凪良ゆうのレビュー一覧
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ネタバレ流浪の月を読んで、事件の真相と真実はその当事者にしか分からない部分もあるのだろうなと思いました。
幼い更紗の自由な考え方や過ごし方は穏やかな風を運んでくれるようなキラキラした日常で、
そんな家族と過ごせるだなんて羨ましいなあと思ったりして。
更紗と文の周りの人たちが抱く感情を私はあんまり、どうしてこんなに人の言ったことをそのまま受け止めないのだろうって思ってしまって。
だから途中は割と辛く、当事者たちがおかしい、洗脳されているだなんて簡単に言えてしまう。
私だったら更紗の言ったことを信じたいのに、世を騒がせた事件の概要を知ってその被害者への目線も変わってしまう。
これって意外と人に興味があ -
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ネタバレ主人公が生き別れの弟と事故で再会するところから始まり、すみれ荘ファミリアの住人たちの生活、そして弟芥との関係性の変化を描いた物語。PMSに悩まされながらも自分なりに生きていこうとする女の子だったり、現実を見つめながらも頭の片隅で夢を忘れられない男の子だったり、愛故に毒を飲ませ続けた女の人だったり。
印象に残っているのは、その女の人が教会で祈っているシーン。教会で祈るってそれ以上でもそれ以下でもないと思っていたけど、この描写を見て、祈るって外界をシャットアウトして自分とだけ対話する時間を作るためのものなんだなって初めて知った。
個人的には、自分のどうしようもない体調不良を抱えながらも頑張って社会 -
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面白かった。凪良さんの作品は心情描写が多くグイグイ引き込まれる。北原先生、二階堂さん、植木さんにこんな背景があったなんて。
北原先生は一貫していると言うか、あの諭せる良識は良識の歪みからきてるんだなと思った。誰もがどんな善なる行為をしてもその周りにいる人たちによって幸せにも不幸にもなり得る、その入り組んだ感覚がすごく好き。
編集者の話も良かった。戦友感あって、櫂の喪失感を抱えながらもそれを未来に押し出していく力強さを感じられた。
そして、暁海の話。もうほんとによかった。櫂との愛情、北原先生との愛情、それぞれとの愛の形を周りの喧騒から離れて名付けては遠のいてを繰り返す人生譚はやっぱりすごく心に染 -
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ネタバレ登場人物みんな好きだったな〜
特に百音ちゃん、小学生らしい可愛さに大人に負けない思慮深さを持った凄い子だな〜かわいい
気持ちよく読めた良い本だった。
凪良ゆうさんの言葉好きだなハマりそう…
わたしは不幸かもしれない。
わたしはかわいそうかもしれない。
けれどわたしの中には、たった一度の雷鳴が今も響いている。
誰かに証す必要なんてなく、わたしはわたしを生きていけばいい。
理解できないならできないで仕方ない。だったら黙って通り過ぎればいいんだ。なのに、わざわざ声をかけて、言い訳して許されることで自分たちが安心したいんだろう。けど良心の呵責はお前らの荷物だよ。人を傷つけるなら、それくらいは自分で -
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初めて完全にaudibleでのみ、体感した作品でした。
私は視覚優で、人物の名前の漢字などがものすごく気になる(印象に残る)タイプなので、GoogleのAIなどで登場人物のことを文字情報で追いつつ、聴きました。
青子の告白と、央二の告白は、ものすごいエピソードだったと感じました。青子が愛されることに飢えていて、その背景からいちごくんのことが好きになり、姉と結婚してしまった彼に自分のそばにいてほしいから、彼の身体に合わない飲み物を調合して作るだなんて、その執念深さを描いた凪良ゆうさんに感銘を受けました。
央二も央二で、まさかお父さんをすぐに亡くして、養護施設で育ち、その過程であらゆる感情を失って -
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凪良ゆうさんの対談集
町田そのこさん、山本文緒さん、榎田尤利さん、ヤマシタトモコさんといった同業者(小説家、BL作家など)との対談が多く収録されている。
クリエーター同士の気やすさからか、小説そのものよりも、普段あまり触れられない製作の裏側のお話しが割と明け透けに語られているように思う。
出版社からの執筆依頼の話(出版社毎にカラーが出る)だったり、時代によって移り変わるテーマだったり、BL特有の約束事だったりと興味深い話も多く、実際、僕の「読書メモ」と「気になったフレーズ」欄も情報満杯なのですが、それを書いてしまうとかなりのネタバレになるので控えます。
「対談」の中では凪良さんが自分の作品 -
Posted by ブクログ
あらすじをよく読んでなかったので、序盤の設定に「え、幽霊いるの?」となりました。それでも単なるファンタジーなお話にならないのが、凪良ゆうさんの作品らしさだなと引き込まれた。
『わたしは幸せだけれど、この幸せは理解されにくい形をしている。多くの人たちは異質なものを、受け入れないし、幸せすら定型にはめたがる。…「結婚しないの?」「子供はまだ?」…「女なのにいつまで仕事をするの」…自分の常識からはみ出す人に、心配という大義名分で気軽に引っ掻き傷をつける人がいる。言ったほうには悪意がないから余計にタチが悪い。-植物性ロミオ-』
登場した人物たちは、人生で実際には出会わない稀有な存在かもしれないけど