凪良ゆうのレビュー一覧

  • 滅びの前のシャングリラ

    Posted by ブクログ

    隕石衝突で人類滅亡?どうやってもSF色になるやん。
    凪良ゆう先生と担当編集さんならどう作り上げるんかな?と思いながら、
    普段なら絶対手に取らない設定の小説を凪良ゆう先生の大ファンだから読まなきゃという使命感で手に取りました。

    結果、大ハマリ。大感動。有り得ないほどの読書体験。もはやアトラクション。でした。

    この世の不条理を受け入れ、歪ながらも形になる。
    滅亡しないからこそ諦めていた本当に欲しいもの、やりたいこと、なりたい自分が、滅亡という大ショックな未来がキーとしてどんどん湧き出てくる。

    もちろん世界はそうなるよな、うんうん。
    ただ、そうなるにも理由があるよな、わかる。
    あーーそういう解

    0
    2026年07月29日
  • 流浪の月

    Posted by ブクログ

    この本を読み終える頃には、当たり前。普通。常識。そんな固定概念を少なからず持ってしまっている自分に反省しました。昨今LGBT問題を目にする事も多くなりましたが、こんな愛のあり方もあるのかとハッとさせられました。
    自由である事は理解されない事も多いし、そうあろうとする事は息苦しい世の中であるなーとも感じました。この本を読む事でまた新しい価値観が見出せた一冊です。

    0
    2026年07月28日
  • 流浪の月

    Posted by ブクログ

    週刊誌に書かれた誰かのタレコミを、真実かもわからないまま自分の歪んだ正義感で話を広げていく。自分のレールから外れている人をおかしいと言う。SNSが発展してからより顕著になった事実と解釈の歪みが、どこにも充てることができない悔しさや怒りになっている私の心にスッと入り込む素晴らしい物語だった。読み終わった後、正でも負でもない涙がじわっと広がった。言語化できなかった、できたとしてもどうしようもならなかった気持ちに気付かされた気分。読んでよかったです。

    0
    2026年07月28日
  • 神さまのビオトープ

    Posted by ブクログ

    亡くなった夫の幽霊と一緒に暮らし続ける女性。ロボットを親友として心の支えにしている少年。まだ大人になりきらない未成熟な少女を見守り続ける青年。ひたすら美を追求しては辛かった過去の復讐を繰り返す女子高生。そして彼女のストーカーに疑われながらも接触を続ける美大志望生。

    世の中の一般常識や世間体から見れば、はみ出てしまうような人たち。そんな彼や彼女の心の葛藤が、こんなにもストンと自分の心の中に沁みてくるとは思わなかった。

    前掲の人々は、なんとか前向きに生きていこうとするのだけれど、家族、学校、会社、地域の共同体の人たちの目は厳しく、傷ついてしまうことも。

    そんな煩わしいことはまずは横に置いてお

    0
    2026年07月28日
  • 神さまのビオトープ

    Posted by ブクログ

    「誰かに迷惑さえかけなければ、いろんな幸せのかたちがあってもいい。」
    人を想う気持ちに、型やルールはない。

    世間の“普通”から少し外れていても、その人にとって心地よい生き方や愛し方なら、それがその人らしい幸せなのかもしれない。

    0
    2026年07月27日
  • 滅びの前のシャングリラ

    Posted by ブクログ

    いやー面白かった!
    凪良ゆうさんらしさが良い意味であまりない気がした。シンプルに世界滅亡ものが面白いよ。

    後書きに書いてあったが、世界滅亡ものは滅ぶまでの期間でストーリーが全く変わるらしい。
    1週間しかないものもあれば、8年後のものもある。
    そんな中、本作は1ヶ月という社会が壊れるには十分かつ立て直しもできない期間です

    0
    2026年07月26日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    登場人物それぞれが悩みや葛藤を抱えながらも、表現が滑らかで優しくて、どんどん読み進めてしまった。
    周りから見たら「可哀想」「変わってる」と思われてしまうような立場かもしれない登場人物たち。
    でも、本書で垣間見ることができた彼らたちの人生は、少し味わってみたいと思うほど豊かで、優しくて。
    「失うことや持ってないことで得られるものもある」
    本当にその通りだ…肩書きだったり「人から見て幸せと思えるもの」は、あればある程よいと無意識に思い込んでいた自分を少し戒めた。
    また読みたくなる、お気に入りの1冊になった!!

    0
    2026年07月25日
  • 滅びの前のシャングリラ

    Posted by ブクログ

    1ヶ月後に世界が終わるとしたら人々はどのような生き方をするのかをいい面も悪い面もリアルに想像できた。
    それぞれコンプレックスを持っていた登場人物たちが世界の終わりに向けてそれぞれが本当の幸せを見つけていく物語が鮮やかに描かれていた。
    自己啓発本でも「自分の死に際を想像すると他人に優しくなれる」など書いてあるが、あまり想像しきれていない部分が多かった。死ぬときのどんな自分でありたいかを考えて日々生きていけるようにしたい。

    0
    2026年07月25日
  • 滅びの前のシャングリラ

    Posted by ブクログ

    「世界が終わる時あなたは誰と何をする?」

    あたしたちは、なんで、まっすぐ生きられないんだろう。

    乱暴で甘い風に吹かれ、ぼくの心に理科の実験で使うプレパラートが舞い上がる。

    一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。
    そんな現実感のない地球滅亡の報せに、人間は瞬く間に世の中を荒廃させた。
    だからこそわかる、「自分」や「自分にとって大切な物や人」を世界の最後の日までもがき苦しみながら大切にする人達の物語に、今の私なら何が大切で誰と過ごすことを望むかな…と考えさせられた一冊でした。

    そして凪良ゆうさんの表現する言葉を改めて好きだと思えました!

    友樹の好きな人で心が乱れる様子を舞い上がるプレパ

    0
    2026年07月20日
  • 汝、星のごとく(3)

    Posted by ブクログ

    北原先生の奥さんって死別かと思ってた‼︎

    こんな壮絶な人生を送っている人もいるのかな…
    はぁぁ…。
    このお話はみんな自分なりの幸せを手に入れているから救いがあるね…
    世間一般では問題ありまくりの人達だけど。
    本人が納得しているなら良いんだよね。

    0
    2026年07月19日
  • 滅びの前のシャングリラ

    Posted by ブクログ

    内容はとても重たいはずなのに、最後まで登場人物たちのやり取りが人間くさくて面白く、最後はすっきりした気持ちで迎えられました。

    0
    2026年07月18日
  • すみれ荘ファミリア

    Posted by ブクログ

    平和そうな話も、凪良ゆうの手にかかると不穏でとんでもない話になってしまう…ドロドロといっても過言ではない。

    自転車で跳ねてしまった相手が作家で手が痛くて仕事できないという。下宿を営んでいるので、空き部屋に入ってもらい、文字を口述筆記することになった。轢かれた人は芥一二三。和久井の離婚して別々に住んでいる弟のような気がする。

    美寿々はPMSがひどい。夜ご飯がいるのは芥だけだったので、居酒屋に行く。

    妻が亡くなった後、妻の両親は娘を連れ去った。隼人はテレビ番組の制作会社に勤務している。

    0
    2026年07月17日
  • わたしの美しい庭

    Posted by ブクログ

    読み終わった後、優しくなれる1冊。

    「みんな当たり前のように、それぞれ不安がある」
    この言葉を聞いて、心が軽くなったように感じました。

    凪良ゆうさんの作品は、どん底に落ちる登場人物の描写が印象的で、登場人物と同じような経験をしてもしていなくても感情移入してしまう…それくらい心打たれる作品が多いです。

    縁切り神社が舞台ですが、良い縁のおかげで前向きになれるという救いがあるのが本当に素敵。


    P271 「『ぼくたちは同じだから仲良くしよう』より、『ぼくたちは違うけど認め合おう』の方を勧めたい。」


    読み終えた時、この言葉が最も心に響きました。

    登場人物の背景は一見すると「普通とは違う」

    0
    2026年07月16日
  • 未完成

    購入済み

    作者の作品は

    心の揺れの描写が素晴らしいですね。

    一躍有名になった、別作品を読破して、この小説も、読んでみようかな、程度でしたが、大正解でした!

    挿絵が時々、清居くんや、平良くんに見えたりするのも良き!

    何年もの時を経て、幸せな2人を読めて、本当に良かった。

    #感動する #ハッピー #胸キュン

    0
    2026年07月16日
  • 神さまのビオトープ

    Posted by ブクログ

    事故死した夫鹿野くんの幽霊と一緒に暮らしているうる波の物語です。
    世間から切り離され、皆に理解されなくても鹿野くんとの2人の世界を選ぶうる波。何だか切ない>_<

    人が愛する対象はそれぞれ。そして、その愛する人との寄り添い方もまた違う。
    当たり前の事の様に思っていましたが、私の普通(?)とは全く違う愛の形の物語に引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。

    0
    2026年07月16日
  • 憎らしい彼  美しい彼2【SS付き電子限定版】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    野口さんと言う平良の師匠のような存在ができたことで、より平良の核心が見えた気がしました。
    野口さんは、テキトーなようでいつも核心をついた鋭い発言をするので、自分にも思い当たることがあって、不覚にも考えさせられるところがありました。

    この話では、清居が拉致・監禁されるという大大大事件が起こるのですが、事件を通して、ちょっとした変化があったり、新しいことに気づいたり、いつもよりほんの少しだけ素直になって、本音を伝え合うきっかけになって二人にとっては最終的に結果オーライだったのかな、、と思いました。

    絶対にお互いがお互いを1番大切に思っているのに、一緒に生活しててもすれ違わずにはいられない2人に

    0
    2026年07月15日
  • 憎らしい彼  美しい彼2【SS付き電子限定版】

    Posted by ブクログ


    お互いは依存レベルで大好きなのに、清居は近づきたい。でも平良は近づきたくない。噛み合いそうで噛み合わない2人を見てて、外見は「仲良し夫婦」、でも中身は「不仲な夫婦」みたいな、不釣り合いなのか釣り合ってるんだか、、
    だけど、平良が消えたら清居は絶望するだろうし、あんなに平良も離れたがってるけど、結局は清居が消えたら絶望する。
    依存し合うならそれだけでいいけど、噛み合わないところがある、このもどかしさが魅力でもあるんじゃないんでしょうか。


    やっぱり気持ち悪い攻めは最高だと思います

    0
    2026年07月13日
  • 多類婚姻譚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    個人的にはPosition Talkが1番突き刺さった。
    私自身、朱里と似た考えなので朱里の言っていることがよくわかった。
    ただ、きっと異動というきっかけ以前は朱里ももう少し律の男性故の苦しさや男女どちらの立場も踏まえて考えられる人だったのだと思う。
    自分自身に降りかかった性差別(よりにもよって大切な恋人と自分がその天秤の材料)によって、より女性の不平等さを意識することになるのはしょうがないと思ってしまった。
    言葉は過激になり、男性を「教育」「しつける」「自分のもの」という逆の立場なら100%性差別だと訴えるような言葉がでてきたときはとても辛かった。
    ただ、日常でもこういった会話は女性間でされ

    0
    2026年08月20日
  • 滅びの前のシャングリラ

    Posted by ブクログ

    世界が滅ぶからこそ、この人たちは出会えて、それぞれの幸せになれたんだろうな。これを幸せと言って良いかは分からないけど。世界が滅ばなければ、出会うこともなかったんだろうな。いつかこの小説のように世界が滅ぶとしたら、私は何を想うかな。

    0
    2026年07月11日
  • 薔薇色じゃない

    Posted by ブクログ

    華やかさ、派手さはないBL。
    落ち着いた大人のリアルな恋愛だった。
    復縁に至るまでの2人の葛藤、光流と慧一どちらにも共感できて途中苦しくなった。

    0
    2026年07月11日