凪良ゆうのレビュー一覧

  • 流浪の月

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    ネット、テレビで流れている放送で私たちは怒ったり悲しんだりする。誰かが悪い、誰かが可哀想。そうやって切り取った情報だけで一喜一憂して盲信している。この本はそんな私たちに苦しめられる誰にも理解されない2人を描いた物語。

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    2026年02月12日
  • 神さまのビオトープ

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    ビオトープとは、様々な野生動物が自然な状態で暮らす、生物生息空間のことらしい。今作を読み終わって、今作のタイトルの意味が理解できた気がする。
    あらゆる人間がいて、その人間が抱えるものはそれぞれで、隣の人が実は自分とは分かり合えない悩みを抱えているかもしれない。神様が生んだ、人間の共存空間で、私たちは自由に不自由な生活をしていいのだろうなと思った。

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    2026年02月11日
  • 汝、星のごとく

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    再読記念に

    傷の舐め合いから始まった恋愛模様と2人を取り巻く環境を、グロテスクなまでに詳細に書いていて読んでいて苦しくなった。ふたりがより幸せになる方法を読み終わったあと必死に考えたが、結局この2人は結ばれることが最適解だったのかもしれないなと思う。愛するということの形が他の作品と明確に異なり面白かった。

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    2026年02月11日
  • 星を編む

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    ネタバレ

     凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」の続編です。

    ・北原先生の過去。
    ・櫂没後の編集者の2人、植木さんと絵理さんのその後の話。
    ・暁海と北原先生のその後の話
    の3つが描かれています。

     汝、星のごとくは展開がどんどん進んでいくジェットコースターのような印象がありましたが、星を編むは人間関係を現実的に生々しく淡々と描いているような印象でした。
    物語としては前作の方が好きでしたが、常に感情的に自分と置き換えて没入できるのは今作でした。

    「己の未熟さというものは、いつも他者との対峙から教えられる。」

    「誰もが誰かを想い、悪気なく身勝手で、何かが決定的にすれ違ってしまう。このどうしようもない構図

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    2026年02月11日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

     初めて本で泣きました。

     学生の頃から親に悩まされてきた2人の、恋して、すれ違って、別れて、それでも自分の中からはいなくならなくて、ただ、純粋な恋愛小説というよりかは、人間の本質や現実、生々しさを丁寧に描いている作品でした。

    現実の自分にも沢山当てはまることがありました。
    現状を理由に前に進めない自分、でも側から見ると可能性がそこら中に沢山あって、間に合わない事は何もない、そうとも思えました。
    私はこの作品を読んでずっと悩んでいた事に自分なりに答えを出して、行動しようと思えました。

     凪良ゆうさんの作品を初めて読みましたが、丁寧な文章と登場人物の台詞に込められている深い想いにすごく心を

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    2026年02月11日
  • わたしの美しい庭

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    凪良ゆうさんの作品は、人々の心の繊細な描写で、いつも涙させられます。血の繋がらない親子、ゲイのバー経営者、高校生の時に事故で亡くなった恋人を20年思い続ける女性、その恋人の弟であるニートの男性。それぞれの人々を取り巻く人々の思い。色々な思いに触れることによって改めて、一人一人を認め合うことの大事さを感じました。

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    2026年02月11日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    胸が暖かくなった。愛情って、大切な人の平凡な日常がただ続いてほしいなって願うことなんだなと。
    ユラユラ揺れててほしいな〜。
    場面の切り替わりも秀逸でズイズイと読み進めてしまった。
    シャングリラは桃源郷とか地上の楽園って意味らしい。ユートピアとも同義みたい。
    滅びの前のシャングリラ、、、最後のシーンはきっと世界が煌めいていたと思う。眩しくて目も開けられない、細めた目は幸せを噛み締める表情かな。

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    2026年02月11日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ


    エピローグとプロローグが繋がってて驚いた。
    1人で生きていけるように自立も依存も他人にしたくないなと改めて思った。
    自分の人生だし、自分軸が大切
    冒頭からしんどい話だったけどみんなが明るくなれてよかった

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    2026年02月11日
  • 流浪の月

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    マイノリティーは支え合って必要とし合ってそして理解者を得、存在していく。
    せつなく美しい小説でした。

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    2026年02月11日
  • 流浪の月

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    傑作です。
    血の繋がりはないのに特別な何かで繋がっている更紗と文の関係性が、すごく羨ましく感じた。
    心を許せる家族がいる時点で2人よりも苦労のない人生を送ってるはずなのにね…
    自分にとっては当たり前に善意だと思って取った行動が、誰かを傷つけることもあることを学んだ。

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    2026年02月10日
  • 汝、星のごとく

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    凪良ゆうが一般文芸を書くようになってから、男女の恋愛小説を書くのは初か?

    これまでのは相手が幽霊(妄想?)だったり、同性愛だったり、恋愛というよりは家族愛だったり、恋愛とは言い切れない愛の形だったりしたものなぁ……

    ただ今作も、単純に恋愛小説とは言い切れない、様々な要素を含む壮絶な物語になってる


    本屋大賞作品で有名だろうし、あらすじは割愛


    「月に一度、わたしの夫は恋人に会いにいく」
    という一文から始まるプロローグ
    読者としては、暁海は北原先生と結婚し、「やらかし」た事があるという前提で読み進める事になる
    恐らく、「やらかし」は櫂との関係なのだろうという予断

    ただ、後に同じ場面が登

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    2026年02月10日
  • 汝、星のごとく

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    2年ぶりに読み返してもまた心を奪われた
    この本を読む時はなぜかひとつひとつの文章を大事に読もうとしてしまう

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    2026年02月10日
  • 儘ならない彼 美しい彼4

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    人に助言をすることの難しさ。
    自分が言ったことを取り入れたことで相手のよさが損なわれてしまうかも知れない。
    そう思うと怖くて何も話せなくなってしまいそう。
    周りの人に何を言われようと己を貫ける人やどんな影響を受けてもよい結果にたどり着ける人こそ「天才」だったり「本物」だったりするのだろうけれど、そんな人ばかりではないし。
    それでも大切に思っている人にだけは自分なりに相手のことを思って伝えていくしかないのだろうなと思う。

    『美しい彼』を読み、ひらきよがとても気に入ったので少しずつゆっくりじっくり読んでいこうと思っていたのに、読み始めると止まらず、あっという間にこの作品までたどり着いてしまった。

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    2026年02月09日
  • 汝、星のごとく

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    なんともリアルで生々しい
    想像できてしまう、、正直うぅ、しんどいなこれって思う事多々あったけど
    終盤のこの2人の間にある繋がりに、簡単には言い表せない、心がはっと晴れたような、あーーーよかったって、そう思った
    先生すき

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    2026年02月09日
  • 星を編む

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    ネタバレ

    汝、星の如くの続編
    汝、星の如くでは明かされなかった、北原先生と結ちゃん、菜々さんのことが書かれていた。
    菜々さんは、当時好きだった彼を守るために一緒にいることを諦めたシーンは、菜々さんの母親としての強さを感じた。結ちゃんが生きていることを知れてよかった。
    北原先生って相手の心を開くような話し方、けど無理やりこじ開けないところがすごく好感が高い。本当に心が綺麗な人なんだろうなと思った。
    この作家さんは、とても繊細で儚く各登場人物の心情を表現するので、とても心に突き刺さる。

    1番好きな文章は、
    「善であることと弱者であることは、時に同じ意味を持つ。父と母が分け与えた情けは帰ってこなかった。盾を

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    2026年02月08日
  • 星を編む

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    ネタバレ

    北原先生の過去が明かされて、とても衝撃的でした。1番好きな登場人物です。
    暁海のまわりの人たちのその後や気持ちが知れたのも嬉しかったです。
    なにより北原先生と暁海がお互いを思い合う関係が本当に素敵で、これまでの家族としての絆に新しい感情が重なっていく様子に胸があたたかくなりました。

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    2026年02月08日
  • 流浪の月

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    どしんと来る
    読んでよかった
    普通が人を傷つけることもある。優しい世の中が誰かにとって優しくないこともあるんだなと

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    2026年02月08日
  • 流浪の月

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    本屋大賞受賞作、風良ゆう初めて読んだ
    繊細で壊れそうで崩れそうでひやひやするガラス細工のようなお話

    小学生の女の子、更紗は両親がいなくなり叔母の家に預けられることとなった
    しかしその家はとても居心地の良い家ではなかった
    そんな時、公園でよく更紗たち小学生の女の子を眺めている19歳の少年・文に家に帰りたくなくて雨に濡れる更紗が話しかけられついていく
    更紗にとってその生活は安心しそのままでいられる時間だった
    しかし世間ではそうとは思わず誘拐事件として文は捕まってしまう
    その事件から大人になって再会した文と更紗、恋愛でも友情でもないけどお互いを必要とする不思議な関係とそれに対する冷たく放っておいて

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    2026年02月08日
  • 流浪の月

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    とても心を揺さぶられました。
    事実と真実は違う
    そうは分かっているものの、普段の自分の生活を省みると、ファミレスにいた高校生たちのような会話をしているのだろうなと思いました。
    メディアに踊らされることなく、先入観に振り回されることなく、フラットな立場で事実の中にある真実を見抜くこと。それがいまからの時代に生きる人に必要な力かもしれません。

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    2026年02月08日
  • 流浪の月

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    ネタバレ

    読んで良かった。
    世間一般で使われている言葉に安易に寄りかかるのではなく、分からないことを分からないものとして伝えようとする書き方に、とても好感を抱きました。例えば次の言葉です。

    わたしたちは親子ではなく、夫婦でもなく、恋人でもなく、友達というのもなんとなくちがう。わたしたちの間には、言葉にできるようなわかりやすいつながりはなく、なににも守られておらず、それぞれひとりで、けれどそれが互いをとても近く感じさせている。 わたしは、これを、なんと呼べばいいのかわからない

    次の言葉にもはっとさせられました。
    「自分がしてほしくないことは、他人にもしてはいけない」という道徳観は、「自分がされて嫌でな

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    2026年02月05日