凪良ゆうのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
今日も凪良ゆうは不穏で美しい歪んだ日々を綴る。
鹿野くんが死んだ。新婚2年目。お葬式が終わったら鹿野くんが縁側に座っていた。うる波はこの生活を守ることを決心する。
叔母さんがやってきて、見合いやメンタルクリニックを勧める。どちらもお断りする。鹿野くんの後輩の佐々くんと千花ちゃんカップルがくる。帰ったので鹿野くんと話していると、忘れ物で戻ってきて、一人で喋っているのをみられてしまった。他の人には鹿野くんは見えないし聞こえない。
佐々くんが旅行先で蕎麦アレルギーで死ぬ。千花は佐々くんを連れてきたというが、うる波には見えない。鹿野くんにも見えないようだ。しばらくして現れた千花はやつれてボロボロ -
Posted by ブクログ
「誘拐された少女と誘拐犯との間に生まれたーーー
家族でもない、恋人でもないけれどもそばにいたい。」
この不思議な関係性の正体はなんであろうか?
本作を読む前から前情報で知っていたテーマの答えを求めて読み始めた。
しかしながら作中でも2人の不思議な関係性に明確な答えは提示されない。そこにこそ、この物語の面白さがあると思う。
重なり合う2人の日常「食生活や洗濯の匂い、部屋の装い」や胸の内「境遇や何に恐怖を感じているか」を描写していくことで、読者の中には2人の絆とも言えぬ何かが深まっていく様が刻まれていった。
文体は優しいながらも湿度が高く非常に読み応えがあった。読んでいる最中は終始価値観の揺ら -
Posted by ブクログ
一穂ミチさんと坂木司さんをお目当で手に取った。
一穂ミチさんはらこの中でもちょっと異色の作風だったけれど、苦いのに苦しいのにどこか暖かみを感じた。人と仲を深めるのって難しいな。
坂木司さんは、エンターテイメントを感じて面白かった。登場人物みんながいいキャラしている。
三浦しをんさんは、こういうのをこのアンソロジーで読みたかったんだよ!これだよ!これ!と、読んでいてクスっと笑ったり、ちょっと心がじんわりしたり、本屋ってやっぱりいいなと思わせてくれた。
凪良ゆうさんのは1度読んだことがあるストーリーだったから、新作を読みたかった。
本を売る人、買う人、書店との繋がりがある人、それぞれのストー