凪良ゆうのレビュー一覧

  • 星を編む

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    汝、星のごとく…では北原先生ほど理解ある穏やかな人はおらんやろ!と思っていたけど、続編を読んでキャラクターが息ぶいた。
    前作とはテーマも全く違うのに、作品の世界観は変わらず優しさにあふれていた。

    暁海の櫂への想いを最後まで大切に残した作品であったけれど、26歳にして人生のレールを外れてしまった北原先生の幸せな恋愛ももう少し早くさせてあげてほしかったなあ。
    道徳は犠牲なり、相互的にあらず…

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    2026年04月29日
  • 流浪の月

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    読んでいくうちに引き込まれてどんどん読み進めた
    文と更紗の壮絶な人生において、世間から見たら奇妙な関係でもお互い唯一の居場所だった

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    2026年04月28日
  • 星を編む

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    「汝、星の如く」の続編ということで、本当は文庫で読めないかなと思っていましたが、気になりすぎて単庫本を購入。
    3つの短編からなっているので、比較的読みやすいです。
    続編の中心は暁海と北原先生のその後の関係。北原先生の過去編、櫂が書き残した「汝、星の如く」の未来編、そして夫婦(暁海と北原先生)の未来編という構成。
    北原先生が暁海と櫂を支え続けたのは、自身の後悔(同じ失敗を経験した)からだと思ってましたが、本当は誰よりも愛に飢えていて、尊んでいたからこそだったのかなと思い直しました。
    個人的には二階堂さんのストーリーが面白かったです。
    全体を通して、愛とは何か、それぞれに愛のかたちがあり、必ずしも

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    2026年04月28日
  • おやすみなさい、また明日

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    ネタバレ

    凪良ゆうさんの作品は、読む手が止まらない。

    内容

    遠藤告美(つぐみ)主人公
    9年付き添った彼氏に、子供が欲しくなったと急に別れを告げられる

    荒野朔太郎
    ある日事故で頭を打ってから健忘の症状が
    今までなんなら全てをこなせていたからこそ自分の今の状況に受け入れられず前に進めずにいた。

    そんな2人が出会い、互いに思いあっているにも関わらず長い年月を別々に過ごし、巡り合い、やがてお互いの気持ちに素直になる時が来る。

    歳をとった後のとこまで書かれていて、良かった。

    ♡印象に残ったフレーズ

    ⭐️9年間、ずっとそこにあった指輪がないことにまだ慣れない⇨指輪をつけるようになってそんな無理!!って

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    2026年04月28日
  • 流浪の月

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    ネタバレ

    「普通」の恋愛や結婚ができない人たちというテーマにおいて、朝井リョウの「正欲」を思い出した。どちらも好きだけど、流浪の月の方が物語としての抑揚があり、辛いところはよりつらく、感情が昂るところはより昂った。これぞ小説という気もするけど、ちょっと登場人物達があまりにも優しすぎるので本当にこんな人いるかな‥という気もしてくる。でも物語としてとても楽しめた。
    特に終盤で更紗の一文で特に刺さったところがあった。「口にも態度にも出さないだけで、吹きさらしのまま雨も風も日照りも身に受けて、それでもまだしばらくは大丈夫だろうと、確証もなくぼんやりと自分を励ましていきている、そんな人があちこちにひそんでいると思

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    2026年04月27日
  • 星を編む

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    前作の伏線回収。

    北原先生の過去があのようなことだったとは…
    北原先生と暁美の間に生まれる気持ちが暖かく、
    驚きと安心でいっぱいの内容で、前作では味わえなかった幸せな気持ちになることができた。

    愛の形、幸せの形は色々だけれど、個々の人生を精一杯生きている。

    なんだか自分の人生もこれでよかったかなぁと思うこともできる内容だった。

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    2026年04月27日
  • 神さまのビオトープ

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    ネタバレ

    うる波と鹿野くんの話がひたすら続くわけではなくて、後輩、絵画教室の生徒など周りの人間に順に焦点を当てていく。
    1つ1つの話はわりと重たいテーマなのにどこかほのぼのした雰囲気があるのは鹿野くんという異質な存在が当たり前にいるエブリデイ・マジックだからか。周囲のいろんな形の恋愛、友情を知り、自分はこれでいいんだと納得する。それでもエピローグのうる波には不安や葛藤があって切なかった。2人が納得するその日まで2人の秘密の暮らしが続きますように。

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    2026年04月26日
  • わたしの美しい庭

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    少女マンガみたい美しいお話し。ところで、独身男性が5歳の女の子を、引き取れるものなの?前に調べたけど、児相は年とってない健康な夫婦しか養子を認めてなかったが。室井慎次は絶対に子供を何人も預かれないハズなのだ。別れた妻の子ならOKなの?なんか足長おじさんみたく自分の理想の女性とか、自分の思い通りになる少女とか育てそう。しかし、このお話しのトーリくんはそんなことはしない。たぶん。さわやかな読後感の佳作でございます。

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    2026年04月25日
  • 薔薇色じゃない

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    大学生同士での、出会いから共に暮らし、破局を迎えながらも、友人として長く付き合い様々な葛藤を超えて、人として、成長し苦しみを経験したからこそ、迎える恋の顛末。時間だけでなく、自分を見つめ苦悩したからこその幸せ。

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    2026年04月24日
  • 汝、星のごとく(3)

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    ネタバレ

    切なくて苦しくて、とってもしんどかったけど
    ラストにやっと息ができた。

    結婚という名の「互助会」
    北原先生が、北原親子がいてくれて本当に良かった。

    愛は「尊い」「地球を救う」という世界の中で
    わたしたちの愛は
    なにひとつ
    救ってはくれない

    っていう思いから

    でも北原先生の
    「正しさなど誰にもわからないんです
    だからきみももう 捨ててしまいなさい」
    の言葉を噛み締めて

    「わたしは 愛する男のために人生を誤りたい」

    になるまでがグッときた。

    生きるって大変だけど尊い。
    暁海ちゃんも北原先生親子もみんなが
    健やかに息ができるようなこれからを送って欲しいと
    願わずにはいられない。

    原作

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    2026年04月23日
  • 汝、星のごとく(2)

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    ネタバレ

    しんどい。
    暁海がしんどすぎる。
    どこにも逃げ場がなさすぎる。
    なのに踏ん張ってるの本当にえらいよ、暁海ちゃん。

    櫂に関してもしんどいっちゃあしんどいけど
    浮気してるやつにでも暁海は一番の心の拠り所とか言われたところで
    何を言ってるんだにしかならないのだけれど(辛辣
    尚人くんの事情が辛すぎる。

    ずっと読んでて苦しかったところからの
    北原先生からのプロポーズ。
    だから…あの始まりだったのかな…?と思わせる終わり方。

    少しは救いはあるのだろうか。

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    2026年04月22日
  • すみれ荘ファミリア

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    愛という文字が、平穏なものではなく見えてきました。とても複雑な、何かに思えて仕方ありません。
    私はもともと愛に関しての諦念が染み付いている方なので、このままでも良いんだと思える所もありました。

    表面張力、あまり理解できなかった、!

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    2026年04月22日
  • 汝、星のごとく(1)

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    ネタバレ

    原作単行本も文庫も続編の星を編むも
    全部購入してあるけど積読になっていて(いつものこと)
    よし!読もうと思ったタイミングでコミカライズが完結したので
    まずはコミカライズから読みます。
    (ので以下、感想は原作内容わかっておりません)

    風光明媚な小さな島が舞台。
    自然があってのどかな島…
    だからこそ噂は一瞬で駆け巡り 個人情報なんてものは
    存在しないのではないかっていうぐらい
    島中の人の目がある、小さな街の閉塞感。
    そんな街で親の都合に振り回されてきた高校生の暁海と櫂の物語。

    冒頭モノローグからどういうこと!?って
    掴まれて気になりすぎるまま、
    主人公が高校時代に場面転換するので、
    まだモノロ

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    2026年04月21日
  • 神さまのビオトープ

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    普通じゃない幸せの形、愛の形があって、普通じゃない秘密を抱えてる人達の話。他人からどう見られても、これが自分の幸せなんだと強い信念があれば、それでいいんだと思えました。

    私は西島さん夫婦が好きです。
    鹿野くんが西島さん夫婦を好きな理由「誰にも語られず、密かに心の中にしまわれている思い出。それがわずかな過失でこぼれる瞬間がもっとも美しい」
    この言葉も西島さん夫婦の過去を重んじてるような気がして好きです。

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    2026年04月19日
  • ショートケーキの苺にはさわらないで

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    新しい角度で、描かれた愛の物語。とうとうSFの新境地へ。

    時はドールと呼ばれるアンドロイドが一般社会に、相応な価格で販売普及する時代。

    家事用ドール
    工業用ドール
    そして、性愛用ドール

    だが、戦争は未だあちこちで頻発。
    戦況の変化で、生身の人間よりドールを戦わせる為に政府は、接収はじめる。

    人間とアンドロイドの間の、愛の生活は違法となり、警察に追われ。

    現代と、違わない諸問題。時代が違っても、悩み問題点は変わらない。

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    2026年04月18日
  • 恋愛前夜

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    片親の二人が偶然暮らす安価な集合住宅の隣同士。家庭内暴力、イジメ。
    様々な出来事を通し、互いに唯一無二の存在に。だが、片方は恋愛対象として。

    離れ離れな一年半、再会は苦い。
    漫画家と言う集団の、中での人間模様も、興味深い。

    BLの恋愛は、異性間より切ない。若ければ若いほど、自身の心さえ勘違いも。

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    2026年04月17日
  • すみれ荘ファミリア

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    ありのままの自分なんて自分ですらわからないことが沢山あるものなんか、そもそも赦されなくても、受け入れられなくても、生きていくことに変わりはないなら思うまま過ごせばいいと思った。

    理解されないようで、受け入れられてる。
    すみれ荘の住人は血の繋がりをこえた理解の関係の元関係が続いてると思いました。

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    2026年04月12日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    城平京がベスト作品だなあと読み進めたラストの芦沢央

    やられました
    タイトルも見事です

    やられた系ミステリーが好きな自分には100点満点の星5!

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    2026年04月12日
  • 神さまのビオトープ

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    とても静かなお話でした。
    いろいろな形の愛情の話。
    ときに理解し難くて、非難される愛情なんだけど
    でも否定もできなかったりする。
    不思議とあぁ、そうゆうこともあるかもねって
    思ってしまう力が凪良さんの文章にはある気がします。

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    2026年04月10日
  • 神さまのビオトープ

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    ネタバレ

    死んだ夫/彼氏と遺された可哀想な女、心のない少年と擬人ロボ、純真無垢な少女とロリコン大学生、冴えないストーカーと哀れな美少女、などなど…。他者によってラベリングされた関係値が、当人にとってはいかに的外れで陳腐で、時には暴力的なのかを痛感した。未亡人として腫れ物扱いされ他人の了見に辟易していたうる波自身も、無意識下に金沢くんと秋穂ちゃん、立花さんと安曇くんの関係性をラベリングしていたのがリアルで、どんな人間も大なり小なり他者間の関係性を勘繰ったり決めつけたりするエゴイスティックな一面を持っていることに納得。
    また、外野には理解されない愛や関係性を丁寧に丁寧に育むうる波たちの姿が、他の凪良作品のキ

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    2026年04月08日