凪良ゆうのレビュー一覧

  • 星を編む

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    物語だけど物語じゃない。愛する人が死んだからって自分の人生は終わらないし、いつか不在に慣れて生きていく。それに罪悪感を持ったり寂しく感じることもあるけど、それが人間の強くて寂しいところで、だからこそ生きていけるのだなと、近しい人の死を思い出しながら読んだ。

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    2026年07月23日
  • 憎らしい彼  美しい彼2【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    今回の話もよかった!!
    平良を前にすると感情を掻き乱されてしまう清居が大変にかわいい。

    平良が刺された(と勘違いした)時、顔面を涙と鼻血と鼻水でぐちゃぐちゃにしながら取り乱すところが人間らしくて凄くよかった。

    ふたりともコンプレックスや仕事においての悩みを抱きながら生きていて、一緒にいることで最終的には良い方向に向かっていく様子が、読んでいて心温まった。

    凪良さんの作品は、ただありきたりなBLではなく、キャラがしっかりと立って「生きている」感じがして惹き込まれる。

    続編も楽しみに読みたい。

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    2026年07月22日
  • 本屋さんのある街で

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    続きは書店で:瀬尾まいこ
    歌うように生きて:一穂ミチ
    手に取って見てみろよ:坂木司
    小鳥たち:凪良ゆう
    見晴らし書店の一日:三浦しおん

    いろいろな本屋さん、いろいろな人たちにいろいろな事が起きる

    歩いて15分位の所に本屋さんが有ると嬉しいな

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    2026年07月21日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    後一ヶ月で地球が終わる、終焉系の小説。
    各章語り手が変わり、それぞれの視点で少しずつ終焉へ。
    一ヶ月というのが、短くなく、長くもなく、何とも言えない時間ですね。地震の後を見ると、一ヶ月だと現実も本作のような世界になりそうな気がして、考えさせられる。
    本書は語り手が変わるものの、3章迄と4章は大きく切替わり、どういったまとめ方にされるのか、気になって読み切りました。

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    2026年07月18日
  • 流浪の月

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    恋愛とは違う人間関係で、強く惹き付けられる間柄になる。事実と真実は同じもののはずだけど、社会で真実がつくられる。何気無い自分の一言で、周りの人を傷付けていないかを自問する機会になった。

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    2026年07月16日
  • 本屋さんのある街で

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    書店で目に留まって買った本。
    その書店は自宅の最寄駅のショッピングセンター内の大手書店。本に出てくるような個人書店はありません…

    本が好きで、本屋で過ごす時間も好きなので、
    タイトルで読んでみたくなります。
    5人の作家さん、どの方も初めて読みました。
    どれもとても良かった。
    特に一穂ミチさんの『歌うように生きて』は夢中で読みました。

    本屋さんのシステムも、経営が大変なのも初めて知りました。
    そう言えば私の田舎の本屋さんはほとんど閉店してしまいました。でも、この本を読むと無性に本屋で働いてみたくなる。地元に密着していて、常連さんが分かるような本屋さんが近くにあったらいいなぁと憧れます。
    私は

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    2026年07月16日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    東京行きを断念せざるを得なくなった後から
    更に引き込まれて止まらなくなった。
    第二章の環境の違う2人がすれ違っていく特に生々しい。(自分が地元から東京に引き込まれたというのもあって特に、、、)
    終わってからの余韻もすごい。

    親に地方から東京の大学に行かせてもらえたこと、
    自由に働けていることが幸せだと改めて気付く。

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    2026年07月16日
  • 美しい彼(6)

    n.

    購入済み

    平良の性格があんまり好きじゃないけど、清居があまりにも可愛くてたまりませんでした!平良といるからこその可愛さだしなーと癒されました。

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    2026年07月16日
  • 流浪の月

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    新しい世界を見せてくれた。普通の優しさが人を傷つけることがあるのだと知った。
    どうしようもなく救われない。二人はもはや救われたいとも思っていない。
    読みながら「どうしたら良かったのだろう?」と思ってしまう。良い悪いではない。事実と真実と解釈があって、それぞれの個人がいかようにも認知する(してしまう)。

    更紗の元彼氏が最後に、「俺の気持ちを話して何が悪い。更紗が仕事をクビになったのは更紗と会社の問題。」「おまえも自由に生きてるじゃないか。それぞれ自由に生きる権利があるんだからな。だから俺も自由にしていいだろう。それをおまえも認めろよ。みんなが自由に生きて、みんなの自由を尊重するために、みんなが

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    2026年07月15日
  • 神さまのビオトープ

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    ネタバレ

    幽霊と暮らしたっていいじゃないか、ロボと親友だっていいじゃないか、兄妹愛があっていいじゃないか。
    千花と金沢くんの話はちょっと共感できなかったけど、私が共感できなかったからと言ってその生き方を全否定することはできない。幸せの形は普通とか誰かが決めたものではなく人それぞれで、自分たちの幸せの形を望むのだから、他人のフィールドにも土足で入って行くなよ、というニュアンスを感じた。うる波は鹿野くんとの生活を異質と感じてるからこそ、境界を越えずに線引きが上手だった。鹿野くんは最後にうる波を異質から普通の世界へ戻そうとしたけど、異質のままでいる選択をしたのがよかった。うる波と鹿野くんが幸せならそれで良い。

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    2026年07月15日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    ネタバレ

    世界の終わりを目の前にして、少年は少女のために強くなり、
    父母は家族の当たり前を守るために血にまみれる。
    少女は最後まで家族のことで悩み、
    歌姫はその時まで歌を歌う。
    世界はーー善も悪も内包し、その時を待っている。

    絶望を前に希望はきらめく。


    江那家が好きです。
    世界滅亡という壮大なテーマを、ここまで身近に記すことが出来るのだなあ。
    Locoという非一般人を描くことで、更に身近に感じられる気がする。

    読めてよかった。

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    2026年07月15日
  • 流浪の月

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    物語自体はかなり非現実なんだけど、なぜか心理描写や表現一つ一つが刺さってしまう。
    序盤のこの表現がたまらなく刺さった。
    “お父さんとお母さんがやばい人でも、わたしはふたりが大好きで、やばいことになんの不都合も感じなかった。”

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    2026年07月11日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    ネタバレ

    なんだかんだで地球滅亡は嘘でハッピーエンドにならないかな、と願っていたけど全然無理だった。
    地球滅亡するとしたら自分は何をするかな、こんな人生の終わり方は嫌だけど自然には抗えないから仕方ない事だな、でも仕方ないで片付けられるかな、と思いながら読んだ。
    絶対に死が訪れるはずだけどいつか分からないから平和に暮らせてる。死ぬことがわかってから急いで自分の存在意義とかを見出そうとしたり性格が行動が変わって自分のこと好きになれたりするのがリアルだった。高橋優の明日から戦争が始まるみたいだが脳内BGMだった^_^

    世界中々絶滅しないだろうけど動物とかの絶滅危惧種とかはこんな気持ちだったりする?この本で神

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    2026年07月08日
  • 本屋さんのある街で

    ネタバレ 購入済み

    本屋(街の小さな)を巡る短編集。それぞれに面白かったが、一穂ミチさんの「歌うように生きて」が、特に心に残った。リウとルン(潤)の人生が、また交わりますように。なんてね。電子書籍を読みながら、思うとは(笑)

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    2026年07月04日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    突然始まった地球滅亡まで1ヶ月というカウントダウン。
    略奪、強姦、殺人、自殺、宗教に救いを求めるもの、、、
    その日が近づくにつれて街は悲惨な状況になっていく。
    もし、自分が友樹の立場だったら、残りの時間をどう過ごすか
    そんなことを考えながら読んでいた。

    友樹、信士、静香、雪絵、路子、この5人を中心に話が進んでいくんだけど
    雪絵の存在が疑似家族の魅力を引き出していた。
    友樹が雪絵を守り、静香が友樹と雪絵を守る、信士は家族全員を包み込むように守る
    そして、雪絵は家族の愛を知る。

    「人類滅亡」という避けられない結末が待っているのに
    どこか温かい、バッドエンドとは違う後味がある。

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    2026年07月03日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

    匿名

    購入済み

    共感できることも多く、一気に読み終えてしまいました。プロローグの内容が最後には全く違う物語に思えました。

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    2026年06月29日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    凪良ゆうさんは好きだけど、1ヶ月後、小惑星が地球に衝突するなんて、想像しただけで怖いので、購入するかしないか悩みました。

    怖いと感じる場面もたくさんありましたが、思っていたよりずっと温かい物語でした。
    これは読んで良かったです。

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    2026年06月27日
  • わたしの美しい庭

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    「ゴキブリが出たらイチゴの殺虫剤でぶち殺したいの。」p183

    「ああ、思いやりって想像力のことかもしれない。」p287

    「けど『俺が嫌なことはみんなも嫌』は、最初の考え方としてどうなんだろう。」p294


    それぞれの存在が、関わりが、互いに良いことになっている。そんな関係に私も身を置きたい。
    昔から私は「私が好きなものはみんなも好きなはず!」と根底で思っていて、でもそれは押し付けで、私が好きなものを好きでも嫌いでもいいよね、と心から思えるようになりたい。
    でも、統理が言うように思うことは自由なので、それを態度として押し付けないように、認め合うこと。

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    2026年06月27日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    全てがなくなる。

    一人だけがこの世からいなくなるのではなく、全員が滅びる。

    そんな現実を前にした時、人は今まで恥や恐れでできなかったことをするのだろうか。

    この物語は病気で余命を宣告されるような「自分だけがいなくなる」状況ではない。みんながみんな滅びるとわかっている世界だ。

    人は奪い合うのだろうか。作中では略奪や暴力も描かれる一方で、誰かを守ろうとする人もいる。

    読んでいて思ったのは、私たちは明日があると信じているからこそ、隠していることがあり、我慢していることがあり、できないことがあるのかもしれないということだ。

    世界中の誰もが「明日はない」と知った時、人はどうするのだろう。

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    2026年06月24日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    ネタバレ

    人類滅亡が報じられ、残された時間は一ヶ月。捉え方によっては長くも短くもある。
     それぞれの登場人物の視点から物語は進み、折り重なっていく。荒廃した世界の中、それぞれの苦しみを抱え、もがき苦しみ、変化していく。けれども、全てが好転するわけではなく、それぞれの罪や後悔を抱えていく。
     決してハッピーエンドではないが、残された最後まで命を輝かせ、各々の最後を全うする。
     一点、波光教が物語にもう少し絡んでくるかと思っていたが、そこまで絡まなかったことが残念。

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    2026年06月24日