凪良ゆうのレビュー一覧
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え、そういう終わり方なん。
って言いたくなるような、
もっと続いてほしいって思わされるほどに展開が優しくて悲しくてだけど幸せで。
めちゃくちゃに荒廃していく世の中で
ほんとうのじぶんを見つけるために足掻く人々の姿が苦しくて、
途中で何度か読むのやめようかなと思ったくらい。
(というか凪良ゆうさんの作品には、個人的に感情移入しすぎて途中でしんどなること多い)
でも自分が本当に守りたいと思ったことをボロボロになっても守り抜こうとする姿勢や、
そこに客観的な善悪の区別はあると思うけど正しいと思うことは理屈を持って貫くことは、
嫌いじゃないし、ある意味スカッとした笑
いやーでもそうかぁ。
最後そ -
Posted by ブクログ
人に助言をすることの難しさ。
自分が言ったことを取り入れたことで相手のよさが損なわれてしまうかも知れない。
そう思うと怖くて何も話せなくなってしまいそう。
周りの人に何を言われようと己を貫ける人やどんな影響を受けてもよい結果にたどり着ける人こそ「天才」だったり「本物」だったりするのだろうけれど、そんな人ばかりではないし。
それでも大切に思っている人にだけは自分なりに相手のことを思って伝えていくしかないのだろうなと思う。
『美しい彼』を読み、ひらきよがとても気に入ったので少しずつゆっくりじっくり読んでいこうと思っていたのに、読み始めると止まらず、あっという間にこの作品までたどり着いてしまった。 -
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ネタバレ「汝、星のごとく」を読んで、登場人物の感情がふわっと香ってくるような表現が好きになり本作を読みました。
「神様のビオトープ」では、妻「うる波」さんにしか見えない幽霊、夫「鹿野くん」と共に暮らす中で身の回りでおこった答えのない四つの歪な愛に関する出来事について、夫婦二人がそれぞれの心境を伝えたり、伝えなかったりする作品です。自身も「鹿野くん」に対して、歪な愛をもつうる波さんが、常識と道徳と愛の共感で自身の行動を選択するところが見どころだと思いました。
私の心が最も動かされたシーンは、春君、秋君についてうる波さんが語る場面です。私も鹿野くんと同じように、固定概念による偏見があったことを認めさ -
Posted by ブクログ
世界はこんなにも多様な愛で溢れていて、しかもきっと昔からそうなのに、いつからこんな正しさという曖昧な枠組みができてしまったんだろうか。
私もその正しさの枠にはまりたくて、はまっていないことに焦りを感じて、でもはまりにいくのもめんどくさくて。まあこのままでもいいか〜とそこに無頓着になれるほどまだ大人にはなれていないけど、誰かやなにかを大切に思う気持ちも思わない気持ちも、内心はすべてわたしだけのもので、わたしの世界の軸はわたしが決めてもいいんだということを教えてくれてた。とは言いつつ、わたしは世界に軸をおいてしまいがちなので、そんな自分の価値観で自分の首を絞めてるんだよね〜。人生楽しいし不満はな