凪良ゆうのレビュー一覧
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ネタバレふたりが将来に向けて自分自身と、恋人と、もがきながらも懸命に向き合い奮闘する姿に胸熱な今作。
シリーズを追うごとに平良も清居も人間としての魅力がどんどん掘り下げられてて好きになるし、バカップル度合いも増してて最高。
BL要素自体は薄めなのに三作品の中で一番好きです。それでも久々の再会で最高潮に高まった状態で朝まで体を重ねる性描写は、シリーズ一エロくて深くて濃厚で、心揺さぶられてたまらなかった…!
あとはやっぱり個人的に野口さんがとても好きなキャラなので平良と同居してくれてウキウキした笑
(エビコロは作るなって清居が平良に言うシーンは可愛すぎてキュンキュンとした!)
あとがきで野口さんのこと書き -
Posted by ブクログ
この本は前作に比べて、とても読みやすかった。というのも、苦しい展開がなくスピンオフだからこそ、過去にあったことや周りの人たちのその後の奮闘だったりと穏やかな気持ちで見れた。後半は波のように歳を重ねていく暁海と北原先生の結婚生活が描かれていて、私もこんな風に歳を重ねていきたいと思った。血の繋がりがなくても個として繋がっている家族の形は歪だけれど、お互いに支え合い補い合って保たれている。きっとこの家族はとても幸せだったんじゃないかな。苦しい、辛いことがたくさんあって、最愛の人との別れもあったけれど悲壮になるのではなく、お腹が減ればご飯を食べ、仕事をしてお金を稼いで日々を過ごしていく。きっと人はこう
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Posted by ブクログ
ネタバレ文は教科書のように、必要で正しいことのみで埋め尽くされた暮らしをしていた。朝はハムエックとトースト。サラダはレタスときゅうりとトマト。わたしはその教科書にたくさんの落書きをした。ハムエッグにケチャップをかけ、休日は寝坊とデリバリーを楽しんだ。
あれが子供のころでよかったと思う。あのころは寂しい会いたいという感情だけで、それを意味のある思考としてまとめることができなかった。だからまだマシだったのだ。あのころの寂しさや悲しさや惨めさを、しっかりとした言葉で組み立ててお城を建ててしまったら、わたしはそこに閉じこもって抜け出せなくなったかもしれない。
最近正欲と、そしてバトンは渡されたを読んだと -
Posted by ブクログ
ネタバレ非常に良かった。
今年読んで良かった本はなんですか?と年末に聞かれてこの本を答えるのではないかと思うほど良かった。
まずは、日常生活で、感じる「あの」感情を、活字でこんなにも美しく書かれているのか、と感動した。
私が普遍的に何となくで感じていた感情が全て文字として紙に書かれている、それがどんなに救いのある事か、というのを久しぶりに体験した。
ネットで書かれている多くの事は、世の中の9割が後ろ指指したとしても、結局事実は2人しか知らないのだな、というのも当たり前なのかもしれないが
批判された2人の話を読んで、実感した。
ネット記事を多く目にする、飲みながらその話を適当にしてしまう私に何故か -
Posted by ブクログ
真実と事実の違いについての見解が、とても印象に残った。
作中では、事実とは真実そのものではなく、世間的・一般的な解釈によって形作られたものであり、両者はまったく別のものとして描かれている。
人は真実そのものよりも、衝撃的で悲劇的で、話題性のある事実を求めているのだと感じた。
そうした事実に人生を狂わされた文と更紗にとって、自分が見て、触れてきた真実だけを信じた梨花ちゃんの存在は、大きな救いだったのだと思う。
彼女の存在は、二人をこの世界につなぎとめておく一本の糸のように感じられた。
真実を完全に知ることは難しい。だからこそ、目の前の事実が真実そのものではない可能性を前提に、それと対峙する -
Posted by ブクログ
読み始めたら感情移入しちゃって止まらなくなって一気に読みました。読み終えて感じたこと1)多くの人の考え方に倣うことへのプレッシャー、果たしてそれが誰にも常に正しいのか、という問いかけに、ぎくりとした。いい子であること、立身出世を目指すこと。自分も最近まで、我が子に押し付けていました。2) 更紗は虐待の事実をなかなか言えなかった。トラウマだから、と理解せねばならないが、更紗は自分が死んでもどうなってもふみの無罪を言いたいのに、それでも言えないのは、まだ何かあるのかと思ったが。言おうとすると吐いてしまう、とか、心身に異常を生じるとか、言えなかった苦しみの描写があってもよかったかな。3) カップルの
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ネタバレ凪良ゆうさんの作品は、「汝、星の如く」から3作品目。自分の偏見が覆される感覚に苦しみながらも、色々な形の愛の世界にどっぷりと飲み込まれた。
世間から見たら、文と更紗は誘拐犯と被害者。女児誘拐、ロリコン、ストックホルム症候群、可哀想な被害者…更紗の事を何も知らないのに、自分たちの思うシナリオ通りに、事を進めようとする大人達に反吐が出そうだった。違うんだって、ちゃんと更紗の話を聞いてあげて!と叫びたくなる気持ちだった。
梨花ちゃんただ1人だけが、更紗と文をただの人として見てくれていた。2人の関係の過去を知っても、今の2人の幸せを考えてくれる、素敵なおねいさんになっていた。
文と更紗の関係は愛とい