凪良ゆうのレビュー一覧

  • 星を編む
    スピンオフではなく2巻という感じ
    読み応えあった
    先生と結ちゃん、奈々さんの関係、そういうことだったのね
    自分の選んだ道を生き、隣を歩いてくれる人がいればそれで幸せなんだなぁ
  • 流浪の月

    最高でした…!

    凪良ゆう先生は美しい彼きっかけで読み始めるようになったのですが、この本もめちゃくちゃ良かったです。本当にこの作者の本はハズレがないです。更紗と文の物語が実際に身近で起きているかのように感じられ、何度も感情移入し、感情を揺さぶられました。紡がれていく文章がとても美しく、読んでから一日だった今でも、いく...続きを読む
  • 滅びの前のシャングリラ
    又辛い話なんだろうなーって思いながら読み始めたのだけれど、滅亡の物語なのに読み進めていくうちに再生の物語に思えてきて、ハッピーエンドでなくても、後味の悪くない納得できるラストだった。自分自身の最後の瞬間についても考えさせられた。読み終わった時に、この登場人物たちとお別れするのがとても辛い一冊となった...続きを読む
  • 星を編む
    様々な愛のかたちをみれたような物語だった。
    1つ目の北原先生と明日美さんの境遇は違うしそれぞれ側からみたら幸せと思えるけれど自分の意思選択が後回しになっている点では同じで共感し合える部分があったからこそ、北原先生はとっさに嘘をついてでも守りたいと思ったのだと感じた。またお金持ちの生きにくさは描いたも...続きを読む
  • 星を編む
    汝、星の如くを読む前に読んでしまったことを後悔している。
    凪良さんの小説がこんなにも読みやすいものだと思っていなかった。
    次回戻ってきた時に、自分にささった部分をここに残したいと思った。
    「金星にはいろんな名前があるのよ。夕星、一番星、宵の明星、明けの明星、赤星」
    「そんなにあるの?」
    「そう、たく...続きを読む
  • 流浪の月
    このことは社会的な事件について扱っていたけれど、日常の些細なことにおいても同じで、当人しか知り得ないことを周りの人が勝手に判断してしまう状況はあるのだろうと思った。
    描写も綺麗で、何回も読み返している大切な作品だけど、未だに自分の中で考えることに対しての答えが出ない!読む度に色々なことを考えなおすき...続きを読む
  • interlude 美しい彼番外編集
    巻数を重ねるに連れて、お互いがお互いを思う感情も大きくなってるのがわかるし、清居の平良に対する理解度の高さはもう愛でしかない。
    平良も平良で清居と少しずつ目線を合わせたかなと思いきや定期的に宇宙に行ってしまうところも相変わらずで、もうエターナルに続いて欲しい作品です。
    続編待ってます!
  • 流浪の月
    事実と真実
    事実は外から見てもわかるけど、真実は当事者にしかわからない。
    事実だけを見て勝手に決めつけ、判断をして、善良な人間であるかのように批評してないか。
    真実を共有しあえる関係はきっと固いつながりで結ばれると思う。
    そんなつながりを自分は持てているのかなぁ。
  • 星を編む
    ほっこりするお話しでした。
    三章の主人公が、互いの存在の大きさを認識して、"愛""海のような存在"と気づくシーンが良かった〜
    一章から二章に進むと登場人物が、子供から一気に大人になるので繋がりを理解するのに苦労しました。
    小説に出てきた汝星の如くも読みたいです!
  • 汝、星のごとく
    凪良さん、これ書きながら鬱になりませんでしたかって余計なお世話ですが作者の体調を心配してしまうくらい、途中とても辛く苦しく、心が抉られるお話でした。余韻がしばらく抜けないと思います。本を読んでてこんな気持ちになるのは久しぶりでした。きれいで、残酷で、こんなに遠回りして、最後はハッピーエンドではないけ...続きを読む
  • 星を編む
    「汝、星の如く」を読んだ方には絶対に読んで欲しい一冊。

    まさか北原先生の過去にあれほどのものがあったとは思ってもよらず、衝撃を受けました。
    私たちが「汝、星の如く」で見た世界はあそこで終わってしまっていたけれど、暁海たちの人生はまだまだ長いもので、私たちはほんの1部の物語を読んでいたに過ぎない、と...続きを読む
  • 星を編む
    ▼感想
    ・先月に前作の『汝、星のごとく』を読み終えて以来、本作を楽しみにしておりました、読み始めると時間も忘れて没入し、一日で読み終えました。

    ・時折、「あぁ、そういことだったのか!」と、前作ストーリーと紐づく内容が頭の中で繋がった時の気持ちよさに、何とも言えない幸福感を感じました。二作ともいつか...続きを読む
  • わたしの美しい庭
    凪良ゆう先生の作品ということで読んでみた一冊。

    「事実というものは存在しません。存在するのは解釈だけです。」
    「良心の呵責はおまえらの荷物だよ。人を傷つけるなら、それくらい自分で持て」

    この2つは、特に心に残り続けた統理くんの言葉です。(1つ目は詳しく言うとニーチェの言葉ですが。)
    とにかく、美...続きを読む
  • 汝、星のごとく
    「〜だろう」と2人のことなのに勝手に決めつけて、勝手に行動して、結果すれ違って疲れて...となる部分や、
    一人で生きていきたいわけではないけれど、いつでも一人で生きていけるためのメンテナンスは必要だという考えなど、
    共感するところが多くあった。
    恋愛、結婚などは正解がないからこそ、自分と相手の二人だ...続きを読む
  • 星を編む
    両親、環境、文化など、世間に深く影響されながら形成された暁海のアイデンティティは、「こうしなくちゃいけない」とか「普通」だとか、暁海の認知や行動に繋がっていたと思います。
    人との出会いや別れ、経験から、暁海は自分と他人との境界線を明確にしたアイデンティティを再構築して自分らしく生きていく、そんな暁海...続きを読む
  • 新装版 積木の恋
    初めてBL作品を読みました。
    ずっと積読していたのですが、もっと早く読めばよかったと思うくらい、とても素敵なお話で心が温かくなりました。
    さすが凪良ゆう先生の文章はお美しい。
    なぜ積み木の恋というタイトルになったかなどのエピソード等もあり、最後まで楽しく読めました。
  • すみれ荘ファミリア
    人には表と裏がある。そのどちらもその人自身であるとわかっているのに、裏を知ると気味が悪くなる。

    何かに縋りたいし、嫌なことには目を逸らしたい。その塩梅が難しいんだよな。
  • 積木の恋
    詐欺師と医師との恋愛!とても面白かったです。
    自分が恵まれてないからこそ変にプライドが高く人に甘えられない、とてもよくわかります!さとると出会えてほんとによかったです!
  • 星を編む
    汝、星のごとく
    の続編。

    そういうことだったのね。本当に読んでよかった。

    自分の人生の舵は自分でとりたい。
  • 星を編む
    『汝、星のごとく』から、少し間が空いてしまったが、すぐにストーリーに入っていけた。登場人物の心理描写はさすが!と引き込まれた。もう一度、『汝、星のごとく』をも読み返したくなった。人生迷いながらも、自分で決めて納得できるような生き方をしなくてはと思う。清々しい気持ちになる本。