凪良ゆうのレビュー一覧
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書店で目に留まって買った本。
その書店は自宅の最寄駅のショッピングセンター内の大手書店。本に出てくるような個人書店はありません…
本が好きで、本屋で過ごす時間も好きなので、
タイトルで読んでみたくなります。
5人の作家さん、どの方も初めて読みました。
どれもとても良かった。
特に一穂ミチさんの『歌うように生きて』は夢中で読みました。
本屋さんのシステムも、経営が大変なのも初めて知りました。
そう言えば私の田舎の本屋さんはほとんど閉店してしまいました。でも、この本を読むと無性に本屋で働いてみたくなる。地元に密着していて、常連さんが分かるような本屋さんが近くにあったらいいなぁと憧れます。
私は -
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新しい世界を見せてくれた。普通の優しさが人を傷つけることがあるのだと知った。
どうしようもなく救われない。二人はもはや救われたいとも思っていない。
読みながら「どうしたら良かったのだろう?」と思ってしまう。良い悪いではない。事実と真実と解釈があって、それぞれの個人がいかようにも認知する(してしまう)。
更紗の元彼氏が最後に、「俺の気持ちを話して何が悪い。更紗が仕事をクビになったのは更紗と会社の問題。」「おまえも自由に生きてるじゃないか。それぞれ自由に生きる権利があるんだからな。だから俺も自由にしていいだろう。それをおまえも認めろよ。みんなが自由に生きて、みんなの自由を尊重するために、みんなが -
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ネタバレ幽霊と暮らしたっていいじゃないか、ロボと親友だっていいじゃないか、兄妹愛があっていいじゃないか。
千花と金沢くんの話はちょっと共感できなかったけど、私が共感できなかったからと言ってその生き方を全否定することはできない。幸せの形は普通とか誰かが決めたものではなく人それぞれで、自分たちの幸せの形を望むのだから、他人のフィールドにも土足で入って行くなよ、というニュアンスを感じた。うる波は鹿野くんとの生活を異質と感じてるからこそ、境界を越えずに線引きが上手だった。鹿野くんは最後にうる波を異質から普通の世界へ戻そうとしたけど、異質のままでいる選択をしたのがよかった。うる波と鹿野くんが幸せならそれで良い。 -
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ネタバレなんだかんだで地球滅亡は嘘でハッピーエンドにならないかな、と願っていたけど全然無理だった。
地球滅亡するとしたら自分は何をするかな、こんな人生の終わり方は嫌だけど自然には抗えないから仕方ない事だな、でも仕方ないで片付けられるかな、と思いながら読んだ。
絶対に死が訪れるはずだけどいつか分からないから平和に暮らせてる。死ぬことがわかってから急いで自分の存在意義とかを見出そうとしたり性格が行動が変わって自分のこと好きになれたりするのがリアルだった。高橋優の明日から戦争が始まるみたいだが脳内BGMだった^_^
世界中々絶滅しないだろうけど動物とかの絶滅危惧種とかはこんな気持ちだったりする?この本で神 -
ネタバレ 購入済み
本屋(街の小さな)を巡る短編集。それぞれに面白かったが、一穂ミチさんの「歌うように生きて」が、特に心に残った。リウとルン(潤)の人生が、また交わりますように。なんてね。電子書籍を読みながら、思うとは(笑)
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突然始まった地球滅亡まで1ヶ月というカウントダウン。
略奪、強姦、殺人、自殺、宗教に救いを求めるもの、、、
その日が近づくにつれて街は悲惨な状況になっていく。
もし、自分が友樹の立場だったら、残りの時間をどう過ごすか
そんなことを考えながら読んでいた。
友樹、信士、静香、雪絵、路子、この5人を中心に話が進んでいくんだけど
雪絵の存在が疑似家族の魅力を引き出していた。
友樹が雪絵を守り、静香が友樹と雪絵を守る、信士は家族全員を包み込むように守る
そして、雪絵は家族の愛を知る。
「人類滅亡」という避けられない結末が待っているのに
どこか温かい、バッドエンドとは違う後味がある。 -
Posted by ブクログ
「ゴキブリが出たらイチゴの殺虫剤でぶち殺したいの。」p183
「ああ、思いやりって想像力のことかもしれない。」p287
「けど『俺が嫌なことはみんなも嫌』は、最初の考え方としてどうなんだろう。」p294
それぞれの存在が、関わりが、互いに良いことになっている。そんな関係に私も身を置きたい。
昔から私は「私が好きなものはみんなも好きなはず!」と根底で思っていて、でもそれは押し付けで、私が好きなものを好きでも嫌いでもいいよね、と心から思えるようになりたい。
でも、統理が言うように思うことは自由なので、それを態度として押し付けないように、認め合うこと。
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Posted by ブクログ
全てがなくなる。
一人だけがこの世からいなくなるのではなく、全員が滅びる。
そんな現実を前にした時、人は今まで恥や恐れでできなかったことをするのだろうか。
この物語は病気で余命を宣告されるような「自分だけがいなくなる」状況ではない。みんながみんな滅びるとわかっている世界だ。
人は奪い合うのだろうか。作中では略奪や暴力も描かれる一方で、誰かを守ろうとする人もいる。
読んでいて思ったのは、私たちは明日があると信じているからこそ、隠していることがあり、我慢していることがあり、できないことがあるのかもしれないということだ。
世界中の誰もが「明日はない」と知った時、人はどうするのだろう。