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小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。 百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。 三人が住むマンションの屋上。そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。 地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。 悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが――
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年02月27日
流浪の月、汝、星の如くに続いて凪良先生の本は3冊目。気付いたら、複雑な人間関係を鋭く繊細に描いている作品ばかり選んでいました。意図したわけではないけれども。
もちろん、小説なのでドラマチック仕立てだし、わたしの世界からはすこし現実離れしている設定です。だけど、「人間だもの」という言葉があるように、い...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月11日
縁切りの神社が屋上にある、少し変わったマンションに住む人たちの日常を描く。
登場人物は、神社の宮司であり翻訳者の仕事を持つ、統理と養女の百音(10歳)、マンションの住人で病院スタッフの桃子(39歳)、小ぢんまりとした移動バーのマスターであり同性愛者の路有、元マンション住人で鬱を患っている基。
彼らが...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月28日
住人の桃子の話がよかったです。
高校の同級生、運命の人って感じ。
ずっと想い続けているけど、それだけじゃなく、
想いを持ちながら未来にも歩いていく。
切ないけど、強いなぁって想いました。
淡々と生きるって難しい。人はなんで自分のことは棚の高いところにあげて、人のこととやかく言うんだろう?
まぁ、そ...続きを読む
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