凪良ゆうのレビュー一覧
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凪良ゆうさん、2作目。
1作目は「流浪の月」を読んで面白かったので手に取りました。
恋愛もの、すごく刺さりました。特に要所で出てくる瞳子さんの言葉。瞳子さんの強さ。
女性は自立するために自分で稼ぎがある方が生きやすいということ。誰にも頼らず生きていける強さを身につけておく方が楽に生きることができる、だけど1人では生きられない。
きっとどの女性にもどこか当てはまるような部分があるのでは。
頼ることと依存は違う。自分軸で生きることの大切さ、そして大切な人とも時間を共有することの大切さ。どちらも手に入れることが幸せなのだろうけど、恋愛って当事者になると難しいよな、と。
色々考えさせられた作品で -
Posted by ブクログ
ネタバレ凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』です。
本屋大賞を取った作品で、26年秋に映画化の公開が予定されています。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島を舞台に、井上暁海と青埜櫂の愛を描いた小説です。以下、あらすじなので知りたくない方は一読をご容赦ください。
物語は、すでに壊れかけた家庭で生きる暁海の日常から始まります。暁海の父は島に移住してきた刺繍作家の林瞳子と不倫関係にあり、やがて家を出て彼女のもとに移り住みます。父を失った母は精神的に不安定になり、暁海は高校生でありながら家事や母の世話を担う立場になっていきます。島という閉鎖的な共同体では噂がすぐに広まり、暁海の家庭事情も周囲に知られていました。
青埜櫂 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の人生、恋愛に刺さりまくる作品だった。
青春時代の記憶が10年以上に渡って思い出される回想はあまりに儚く辛いものだった。恋愛における、約束、すれ違い、裏切り。世間一般では良しとされないであろうことがこの物語では度々起きる。しかし、それは誰にでも突如訪れる過ち、心情の変化であり、誰からも指さされることはない。環境の変化で考え方、感じ方が変わるそれは仕方ない。その度に擦り合わせていくことは、お互いを本当に理解することではなく、二人自身の自分軸を変えてしまう。
中でも、瞳子の言葉が印象的だった。
自分が大事だと思うこと、人を諦めたら誰のせいにしていいかわからない。誰も責任を取ってくれないし救わ -
Posted by ブクログ
この本は、汝、星のごとくの続編として、暁海と櫂の周りの人たちの過去や、それぞれの想いを描いた話だった。それぞれの話が鮮明に描かれていて、過去にこんな出来事があったからそんな行動したんだとか、仕事に対する情熱や故人への想いを大切に繋げていったりだとか、櫂が亡くなった後の、本が売れて映画化になったりなどの話も出てきて、血は繋がってはいないが、それぞれがいろんな形で繋がっていて、家族の形をいろんな視点から見ることができた。相関図にしないとわからなくなるくらい面白く複雑に繋がっているが、それぞれが自分の意思で幸せを感じて生きているんだなと思った。登場する人物皆んなが、自分の進みたい方へそれぞれが進んで