名越康文のレビュー一覧

  • 精神科医が教える 良質読書

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    この本の帯を見て、これは読まなければならない、と思いました。2003年に片道1時間半以上の通勤時間を利用して、読書を始めました。年間500冊を目標にして、ただ読む量を増やすことだけを考えていました、そして2007年に、読み放しではいけないと思い、大事だと思った箇所を書き出すようにしました。

    令和という新しい時代を迎えたいま、本当は目が見えにくくなってきて今までの読書を続けるのが難しいという事情があるのですが、今のままの読書スタイルで良いのかを考える時期かもしれません。

    この本に書いてある「読み方を変える」ことで今までの、量だけに頼った読書を変えるきっかけになれば良いなと思いました。

    以下

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    2019年05月06日
  • まんがでわかる 隣のサイコパス

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    概要
    ・世の中にいるサイコパスを分類し、具体例とともに紹介する本
    印象に残ったこと
    ・サイコパスは反社会性と向社会性がある
    ・向社会性サイコパスは、身の回りに潜んでいる
    ・先天性はサイコパス、後天性はソシオパス、ベースの自己中心的な考え方は共通
    思ったこと
    ・面白そうだから読んでみたら日常あるあるだった
    ・自分は常識人だと強く思っているほど非常識だったという例

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    2019年01月14日
  • まんがでわかる 隣のサイコパス

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    漫画で紹介されている事例が分かりやすかった。
    解説文章は、クセと考えの偏りを感じた。
    向社会性サイコパスという障害を初めて知った。

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    2018年11月21日
  • まんがでわかる 隣のサイコパス

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    しいたけ占いのしいたけさんが言及してた気がするので気になって。

    サイコパスとは、、

    自分は大丈夫?
    知らないうちに人を傷つけたり、してないだろうか。

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    2018年11月03日
  • どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義

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    タイトル買いをしたので、こんながっつり仏教だとは思わなかったんですが、前半は心にすっと入ってくるものがありました。

    この問いの答え。
    それは簡単に手にできるものじゃなくて、理論的に説明されても十分な答えとは言えない。

    人の言動の根本にあるものとか、そもそも論とか、興味深い部分も多かったです。

    どうせ死ぬのになぜ生きるのか。

    今の私に答えはわからない。

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    2018年03月17日
  • 毎日トクしている人の秘密

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    もっと深い内容かと思っていたけど読んでいるとエッセイぽく、なにかの雑誌に連載していたような記事を集めたものかと思っていたら最後にメルマガを加筆修正したものでした。
    心理、武道、気、宗教、思想など様々なジャンルのお話が散りばめられていて難しい内容かと思えば、いかんせんエッセイの感じなので浅い感じで終わっています。
    関心のあることには更に自分で勉強してみようと思うきっかけにはなりました。

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    2018年03月10日
  • 「他人」の壁

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    久しぶりの対談本。
    こういう本は単純に1冊で2人の意見が聞けるから面白い。
    あの人はいつも話が通じない。
    自分がなかなか理解されない。
    現代人はわかりたがろうとする。
    議論して通じるはずと思い込んでいる。
    前に読んだ友達幻想に似ているなと思いました。
    なんでも意味で満たすところがありますよね。
    最近家にテレビはないんですが、たまにどっか行った時についてるテレビからのニュースやワイドショーを見ていると感じるところはあります。
    トランプがまたこんなことを言っている。
    じゃあそもそもトランプがなんで大統領に選ばれたんだとか、選ばれたってことは今世の中の人はどういう考え方の人が多くて、何を求めようとし

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    2018年01月26日
  • 僕たちの居場所論

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    ネタバレ

    3人の対談として読むので軽くていい。
    会話の中で流れついていくいろいろな話題が面白い。
    以下印象に残ったことなど。
    ・グローバルという視点の元に、均一の基準で比べられる大学。
    個性や理念は問題にされず、
    数値化できるもので誰にでもわかるようにならされる。
    結果、ランクの低い大学を淘汰し、補助金を分配する対象を減らしていく。
    教えることがこんなに見下されているってなんだろうか。
    ・先生と言うのは誰にでもできるもの、という内田さんの言葉が印象的。
    能力のある人にしかできないものだったら、
    該当者がいないときに、子供は生きていくすべを学ぶことができず
    その集団は一代で滅んでしまう。
    ・自分の中の演算

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    2017年12月31日
  • 「他人」の壁

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    養老孟司さん、名越康文さんの対談集『他人の壁』

    「他人」をわかりたがる現代人。前提が違うのだからわからないのに、通じるはずだという思い込みがストレスになっている。というところから話が展開。

    なるほどと思いながらも、お二人のような達観した境地に至るのはまだまだ程遠いかなと。

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    2017年08月11日
  • どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義

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    表記の題名の解明が本文で説明されているかというと、いまいちピンとこない(大部分が仏教と瞑想の話に割かれているので)。ただ、驚いたのが、瞑想というのは、心を単に鎮めるものではないという著者の意見。瞑想は、スカッと心を明るく、心を光らすものだという主張。瞑想にそのような効果があるのかと驚いたし、新しい瞑想のとらえ方、あるいは、瞑想の活用の仕方だと思った。

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    2017年07月27日
  • どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義

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    初期仏教と真言密教を実践する著者の、仏教紹介本。ブッダとは異なる時代でのわかりやすさ・とっつきやすさが考慮されていると感じた。

    ・人を動かすのは本能レベルでの自発性
    ・真実をつかむためには「色眼鏡」を外す方法が必要

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    2017年06月21日
  • 図解 対人関係が一瞬で楽になる心の技術

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    ネタバレ

    内容は「自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン」と同様。
    補足的・おさらい的役割で読む分には、図(絵?)入で、パッと見て捉えやすくていい。

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    2016年12月04日
  • 僕たちの居場所論

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    個性的な三人の鼎談本。
    四方山話でまとまりがないが、ところどころにハッとしたり納得したりする箇所がある。あまり構えないで雑談を聞く感じで読む本だと思う。
    個人的には第3章の世界情勢の話などが面白かった。

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    2016年11月05日
  • 14歳の子を持つ親たちへ

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    東大の教育学の佐藤学先生が、小学校の教育現場で「自分の意見をはっきり言いましょう」ということを原理原則にしているけれども、これはおかしい、ということを言われていました。小学校の低学年の子が、自分の思いとか意見とかをはっきりした言葉で言えるはずがない。言葉に詰まってしまうとか、あるいは複雑な感情だったら語彙が追いつかないから黙ってしまうというのが小学生中学生にとっての「当たり前」なわけであって。ほんとうに感受性があって言葉を大切に扱う子は、口ごもって「シャイ」になるはずだって佐藤先生は言うんです。(内田)(p.52)

    1997年に神戸の酒鬼薔薇事件が起こってから、「男の子は産みたくない」という

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    2020年07月15日
  • どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義

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    前半は実生活に仏教をどのように活用できるかという流れ。それなりに納得できることも多く興味深く読み進めることができた。一方後半は徐々に宗教色が強まるとともにテーマがより壮大になり、直感的には理解しにくいように思われた。

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    2016年08月05日
  • どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義

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    ネタバレ

    挑戦的なタイトルだけど、「なぜ」の答えは書いていない。
    「なぜ」を言葉で考えるよりも、現実に取り組むことが必要であり、そのために仏教の「行」が役に立つという立場。

    「僕たちの成長にブレーキをかけている原因の多くは、実は「言葉」に囚われることによってもたらされており、行というのは、その限界を破るきっかけをもたらしてくれる」(55頁)

    「「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」という問いに対して、いくら言葉で「答え」らしきものを学んだとしても、それではかえって「現実」から遠ざかることになってしまう」(58頁)

    「僕らが自意識を持っているがために、「未来の自分」と「今の自分」を同じ自分として認識してし

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    2016年06月24日
  • どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義

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    どうせ死ぬのになぜ生きるのかに対する究極的な答えは与えておらず、それよりも、実践的な行を紹介してくださっています。

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    2016年04月21日
  • 価値観再生道場 本当の大人の作法

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    雑誌「ダ・ヴィンチ」での対談を書籍化した第二弾。三者三様のキャラクターで語る「大人の知的作法」。名越さんが終始興奮気味なのが微笑ましい。「ウチダ先生、こうですよね!?」みたいに食いつくと橋口さんが「それは、こういうこともありますよね」と落ち着いて受け、内田先生が「それはつまりね」と締める。あたたかい関係性が心地よい。いつもの内田節をちょっと軽やかに薄めた、ドリンカブルなライトビールのような一冊。とはいえしっかりとしたボディも感じます。

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    2015年10月27日
  • 14歳の子を持つ親たちへ

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    かなり前に購入したものの放置していたが、シルバーウィークを前に積ん読本がなくなったので手に取った。やっぱり内田樹先生はいいわー。思いは言葉で表しきれないとか、子供を完全には理解できないとか、するする身体に入ってきます。対談本のためか本を閉じたあとも心に残ることはなかったけれど、たまにはこんな本もいいんじゃないでしょうか。

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    2015年09月20日
  • 14歳の子を持つ親たちへ

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    「対談の主題は「14歳の子を持つ親たちへ」である。この主題を選んだのは、名越先生が思春期の子供たちを対象とするクリニックを開いていて、豊富な臨床事例をご存じであること、私もまた「子どもが日本社会の最弱の環であり、社会はそこからほころんでくる」という暗鬱な予見を有していることにもある」

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    2015年06月01日