凪良ゆうのレビュー一覧

  • すみれ荘ファミリア

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    ネタバレ

    主人公が生き別れの弟と事故で再会するところから始まり、すみれ荘ファミリアの住人たちの生活、そして弟芥との関係性の変化を描いた物語。PMSに悩まされながらも自分なりに生きていこうとする女の子だったり、現実を見つめながらも頭の片隅で夢を忘れられない男の子だったり、愛故に毒を飲ませ続けた女の人だったり。
    印象に残っているのは、その女の人が教会で祈っているシーン。教会で祈るってそれ以上でもそれ以下でもないと思っていたけど、この描写を見て、祈るって外界をシャットアウトして自分とだけ対話する時間を作るためのものなんだなって初めて知った。
    個人的には、自分のどうしようもない体調不良を抱えながらも頑張って社会

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    2026年05月14日
  • わたしの美しい庭

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    「事実というものは存在しません。存在するのは解釈だけです。」というニーチェの言葉が妙にささった。統理が百音に話すからすごく深い意味があるように思う。なんだか基準は自分で良いとも感じる。それぞれが自分の芯をわかって受け入れる姿勢が美しいなぁと思えた。
    この本は「ぜひ読んで欲しい!」とオススメされていた本だったが、読んでみて良かった。美しい屋上庭園と悪縁を切ってくれる縁切り寺に行ってお茶をしてお祓いをしてほしい。

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    2026年05月14日
  • 美しい彼【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    ゆうせいくんの顔が好きで、それ目当てでドラマ見てたので、登場人物のキャラクターとか話の大筋は知ってたけど、やっぱりいいな〜2人可愛いな〜と♡
    それにしても平良がキモすぎて笑
    あとがきの「気持ち悪い攻めが好きです。」に笑ってしまった。ドラマの数倍キモくないか???
    キモいけど熱烈な一途さに絆されていく清居がとても良かったです!!
    ドラマ見直そうかな〜!

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    2026年05月13日
  • わたしの美しい庭

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    ネタバレ

    登場人物みんな好きだったな〜
    特に百音ちゃん、小学生らしい可愛さに大人に負けない思慮深さを持った凄い子だな〜かわいい
    気持ちよく読めた良い本だった。
    凪良ゆうさんの言葉好きだなハマりそう…

    わたしは不幸かもしれない。
    わたしはかわいそうかもしれない。
    けれどわたしの中には、たった一度の雷鳴が今も響いている。
    誰かに証す必要なんてなく、わたしはわたしを生きていけばいい。

    理解できないならできないで仕方ない。だったら黙って通り過ぎればいいんだ。なのに、わざわざ声をかけて、言い訳して許されることで自分たちが安心したいんだろう。けど良心の呵責はお前らの荷物だよ。人を傷つけるなら、それくらいは自分で

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    2026年05月12日
  • interlude 美しい彼番外編集

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    美しい彼シリーズ、読破!!!
    本編の裏話でキャラへの愛がどんどん深まる。個人的には小山の腹黒い一面が見られたことにとても満足。人間味が可愛いらしいキャラクターだと思った。

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    2026年05月11日
  • すみれ荘ファミリア

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    管理人とそこに住む下宿人との穏やかな日常の生活の話かと思いきや全然違ってました。
    でも優しさや温かいさも感じるお話。
    どの登場人物も丸ではなくどこかいびつで歪みがある人達。
    ちょっと怖さを感じたりしながら、でもそうしてしまう気持ちもどこかわかってしまう自分がいる。
    読みながら歪さを持っていない人など私も含めて果たしているのだろうか思う。


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    2026年05月11日
  • ニューワールド 凪良ゆうの世界

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    凪良ゆうさんの対談集
    町田そのこさん、山本文緒さん、榎田尤利さん、ヤマシタトモコさんといった同業者(小説家、BL作家など)との対談が多く収録されている。

    クリエーター同士の気やすさからか、小説そのものよりも、普段あまり触れられない製作の裏側のお話しが割と明け透けに語られているように思う。

    出版社からの執筆依頼の話(出版社毎にカラーが出る)だったり、時代によって移り変わるテーマだったり、BL特有の約束事だったりと興味深い話も多く、実際、僕の「読書メモ」と「気になったフレーズ」欄も情報満杯なのですが、それを書いてしまうとかなりのネタバレになるので控えます。
    「対談」の中では凪良さんが自分の作品

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    2026年05月06日
  • 神さまのビオトープ

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    あらすじをよく読んでなかったので、序盤の設定に「え、幽霊いるの?」となりました。それでも単なるファンタジーなお話にならないのが、凪良ゆうさんの作品らしさだなと引き込まれた。

    『わたしは幸せだけれど、この幸せは理解されにくい形をしている。多くの人たちは異質なものを、受け入れないし、幸せすら定型にはめたがる。…「結婚しないの?」「子供はまだ?」「女なのにいつまで仕事をするの?」自分の常識からはみ出す人に、心配という大義名分で気軽に引っ掻き傷をつける人がいる。言ったほうには悪意がないから余計にタチが悪い。-植物性ロミオ-』

    登場した人物たちは、人生で実際には出会わない稀有な存在かもしれないけど、

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    2026年04月30日
  • 神さまのビオトープ

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    悲しい境遇だが周りの人達を通して、
    自分の生き方に「自信」と「幸福」を見出す。
    あくまで他人の「決めつけ」「憶測」で
    傷つけられる事を良しとしない。

    【わたしの美しい庭】や【流浪の月】と
    通ずるような思いを感じました。

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    2026年04月29日
  • おやすみなさい、また明日

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    ネタバレ

    凪良ゆうさんの作品は、読む手が止まらない。

    内容

    遠藤告美(つぐみ)主人公
    9年付き添った彼氏に、子供が欲しくなったと急に別れを告げられる

    荒野朔太郎
    ある日事故で頭を打ってから健忘の症状が
    今までなんなら全てをこなせていたからこそ自分の今の状況に受け入れられず前に進めずにいた。

    そんな2人が出会い、互いに思いあっているにも関わらず長い年月を別々に過ごし、巡り合い、やがてお互いの気持ちに素直になる時が来る。

    歳をとった後のとこまで書かれていて、良かった。

    ♡印象に残ったフレーズ

    ⭐️9年間、ずっとそこにあった指輪がないことにまだ慣れない⇨指輪をつけるようになってそんな無理!!って

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    2026年04月28日
  • 神さまのビオトープ

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    ネタバレ

    うる波と鹿野くんの話がひたすら続くわけではなくて、後輩、絵画教室の生徒など周りの人間に順に焦点を当てていく。
    1つ1つの話はわりと重たいテーマなのにどこかほのぼのした雰囲気があるのは鹿野くんという異質な存在が当たり前にいるエブリデイ・マジックだからか。周囲のいろんな形の恋愛、友情を知り、自分はこれでいいんだと納得する。それでもエピローグのうる波には不安や葛藤があって切なかった。2人が納得するその日まで2人の秘密の暮らしが続きますように。

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    2026年04月26日
  • わたしの美しい庭

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    少女マンガみたい美しいお話し。ところで、独身男性が5歳の女の子を、引き取れるものなの?前に調べたけど、児相は年とってない健康な夫婦しか養子を認めてなかったが。室井慎次は絶対に子供を何人も預かれないハズなのだ。別れた妻の子ならOKなの?なんか足長おじさんみたく自分の理想の女性とか、自分の思い通りになる少女とか育てそう。しかし、このお話しのトーリくんはそんなことはしない。たぶん。さわやかな読後感の佳作でございます。

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    2026年04月25日
  • 薔薇色じゃない

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    大学生同士での、出会いから共に暮らし、破局を迎えながらも、友人として長く付き合い様々な葛藤を超えて、人として、成長し苦しみを経験したからこそ、迎える恋の顛末。時間だけでなく、自分を見つめ苦悩したからこその幸せ。

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    2026年04月24日
  • 汝、星のごとく(3)

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    ネタバレ

    切なくて苦しくて、とってもしんどかったけど
    ラストにやっと息ができた。

    結婚という名の「互助会」
    北原先生が、北原親子がいてくれて本当に良かった。

    愛は「尊い」「地球を救う」という世界の中で
    わたしたちの愛は
    なにひとつ
    救ってはくれない

    っていう思いから

    でも北原先生の
    「正しさなど誰にもわからないんです
    だからきみももう 捨ててしまいなさい」
    の言葉を噛み締めて

    「わたしは 愛する男のために人生を誤りたい」

    になるまでがグッときた。

    生きるって大変だけど尊い。
    暁海ちゃんも北原先生親子もみんなが
    健やかに息ができるようなこれからを送って欲しいと
    願わずにはいられない。

    原作

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    2026年04月23日
  • 汝、星のごとく(2)

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    ネタバレ

    しんどい。
    暁海がしんどすぎる。
    どこにも逃げ場がなさすぎる。
    なのに踏ん張ってるの本当にえらいよ、暁海ちゃん。

    櫂に関してもしんどいっちゃあしんどいけど
    浮気してるやつにでも暁海は一番の心の拠り所とか言われたところで
    何を言ってるんだにしかならないのだけれど(辛辣
    尚人くんの事情が辛すぎる。

    ずっと読んでて苦しかったところからの
    北原先生からのプロポーズ。
    だから…あの始まりだったのかな…?と思わせる終わり方。

    少しは救いはあるのだろうか。

    0
    2026年04月22日
  • 汝、星のごとく(1)

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    ネタバレ

    原作単行本も文庫も続編の星を編むも
    全部購入してあるけど積読になっていて(いつものこと)
    よし!読もうと思ったタイミングでコミカライズが完結したので
    まずはコミカライズから読みます。
    (ので以下、感想は原作内容わかっておりません)

    風光明媚な小さな島が舞台。
    自然があってのどかな島…
    だからこそ噂は一瞬で駆け巡り 個人情報なんてものは
    存在しないのではないかっていうぐらい
    島中の人の目がある、小さな街の閉塞感。
    そんな街で親の都合に振り回されてきた高校生の暁海と櫂の物語。

    冒頭モノローグからどういうこと!?って
    掴まれて気になりすぎるまま、
    主人公が高校時代に場面転換するので、
    まだモノロ

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    2026年04月21日
  • ショートケーキの苺にはさわらないで

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    新しい角度で、描かれた愛の物語。とうとうSFの新境地へ。

    時はドールと呼ばれるアンドロイドが一般社会に、相応な価格で販売普及する時代。

    家事用ドール
    工業用ドール
    そして、性愛用ドール

    だが、戦争は未だあちこちで頻発。
    戦況の変化で、生身の人間よりドールを戦わせる為に政府は、接収はじめる。

    人間とアンドロイドの間の、愛の生活は違法となり、警察に追われ。

    現代と、違わない諸問題。時代が違っても、悩み問題点は変わらない。

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    2026年04月18日
  • 恋愛前夜

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    片親の二人が偶然暮らす安価な集合住宅の隣同士。家庭内暴力、イジメ。
    様々な出来事を通し、互いに唯一無二の存在に。だが、片方は恋愛対象として。

    離れ離れな一年半、再会は苦い。
    漫画家と言う集団の、中での人間模様も、興味深い。

    BLの恋愛は、異性間より切ない。若ければ若いほど、自身の心さえ勘違いも。

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    2026年04月17日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    城平京がベスト作品だなあと読み進めたラストの芦沢央

    やられました
    タイトルも見事です

    やられた系ミステリーが好きな自分には100点満点の星5!

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    2026年04月12日
  • 新装版 積木の恋

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    初めての凪良ゆうさんのBL作品。
    やっぱり一貫して人の柔らかいところというか、突いてほしくないなあと思うような弱さに真正面からぶつかってくるところがあって、BLだろうが文芸だろうが、登場人物が辛い時には辛いし、嬉しい時にはこっちまで嬉しくなった。

    設定は多分恋愛モノでよくある「最初は全然好きじゃなかったヤツに気づいたら恋してた」っていうパターンで、こっからどう膨らむんかなあと思ってたけど、まあまあ重いシーンもあって。
    冒頭の蓮のお隣さんに住むガリガリに痩せた子どもの出てくるシーンとか、うわぁってなったもんなぁ。。

    でも普通に面白かったし、楽しめたのでやっぱり他の作品も機会があれば読んでみた

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    2026年04月06日