタリングすること。
    →これはバ

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    2023年03月26日
  • どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義

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    タイトルがイイ!今まで散々考えてきた意味を仏教の視点からも考えてみようと思った。慈悲の心を持ちたい。

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    2023年01月07日