凪良ゆうのレビュー一覧
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ネタバレ⚫︎感想
命が無くなるその前に、人は自分の生きてきた過去と今を真剣に見つめ直す。その時寄り添いたいと思う人がいることの幸せに思いを馳せる。やはり孤独は人の心を殺すのだ。
⚫︎本概要より
「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。
なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」
「一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」。学校でいじめを受ける友樹、人を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。そして――荒廃していく世界の中で、人生をうまく生きられなかった人びとは、最期の時までをどう過ごすのか。滅びゆく運命の中で、幸せについて問う傑作。
⚫︎内容について
最初から引 -
Posted by ブクログ
ネタバレ凪良ゆう先生ほんっと大好き……ありえないくらい美しい感情の描写。。
優しい物語でした……。
愛には色んな形があっていいよね。
個人的に好きだったのは
・愛することはそれだけで不平等をうむ
・そもそも私たちの起源ですらよくわかってないのに新たな可能性を否定することはどうか
・神はこえられるような試練を与えるっていうけどそれは、苦しみをかかえる人を救うための人が作った方便。苦痛のない人だっている。苦痛は成長を促すこともあるかもしれないけど、丸い円を歪ませてしまう。それを芸術だと思うかもしれないけど、歪んだ方はたまったもんゃない。
みたいな……
うろ覚えですが。 -
Posted by ブクログ
1か月後に地球が滅亡する。
自分の「死」のタイムリミットを思い知らされた時、あなたはどう生きますか?と問われる作品。
今まで大切だと思っていたものは、「死」の前では価値がなくなる。
地位も名誉も、お金も法律さえもが意味を持たなくなる。
あなたがもし死に至る病を宣告され、「あと1か月の命」と宣告されたときを想像させる。
今をどうやって過ごすか、誰と過ごすか、あなたならどうする?と問われる。
内容は、
いじめられている高校生の友樹の話から始まり、片思いの雪絵、元ヤンキーの母親、人殺しのヤクザが殺伐とした環境の中、章を経るごとに様々な人間関係、おもいが繋がっていく。
生きることに「正解」などはな -
Posted by ブクログ
汝、星の如くのその後。最終章、波を渡るがまさに続編で汝の世界観を思い出す。余韻でジーンときた。
謎めいていた先生の真相、植木さん二階堂さん櫂と関わった出版関係者が漫画と小説を復刻を目指し奔走する姿、櫂を亡くしてからの暁海のその後、、58歳まで描かれており人生はずっと続いていく。
暁海と先生の関係がすごく素敵。
明日美さんの子、結、セレーナと紡がれていく過程、子がほしいと感じた先生、歳をとると思いや考えも変わる。
櫂は煌めく花火で先生は海だった。
いつか命が尽きてもこの海に還れるのなら怖くない。
理想の旦那って現代的な女にとって都合の良い男。それは社会性を前提としたこうあるべきって表 -
Posted by ブクログ
汝星の如くの続編。続編というよりもあの時の中、その後でそれぞれの登場人物がどのような思いで生きていたのかがひしひしと伝わる本だった。家族とは血のつながりだけでは表せない「つながり」がある。色んな経緯があって思いがあって形となっている。お互いが思い合い大切に思い続ける素晴らしさを感じた。それは亡くなった人にも感じる思いだと思う。この世界にはいなくても心の中には居続ける。いない生活が当たり前になっても毎年花火を見るとあの夏に戻ってしまう。そんな暁海の手をどんな時も話さず握ってくれていた北原先生との関係は他人が慮ることはできない2人にしかない絆や愛情であると感じた。お互いがお互いを思い合いいつも言葉