凪良ゆうのレビュー一覧

  • 多類婚姻譚

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    ネタバレ

    連作短編5作
    私の人生の選択にはなかったものだけど、「結婚」ってなんだろうなあ、っていまさら思い巡らせる

    婚姻制度もそうだけど、時が止まったままの法律と、変えられない制度に苦しめられるのは結局のところわたしたちなわけで、マイノリティだからとかマジョリティだからとかもはや関係ないところまで来ている

    社会や価値観が多様になるほど、「例外」だったはずの生き方が珍しくなくなり、既存の制度が現実に追いつけなくなっている
    そのズレは、徐々に多くの人が感じるものになり、「好きなように生きればいい」って思う一方で、矛盾もある

    立場は違っても、「こうあるべき」という枠に息苦しさを感じてしまう、いまを象徴し

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    2026年06月18日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    櫂の優しさと暁海の強さに何度も心を打たれた。
    最後にようやく訪れた穏やかな日々も、こんな状態にならないと一緒にいられなかった2人を思うと余計に切なかった。
    櫂と暁海は何度もすれ違うけど、どんな状況でも相手のことを軽視する瞬間は一度もなくて、常に大切に想い合う深い愛の形を見て、2人にかなり感情移入してしまった。

    映画化されることを知っていたので、どうしても主演2人を思い浮かべながら読んでしまった。できればまっさらな状態で読みたかった。

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    2026年06月18日
  • 神さまのビオトープ

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    愛の形はそれぞれ違う。
    人にはわからない事情もあるし、わかってもらえなくてもいい。
    他人には踏み込めない愛の物語だった。

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    2026年06月18日
  • 多類婚姻譚

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    ネタバレ

    一作目「Thank you for understanding」と三作目「小鳥たち」がとても好きだった。
    恋愛小説は共感できることが少ないので嫌厭しがちだが、一作目からまさに共感の嵐で読む手が止まらないのはひさしぶりだった。母親の発言も、主人公の発言もよくわかる。

    「(ストレートな)お母さんたちは悪くないよ。だから(マイノリティである)わたしは距離をとろうってー」
    「わからなくて、ごめんなさい。でもね、それでも、簡単に(マイノリティを理解できない)わたしたちを切り捨てていかないで。置き去りにしないで」
    怒られるでもなく、悲しまれるでもなく、ただ懇願されている。理解できないことで我が子から距離

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    2026年06月18日
  • 星を編む

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    ネタバレ

    「汝、星のごとく」の続編。血の繋がりを超えて自分の仕事や人生を捨ててまで、結ちゃんを自分の娘として育てる決断をした北原先生。最愛の人との別れを乗り越えて、北原先生と生きることにした暁美さん。離婚や別れも悪じゃないのかもと思えた。

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    2026年06月17日
  • 多類婚姻譚

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    大好きな凪良ゆう先生の新作。
    結婚についてたくさん考えさせられた。
    読み応えは抜群。1話目が特に好き。読み終わった時、他の人と意見交換したくなった。
    女性的にやっぱり2話目が苦しくて辛く、残酷だなって感じた。最後には少し泣いた。

    モヤモヤして終わってしまったところも多いけど、現代の結婚ってこういうことなんかなーとも思ったり。これからの人生どうしたらいいの…と迷子になりました。未来が不安です。

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    2026年06月17日
  • 多類婚姻譚

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    人それぞれ考え方は違って、どんなに好きでも分かり合えない人がいて、現代の恋愛の多様さ、難しさをうまく書いていた。短編のひとつひとつが少しずつ繋がっていて、この小説の世界が狭くなることで、その狭い世界でもこれだけ多様性があって、世界を広げると更に多様性も広がるのだと著者は伝えたいのかなと思った。

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    2026年06月19日
  • 本屋さんのある街で

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    本屋さん大好き。自分が子どもの頃、小学校高学年くらい、行動範囲に、今でも名前を覚えている本屋さんが3軒あった。〇〇ならこの本屋、〇〇ならこっちの本屋、両方なかったらもう一軒の本屋、という感じで自転車で渡り歩いて本を買っていた。

    コバルト文庫を読み漁ってたなぁ。友達は藤本ひとみさんの「マリナシリーズ」を買っていて、別の友達は折原みとさんのシリーズを読んでいた。自分は山浦弘靖さんの「星子の一人旅シリーズ」や、小野不由美さんの「悪霊シリーズ」を買っていて、みんなで交換して読んでいたっけ。赤川次郎さんも流行ったなぁ。とても良い思い出。

    スマホなんてなくて、娯楽は本やその時間にリアルタイムで観るテレ

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    2026年06月17日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    多類婚姻譚を読む前に、まずはこちらだよな…と一気読み。
    前半はクズ親に振り回される高校生たちが痛々しくて、かわいそうで。遠距離になってからは、それはそれでいろいろあり。
    互助会みたいな結婚というのも、とてもよいと思った。
    星を編む、も近々読もう。

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    2026年06月16日
  • 本屋さんのある街で

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    私も本屋さんが大好きで、毎週寄ってしまう。
    しかし、近頃は電子書籍や読書離れで本屋さんが減っていることに、すごく寂しい気持ちを感じていた。
    そんな気持ちを感じつつも、それでもやっぱり本屋さんって良いよね!!っていうのがこの本を読んでいると感じられた。
    今後難しい仕事なんだろうけど、それでも一生懸命本屋さんをやろう、としてくれる方たちには感謝しかないな、と思った。
    とてもあたたかくて、本を通してそれぞれの人生を見ているようで、とてもよかった。

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    2026年06月16日
  • 本屋さんのある街で

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    大好きな作家さんばかり!
    発売を楽しみにしていました。

    瀬尾まいこさん、一穂ミチさん、坂木司さん、凪良ゆうさん、三浦しをんさん。
    豪華だー!

    凪良ゆうさんのお話しは、昨日読み終えたびかりの『多類婚姻譚』の中にも掲載されてるものでした。

    私は三浦しをんさんの『見晴らし書店の一日』が好きでした。
    一日の仕事が細かく書かれていて、だいぶ昔に書店でパート勤めしていた頃を懐かしく思い出しながら読みました。
    そして、このお話しには地域の人たちのふれあいも書かれていて、『見守り』の役目も果たしています。
    自分もネットで買うくせにこういう本屋さんが近くにあったらなぁ…と、思ってじうのです。

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    2026年06月16日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    男女それぞれの視点で物語が進んで行く。
    好きだけでずっと隣にいる事は本当に難しいと感じた。
    各々の家庭環境であったり、田舎ならではの周囲の目、タイミング等複雑に絡み合っていた、読んでいて苦しかった。
    他人と生涯を共にする事が奇跡的な事であり、そして人生は自分自身で取捨選択をする事が如何に大事か、深く考えさせられた。

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    2026年06月15日
  • 流浪の月

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    一気読み!
    文と更紗に対する世間の勝手な思い込みには大いに反省した。
    ニュースを見て勝手に思い込みする事はよくあるし、それが快感なのかもしれない。
    反省しました。

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    2026年06月14日
  • 本屋さんのある街で

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    五種五様の本屋さんを舞台にした短編小説集。
    最近本屋さんが減っている中での有名著者のアンソロジー。
    個人的には瀬尾まいこさんの初手のお話でかなり掴まれました!どの作品もサクッと読みやすくよかったです。

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    2026年06月14日
  • すみれ荘ファミリア

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    ネタバレ

    青子ーーーーー!!!!
    わたしなら絶対許さねーーーー!!!

    すみれ荘という下宿屋で繰り広げるほっこりハートフルストーリーでは無い。
    人それぞれ大なり小なり表と裏の顔があったり、割り切れない部分があるんだよ、という人間を描いた物語。

    どうしても青子のことが許せなくて、というか、あの章自体が解せなくてもやもやしてしまった。
    血液検査したら絶対わかるはずなのになんで病院で見過ごされ続けたんだ?こんなにもずっと?自分の人生犠牲にされたのに……と勝手に悔しくなってしまっているが、物語自体は面白かったです!!

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    2026年06月14日
  • 流浪の月

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    2020本屋大賞
    DV、誘拐、児童性愛者、という重〜い登場人物設定の話。でも、ストーリーは重い設定を感じさせないほど軽やか。世の中からみたら少数派の人間が身を寄せ合って世間から隠れ、目立たないように、生きていこうとする話で、登場人物達の優しさや、人として大事な心の部分が失われていないところに引き込まれて、どうかこの人達が平穏に幸せに静かに暮らしていけますように、と応援せざるを得ない感覚に包まれ、あっという間に読めました。

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    2026年06月14日
  • 本屋さんのある街で

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    凪良ゆうさんの小鳥たちがいちばん好きだなと思った。
    ちょっと小枝にとまるような、そんな居心地の休める場所があるっていいなと思う。
    いろんなことがあって、傷ついたりして、でも心のセットを整えて生きていく人たちの物語が、年を重ねた自分には響く…

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    2026年06月14日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    あっという間に読み終わってしまった。すごい速さで、止めることができずに、ほとんど1日で。

    出てくる人たちが、みんな憎みきれないところがすごい。良い面も悪い面もある、でもそれがその人の全てではないし、私たちが見ているのは自分から見えるその人のほんの一面のみだと、ひしひしと感じる。

    32歳の暁海と櫂が、清々しくて、身軽で、読んでいて私まで心が軽くなる。人生に意味なんてあるのかと思いたくなる場面も多かったけど、結局意味しかないのかとも思える。本当に不思議なことに、読み終わっても誰のことも嫌いじゃない。強くなりたいというか、私も私らしく強く生きたいと思える。あーなんか、良い読書だったなあ。

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    2026年06月13日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    読みやすくて1日で読めてしまった。
    韓国ドラマ並みに展開が盛りだくさんでそんなに詰め込まなくてもと思いながらも作品自体は面白かった。
    途中、都会と田舎での遠距離ってなかなか厳しいなと思った。
    「それ以上に私を傷つけたのは、櫂が私の話を聞きながらあくびを噛み殺していたことだった。いつもそこにあって、たまに帰って安らいで、ずっといると退屈してしまう田舎。そんなものにわたしはなってしまったのだと思い知らされた。」という曉海のセリフ。刺激的で常に進化する都会での生活と小さく閉じた世界で考え方も古い田舎での生活(あくまでこの本での世界)だと話も噛み合わなくなるよなあ…。曉海が母の世話と仕事で忙しくて会話

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    2026年06月14日
  • 本屋さんのある街で

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    本屋に纏わる様々な話し。
    三浦しをん先生の話がとても印象的だった。

    自分も本屋ではないが親が自営業だったので、自分もその関係に進むかと思っていたが、親は家族経営を嫌い、経営を部下に譲ってしまったので自分はその道には行かなかった。
    家族経営は今の時代、嫌な部分ばかりが耳に入る気がするが、こういうほんわかとした経営だってもちろんあるはずだよなと目からウロコだった。

    本屋での出会いや別れなど、ほんとに作家さんは同じテーマでもこんな多種多様な文がかけてすごいなと思った。

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    2026年06月13日