凪良ゆうのレビュー一覧
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もどかしく切ない恋愛小説であり、生きることについて深く考えさせられる物語だった。
生まれ育ちの良い子がいれば、そうでない子もいる。子は親を選べないし、家柄や環境も選べない。当然なことかもしれないけれど、それが人生を諦めていい理由にもならない。自分の人生は自分で道を切り拓くしかない。人生は選択の連続だ。ただ正解がどれかなんて誰にも分からない。そもそも正解はあるのだろうか。どうせなら失敗しても後悔しない方を選びたい。時には誰にも理解されないこともあるけど、その生き方が自分にとって幸せであるならば、決して間違いではないのだと。
この本を読んでたら、そんなことを自分と照らし合わせながら考えていた。 -
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本屋さんを愛する作家5人の本屋さんの物語。
めちゃくちゃ良い!
・「続きは書店で」瀬尾まいこ
主人公のパートナーが「料理の基本」を買う件に吹き出しました(笑)
・「歌うように生きて」一穂ミチ
初々しい青春物語かと思いきや、急展開!
実は青春も続いているような。
・「手に取ってみてみろよ」坂本司
「触って、くらべて、確かめて、ゆっくりじぷの好きなものを選んでほしい」
ほんとにね。
・「小鳥たち」凪良ゆう
「誰でも座れる公園のベンチ」のような本屋さん、理想的です。
一番好きかもしれん。
・「見晴らし書店の一日」三浦しおん
本は「心の窓を開き、見晴らしのいい風景を眺めるためには必須のもの」 -
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ネタバレ今回もすごく素敵なお話でした♡
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結婚・出産だけが幸せではないという考え方が増えてきた今の令和の社会にあった物語。
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結婚をしたい。したくない。
結婚後は専業主婦になりたい。キャリアを捨てたくないから子供を持つという選択を考えない。
という、それぞれが持つ価値観が違うのは当たり前なのに、親族や周りから受け入れられない。
パートナーとも上手く本音で話し合えない。
1番近い存在なハズなのにわかり合えない。
といった難しさ、生きにくさを感じた。
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特に、私自身育休が明けた後は今ある役職もキャリアも失っての再スタートになってしまうので、
他人事だとは思えないなと感じた。
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周りにどう思わ -
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短篇集かと思いきや、どこかで誰かが繋がっているみたいな、私の好きな感じのお話でした。
一作目からやられた〜ってなりました。想像とは全く違うカップルのお話で、すごく考えさせられました。
私が華だったら、華の母親だったら?兄弟だったら…ありえないことではないもんねーやっぱり狼狽えるんだろうなぁ…ちゃんと向き合えるかなぁ?
他の話も共感し過ぎて腹が立ったり、切なすぎたりと…最後まで飽きることなく物語に没頭できました。
結婚が難しい現代…息子も出会いがないといつもボヤいています。
マチアプはもうやめたーとか申しておりますが…息子は息子らしく自分の面倒がちゃんと見られて、なるべく充実して、生きてい -
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人にとっての当たり前、世論、正義、これらはあくまで相対的に作られるもの。人にはそれぞれがもっている価値観がある。これらはどうあがいても分かり合えない。それが人。ただ、その中でも人は繋がりを求めて生きていく。そんな一見壊れそうで儚いものをこれほど素敵な物語に落とし込んだ凪良ゆうさんは凄すぎる。
優しさは自分にとっての呪い。優しさは大切だが、その扱いにも注意しなければ呪われる。
改めて、どんなに仲の良い人でも考えていることは完全に理解できないし、価値観が合うことはない。その人を否定せずに、受け入れる。それができるような人になりたいと思った。 -
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「汝、星のごとく」が最高によくて、しばらく余韻を引きずるくらい感動しました。
その時すでに横浜流星さんと広瀬すずさんで映画化するかもと聞いていたので
その時点で楽しみで、今季やっと映画が公開されるので、それまでにこちらの作品も読んでおきたかった。
「汝、星のごとく」の続編の部分もあったり登場人物の過去の話だったりとファンにとっては贅沢な内容で凪良ゆうさんの美しい言葉や文体に何度心を動かされたかわかりません。(いつも凪良さんの作品を読むときは付箋だらけになる。)
本当に人のいろいろな側面を愛情をもって描くのが長けていらっしゃる作家さんだなといつも感動します。
たぶんこちらも何度も読み直すと思いま -
Posted by ブクログ
『本屋さんのある街で』は、本屋を舞台にした5編の短編集。それぞれが恋愛や結婚、離婚、家族の老いなど、人生のさまざまな場面を丁寧に描き、静かな感動を与えてくれる作品でした。
派手な出来事ではなく、日常の中にある小さな喜びや切なさが積み重ねられ、「何気ない毎日こそが、実はかけがえのない幸せなのかもしれない」と気づかせてくれます。人生経験を重ねた人ほど、登場人物たちの想いに深く共感できる一冊ではないでしょうか。
本屋が人と人をつなぎ、それぞれの人生にそっと寄り添う物語は、時に切なく、時に懐かしく、読み終えたあとも温かな余韻が残りました。
本屋離れや書店の減少が話題になる今だからこそ、街から本屋