凪良ゆうのレビュー一覧

  • 汝、星のごとく

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    再読。
    主役2人の関係よりも、2人の家庭環境のことばかり考えてしまう。
    何度読んでも同じ鮮度で苦しみが襲う。
    凪良さんの描く親はとても恐ろしい。
    いろんな意味で、簡単に「毒親」という言葉では済ませられない親ばかり出てくる。
    きっと数年後また読んで苦しむ。

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    2026年03月17日
  • 汝、星のごとく

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    良かった。
    横浜流星の演じる櫂が早く観たい。
    キラキラした恋愛ではないのに、久しぶりに恋の良さ、愛することの素晴らしさを感じた。

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    2026年03月17日
  • すみれ荘ファミリア

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    ネタバレ

    いい意味での『裏切り』が心地よい一冊。
    表紙の柔らかなデザインや序盤の雰囲気からほっこりした群像劇モノかと思いきや、人間の表と裏を描きじわじわと背筋が凍るようなミステリー?サスペンス?だった。単なる下町群像劇では終わらない。凪良先生の小説は仄暗くざらざらとした何かを胸に残していくので、そこが私としては非常に好ましく感じます。

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    2026年03月17日
  • 星を編む

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    引き込まれるように読んだ『汝、星のごとく』の続編。
    櫂を取り巻く人々のその後の人生が描かれた三編からなる
    後日譚でありつつも、前作の世界がより深く広がっていくようで、ぜひ連続して読むのがおすすめ!

    同性愛者、家庭と仕事の両立、子どもを産む権利と産んでもらう権利。
    家庭のあり方や生き方はますます多様になっている。
    その一方で、自己犠牲のコスパの悪さ、ヤングケアラー、女性らしさ・男性らしさという見えない鎧や足かせといった、現代社会の固定観念に苦しめられる人も少なくない。
    本作は、そんな社会の中で、それぞれが自分の人生と向き合う姿を、静かに、でも熱く描いている。

    前作に続き、自分の気持ちの軸

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    2026年03月17日
  • 流浪の月

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    ネタバレ

    自由な母親と父親のもとで育った更紗は父親の他界をきっかけに家庭環境が崩れていく。
    母親は更紗という重荷を捨て、叔父叔母の家では冷遇とトラウマになるわいせつ。
    そこから自らの意思で逃げ出す形で佐伯文と出会う。
    自由な共同生活も長く続かず、文は誘拐犯として逮捕され、更紗は施設で過ごす。

    ある日更紗は文との再会を果たす。お互いの生活がすでに進んでいる中で2人の距離は縮んでいく。

    世の中の「普通」からはみ出してしまった2人による命綱をつなぐ物語。
    物語の中で度々登場する普通の感覚の押し付けが2人を追い詰めていく。世界はどうしようもないことで溢れている、気持ちを薄くしてやりすごすしかない。でも寂しい

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    2026年03月17日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

    初めて凪良ゆうさんの本を読みました。凄く良かったです。
    最初、キラキラほのぼのとした恋愛小説かな、と勝手に決めつけて読み始めましたが、そんな生ぬるいものではありませんでした。
    主人公の櫂と暁海、それぞれの視点に移り変わりながら物語は進んでいきますが、2人とも一般的とは言えない親の元に育ち、それぞれが抱えるフラストレーションを補い合うように恋に落ちて行く2人でした。そんな2人の関係を変えてしまったのは、漫画の世界で大金を手にした櫂の驕りと都会の華やかさだったと思います。お互いに好きな気持ちがあるにも関わらず、別れてしまった2人。
    お金は人生を良くも悪くも変えてしまうものだと改めて感じました。櫂は

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    2026年03月17日
  • 流浪の月

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    私と相手の中でわかっていれば、いいんだなと思った。
    他の人に理解してもらう必要ない。
    私と相手の中の話。
    全ての人間関係においてそうで、家族も友達も恋人も、"こうであるべき"と決められる必要はなくて、お互いだけが分かっていればいい。
    完全にわからなくても、相手のそのままを受け入れることができればいい。
    理解できなければ、谷さんのように、そういうこともあるんだと受け入れて離れればいい。
    もっと自由に、のびのび。
    他の人の型にハマらなくていい。

    でも理解するというのは難しいこと。
    理解できなくてもありのままのあなたがいいのだと受け入れることができる、そんな広い器を自分の中で育

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    2026年03月17日
  • 星を編む

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    これも一気読みした。
    前作と比べて全体的にすごく穏やかで、今作もすごく良かった。
    特に最後の文表現がすごく好きだった。
    「いつかわたしの命が尽きるときがきても、この海に還るのならば怖くない。」
    とても素敵な作品でした。

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    2026年03月16日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

    その人のことを想って想って、想ったからこそのすれ違いや愛することの切なさ、苦しさを学んだ。それぞれが自分の考えを持って動く中で登場人物ごとの視点が描かれていたのはすごく面白かった。また、2人の大人になっていく姿が儚く美しかった。

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    2026年03月16日
  • 汝、星のごとく

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    機能不全家庭で育った櫂と暁海。
    風光明媚な瀬戸内の小さな島を舞台に、傷をいたわり合いながら恋に落ちた二人の、波乱に満ちた16年が描かれる。

    長編でありながら、心に刺さるキラーフレーズが次々と現れる。
    繊細なレースで編まれているような、壊れやすくも美しい言葉で紡がれた物語という印象だった。

    その日のうちに読み切ってしまうほど引き込まれ、圧倒的な文章力で小説の世界へすっと連れていかれる。翌日には続編を購入していたほど。

    作中に登場するそれぞれの「毒親」ぶりは凄まじい。
    それでも、どれほど憎く、恨めしく思っても見捨てきれず苦悩する二人の姿や、田舎ならではの閉塞的でプライバシーのない環境に翻弄さ

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    2026年03月16日
  • 星を編む

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    「汝、星の如く」を読んでしばらくしてから読んだ。
    だから「汝..」の細かいストーリーを忘れかけていて
    エピソードを思い出しながら読み進めた。
    登場人物みんなそれぞれ過去があって、引き込まれた。
    自分もそうだったが、未熟な親に振り回されて、自分のことだけを考えていればいいはずの学生時代に暗い影を落とされて。
    登場人物がみな不器用で、愛おしく、泣けて仕方がなかった。

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    2026年03月15日
  • 流浪の月

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    久しぶりに小説を読んだ。
    文と更紗の関係を尊く感じた。
    本人達は「普通」の感覚で一緒に居る。ただ、社会からは問題視される。
    この類いの話でハッピーエンドは記憶に無いが、この2人の不思議な関係は不幸で終わらない、面白い話だった。
    暴力の描写は読んでいて辛かった。
    登場する料理が美味しそう。

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    2026年03月14日
  • 流浪の月

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    とにかく登場人物が魅力的。
    私は美形設定のキャラクターが大好きだ。作中で見た目に関して明言されているものは今まで読んだことがなかったが、この作品は結構そこがポイントだったりするので比較的細かく表現されている。
    そのため登場人物を想像しやすく、物語により入り込めたと思う。
    あと別に不満ではないしあくまで私の感じたことだが、キャラ設定や言動など全体的に2次元っぽいというかアニメっぽいというか...アニメ系に慣れ親しんでいる人は読みやすいかも?

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    2026年03月14日
  • 星を編む

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    ネタバレ

    映画、小説、アニメ、何でもそうだと思うけど、続編って前作が良かったら良かった分だけ、期待してしまう自分がいる。だからこそ、”前の方が面白かったな””やっぱり前作は超えれるわけないよなぁ”と思うことがほとんどだった。
    だけど、『星を編む』。この作品は、私が初めて、続編が前作を超えるのではないかと思わせるくらいに素晴らしい作品だった。
    『汝、星のごとく』では、親や環境に苦しみ、悩みながらも人生を精一杯生きている姿や、愛しているのにすれ違う2人を見ているのが心苦しく、ページをめくることが辛いと感じた部分もあった。
    『星を編む』では、『汝、星のごとく』では明かされなかった、過去や未来の物語が綴られてお

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    2026年03月14日
  • 星を編む

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    生活の苦労はないけど、不自由
    生活の苦労はあるけど、自由 
    そして満たされない愛への渇望

    合理性という理由で始まった結婚だけど
    結局お互いの欲求だけで、破綻する関係
    徐々にお互いを思い合って、かけがいのない二人になる関係

    以前は矢を放っても家の中や職場学校などの閉ざされた空間の中で戻ってきたものが、今やインターネットによって、縦横無尽に飛び出し、誰彼となく突き刺す。そして自分が射った矢が、誰を射抜いたかも気にせず、射ったことすら忘れる。

    櫂は火花、先生は海
    この海に帰るなら怖くない
    と言う最後の言葉が好き

    いろいろなテーマがあって、何度も読みたい本

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    2026年03月14日
  • 流浪の月

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    決めつけられた『事実』のせいで無責任な優しさや哀れみ、奇異の目を一方的に押し付けてくる世間と、『真実』を話して少しでも誘拐犯である文は自分を絶望の淵から救い出してくれたことを伝えたい主人公の間にある埋まらない溝を見ていて優しさとは何かを考えさせられた。
    事実のみで犯人を批判し、被害者を哀れみ救いの手を差し出すことなのか、または我関せずを貫き無関心でいることなのか。
    自分の中の何かが揺らぐ話だった。

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    2026年03月13日
  • 星を編む

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    星を編むは、ふたりの編集者の生きづらさや感情を細かく書かれていて世界に入りやすかった。編集者が作家という星を編んでいくことのすごさを感じた。櫂とは切ない結果になってしまったけども。
    波を渡るは、人生そのものの話に感じた。道は多くあり、自分で選んでいくもの。今治花火のああ、櫂。はやっぱり切ない。けどそれも人生なんだと感じた。
    北原先生はちょいちょいやりすぎ感ある笑。

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    2026年03月14日
  • すみれ荘ファミリア

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    ネタバレ

    1年前くらいに本で読み→audible☆
    人間の心情を繊細に細かく、表現豊かに描く著者。
    そんな言葉達に吸い込まれるような感覚になりながら、自分の心にも問うている。
    愛ゆえの執着…

    "けれどそんな欠陥品である愛を、自分はどうしても手放せない。これまでもこれからも愛ゆえの間違いを重ねていくだろう。愚かだと思う。思うけれどー。"

    "世の中の人すべてが理解し合い、許し合えるなんてのは幻想だ。だからといって希望を捨てることはない。世界にも、心にも、グレーゾーンというものがあっていい。"

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    2026年03月12日
  • 汝、星のごとく

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    ★4.5
    涙が出てきた。
    必要な遠回りってあるよなって思った。
    これで正解だったのかもしれない。
    それでもやるせなくてページをめくる手が止まらなかった。
    プロローグとエピローグで感じ方がガラッと変わった。

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    2026年03月12日
  • 星を編む

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    私はあまり、続編に対して良いイメージが
    もてなくて、やっぱり最初で終わらせた方が
    良かったくないか?って思うことが多々あって。

    でも、今回は本当に続編最高!!!
    それに尽きる。
    すっごく幸せな時間になったし、
    なんなら、続編の方が好きかもしれない。
    少しずつみんなが前を向いて幸せを
    感じているシーンも多くって。

    やっぱり、何年一緒にいたとしても
    会話を対話を、向き合っていかないと
    その人の気持ちなんて、何にもわからない
    ってことを感じたな。
    わかってるように感じるだけで、
    その人のことなんかきっと1割ぐらいしか
    理解してなくって。

    はあああ、すごく良い作品だったな。

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    2026年03月12日