凪良ゆうのレビュー一覧
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ネタバレ読み進めていて、途中までは多様性とか自由とか、そういう社会的なことを題材にした、ちょっとクサい小説で、あからさますぎて好きじゃないかなとも思った。
読み進めていくうちに、そういう社会的問題とかそんなことすら飛び越えて、「とりあえず好きに生きろ」というメッセージが伝わってきてよかった。
もちろん、最後は2人は出会えたし、その後のタイミングで最適解で幸せに生きたのだと思うけど、やっぱり重く苦しい結末ではあるから、好きに生ききれなかった2人なんだ考えると切ない。
ただ、櫂くんは途中から割と好き勝手生きてたんじゃないか?とはいえ、彼は人生がとても理不尽なもので溢れていたから、寂しいのか… -
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凪良ゆうさん作品に沼ってしまい、あらすじも読まずに手に取る。
内容は、キャラクター、一人ひとりの事情が書かれており、どれも自分とは違うキャラクターだったけど、1人の人で描かれるものはこんなにも多くて違う物語なのだと思った
と、同時に
きっと私もキャラクターにされたら、表と裏がはっきりみえてくるんだろうなあと
まだボヤッとしている自分のキャラクター、自分自身を知ることが大切なのではないかと感じた
あとがきでは、作者の人間味を素直に感じて、
あーやっぱりこの人の作品てすごいなーと
評価4にしたのは、腑に落ちた、というより、自分の課題を見つけてしまったからです
いつか再読した時、自分自 -
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ネタバレ【2025年86冊目】
水野と阿久津が出会ったのは、ゲイが集うパーティ会場。わかりやすくお互いの性指向を理解した上で付き合い始め、順風満帆のまま同棲をスタートさせる。フードスタイリストを目指す水野を生活面で支える阿久津だったが、水野が仕事を持ち始めたことで二人の関係性に変化が訪れ、別れてしまう。一年後、阿久津に再会した水野は阿久津が女性と結婚したことを知って――。
まさかのすんなりお付き合いからスタートする今作。どういう話の展開になるのかしらと思ってたら、まさかの片方が結婚!でも友人としての付き合いは続き、離婚したと思ったら今度はもう片方に彼氏ができていて…という綺麗過ぎるほどのすれ違い合戦 -
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恵まれない生い立ちから恋愛詐欺師となった蓮は、恵まれすぎている男たちの金を巻き上げることに、なんの罪悪感もなかった。次のカモにと狙ったのは、総合病院の長男である医者の加賀谷。呆気なく騙され蓮に夢中になる加賀谷を、内心馬鹿にしていた。なのに──生真面目で真摯な愛情、穏やかな逢瀬。加賀谷と過ごす優しい時間に、知ることのなかった感情が湧き起こるが……。
……………
初めてのBL小説。
ちょっとびっくり。そうは言っても小説なんだからと、油断していました。
結構あれの表現が凄い。いや、他を読んでいないので、比較できないのですが、私には凄かったです思ってたより。
ただ、凪良ゆうさんの昔の作品ということで -
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ネタバレアニメイト小冊子付を買うのにまぁまぁ苦労したww
やっぱこの小冊子は必須です。苦労が吹っ飛ぶ内容でした!!
コミックスはドラマよりも原作に忠実なのがいい!!!
ドラマはドラマでいいけど、原作のなんともいえない平良の気持ち悪さと、清居のもやもやとかぐちゃぐちゃっとした感じがとても好き。
平良の家に泊まり込むようになる清居。
平良は清居のために快適にすごせるように家を整える。
そして!!
爪きりのシーン!!ありました~~~これこれ!!
キスはあったけど、性的接触はこれが初めてなんだよな~。そしてここからほぼ毎日アレをするようになるっていう・・ね。なんてセンシティブ!!
これがあるから、あの清居 -
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【2025年80冊目】
「彼氏を寝取られた、仕返しして欲しい」二ヶ月に一度の頻度でゲイバーに顔を出すというクソビッチに目にものを見せて欲しいと、気になっている男に頼まれたゲイの成田は、クソビッチと称された男――飴屋に出会う。見た目麗しい男に一目惚れしてしまった成田だったが、ベッドインが叶わないままに飴屋と分かれてしまい後悔する日々。そんな中、成田の空手道場に飴屋がやってきた。しかも妻と子ども連れ?!再会と同時に失恋をした成田だったが、飴屋家族はとある秘密を抱えていて…。
凪良ゆうさんのBLを読むのは、これで何冊目でしょうか。毎回「いや、そうそう毎度面白いわけがない」なんて思いながら読み始めて -
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凪良ゆうさんの世界は優しい。
屋上に縁切り神社のあるアパートに住みながら、宮司をし、翻訳の仕事もしている統理。統理は亡くなった元妻と次の旦那の間にできた子ども百音と一緒に生活している。そんな2人の隣には毎朝一緒に朝食を食べる路有がいて。路有はゲイで、4年前に「結婚する」といって別れた元彼のことを忘れられず。また、同じアパート住む桃子さんは、高校のときに亡くなった彼氏のことを忘れられず。そんな桃子さんの彼氏の弟は、ゼネコンで働くうちに鬱になり実家に帰ってきて。
そんな彼らそれぞれの物語。みんな優しい心の持ち主。どれもおもしろいけど、特に路有と元彼の話が、ゲイの感じがリアルすぎて、なるほどそうやっ -
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○『薔薇色じゃない』
新装版シリーズ二冊目!
○凪良ゆう(著)
○口絵・本文イラスト 円陣闇丸(えんじんやみまる)
○徳間書店
○BL小説
○新品を購入
愛や成長、人生の選択が交錯する感動的なBL小説です。
登場人物たちの切ない恋愛模様が、わたしたち読者を、最後まで惹きつける魅力的な物語。
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(あらすじ)
二十歳で出会った水野光流(みずのひかる)と阿久津慧一(あくつけいいち)は、順調に同棲生活を送っていた。しかし、仕事の忙しさやすれ違いから喧嘩が増え、25歳の誕生日に突然別れを告げられた。
一年後、偶然再会し、友人関係を築く中でお互いに成長していく二人。
果た -
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親が
親が不倫してたり男にだらしなかったりするのってきついよなぁ。
しかも島でそれを周囲の人がみんな知ってるとか。
これでこの二人が一緒にいるところ見られたらそれもそれで噂にされるんだろうな。