凪良ゆうのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛と結婚、家庭の在り方、背負うもの背負わざるを得ないもの、女性の出産とキャリア、ひとりで立つということ
なんだかものすごく色んなことを考えさせられたし、女性作家による女性の心の内の言語化と表現力は本当に素晴らしいなとあらためて
あと穏やかな人ほど冷ややかで、その背景にはたくさんの感情を諦めて飲み込んで受け入れてきた過去があって、それは「優しい」と簡単に言っていいものではないしその優しさに甘えすぎてもいけないんだなと
人はみんな幸せを求めて恋愛なり結婚なりするのだろうけど、その幸せの形や家族の在り方はそれぞれで、星の数だけあっていいんだなと思えた作品だった -
Posted by ブクログ
ネタバレ「汝、星のごとく」の続編であり、植木さん・二階堂さん・北原先生・暁海それぞれの視点で描かれていて、本編では見えなかった人物の内面や関係性がより深く理解できる構成になっていた。本編では描かれなかった“その後”や裏側が丁寧に補完されていて、物語としての満足感がかなり高かったのも印象的だった。また、複数視点で描かれることで、それぞれの人物の抱えていた思いや葛藤に新たに気づかされ、同じ出来事でも見え方がこんなに違うのかと感じさせられた。もともと「汝、星のごとく」はかなり好きな作品だったが、こうして別の角度から物語をもう一度味わえたことで、登場人物たちへの理解と愛着がさらに深まり、作品世界に再び入り込め
-
Posted by ブクログ
なんて自責なふたりなのだろう。
置かれた環境的に、
あの人のせいでこの人のせいでって
いくらでも他責にできただろうに。
おそらく櫂くんのママの年齢に近い私は
早く大人にならざるを得なかった/
期待することを早々と諦めてしまったふたりに
切なさを感じてしまった。
でもどんなに他責にしたところで
世界がやさしくなるわけじゃなく
ますます孤立するだけなのだから
(暁海ママはこのタイプ)
腐らずにいられるふたりでいてよかった。
お互いに、お互いがいてよかった。
"過去は変えられないと言うけれど、
未来によって上書きすることはできる。"
----
お話はとてもすきだったのだけ