凪良ゆうのレビュー一覧

  • 滅びの前のシャングリラ

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    久しぶりにイッキに読めた。
    凪良ゆうさんの作品は、本当に読みやすい。
    少し、こう、人気すぎて手を出したくない感覚が
    ある人って多いと思うんだけど
    凪良ゆうさんはそれに分類されてる。
    きっと面白いんだよ、どれも。
    ただ、皆が面白いって言ってるから読む。って、
    なんだか何かに負けるような気がして、
    若干引けるんだよね。
    でもこの「滅びの前のシャングリラ」
    良すぎた。。。

    小惑星が地球に衝突し、1ヶ月後には地球が滅びるという、SFかってくらい現実味を帯びないストーリーに1つの映画を見たような、そんな気分になった。
    洋画で切なさを例えるなら、
    「アイ・アム・レジェンド」のような感じ。
    ※他作を出す

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    2025年12月02日
  • 星を編む

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    北原先生が汝星のごとくの時も素敵な人だと思ってたけど、この小説でより好きになった。
    実際にも家族の形って自分がおもってるよりも色々あるんだなと思ったことが最近あり、それでいいのかな?って思っていたけど汝星のごとくと星を編むを通して、自分が知らない家族の形ってもっと色々あるんだろうなと思った。
    汝星のごとくを読んで、星を編むを読むか迷ってる人はぜひ読んで欲しいと思った。

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    2025年12月02日
  • 流浪の月

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    面白かったです。個人的には「汝、星のごとく」を読んだときに「面白い!」と思ったが、この本はさらにおもしろかった。自分の思う「常識」「非常識」とは何だろう。そこに思い込みや押しつけ、視野の狭さやバイアスはないか。そんなことを考えさせてくれる一冊だった。

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    2025年12月02日
  • 神さまのビオトープ

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    こんなにも脆くていびつで、それでも真剣に誰かを思う気持ちがある。世間の“正しさ”から外れていても、その人自身を支える形なら、それは立派な幸福になり得ると教えてくれる物語。誰にも言えない孤独や痛みを抱えた人たちが、触れ合うことで少しずつ救われていく――読後、静かに心が温まる。

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    2025年12月02日
  • 流浪の月

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    友人に勧められて驚いた本。
    読書週間のなかった私が、ものの1週間弱で読み切ってしまった。隙あらば本とばかりに、会社の休憩時間にまで読んでいた記憶。
    凪良さんの描写が好きすぎる。こんなの経験した人にしか分からんやん…という言葉がこれでもかと詰まっている。
    『正欲』も似ているが、人の恋愛事情に軽々しく首をつっこむことの暴力性を再確認しました。

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    2025年12月02日
  • 流浪の月

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    今迄読んだ本で1番と言っていいほど誇れる作品に出会えてしまった。最後のそういうことだったのか、という展開。第三者から見たら誘拐事件だが当事者達にしか分からない気持ちや感情もあるということをひどく思い知らされた。出会えてよかった本です

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    2025年12月01日
  • 星を編む

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    「汝、星のごとく」のスピンオフ
    北原先生の過去話や、編集者2名の奮闘、北原先生と暁海のその後など

    登場人物たちのその後の関係性が編まれていく様を知れることが読んでいてただただ幸せ

    「汝、星のごとく」の作中で諦めなければいけなかったものが時間を経て救われていて涙が出た

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    2025年11月30日
  • 星を編む

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    一言メモ、みんな、それぞれ事情があって今を生きている

    前作『汝、〜』から、これを読んで、やっと、全部わかる、すごくスッキリとした終わりの本。結婚というスタート地点では、複雑な事情があって、ただ、今、これから、家族であることは、複雑な事情ではない、単純な愛情があるだけ。特殊な関係からスタートしているけど、全部がいい形に収まって、本当によかった。

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    2025年11月30日
  • 星を編む

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    汝、星のごとくの続編。
    というより、2冊で1つの物語。
    汝では、やはり虚しく、切ない終わり方だった。
    本作を通して、北原先生や暁海など、櫂と密接に関わった登場人物のその後の生活が描かれ、良かったと思える読後感。
    また、汝から読み直したい。

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    2025年11月28日
  • 星を編む

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    この物語に出てくる夫婦は一般的に見たら普通ではないけど、この本を通してみるとどこか美しく素晴らしいものを感じる

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    2025年11月26日
  • 神さまのビオトープ

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    audible⭐︎
    うる波の一途な愛、執着…
    手放さない幸せ、手放した後の幸せを想像してしまった。
    ついつい話のテンポにハマる自分がいた。

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    2025年11月26日
  • 積木の恋

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    あっという間に読み終わってしまった。
    表紙から文章からタイトルから、何から何まで好きだった。
    ガタガタでも崩れようとも、
    大切に積み上げていく二人の日々が
    膨れ上がっていく、積み上がっていく
    二人の想いが、「積木の恋」なのかな。
    と受け取った。

    私の恋は、4ヶ月前終わった。もうそんなに経つのか。また同じ悲しい結果にならないよう、ずっと理由を探しているけど、まだ腑に落ちる答えが出ない。
    でもついつい探しながらも思うんだ、きっと腑に落ちる答えなんてない。あれだけ大切だった恋が終わるしかないと納得できる答えなんて、私は絶対見つけられないし、もし見つけても認められるわけない。この問いは一生解決しない

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    2025年11月25日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    「一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」
     突然、映画みたいな話が身にふりかかってきたとしたら……。自分ならば、そんなことはまず起きないだろうって考えるだろう。
     嘘か真実か。情報社会のなかで友樹、母親の静香、友樹の同級生の雪絵、ヤクザの信士らが翻弄しながらも、各々に感じる幸せを見出だしていく。
     情報が緊迫していくなか、彼ら達の心理の変化が巧みに描かれて、臨場感にあふれていました。
     生きることを放棄したいくらい絶望的なのに、希望や幸せを見出だしていく人の力強さを感じとりました。

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    2025年11月24日
  • 神さまのビオトープ

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    ネタバレ

    胸に響く言葉がたくさんありました。
    私も鹿野くんに恋をしました笑
    好きすぎて本買いました(^-^)
    安曇くんも好きです
    心に残った文章を記録しました


    鹿野くんは好き嫌いがはっきりしている。苦手なものには向かい合わないし、克服できるようがんばることもしない。無駄な努力はしない。代わりに、好きなものには愛と力を注ぐ。わたしは、いいかげんで真面目な鹿野くんが大好きだ。(p23)

    それが美しかろうが、醜かろうが、夢はひとりで見るものだ。(p75)

    わたしも、みんな、自分が望む夢をまっとうできればいい。(p77)

    人は自分が見たいものをその目に映す生き物だ。(p82)

    鹿野くんはお気に入りを

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    2025年11月23日
  • 神さまのビオトープ

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    ネタバレ

    最初は「現実逃避の物語」や「過去との決別」がテーマなのかなと思った。
    けれど、読み進めるうちにまったく違う顔を見せる。
    それぞれの章があたたかくて、どこか救いがある。
    でも、関わった誰かが必ず“現実”に傷を負う。

    これが、生霊ってやつ?

    「一緒にいたらいけないけど、一緒にいたい」
    その自分勝手さを正義として肯定してくれる物語。

    俺の近くには来ないでね。

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    2025年11月18日
  • 神さまのビオトープ

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    ヒリヒリした気持ちで読んでた。
    私だったらどうするだろう?と絶えず振り返るような気持ちで。

    うる波と鹿野くん、変わりなくて私は良かった。

    結論なんて出るのかな。
    出ないよね。
    そんな簡単に決められない。
    常識や人に何か言われたってそんな簡単に変えられるものじゃない。
    なんで他人に言われなきゃならないんだろう。
    なんで他人はとやかく言うんだろう。
    貴方の為、と言う大義名分を振りかざして。
    ほっといてくれ。私も貴方のことはほっておくから。

    私も今、旦那と愛犬が幽霊となったらそのまま変わりなく一緒に暮らすかな。
    もちろん、見えて会話できて少しでも体温が感じられたら…だけど。

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    2025年11月17日
  • 神さまのビオトープ

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    大好きな一冊に。人それぞれの幸せを生きればいい。人にどう思われても自分が正解と思ったらそれが正解。四編の物語で全部よかったけど秋くんとロボットの春くんの話が特に好きだった。
    主人公の否定から入らない性格がとても好きだった。自分が悩んでいることは、内容は違えど同じように他の人も悩んでいるかもしれないと思える一冊。

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    2025年11月16日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    著者の人は何故こんなに色々なジャンルに精通しているのだろう、と思った。反社や芸能界、複雑な家庭環境まで。
    地球滅亡の危機ということもあり、動きを感じられる描写が多くて読み飽きない。
    登場人物の個性がこの本の一番の魅力だった。

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    2025年11月16日
  • すみれ荘ファミリア

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    2025/11/15
    あらすじを見て、タイトルを見て、作者を見て、うっすらともしかして…と思いつつもほのぼの系の下宿に集う人たちのお話なんだろうなと思ったら全然そんなことありませんでした。
    奥さんを不慮の事故で亡くした主人公の和久井は自転車に乗っていたら芥という小説家の青年と接触事故を起こしてしまい、彼の腕が治るまで和久井が運営するすみれ荘の下宿で一緒に暮らし、小説を代わりに口述筆記することになった。
    一緒に下宿している他のメンバーともあんまり関わろうとしないぶっきらぼうな芥となんだかよく分からないけど行動を共にするようになる和久井と、その周りの人たちとの関わりを描いた小説です。
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    2025年11月15日
  • 美しい彼(5)

    匿名

    購入済み

    美しい作品

    作画が本当に美しい。物語も美しい。
    攻めへどんな感情を持ってるか分からないクールで冷めてた受けが、どんどん感情を出していくところが読んでてドキドキです。

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    2025年11月15日