凪良ゆうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画が公開される前にもう一度読みたいと思って、再読。
10代、20代という大事な時期を自分の親によって振り回された暁海と櫂。
離れたくても離れられない。
見捨てられない。
嫌いとも言い切れない。
こんな親にはなりたくないと思っていたはずなのに、気付いたら親のようになってしまっていたり、親のような人に惹かれてしまっていたり。
何もかも親から離れられない2人を見ているのが辛かった。
それでも、もがいて、這いつくばって、必死に生きて。
そんななか暁海と櫂のすれ違いが始まっていった時は悲しくなった。
遠距離恋愛はやっぱり辛いのか。
環境が変わると人も良い方向にも悪い方向にも変わってしまう。
心が離れ -
Posted by ブクログ
ネタバレ最高最高最高最高!!!!!!!
すごく私の好きなジャンルだった。
同性愛、社内婚活女子、離婚後ライフ、結婚前なのに幸せに見えない男女、愛(といいつつ不倫)なのか仕事パートナーなのか
特に社内婚活女子(Beautiful dreamer)と結婚前なのに幸せな見えない男女(Position talk)が好きすぎた。
なんというかリアルな日本がこれでもか!!ってくらい言葉になってて気持ちよかった。
私が語ろうとすると「日本クソ」だけで終わっちゃいそうなところがぜ〜〜〜んぶ言語化されてて最高だった。
Beautiful dreamerの畳みかけで本一冊分の価値あった。笑
若いのにそんな男並みに -
Posted by ブクログ
映画を観てからの原作。凪良さん二作目。
配役ドンピシャ。
映画は、ん?と思う不確かさがあったけど、やはり小説は良かった。特に文の心理描写が。
極端な人物が多く、現実の延長線上にはあるとは思えなかったけど、、
でも、世界のどこかにはいるだろう、お互いにしか理解できない特異な関係性。
自分をわかってくれる人が1人でも居れば、それで生きていける。
いくら説明しても伝わらないことも、一緒に時間を共にすれば、自ずと受け入れられる、、のか。
理解できないこちら側の恐怖はあり、悪意ある第三者になる必要はないけど、受け入れられるかどうかはわからないな。。感想が難しい。 -
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ネタバレ櫂はだんだん弱くなっていって、暁海はだんだん強くなっていったように感じた。
ただ、暁海が強くなれたのは親が離れてくれたことも大きいと思う。櫂も親から離れられていたら、また違う人生になっていた気がする。
先生や瞳子さんの存在は本当に大きかった。最後に暁海が櫂に会えたのも先生のおかげだと思う。本人たちがそれでいいと思っているならそれでいいという先生暁美夫婦の考え方が好きだった。島の人たちにどう思われるかより、自分たちがどう生きるかを大切にしていた。
この物語を読んで、人は一人では生きていけないんだなと思った。櫂には絵理さんや植木さんがいて、暁海には先生や瞳子さんがいた。親以外に支えてくれる大 -
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汝、星のごとくを読み終えた後の余韻に引け目を取らないほどの余韻。
北原先生の過去から現在の暁海との関係性、そして2人の今後。
櫂と尚人くんの死をきっかけに沢山の苦難を乗り越え這い上がった植木さんと二階堂さんのその後。
もう回復の兆しは閉ざされたかと思っていた暁海の母親の第二の人生。
瞳子さんと暁海の父親の年齢に伴った新たな人生。
結ちゃんと菜々さんの再会してからの人生。
全員の成長や人生をこんなに流暢な構成で描くことが出来る
凪良ゆうの作家としての努力や才能に心から魅力され感動した。
凪良ゆうの作品は流浪の月しか読んだことがなかったのだけれど
長編だったにも関わらず今回と同じ感動を覚えた記憶が -
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生きるのは自由で不自由
結婚は枠が決まっているがゆえに
その枠から外れてしまうと異常だと見られてしまう
実際に法で縛っているはずなのに
枠からはみ出てしまうのは異常なのかもしれない
対して恋愛は液体のように形作ることができない
だからこそ他者から見たら異常であったとしても
それに気づくのが遅くなる
私はそれでもいい気がする
だってなににも縛られず自分の思うがままに
恋愛も人生も生きたほうがいいから
じゃあ結婚と恋愛が入り混じったらどうなるだろう
どちらかが理不尽に不幸せになるかもしれない
どちらも破滅するかもしれない
そしてあまりにも相容れないその景色は
他人から見てどのように映るだろう -
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本作には結婚、妊娠、出産、キャリア、人間関係の難しさなど、ありとあらゆるテーマが込められている。特に女性視点での悩みや葛藤は、読みながら何度も深く頷いてしまうほど共感できる。どれほど公正な社会を求めても、生物学的な性差がそれを阻む。同じことをしても、男女で周囲の眼差しや評価は全く異なる。理系に進み、男性社会の企業に勤めながら男性に負けないよう必死に生きている自負があるからこそ、私はその不条理に敏感にならざるを得ない。女性としての呪いから解放されようともがく日々は苦しく、与えられた役割に甘んじるしかないのかと絶望を覚えることもある。しかし、それは男性も同じなのかもしれない。彼らもまた「男性として
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流浪の月 凪良ゆう
本屋大賞受賞作。
面白くて1日で読みました。
「滅びの前のシャングリラ」より面白い。
まず、小学生の更紗は、奔放で自由気ままな母と穏やかな父の間に生まれるも、父が病気で他界。母は家を出て行ってしまい、叔母の家に引き取られる。が、叔母の一人息子が、夜な夜な部屋に来るようになり、学校帰りに公園で過ごす日々が続きます。同じ公園にいつも座っていた大学生の文(ふみ)がある日、雨の中でも家に帰ろうとしない更紗に声をかける。
文は、更紗を家に招くも、家に帰りたくない更紗のしたいようにさせてくれて、お互いに欠けた部分を補っているような信頼関係を築くも、更紗の「動物園に行きたい」を許したた -
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「事実と真実は違う」というセリフが何度も出てきて、そのまま物語のテーマになっていた。
心理描写がとても丁寧だったので、感情移入しながら一気に読んでしまった。
二人はただお互いを必要としていて、理解されない孤独を埋め合っていただけなのに、「事実」としては一生許されない異常な関係になってしまっている。当事者にしかわからない「真実」があっても、周りは誰もそれを見ないし、見られないんだなと思ってそのズレが苦しかった。
最後は二人なりの幸せを見つけられたんだなと思えて、素直に良かった。
あとは「寂しくて、気持ちいい」というセリフも印象に残っていて、孤独と自由は紙一重で、ほとんど同じものなのかもなと思 -
Posted by ブクログ
ネタバレ親のために子がいるのではなく、子のために親がいる、そんな家族の形であって欲しいと思わされる話だった。
暁海と櫂、どちらも親の都合で困難を強いられている2人。人生のあらゆる場面で彼らを阻む障壁は、大人の都合によるものであり、理不尽な世界にもがきながらも、最後の最後までお互いを思い続ける。彼らなりの愛の形は歪かもしれないが、なぜか純粋さも感じた。
助けてくれる大人もいる。北原先生は本当に素晴らしい。北原先生がいなければ、2人はこの愛を完遂しえなかっただろうから。ありがとう。
櫂の書いた「汝、星の如く」という小説を読み、著者紹介から彼らの人生に想いを馳せる読者になりたい。