凪良ゆうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
隕石衝突で人類滅亡?どうやってもSF色になるやん。
凪良ゆう先生と担当編集さんならどう作り上げるんかな?と思いながら、
普段なら絶対手に取らない設定の小説を凪良ゆう先生の大ファンだから読まなきゃという使命感で手に取りました。
結果、大ハマリ。大感動。有り得ないほどの読書体験。もはやアトラクション。でした。
この世の不条理を受け入れ、歪ながらも形になる。
滅亡しないからこそ諦めていた本当に欲しいもの、やりたいこと、なりたい自分が、滅亡という大ショックな未来がキーとしてどんどん湧き出てくる。
もちろん世界はそうなるよな、うんうん。
ただ、そうなるにも理由があるよな、わかる。
あーーそういう解 -
Posted by ブクログ
亡くなった夫の幽霊と一緒に暮らし続ける女性。ロボットを親友として心の支えにしている少年。まだ大人になりきらない未成熟な少女を見守り続ける青年。ひたすら美を追求しては辛かった過去の復讐を繰り返す女子高生。そして彼女のストーカーに疑われながらも接触を続ける美大志望生。
世の中の一般常識や世間体から見れば、はみ出てしまうような人たち。そんな彼や彼女の心の葛藤が、こんなにもストンと自分の心の中に沁みてくるとは思わなかった。
前掲の人々は、なんとか前向きに生きていこうとするのだけれど、家族、学校、会社、地域の共同体の人たちの目は厳しく、傷ついてしまうことも。
そんな煩わしいことはまずは横に置いてお -
Posted by ブクログ
「世界が終わる時あなたは誰と何をする?」
あたしたちは、なんで、まっすぐ生きられないんだろう。
乱暴で甘い風に吹かれ、ぼくの心に理科の実験で使うプレパラートが舞い上がる。
一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。
そんな現実感のない地球滅亡の報せに、人間は瞬く間に世の中を荒廃させた。
だからこそわかる、「自分」や「自分にとって大切な物や人」を世界の最後の日までもがき苦しみながら大切にする人達の物語に、今の私なら何が大切で誰と過ごすことを望むかな…と考えさせられた一冊でした。
そして凪良ゆうさんの表現する言葉を改めて好きだと思えました!
友樹の好きな人で心が乱れる様子を舞い上がるプレパ -
Posted by ブクログ
読み終わった後、優しくなれる1冊。
「みんな当たり前のように、それぞれ不安がある」
この言葉を聞いて、心が軽くなったように感じました。
凪良ゆうさんの作品は、どん底に落ちる登場人物の描写が印象的で、登場人物と同じような経験をしてもしていなくても感情移入してしまう…それくらい心打たれる作品が多いです。
縁切り神社が舞台ですが、良い縁のおかげで前向きになれるという救いがあるのが本当に素敵。
P271 「『ぼくたちは同じだから仲良くしよう』より、『ぼくたちは違うけど認め合おう』の方を勧めたい。」
読み終えた時、この言葉が最も心に響きました。
登場人物の背景は一見すると「普通とは違う」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ野口さんと言う平良の師匠のような存在ができたことで、より平良の核心が見えた気がしました。
野口さんは、テキトーなようでいつも核心をついた鋭い発言をするので、自分にも思い当たることがあって、不覚にも考えさせられるところがありました。
この話では、清居が拉致・監禁されるという大大大事件が起こるのですが、事件を通して、ちょっとした変化があったり、新しいことに気づいたり、いつもよりほんの少しだけ素直になって、本音を伝え合うきっかけになって二人にとっては最終的に結果オーライだったのかな、、と思いました。
絶対にお互いがお互いを1番大切に思っているのに、一緒に生活しててもすれ違わずにはいられない2人に -
Posted by ブクログ
ネタバレ個人的にはPosition Talkが1番突き刺さった。
私自身、朱里と似た考えなので朱里の言っていることがよくわかった。
ただ、きっと異動というきっかけ以前は朱里ももう少し律の男性故の苦しさや男女どちらの立場も踏まえて考えられる人だったのだと思う。
自分自身に降りかかった性差別(よりにもよって大切な恋人と自分がその天秤の材料)によって、より女性の不平等さを意識することになるのはしょうがないと思ってしまった。
言葉は過激になり、男性を「教育」「しつける」「自分のもの」という逆の立場なら100%性差別だと訴えるような言葉がでてきたときはとても辛かった。
ただ、日常でもこういった会話は女性間でされ