凪良ゆうのレビュー一覧

  • 流浪の月

    購入済み

    人はみな弱さを抱えて生きている

    めちゃくちゃ情景が思い浮かぶいい表現をするんだけどそのせいでものすごく心の内側に感情や心象風景が入り込んでくる
    だからかなりしんどい気持ちとめちゃくちゃ羨ましいなという気持ちになった心に残る1冊

    #深い

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    2025年12月29日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

    手に渡るべき子供たちのためにもっと話題になってほしい、そしてこの本が話題にならない世の中になってほしいと思う。

    昨今ヤングケアラー問題が世の中で取り上げられるようになってきた。
    この本が苦しんでいる子供たちの手に届き、夕星のように立ち位置を確認させ、歩んでいく術になってほしい。

    話題になる=共感できるということがある/その時期の社会問題を反映している ということが少なからずあるのだと私は考えている。
    私自身の家庭環境も一歩間違えたら、というか、もはや私はヤングケアラーだった。
    暁海や櫂の親のように不安定で、子供を怒りでコントロールし、しがみついてくる、そんな親だった。
    大人となりある程度自

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    2025年12月29日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ


    一見遠回りで、しかしそれが本当の自分の人生を生きる上で必要な時間だったと思える結末だった。
    所々に散りばめられたメッセージや、構成の工夫によって最後はその仕掛けに楽しませて貰った。

    また、男尊女卑、ヤングケアラー問題、育児放棄なども題材にしている。
    女性目線からしても、色んな問題をしっかり抱えて、時には潰れそうになりながらも直向きに自分のできる事、そして夢を追う姿に勇気を貰えた。

    【内容】
    読み始め、2人の置かれた境遇から唯一無二の理解者となって恋が燃えてゆく。
    恋とはその人だけでなく、所作や一緒に凄く空間や風景、匂いまでもが愛おしく感じる事がよく伝わる。

    2人の視点が交互に入れ替わる

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    2025年12月29日
  • 汝、星のごとく

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    本って、読んだら必ず1つ以上は心にガツンとくる言葉がある。だから読むことをやめられない。

    「すべてが必要な遠回りだった」
    「愛と呪いと祈りは似ている」

    言葉にできないほど苦しくて切なくて、それでもただ美しいと思った。
    何を選ぶか、何を捨てるか、それを決めるのは自分自身。周りの目ばかり気にしていたら、どこにも進めないのかもしれない。

    この本に出会えて本当に良かった。

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    2025年12月29日
  • 星を編む

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    素晴らしい続編だった。
    これ以上足し引きはないと思っていた前作だが、人の人生は続いていくものであり、流れて変わっていくものなのだという意思が込められていると感じた。

    結晶のような感情もいずれは風化し溶けてなくなってしまうのだと思うが、それでも生きていかなくてはならない、自分の人生を生きていかなくてはならないという気持ちになった。

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    2025年12月28日
  • 星を編む

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    年末年始本として
    星を編む 読みました。
    この先の人生を考えさせられました。特に終盤が好きでした。

    本当に文章が美しく、年を重ねてまた読み直していきたい一冊でした。

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    2025年12月28日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

    プロローグでこれどういう結末になるんだろうと思ってたけど、本編を読み終わった後にエピローグを読むと、これでいいんだと不思議とストンと、腑に落ちる感じがした。

    途中、展開がしんどくて読むのが辛かった(自分も2人ほどじゃないけど、家族が重荷に感じる側だったから重なって余計辛かった)けど、終盤の2人が一緒に暮らす場面は読んでてなんだか幸せな気持ちになって、救われてよかったなあと思えた。

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    2025年12月27日
  • 星を編む

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    ネタバレ

    とても哀しく、とても嬉しく、とても儚いのは、強く共感してしまう部分があるからなんだろうな。
    櫂の昭和みたいな男らしさとか、暁海や唯ちゃんの女らしさとか、裕一の効率的な生き方とか、二階堂絵里のジレンマとか...
    誰も綺麗じゃない。誰も美しくない。
    だけど、綺麗じゃない美しくないものがどうしようもないほど愛おしい。誰にも理解されなかったとしても。

    小説で主人公にこれほど長い時が流れるものは多くないと思う。どれもが現実味を帯びている。正直前作よりもずっと良かったと思う。前作がなければ今作もないけれど。

    暁海の成長が嬉しく哀しい。もしも、もしも櫂が生きていたのなら、どんな人だっただろう。生きていれ

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    2025年12月27日
  • 流浪の月

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    2時間ぶっ通しで読むぐらい、惹き込まれる素敵な作品です!
    描写も素敵だけど、人物設定が素敵で素敵で...人の不器用さを愛おしく感じました。
    いつもは読まないジャンルだけど、読んでよかった!

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    2025年12月27日
  • 星を編む

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    汝、星のごとくの続編の位置付けだけど、2冊で1
    つの作品であり、また、2冊に分けないと意味をなさない。とても凝った構成だと思いました。
    前作は切ない場面が多く、ちょっと暗い気分になったりしたので、正月に読むのは向いてないかと思い、年末に読み切るつもりで始めたら、この作品は違う。
    何だろう、登場人物全員の輝いていて、前向きにさせてくれる。
    一気読みでした。

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    2025年12月26日
  • 神さまのビオトープ

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    久しぶりに読書をしてみたいなと思って、積んであった本の中から手に取った一冊。

    事故死した夫の「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしている、うる波の物語。うる波と鹿野くんの関係性の唯一無二感が好きで、一晩で読み切ってしまいました。

    ふたりはこの先も、きっとこのまま暮らしていくんだろうな…。

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    2025年12月26日
  • ここで待ってる【SS付き電子限定版】

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    訳あり子持ち両片思いBL。

    あとがきで書かれているように、BのLだけではなくて色んな愛の形が盛り込まれた「愛情闇鍋」的作品でした。まあ、端的に言って…好き!

    Lの始まり方が少しハードめなので、身構えちゃったけれど、終盤までR18はないです。ちょっと苦手かな?と思った受けくんの過去も、苦手じゃなかった。大好物なやつでした。

    攻めくんも受けくんもいわゆる「イケメン」で、「アンチイケメン」な私としては少し心配だったんだけど、ちゃんと「意味のあるイケメン」です。大丈夫(何が?)

    攻めくんが健気すぎて…受けくんも実はかなり健気で…健気両片思いBLと言っても過言ではないでしょう。みんなが好きなやつ

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    2025年12月25日
  • 汝、星のごとく

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    生きることとは選ぶことだと、突きつけられた1冊。無数の選択と後悔の上に今の自分がいるが、自分だけはそんな自分を愛さなくてはならない。「正しさ」に縛られ、先が見えない絶望の中、「踏ん張れ。強くなれ。」と自分に言い聞かせてもがく主人公達に心打たれた。
    歓喜、幸福、安堵、無念、切望、色んな感情変化が全部伝わって来た。本の表紙も表現も終わり方も美しい。全てが完璧に揃った名作だった。

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    2025年12月25日
  • 流浪の月

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    ネタバレ

    先入観の怖さを思い知った
    事実が大事
    自分の目で見て知って、人の意見に惑わされないのが大事だなと思った
    文のことをロリコンだと思っていたせいで、同僚の娘の梨花ちゃんが登場したあたりで不穏に感じてしまった
    恋愛でなくてもかけがいのない人が1人いるだけで幸せだなと思った

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    2025年12月25日
  • 汝、星のごとく

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    なんて綺麗な本なのだろう。

    この感想に多くの人に疑問を持たれるかもしれないけど、でもそれが私の率直な感想。
    登場人物たちの心は本当に綺麗だった。ヤングケアラーのことや、愛への向き合い方、取り扱っているテーマは決して綺麗ではなく、重苦しいものたちばかりだった。でもそこに乗っかっている感情はとっても綺麗だった。
    そして、個人的にはみんなへ共感をしてしまっていた。世間体とは大きくずれた彼らに共感をしているということは、きっと私も世の中のいわゆる”普通”とは違った感覚なのかもしれない。でもその自覚はあるし、この本の登場人物に誰よりも純粋な敬意を払えているのは私なんじゃないかとまで思う。
    この物語は、

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    2025年12月25日
  • 汝、星のごとく

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    「私の人生で、最も読むべきタイミングで、出会うことが出来た本」を聞かれたら、
    今後この本を答えることになるのだと思う。
    心からそう思わせてくれるくらい、今の私に必要な本だった。
    妻からの拒絶・別居・離婚の一年だった。その間、妻へ送る毎日の手紙に時間を掛けたので、
    趣味だった読書の時間はほとんどなくなった。
    すべてが一段落つき、今の私が読むべきものを探した。

    私は、どれだけ身勝手だったのだろう。
    相手の精神状態や、その中での本人の気持ち、そして決意を心から尊重できる人でありたい。
    途中での登場人物の振る舞いも、最悪な時の自分を見ているようで、いたたまれない気持ちになる。
    衝動的に押してしまった

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    2025年12月27日
  • 流浪の月

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    自分の中にある普通を他人の中にある普通と同じと思い込んで、突きつける恐ろしさ、強要する恐ろしさ。自分の持つ優しさは誰かにとっては凶器にもなりうる。それらによって居場所がなくなっていく人。でも確実に存在しているということ。事実というものは解釈する人間によって形を変えるが、真実というものは当事者たちだけに分かる。
    この様な当たり前だと思いたいことでも、人間は無意識に行動に起こしてしまい、誰かを傷つけてしまう。
    本書を通して、自分の中の優しさというものを疑いたいと思った。

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    2025年12月24日
  • 星を編む

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    櫂と暁海のその後の物語。

    物語は綺麗に終わっても、生きている人はその先の人生をずっと生きていかないといけない。
    読みたかったそれぞれのその後の物語を知ることができた。

    読んでいると前作がたまたま2人の事を綴っていただけで、それぞれに人生があり
    生きていく中での喜びや苦しみがあることを感じた。

    北原先生は前作から謎めいたキャラクターではあったが、この章を読むことで2人に寄り添ってくれた姿勢や、自分の人生を自分で切り拓く為の手助けをしてくれた訳を知ることができた。


    編集者としての2人の視点は全作には無かったので、
    読んでいく中で、自分がいかに自分視点でしか物事を見られていなかったんだと気

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    2025年12月24日
  • すみれ荘ファミリア

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    面白かったんだけど途中から青子さんがめっちゃ怖くてビビったーーーーーー!!!

    おうじくんの情緒がお兄ちゃんといることで育つと良いなと思う。

    うちの両親はどの子供にも分け隔てなく愛をくれたなぁと思った。

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    2025年12月24日
  • 汝、星のごとく

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    今まで読んだ本の中で、一番「綺麗な話だなぁ」と思いました。情景の描き方や言葉の選び方、登場人物のすれ違い、家庭の揉め事でさえ、全部が美しく感じられて、読んでいてじーんとしました。

    小説全体を通して、苦しくて胸が締めつけられるような場面も多かったけれど、その痛みごと抱えて生きる姿が、星の光みたいにきらめいて見えました。裏表紙のコメントを読んだときも、心にすっと染み込んで、またじーんときました。

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    2025年12月24日