名越康文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ挑戦的なタイトルだけど、「なぜ」の答えは書いていない。
「なぜ」を言葉で考えるよりも、現実に取り組むことが必要であり、そのために仏教の「行」が役に立つという立場。
「僕たちの成長にブレーキをかけている原因の多くは、実は「言葉」に囚われることによってもたらされており、行というのは、その限界を破るきっかけをもたらしてくれる」(55頁)
「「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」という問いに対して、いくら言葉で「答え」らしきものを学んだとしても、それではかえって「現実」から遠ざかることになってしまう」(58頁)
「僕らが自意識を持っているがために、「未来の自分」と「今の自分」を同じ自分として認識してしまう……「今の自分」が満足していても、「未来の自分」が不満を覚えてしまう可能性……がある限り、僕らは決して心から安心することができません。過去についても同じです。……僕ら人間が「過去の自分」もまた、「今の自分」と同じ「自分」と捉えているから」(108頁)
「心を落ち着かせるためには、何よりも自意識の枠組みを取り払い、過去や未来に縛られない「今、ここ」に居続ける、ということが必要なのです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトル、なんでこうしたんだろう。子どもたちのことと言うより、社会のムード的な話が中心になってるから。日頃、思ってること・気になってることを言葉にしてくれたって感じの内容も多かった。
「コミュニケーション力」
言いたいことを一方的に発信するのがコミュニケーションじゃない。むしろ受信力が弱まってないか、と。察する力。非言語的なものも含めて、全体から感じ取る力はどこへ?
「要するに」「結局」と一言でまとめちゃう限定的な理解の横行。これをされると、話しているほうは本当に無力感に襲われる。
「外界を遮断」
自分に関係ないものは、見えない、聞こえない、意味がない。こうしなきゃやってられないようながしゃがしゃした社会ではあるけれど、でも。
人とのかかわり、社会とのつながり、そういうのが根本的に違ってきてるんだねぇ。