凪良ゆうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
複数作家の短編を特定テーマで収録したアンソロジーは結構読んでるかも。テーマが本や書店だとなおさらで、書店舞台の小説や書店員さんのエッセイやノンフィクションを含めると、さらに増える気がします。そう言えば、大崎梢さん中心(10名)のズバリ『本屋さんのアンソロジー』もありました。
本書は5人の人気作家陣による書店愛あふれる一冊です。書店好きの方、特定作家の推しの方は見逃せません。私自身5名の作家さんの著作はそれなりに読んでますが、それぞれ"らしさ"が表れていてよかったです。
少しテイストの違う、一穂ミホさんの「歌うように生きて」が印象的でした。本を読まない女学生と本好き -
Posted by ブクログ
『汝、星の如く』の続編で、スピンオフ的な本作。ずっと知りたかった北原先生の過去や、暁美のその後の物語を読むことが出来て大満足でした。
北原先生を知れば知るほど、みんな北原ファンになるんじゃないかなと思う。
常に落ち着いて物事を俯瞰していると思いきや、時に大胆な行動に出たり、不器用な愛情表現を見せたり。そんな圧倒的な人間臭さを持ち合わせており、魅力的な存在でした。
『汝、星の如く』も『星を編む』の両作を通して、人生における幸せの形を再確認させてくれる本だと思う。
生きている中で様々な問題に直面しても、最終的に自分自身が「ああ、幸せだったなぁ」と思えるかどうか。
改めて、今生きている状況が如何 -
Posted by ブクログ
ネタバレ"事実と真実は違う"
出来事の当事者でないとき、どうしたって自分のフィルターを通してその出来事を見ることになる。
そこにいくつも自分が知らない背景や文脈があるとしても、自分のフィルターが太い線となって物事を分類してしまう。本当は線なんてなくて限りなくグラデーションになっているかもしれないのに。
そんな風に思った。
もし自分がニュースでこれを見たら背景を考えられるのだろうか、この小説で出てきたほとんどの人のような反応になってしまいそう。
もし周りにいたらちゃんとその人の話を受け止められるような心持ちでいたいな。
この2人には幸せになっていてほしいと思える終わり方でよかっ -
Posted by ブクログ
2人が世間に理解されない状況が起きる度にもどかしくて、どうしてわかってくれないの?!って本気でつらかった。
だけどそれって2人の事情を読者として神様の立ち位置で知っているからそう思うわけであって、
私がただテレビを見ている視聴者だったらまた違って、理解出来ない側なんだろうなとも思った。
読んでるとき、本当に苦しかった。
だけど、最後は2つの月がこれから一生一緒にいて生き続けていけることにほっとして涙は出てくるし安心できたし、よかったなぁって。
もし私が更紗に打ち明けられたとき、どんな反応するだろう。もしかしたら、世間一般的な反応かもしれない。
だけど、心に余裕を持って話をしっかり聞 -
Posted by ブクログ
記憶力が弱すぎる私には、読んでいる期間があくと登場人物が誰が誰かわからなくなりかけてしまいました。(自分の責任です)
「家族」って血のつながりで決められることが多いけど、それだけが素敵な家族ではない
血が繋がっていなくても、心が繋がっていること、それが大切だと感じる作品でした
結婚や家族、ここにはかかれてないけど友達も、
それは消して保障ではなくて、想像以上に脆くて、少しのきっかけで壊れてしまうものだと思う
だからこそ、結ばれてるから大丈夫ではなく、どれだけその人を大切にするか、また人任せでなく自分で幸せを作れるか、選べるか。それが大切だと感じました。