凪良ゆうのレビュー一覧
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「汝、星の如く」の続編ということで、本当は文庫で読めないかなと思っていましたが、気になりすぎて単庫本を購入。
3つの短編からなっているので、比較的読みやすいです。
続編の中心は暁海と北原先生のその後の関係。北原先生の過去編、櫂が書き残した「汝、星の如く」の未来編、そして夫婦(暁海と北原先生)の未来編という構成。
北原先生が暁海と櫂を支え続けたのは、自身の後悔(同じ失敗を経験した)からだと思ってましたが、本当は誰よりも愛に飢えていて、尊んでいたからこそだったのかなと思い直しました。
個人的には二階堂さんのストーリーが面白かったです。
全体を通して、愛とは何か、それぞれに愛のかたちがあり、必ずしも -
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ネタバレ凪良ゆうさんの作品は、読む手が止まらない。
内容
遠藤告美(つぐみ)主人公
9年付き添った彼氏に、子供が欲しくなったと急に別れを告げられる
荒野朔太郎
ある日事故で頭を打ってから健忘の症状が
今までなんなら全てをこなせていたからこそ自分の今の状況に受け入れられず前に進めずにいた。
そんな2人が出会い、互いに思いあっているにも関わらず長い年月を別々に過ごし、巡り合い、やがてお互いの気持ちに素直になる時が来る。
歳をとった後のとこまで書かれていて、良かった。
♡印象に残ったフレーズ
⭐️9年間、ずっとそこにあった指輪がないことにまだ慣れない⇨指輪をつけるようになってそんな無理!!って -
Posted by ブクログ
ネタバレ「普通」の恋愛や結婚ができない人たちというテーマにおいて、朝井リョウの「正欲」を思い出した。どちらも好きだけど、流浪の月の方が物語としての抑揚があり、辛いところはよりつらく、感情が昂るところはより昂った。これぞ小説という気もするけど、ちょっと登場人物達があまりにも優しすぎるので本当にこんな人いるかな‥という気もしてくる。でも物語としてとても楽しめた。
特に終盤で更紗の一文で特に刺さったところがあった。「口にも態度にも出さないだけで、吹きさらしのまま雨も風も日照りも身に受けて、それでもまだしばらくは大丈夫だろうと、確証もなくぼんやりと自分を励ましていきている、そんな人があちこちにひそんでいると思 -
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ネタバレ切なくて苦しくて、とってもしんどかったけど
ラストにやっと息ができた。
結婚という名の「互助会」
北原先生が、北原親子がいてくれて本当に良かった。
愛は「尊い」「地球を救う」という世界の中で
わたしたちの愛は
なにひとつ
救ってはくれない
っていう思いから
でも北原先生の
「正しさなど誰にもわからないんです
だからきみももう 捨ててしまいなさい」
の言葉を噛み締めて
「わたしは 愛する男のために人生を誤りたい」
になるまでがグッときた。
生きるって大変だけど尊い。
暁海ちゃんも北原先生親子もみんなが
健やかに息ができるようなこれからを送って欲しいと
願わずにはいられない。
原作 -
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ネタバレ原作単行本も文庫も続編の星を編むも
全部購入してあるけど積読になっていて(いつものこと)
よし!読もうと思ったタイミングでコミカライズが完結したので
まずはコミカライズから読みます。
(ので以下、感想は原作内容わかっておりません)
風光明媚な小さな島が舞台。
自然があってのどかな島…
だからこそ噂は一瞬で駆け巡り 個人情報なんてものは
存在しないのではないかっていうぐらい
島中の人の目がある、小さな街の閉塞感。
そんな街で親の都合に振り回されてきた高校生の暁海と櫂の物語。
冒頭モノローグからどういうこと!?って
掴まれて気になりすぎるまま、
主人公が高校時代に場面転換するので、
まだモノロ -
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ネタバレ死んだ夫/彼氏と遺された可哀想な女、心のない少年と擬人ロボ、純真無垢な少女とロリコン大学生、冴えないストーカーと哀れな美少女、などなど…。他者によってラベリングされた関係値が、当人にとってはいかに的外れで陳腐で、時には暴力的なのかを痛感した。未亡人として腫れ物扱いされ他人の了見に辟易していたうる波自身も、無意識下に金沢くんと秋穂ちゃん、立花さんと安曇くんの関係性をラベリングしていたのがリアルで、どんな人間も大なり小なり他者間の関係性を勘繰ったり決めつけたりするエゴイスティックな一面を持っていることに納得。
また、外野には理解されない愛や関係性を丁寧に丁寧に育むうる波たちの姿が、他の凪良作品のキ