凪良ゆうのレビュー一覧
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結婚という名の呪縛に苦しむ、女性たちの悲痛な嘆きを感じる作品だった。。
そんな中でも、一生懸命生きている女性たちの幸せを願わずにはいられない。。
「Beautiful Dreamer」
都会で派遣社員として働く、20代後半の花織。
主人公は自身の境遇や生活に対して愚痴もこぼさず、自分の置かれた状況で必死に闘っている。最初はなんて強い子だと思ったが、もちろん誰もが、そんな状況で耐え続けられるわけがない。
九州の田舎町に暮らすお父ちゃんとの会話での心の叫びには、なんと形容して良いのか、そんなに頑張らなくてもいいよ、と思う反面、そう片付けるのって無責任だよなとも。。
「小鳥たち」
16年の結婚 -
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【ひとこと感想】
やはり終末ものが好きだ。
死ぬ前の生きざまってすごく美しく見える。
【印象に残ったこと】
生きることってすごく大変なんだと改めて思う。
だからこそ、終末を迎えるとなったときにようやく正直に生きようとしてる。
背負うものがもうないから。
主人公も、主人公の母も、父も、彼女も。
でも私たちは生きていかないといけない。
終末はいつ来るかわからないけど、いつ来ても後悔しないように生きないと。
【考えたこと・感じたこと】
もし同じような世界になったとしたら、自分は愛する人に感謝と愛を伝えて、
ちゃんと死ぬまで行きたいと思う。どうせ死ぬんだからどうせ死ぬならそう死にたい。 -
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ネタバレ本屋さんを題材にした5人の作家さんたちの物語。
初めての作家さんの作品もあり、興味深く読んだ。短編の小説なので、読みやすかった。
印象に残ったのは凪良ゆうさんの『小鳥たち』
子どもは授からないかもしれないことを承知の上で結婚した夫。
それなのに他の女性との間に子どもができた、と言われ、離婚し書店を経営している実家に戻った主人公。
偶然会った同級生、書店の馴染みのご近所さんたちと繋がりができていく。
ある日離婚した夫がやってきて、慰謝料を減額してくれと言う。
その時にもし私と新しい家族、同時に溺れたら夫は私ではなく再婚相手や子どもに浮き輪を投げるのだろうと改めてショックを受けるが、同級生、馴染み -
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世間一般の「普通」とは違う愛の形がいくつも出てくる。
普通とは違うこと、型にハマらないことを強調するためだと思うけれど、描かれている「普通」が古くて少しモヤッたりもするけど、お話自体は好きです。
凪良ゆうはBLが好きで色々読んでいたんだけれど、文芸はこれが2冊目。うーん、BLと何かが違うようで、私はやっぱりBLの方が好きかなあ。
たぶん「女の人ってこうだよね」「夫婦なら」といった封建的な価値観がたくさん出てくるからだと思う。もちろん凪良ゆうがそういう価値観の持ち主ということではなくて、それを乗り越えた先の…とか、そういう人を露悪的に描いているようなところはあるんだけれども、なんというか、 -
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの過去作が気になり手に。
10年近く前に書かれた本書も、とても読みやすくスルスルと読めた。
やはり、経験したことのない状況にある人の気持ちを見事に代弁しているというか、よくここまでわかるなぁと驚く。
ただ、理解できない人の気持ちを共感できる程の描写かというと、近年の作品の方が上手かなと思う。
秘密がない人なんていない。
確かに、誰にも共感してもらえないと思うからこそ、秘密なのであって、そこはなかなか共感できなくて当然なのかもしれない。
亡き夫の幽霊と暮らしていることがうる波にとっての幸せ。
幸せの形はホントに人それぞれで、他人に迷惑をかけなければ、とやかく言われることではない