凪良ゆうのレビュー一覧

  • 積木の恋
    詐欺師と医師との恋愛!とても面白かったです。
    自分が恵まれてないからこそ変にプライドが高く人に甘えられない、とてもよくわかります!さとると出会えてほんとによかったです!
  • 星を編む
    汝、星のごとくの続編。
    大きく3つの短編に分かれていて、前作の登場人物の過去や想いなどが明かされるので、前作を読んでいて疑問に思った点の答え合わせもでき、より一層深く物語に入り込むことができる。
    特に最後の章は主人公のその後の老後までについて書かれていて、既に思い入れを持って読み進めてきた主人公だっ...続きを読む
  • きみが好きだった

    読後感良いです

    凪良先生の作品すきです!どの作品も私の気持ちに刺さります。切なくて涙が勝手にでちゃいます。
    恋愛や青春の気持ちが蘇ります。bl以外のジャンルの作品もすごく良いのでオススメです。
  • 汝、星のごとく
    中盤からずっと泣きながら読んだ。読みかかるのにだいぶ時間かかったけど、100ページ目?くらいから止まらなくなって一気に読んだら朝になってた。序盤はこんな恋したいって気持ちで見てたのに、どんどん展開が変わっていって、やめてって心ん中で叫びながら進めていった。やっぱ恋愛ですれ違いは避けれないと思うけど、...続きを読む
  • 神さまのビオトープ
    好きな作品だった。

    亡くなった夫とともに暮らしながら、様々な人と交流する。
    そして、普通とは違う自分の愛のかたちを信じ、受け入れてゆく話。

    この物語にでてくる人は皆、少し変わった愛のかたちが描かれている。
    でも。「普通」ってなんだろう…?

    本人が幸せであれば、それが愛であり、他人がどうこう言う...続きを読む
  • 星を編む
    「汝、星のごとく」は若い2人が切なくて儚くて美しかった。
    「波を渡る」は、1人残された暁海ではなく、北原先生と共に歳を重ねていく暁海がいた。お互いを思いやり歳をを重ねていく大人の2人の愛の形も美しく、穏やかな気持ちで本を閉じた。

    表題「星を編む」はあの当時の担当編集者2人の話。
    彼ら編集者がいなけ...続きを読む
  • 星を編む
    続編かーとかそんな気持ちで読んで本当にごめんなさい。とても面白いです。
    後付け設定とかじゃなくてただ本編に入れれんかっただけなんやなって強く思います。
    辛いことを乗り越えた後の話って感じで本編ほど苦しい部分はなかった。
  • 汝、星のごとく
    ここ最近で1番好きかも。
    救われない辛いターンが多かったけど、後半にかけて少しずつ救われていくところは感動。
    「遠回りはなかった。」このセリフになんかすごく救われた。背中を押される気持ちになる感動ストーリー。
    泣いた。
  • 汝、星のごとく
    島での友人関係、親など色々な事が複雑に絡み合っていて、周りの環境でこんなにも苦しくなるのかと感じました。自分自身の考えが少し変わった気がしました。
  • 汝、星のごとく
    瀬戸内海の島社会の中で恋愛すること、島の外の人と出会うということ、島を出て上京すること、母子家庭、ネグレクト、不倫、離婚。これらは自分の人生での体験はない。小説は、知り得ない別の人生を、まるで自分が体験しているかのように教えてくれる。そういうリアリティを持った物語。
    あり得る話、なのかもしれないが、...続きを読む
  • 滅びの前のシャングリラ
    1ヶ月後に地球が滅びるなら何をするか?

    あんまり想像がつかないなぁ。

    とりあえず死ぬまで生きるための酒と飯を用意して引きこもるかな。
  • 星を編む
    「汝、星のごとく」は鳥肌が立つほど感動し、自分の心に刻まれた作品でした。だからこそ、続編を読むことでその感動が薄れてしまうのではないかと考えていました。
    しかし、改めて「星を編む」を読んでみると、私が感動した物語にさらに色が付け足され、あのときの感動がさらに深くなるような感覚を味わいました。本当に続...続きを読む
  • 流浪の月
    世間からの事実と当事者からの事実にはこんなにも差があるのだと、そして自分を守るために起こした行動であっても、人々の固定観念はそれを簡単に覆してしまうんだと痛感しました。
    デジタルタトゥーとして残り続ける罪はいつまでも追い続けて、穏やかな日常を壊しているんだと思いました。
  • 神さまのビオトープ
    とても大好きな作品です。
    一人一人それぞれが違う悩みや考え方、夢がある。知人や社会がなんと言おうとも自分を貫く。それは簡単ではないけれど自分を大切にすることは素晴らしいことを優しく教えてくれる作品です。
    鹿野くんの話し方やキャラクター性が大好きです。
  • 汝、星のごとく
    ここ最近で1番好きな作品でした。本屋大賞を受賞した続編も読んでみたいです。

    プロローグで、何やら複雑そうだな?とまず思い、読み進めるうち、最終的に先生の妻になるらしい、と気づいてからずっと、どういうこと?と思いながらどんどん読み進めました。
    そして全て読み終えると現れるエピローグでは、ほぼ同じ文章...続きを読む
  • 汝、星のごとく
    これは、本当に読んで良かった作品。

    内容としては結構重い。
    家族が崩壊している暁海と、恋なしじゃ生きられないシングルマザーのもとで育った櫂。
    子は親を選べないってまさにそう。
    どんな親でも、見放すことができないふたりの気持ちもよく分かる。

    途中、暁海がどうにもできない状況になって苦しくて、それで...続きを読む
  • 汝、星のごとく
    島での生活と田舎の近すぎる人間関係が重なった。そこから出てしまえばいいのに背負ってしまう。こういう人達、日本中に沢山いる!周りの登場人物達もリアルで良かった。生活環境の変化で起きる気持ちのすれ違いや価値観のズレ。毒親にぶら下がられている描写は、読む度に胸がチクチク…櫂と暁海を通して、自分の人生を自分...続きを読む
  • 汝、星のごとく
    120点
    読んでいて、愛するってなんだろうと考えた。
    島特有の閉塞感に苛まれ、苦しんだ2人。生きづらさが伝わって苦しい。
    ただ、櫂にはあまり共感しきれなかった。暁海がかわいそうだった。
    読んだのがだいぶ前で綺麗な感想が書けない。また今度追記する。
    すごく好きな本だった。
  • 汝、星のごとく
    情景描写が美しく、主人公ふたりのやるせない現実が痛いくらいに感じられた。続きを読むのが苦しかったが、読むのをやめられないくらい素晴らしい作品だった。タイトルも秀逸である。
  • 滅びの前のシャングリラ
    誰もが完全ではなく、未熟で発達途上。
    未来は当たり前にあって、そのどこかで今よりも成熟した自分になり、今よりも良好な関係をパートナーや友人たちと築くことができる。夢に一歩近づくことができる。

    小惑星の衝突でその「未来」が唐突に終わることを知った時、私たちは何を望むんだろう。
    誰に謝ったり感謝したり...続きを読む